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2015

1118

 私は、この文章を基本的に、一度アップしたら読み返しません。いや、大した人数に読まれていないとはいえ、世界に発信しておいてなんですが、何書いてんだコイツという思いが少なからずあったりなかったり。学生時代の文集を晒される行為に似たものがあるとも言えるでしょうか。なんて素敵な被虐趣味なんでしょう。なんやかんやで、量が膨大になったというのも無論ありますが。
 という訳で、正直、今までに何を書いたか、正確には記憶していません。既にこのネタ自体、一回書いた気すらしてきました。調べてみると、五年前に書いてました。ちゃいますねん、本題はこれからですから。とあることを調べる為に、ブログ内検索をしていたら、『やることが無くなったので黄龍ちゃん再開します。七期ですね』的なことが書いてあったんですよ。完全に現状と丸被りで、自分の成長しなさっぷりに驚きました。何かこう、キリもいいですし、年内はスピンオフを含む黄龍ちゃん以外で引っ張って、年明けに十一期でいいかなぁと、頑張って引っ張ってるところなので。月読教授は二回やったし、そろそろいっぱいいっぱいなのです。来月辺り、何か変なのを書き出したら、力尽きたなと思ってもらっても、そんなに間違っていないと思われます。

(・ω・) そこまでして年明け再開に拘る理由は、無いっちゃ無いがな

【愛の強要は搾取と変わらぬ】
マ:今日の仕事は、献血の手伝いやでー。
メ:本当、何でもやらせるよね。
マ:さぁ、道行く衆愚共から口八丁で血を絞りとる作業に入るでー。
メ:間違ってはいないけど、言い方って大事だなって思うよ。


【関係者に働く独特の勘】
マ:お、そこの嬢ちゃん、いっちょ抜いてかんかー?
朱:ふに?
メ:なんだろう、この触れちゃダメな感じ。
マ:何や知らんが、精製したら、えらい妙薬ができる気せーへんか。
メ:うん、現場の知識しかないけど、そこのところは同意できるかも。
朱:ふにふに?


【別世界の記憶が混線するからしょうがない】
マ:年齢制限で引っ掛かるとは、迂闊やったで。
メ:何でか分からないけど、あの見た目で充分以上に生きてる感じがあったもんね。
朱:小学生なのに声を掛けられるとは思いませんでした~。
マ:ホンマか? 実は五千年とか生きとるんちゃうんかい。
朱:な、何でそこに、トコトン食い付くんですかね~。


【不足してると言う割に対策はショボい】
朱:とりあえず、お詫びの印にお菓子を頂きました~。
マ:知っとるか、嬢ちゃん。
  見ず知らずの大人が子供に菓子を差し出したら、大体、よからぬことを考えてるねんで。
朱:そ、そうなんですか~?
マ:善意で成り立たせようとしとる献血自体ロクなもんやないっちゅうたら、それまでやけどな。
メ:先生に怒られたからって、業界批判はやめておこうよ。

 献血だけで色々転がせそうなのに、朱雀だけで終わってしまいました。この生き物は作者に楽をさせてダメにする、悪魔の類なのではないでしょうかと、ドヤ顔で言ってみます。
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2015

1115

 名字、苗字、姓、色々な呼び方はされますが、私達日本人にとって最初にくる名前は、ファミリーネーム、家名と称されます。文字通り、家を示すものです。この歴史は古いと言えば古いのですが、庶民にとっては明治政府が全国民に許可したのが始まりという、案外、大した後ろ盾の無いものでもあります。一応、建前としては四民平等の象徴みたいな感じだったのでしょうが、個人的には各藩が個別にやっていた戸籍管理をしやすくする為の処置だと思っています。この解釈が一番合理的ですもの。
 一方で、書いたことあるんだか無いんだか分かりませんが、個人的な見解として、現代社会に於いて結婚というものの存在価値が今一つ分かりません。好きあって一緒に暮らして子供を育むことに、役所の許可が必要なのでしょうか。当人同士、家同士の問題でケリを付けるべきことに思えるのですが。同性婚の時も触れましたが、役所が認めたからといって、それが彼ら、彼女らの求める世間の公認というのとは、ちょっと違うような気もしていますし。それでも尚、結婚というシステムに意義を見出すとすれば、家族を作る宣誓ということでしょう。ならば当然、家名は同じものを使うべきであり、夫婦別姓には賛同できないというのが、私の見解です。
 年内を目処に、最高裁が夫婦別姓、並びに女性のみ離婚後半年再婚ができないというのが違憲ではないかという問題を結審するという報道を見掛けました。どちらも、一審、二審共に棄却されたそうですが。前述の通り、私は夫婦別姓には反対です。どうしても実の両親の家名を使いたいと言うのであれば、旦那の方を説得すべきなだけの話であって、女性同権論を絡めるのは筋違いです。夫婦共に絶対に譲らないというのであれば、そもそも結婚なんてする必要はないのではないでしょうか。
 離婚後の再婚については逆じゃないですかね。男も半年禁止にすれば、綺麗さっぱり解決するような。この場合、明らかに夫婦不和の過程があって、他の異性に惹かれた男女が存在しての再婚ですから、そんな慌てて籍を入れ直す様なものでも無いでしょう。その間に出来た子供の親が誰であるかが問題になるという話も絡んできてるそうですが、それはもう、普通に結婚してても起こりうる展開ですし。現代社会にはDNA鑑定という強い味方が居ます。男女共に、受ける覚悟があるかどうかは、また別の話ですが。

(・ω・) ところで一審二審で棄却された問題を扱うって、ちょっと偏ってね?

【何一つとして安心できる要素が無い】
則:ふむ、風邪じゃな。開腹手術をしようと思うが、どうじゃ。
患:快復……病気が治ることですよね?
則:腹を開くから、開腹じゃ。
患:風邪で、ですか?
則:案ずるでない、純粋に妾の趣味じゃての。


【野に放す方が危険だという考え方】
メ:何でこの先生、クビにならないんだろう。
マ:人間性よりも、技術と知見を重視しとるらしいで。
メ:限度ってものがあるんじゃないかな。
則:生きた人の肉を裂ける数少ない仕事じゃから選んだと言うに、
 ここのところ回して貰えんでつまらんのぉ。
マ:別の意味で病院入れないとダメな人だと思うよ、これ。


【誰も哲学的解答は求めていない】
則:それにしても、電気メスはいかんの。血も少なければ、抵抗も少ない。
  これを手術と呼ぶのは、邪道というものじゃ。
メ:手術って、なんだっけ。
マ:なんやろなー、一介のナースには難題すぎるわー。
メ:そうやって、立場を上手いこと使い分けるの、得意だよね。


【英才教育を施されても困りますが】
則:まあよい、今日のところは研修の小僧っ子で遊んで、満足するとしよう。
マ:これが大病院の知られざる暗部やでー。
メ:一般的みたいに言われても困るんだけど。
則:何を言う。専門も決めておらぬ若造など、どの様に扱おうとこちらの勝手じゃろ。
メ:汎用性の高い料理の素材みたいに言ってるけど、
 できれば普通に育てて欲しいなって、ちょっとくらいは思ってみたり。

 医者枠が要るなぁと思って、誰だったら一番嫌だという観点から、最初に出てきたのは朱雀でした。でもアレの場合、何をやっても面白い生き物なので、スピンオフまで出てくる必要はないなとパス。結果、武則天になりました。これが正解であったかどうかは、いずれ分かるかと思われます。

2015

1113

 聞くところによると、民主党が解党するかも、という話だそうです。要約すると、解党して元維新などのその他大勢野党と合流して、看板を付け替えて、来年の参議院選に挑むということでしょう。ドサクサ紛れに小沢一郎氏が復帰したら楽しそうなことになりそうです、ダメな方向で。今時、こんなのに騙される有権者が居るのかとも思うのですが、細川政権のことなどすっかり忘れて民主党を与党にしちゃった日本人ですから、遠くない将来、やらかすかも知れません。表に出てくる顔ぶれが変わるまで待たないのでいけないので、しばらくは平気なんじゃないかとも思えますが。あれだけやらかして、なんでまだ岡田代表なんですかね。院制を敷く程の政治力もないなら、政党なんて運営しようとしなければいいのに。
 それはそれとして、ちょっと注目しているのは、解党前提で考えた時、どの様な政党名にするかです。さりげにこれは難題なのですよ。今、日本で衆参5議席以上を有している政党は、自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、維新の党、おおさか維新の会、社会民主党、生活の党と山本太郎となかまたち、次世代の党、日本を元気にする会、なのだそうです。漏れがあったらすいません。これらの政党と被りが無いように、且つ、あまり奇をてらった名前にしては有権者の支持を得られません。なかまたちに入れたいでしょうか。個人的にはちょっと無理です。何でひらがなやねん。頭悪そうにしか見えんわ。となると二字熟語か四字熟語で、略称が五音くらいになり、語感がよく、字面もよい政党名を捻出しないといけないのです。あの、日本語さえ定期的に怪しくなる民主党と愉快な仲間達に、その様なセンスがあるのでしょうか。実に楽しみなので、是非、解党して看板の付け替えをして欲しいと思っています。

(・ω・) 本命は、揉めた末に、じゃあ新生民主党でってなることだがな!

【割かしペテンに近い言い回しの様な】
マ:ウチは注射、得意やでー。
  いい年したオッサンが、目を逸らしてビクビクしとんのを見とると、
 得も言われん楽しさが湧いてくるんや。
メ:それ、得意って言うの?
マ:仕事をする上で不快感がないっちゅうんは、自信がある証拠なんやで。


【医療行為に見せかけた心理実験の可能性】
マ:大体あないなもん、言うほど痛ないやろ。何、ビビっとんねん。
メ:痛みの時間を指定されることって、意外と無いから、かな。
マ:予告せんでやったら、絶対、怒り出すやん。
メ:それは、全く別の問題になってるから。
マ:三本に一本が当たりの、ロシアン注射器とか打ってみたら、
 どないな反応するんやろなー。


【手術の時と言ってることが真逆だよね】
マ:しかし、何で人の血管っちゅうんは、あないに千差万別なんや。
  細くて埋もれとる奴は本気でぶっ刺したくなるで。
メ:いつものこととはいえ、ナースとは思えない発言があったなぁ。
マ:職業人である以前に、ウチの人格を第一に生きるっちゅうんがモットーやからな。
メ:病院の面接を受ける時、どんな猫を被ってきたのかが気になってきた。


【アンティークと古臭いには壁がある】
メ:あまり痛くない注射器が開発されたらしいし、普及すればこういう会話も減るのかも。
マ:失われていく伝統文化っちゅうやつやな。
メ:そこまでの話かな?
マ:最近の若もんに、磁気テープの記録媒体の話しても通じんのやろ。似たようなもんやで。
メ:逆にレコードとかは好きな人が集めてるのに、不思議な話だよね。

 あの磁気テープがだるんだるんになって切れたり、ひっぱりだしてグチャグチャになる思い出を共有する必要があるかについては、よく分かりません。

2015

1111

 さて、本日より新作スピンオフ、『悪魔的ナース・マモンの可憐なる黙示録(仮)』をお送り致します。元々、マモンでスピンオフやるかなー、でも題材、何にしようと考えた末にこうなりました。いえ、最初はベタに女子高生にでもしようかと思ったんですが、先代玄武と被るし、高校なんて今更やること無いだろうということからボツりました。そして白衣の天使という言葉があったなというところから、悪魔なナースが居てもいいだろうという、酷い論理展開で、こんなことに。とはいえ、病院の実態に詳しい訳でもないので、大雑把な感じでいこうと思います。この物語はフィクションです、実在の団体や人物に何の関係もありませんって書いておけば、何をやらかしてもいいんですよね?
 大した関係はありませんが、グーグル兄さんに『悪魔 ナース』でお伺いを立ててみたら、百万件を超える結果が。この国は、いつも通りダメかも知れません。

(・ω・) 尽くされたいのか、突き放されたいのか、ハッキリしようよ

【普通に考えればお迎えの方だよね】
マ:ウッチは陽気な極楽ナース♪ 地獄の門番まっしぐら~♪
メ:出勤したら、夜勤明けの同僚が奇怪な歌を口ずさんでいた。大丈夫、かな。
マ:いやー、思たんやけどな、白衣の天使っちゅうやん。
  病院で天の使いとか、ほんまに言うてええんかいなって。
メ:うん、帰って寝よう、割と本気でさ。


【誰がサポートするんだという問題は残る】
マ:ところがこの後、手術の助手が入っとんねん。
メ:考えてシフト組もうよ。
マ:問題あらへん、ウチが調子出るんは、丸一日働いた後やさかいな。
メ:担当の先生が、二人同時に執刀しなきゃならないなんてことは避けてね。
マ:そん時はナースの務めとして、患者を優先しぃってハッキリと言うで。
メ:倒れないようにするっていう発想は、無いんだね。


【病巣の摘出が患部だけとは限らない】
マ:手術、無事に終わったでー。
メ:何かあったら、大問題だったよね。
マ:心配あらへん。ここの病院、みんなが思とるより、色々な方面に顔が利くんやで。
メ:普通はそっちの心配をしないって、言って説いたら納得してくれるのかな。


【標準的大病院という偏見】
マ:ふぅ、これでようやく三時間仮眠できるで。
  その後は明日の夕方まで、何がしかやらなあかんけどな。
メ:今日の夜勤は私がやるから、本当、帰って寝て。
マ:そないに甘いこと言っとると、この病院では生き残れへんでー。
メ:何で戦場みたいに言ってるのかって思ったけど、
 たまにそれに近い状態になっちゃうのがなんともはや。

 マモンとメタトロンが主軸で進むと、マメマメマメと、随分とシュールな左端になることに気付きました。なんだ、これ。

2015

1108

 日本の野球機構には、いわゆるユースチームが存在しません。私が知ってる範囲で大雑把に言うと、小学生や中学生が硬式をやるとすればリトルリーグなどの、それを専門とするチームに所属する必要があります。小中学校のチームや部活は、基本的に軟式です。ちゃんとしたグラウンドでやらないと、硬式はとても危ないですからね。そして高校に入ると、硬式を志す野球少年のほとんど全てが、高校の部活に所属し、甲子園へと繋がる大会に出場を目指します。その後、更に競技者として上を目指す選手は、大学、企業所属チーム、独立リーグ、日本プロ野球などと、それぞれの道を歩む訳です。こうして見るととても興味深いのは、日本で硬式をやったことがある選手はプロを含めて、ほぼ高校のチームに入っているという点です。これがサッカーになりますと、各チームは若年の将来有望な少年達を集めて、それぞれに育成をします。無論、中学、高校の部活で活躍をし、そのままプロへの門を開く選手も多いので、並立といった感じなのでしょうか。少なくても日本の野球界では、まず成立しないシステムでしょう。いいか悪いかは別にして、夏の甲子園は一大産業であり、有望選手の品評会となっている側面があります。他のスポーツで普通に行われているユースチームは、この界隈では囲い込みと批判されることでしょう。まあ、少年達の方も、甲子園を諦めてまでプロ一本に絞る必要も無いというのがあるっぽいですが。私見ですが、瞬間的なものなら、プロ野球より甲子園の方が人気あるとしか思えませんもの。甲子園で活躍してから入団した方が、よっぽど待遇いいですしね。

(・ω・) 甲子園って、日本人以外には相当難解な、一種の妖怪だよね

【何がどうなってこうなった】
?:この度は、世界的に権威のある賞を受けられたということですが、
 今、どの様なお気持ちでしょうか。
月:あー、記者くん。そんな定型文の質問しか出来ないのかね。
  親にいい大学出してもらったんだろうに、もっと知性のある問答を用意したまえ。
?:こ、これは手厳しい。
月:私の研究を欠片として理解しようともしない輩には、
 何も返答する気は無いので、その心構えで頼むよ。


【壮大過ぎる自作自演に涙を禁じ得ない】
月:しかし不可解なものだよね。いくら交通費を出すと言っても授賞式をするから来いだとは。
  この大学ですればいいじゃないか。選考委員は研究者より格上と、思い上がっていないかね。
?:そ、そうでしょうか。
月:これを機に、私の名前を冠した新たな賞を作るとしようか。
  出資したいという企業が幾らでも来ているから、資金の点では何の問題もない。
?:初代受賞者は、月読教授ということで宜しいのでしょうか。
月:ノーベルがノーベル賞を受賞したとでも思ってるのか、貴様は。


【何だこの圧倒的茶番感】
月:だが、こういったものは死後、ないしは晩年にするものだからね。
  とりあえずは老後の楽しみのとっておいて、今は精力的に研究を続けようと思うよ。
?:次のテーマには、何をお考えなのでしょうか。
月:うむ、『お色気マンガに於けるラッキースケベの確率は宇宙創世とどちらが高いのか』、
 これは大論文になるよ、チミィ。
?:それが解明されれば、世界の真理にまた一歩近付くことが出来る訳ですね。
月:大分、分かってきたじゃないか、ハーッハッハ。


【二度寝が近しいようでそうでもないような】
月:という夢を見た。
黄:まあ、そんなこったろうと思ってたんだよぉ。
月:実にいい夢だった。もう一度見たいくらいだ。
  そうだ、今からでも遅くはない、昼前にもう一眠りと洒落込もう。
黄:スペイン語で昼食後の仮眠をシエスタと呼ぶけれど、
 午前中のそれは世界中探しても相当する言葉がないんじゃないかって思うんだよぉ。

 こういう最終回っぽいものを書いてしまうと本当の最終回に困るという話は聞きます。ですがこれ、いつ終わるか分かりませんし、次が載るとしても一年後とか普通にあるものなので、深く考えてはいけません。
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