2016
ブランド、という言葉があります。日本語で表現すると、特定の名前が持つ信頼の度合い、といった感じでしょうか。看板や暖簾といった単語が該当する気もしますが、この二つは店舗に限定される感じがあるので、少し狭いのでしょう。ブランドも本来、商標的に特定の商品に対して使われる言葉だったようですが、最近は個人、団体、法人、店舗と、何を対象として使ってもいい雰囲気があります。ブランドを、ブランド以外の単語を使って表現するのがこれほど大変だとは思いませんでした。こういった時こそ、和製漢語の様に新たな単語を作ればいいのに、昨今の日本人は手を抜き過ぎだと思いませんかというのは余談として。
政党名も、一種のブランドと言えるでしょう。功績も悪評も、全部ひっくるめてあの看板が背負っています。逆説的に言えばころっころ名前を変えるような政党は、詐欺師や源氏名を使う商売程度にしか信用してはいけないということです。『次世代の党』から『日本のこころを大切にする党』に改名したのは、正直、何を考えてるんだとしか言いようがありません。私みたいに、そこそこ政治ネタをチェックしてる層でもどれがどれやねんとなるのに、一般層がちゃんと投票してくれると思っているのでしょうか。そういった意味では、維新の名にしがみつく両政党は正しい行動を取っていると言えます。結局、比例で『維新』って書いたらどっちの票になるねんという問題は残っていますが。そういえば例えばですが、自民党比例立候補者で、『民主(たみかず)』って名前の人が居たとして、非拘束名簿式でこう書いたらどっちにカウントされるんでしょうか。そもそも縁起が悪いから候補として認めてくれそうもないですが、意外と選挙界隈は謎が多いです。
(・ω・) こういうのって、選管に聞いたら答えてくれるのかしら
【限りなく通常業務に近いと言える】
マ:毎日チマチマ小さな悪事を積み重ねるんと、
どっかでドカンとでかいことやらかすんは、どっちが悪魔的なんやろなー。
黄:その質問に答えを求めるのが、そもそも悪魔の所業なんだよぉ。
朱:どっちもやらないっていう選択肢は無いんですか~?
マ:嬢ちゃん、生きるっちゅうんは、善と悪の両方に絶えず触れるっちゅうことなんやで。
朱:た、たしかにそういったものかも知れませんね~。
黄:まーた、それっぽいことを言って、小鳥を騙くらかす仕事を完遂してしまったんだよぉ。
【要するに深く考えたら負けってことだな】
マ:考えてみーや。ウチら悪魔は、絶対的な善である神さんに異端認定されとるんやで。
何やっても悪いことになってまうんや。
黄:中々に、面白い解釈が飛び出したんだよぉ。
朱:雨の日に傘を差しても悪いんですかね~?
マ:はねて周りの人が濡れる可能性があるんやから、相当のワルがすることやな。
黄:そこまでの曲解が有りなら、全ての行動を善にも悪にも割り振れる訳で、
でもそれが案外、宗教や倫理の本質な気もしてきたんだよぉ。
【皆が思ってることだから問題はない】
マ:悪魔っちゅうんは、これで意外に、本気出してないんや。
黄:やる気出したらモノが違うしって言ってるニートみたいな発言があったんだよぉ。
朱:つ、月読さんの悪口はやめましょうよ~。
マ:誰があのふてくされ娘のことやゆうたんやろなー。
朱:ふ、ふに!?
黄:まあ本音というやつは思わず漏れ出るものではあるし、
悪魔に対して隙を見せた朱雀が悪いってことにしておくんだよぉ。
【乱獲に対する警鐘にすら思える】
マ:こないにしてな、誰かれ構わず心の声が聞こえるようにしてもええんやでー。
黄:この悪魔め、なんだよぉ。
朱:むしろ、どうしてやらないんですか~?
マ:そないなことしたら、社会どころか、人間そのものが消滅してまうやん。
ウチら、どうやって悪意を広げたらええねんな。
黄:目先のことしか考えられない人は種もみをそのまま食べると言うけれど、
悪魔は悪魔で、長期的視野に立って悪魔であろうとしてるんだよぉ。
加入から一年経ってないマモンさんをこれからも贔屓起用していくかどうかは、面白いかどうかという、割とシンプルな理由で決められる予定です。
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2016
先週末、都内にそこそこ雪が降り、交通機関に影響が出る程度には積もったそうです。神奈川のかなり南の方のこっちは、少し霙になったくらいで、全く積もらなかったので、関東の近場でも随分違う感じがありました。ちなみに、これでミゾレと読むそうです。英霊かよ。
そんな中、次の週末もまた雪が降るようです。何か関東の雪って週末に妙な拘りがありませんかね。二年前だかに二度大雪になったことがありましたが、あの時も週末だったような。今回は関東以外が大雪になるような予報ですが、見た感じ、こっちは今回も降る降る詐欺で終わりそうです。ふるふる詐欺って書くと、ちょっと可愛いですよね。
(・ω・) ぶっちゃけた話、これが書きたいだけだったのだ!
【無限錬成システムを搭載すればいい】
月:マニアとして、そろそろ近代兵器の神器化を考えるべきではなかろうか。
黄:伝説のマシンガンとか言われても、ありがたみは何故か微妙なんだよぉ。
月:射程距離が長いのか、ぶっ放される弾の数が多いのか、殺傷力が高いのか。
朱:それ、弾丸の方も神器化しないと意味が無いですよね~。
月:一般的な発射数が一秒当たり数十発なことを考えると、
作る方にしてみたら泣きたくなる話だな!
【敵軍にも向けたらどうなるか検証して欲しい】
月:神戦車とかどうだろう。でかくて速くて攻防力凄くて小回りも利く。
黄:その中学生が考えたみたいな性能はなんなんだよぉ。
朱:月読さんの精神年齢そのままですよね~。
月:神話に出てくる武器なんて、大体、そんなもんだろ。
黄:たしかにグングニルとか必中能力持ちで投げた後も手元に戻ってきたり、
穂先を向けた軍勢を必ず勝たせるなんて能力もあって、
考えた奴がすげーハイテンションだったのは想像に難くないんだよぉ。
【喋らないにも色々あるんだな】
月:変身ヒロインの、マスコット的立ち位置に収まりたい。
黄:さて、この場合、我々に黙秘権があるか、検討してみたいんだよぉ。
朱:どんな状況でも、不利になる場合に喋らない権利は、
有して然るべきなんじゃないですかね~。
黄:つまり、月読に関わること自体、人生における不利益ということなんだよぉ。
月:我、思うことあれど、涙を堪え、黙して語らず。
【強制操作能力付きステッキを作ればいい】
黄:それで、なんでそんな絶妙に頭悪いこと言い出したんだよぉ。
月:いやー、変身ヒロイン自体は年中テンション上げてて大変そうだし、
マスコットなら適当にサポートすればいいから楽かなぁって。
黄:本当に頭悪かったんだよぉ。
朱:でしたら、マスコットを使役する戦い方にすればいいじゃないですか~。
月:それだ!
黄:ここで、ヒロインが変身する意味が無くなるよなと言ってしまうのは無粋なのか、
今度はこっちを検討したい気分なんだよぉ。
黄龍、朱雀、月読のトリオが一番、ネタの安定感があるとは思うのですが、そればっかり書いてるとマンネリは回避出来ないので、意外に比率は少ない気はします。充分マンネリ入ってるだろうと言われても、敢えて耳を塞ぐことにしておきます。
2016
さて、数ヶ月の沈黙を破り、黄龍ちゃんが帰ってきました。月読教授や悪魔的ナースを書いていたので、そんなに空いてたかって感じもしますが。とりあえず、朱雀は献血のエピでちょこっと出てきたくらいなので、凄い久々な感じです。どんなにブランクがあろうとアレだけはあんましキャラクターが崩れないところを見るに、私の脳髄の奥深くに完全に住み着いているのでしょう。ホラーっぽくなってきました。
それはそれとして、いつものことですが、『それゆけ黄龍ちゃん!』の後ろにつける五文字くらいのカタカナを未だに決めていません。えーと、これまでがラグナロク、イノセンス、プティアンジュ、フォルテシモ、インフェルノ、セイレーン、アラヤシキ、エンプレス、プリンシパル、ですか。相変わらず、宗教系で纏めているようで全く纏めていない、よく分からん感じです。まあ、ブログ掲載分を編集して上げるまでに考えればいいので、もう少し煮詰めていこうと思う所存です。
(・ω・) ああそうさ、私は夏休みの宿題を八月末まで放置するタイプだったさ
【代替案の提示は社会人の常識】
朱:思ったんですけど~、五龍さんが眠りに就いた時、
どうして虎さんをメンバーに加えようと思ったんですか~?
青:どうして、と言われましても。
朱:だってネコ科って、他人の言うことなんて聞かないじゃないですか~。
白:うにゃ?
黄:その件に関しては長年、ちょっと思ってなかった訳でもないけど、
だったら自分で連れて来いって言われそうで封印していた部分ではあるんだよぉ。
【逆に読める奴は何処に居るんだ問題が】
青:霊格を重視した、としか言いようがありませんね。
朱:つまり、能力は高いけど人間性や持続力に問題がある、
スポ根モノみたいな感じですかね~?
黄:今日は、グイグイ来るんだよぉ。
白:空気が読めないって、強みでもあるし、弱みでもあるよね。
黄:それは素直な感想なのか、自虐的なギャグなのか、
この際、そこんところはハッキリして然るべきだと思うんだよぉ。
【焼け死んだ坊主の世迷い言だものな】
白:うー、寒寒。やっぱこの季節は朱雀ヒーターとコタツが最強だよね。
朱:ふに~。
黄:ここで、熱源たる朱雀は寒くないのかという問題が持ち上がるんだよぉ。
朱:心頭滅却すれば火もまた涼しですから~。
白:この使い方、正しいの?
黄:根本的に間違っているようで、頭がおかしいという視点で見れば近しい気もして、
感覚なんて所詮、個人差が大きいと思い知らされるんだよぉ。
【寒冷地仕様のモフモフさときたら】
朱:ところで~、猫さんって元々アフリカ出身って聞いたんですけど、
どうして寒いのが苦手なのに、北の方にも住んでるんですかね~?
白:んー? 餌追ってたら帰れなくなって、
しゃーないからそこに住み着いてる内に活動範囲広がったんじゃないの。
黄:やる気なく返答しているようで、多分正解な辺り、
餅は餅屋というか、猫のことは猫に聞くのが一番ってよく分かるんだよぉ。
やたらとモフモフなくせに、冬場は寒さで外に出るのを躊躇う猫を知っています。お前のその毛皮は飾りなのかと、ツッコむべきなのでしょうか。
2016
ハーレムものと、逆ハーレムという作品のジャンルがあります。ハーレムとは、元々はイスラム圏に於いて女性が住む居室のことを指すのだそうです。イスラム圏は一夫多妻を認める地域が多いので、転じて、一人の男性が複数の女性を侍らかすことを俗にそう呼ぶようになった様です。女性が女性を侍らかして呼ぶパターンもありますが。ちなみに日本語では奥がそれに相当します。大奥は江戸幕府の将軍家だけに使われる限定的な言葉です。
逆ハーレムはそれが反転して、一人の女性が複数の男性を侍らかす状態のことを指します。いわゆるギャルゲーの女性向けバージョン、乙女ゲーと呼ばれる作品に多く見られる設定です。昔から疑問なのは、ギャルも乙女も女の子のことなのに、何で真逆のジャンルのことを示すんでしょうか。まあ、ギャルも昔は若い女性くらいの意味だったのに、今ではイケイケの遊んでる女性のことになってるんですから、言葉なんてそんなものなのかも知れませんというのは余談として。
少し思ったのですが、ハーレムものの主人公は割と画一的です。前髪が目に掛かる程度の中途半端な長さの黒から青髪、或いは茶髪で、感情の起伏が少なそうな整った顔立ち、体型は細めながらも筋肉質と、誰を連想するかは皆さんにお任せしますが、大体こんなものでしょう。一方で、逆ハーレムの主人公は随分と幅が広いように思えます。ハーレムもの主人公でスパロボ的なお祭り作品を作ったら誰が誰だか分からなくなりそうですが、逆ハーレムはそれを集めてハーレムものに出来るんじゃないかってくらいバリエーションがある感じです。ここから考えられることは、ハーレムものと逆ハーレムは、男女それぞれの需要を満たしている作品群ではあるものの、それなりのアレンジを加えているということです。男性は没個性の方が感情移入しやすく、女性は具体的な性格付けがなされていた方がいいのでしょう。前に黄龍ちゃんで、男の子向けのヒーローは仮面やらで素顔を隠すけど、女の子向けは綺羅びやかに着飾ると書いたことがありますが、それに通じるものがありそうですよね。
(・ω・) ハーレムハーレム書いてたら、ハーレムがゲシュたってきた!
【理想的じゃないかと思ったらもう末期】
彩:んーと、こっちの家臣にこれだけの石高を与えると不公平感が増すから――。
麗:流石は数学の先生ですね。数字に強いというのは、この時代では相当の強みです。
彩:一応、私、姫って話じゃなかったかな。
何でこんな、国の方向性を左右するくらい重要な仕事をやらされてるの?
茜:希望するなら、天守閣の一室に閉じ籠もって、
無口な女中が世話をするだけの生活を用意してもいいけど。
彩:いやー、やるべき仕事があるって、実は素晴らしいことだよね。
【泰平の世で奥を作るまでは死ねない】
千:さぁて、ドンドンと僕の立場が危うくなってるよね、これ。
麗:安心して下さい。最初から期待している方など、何処にも居ませんから。
千:うん、お約束ありがとう。
茜:大丈夫、千織君には、城を枕に大量の火薬に火を付けて、
敵の大群を道連れにするっていう大事な役目があるから。
千:アメリカ映画ならそれでハッピーエンドなのかも知れないけど、
僕は現世にしがみついてこそ勝者って考え方だからね!
【凡庸を自覚するのは大切なこと】
千:こんなことなら、公康のところに残るんだったな。
茜:別に、今から戻ってもいいよ?
千:それはそれで、釈然としないなぁ。
茜:裏切りを繰り返して生き残れるのは利用価値がある間だけだって、
歴史上の基本は教えておくけどね。
千:何を仰られますか、茜さん。
ぼかぁ、離反した時からこの家に骨を埋める気で満々でしたよ。
【見返りが期待できるだけマシとか言い出しそう】
千:さぁて、今日も今日とて何の面白みもなくて平々凡々だけど、
無難で堅実な仕事に精を出すことにしようっと。
麗:若干の、ヤケッパチ臭を感じるのですが。
茜:手が動いてる間は大丈夫だったりするんだよ。
世の悪徳企業は、それを利用して労働者を酷使してるんだけどね。
麗:戦国武将も似たようなものだと考えると、少し奥深い気がしてきました。
何か幾らでも続けられそうな物語ですが、これにて一先ず終焉です。次があるとすれば黄龍ちゃん十一期が終わる秋頃でしょう。何て気の長い話なんだと、自分でも思わなくもありません。
2016
アニメ、『おそ松さん』が好評を博しているそうです。私は視聴していないのですが、意外と赤塚テイストを盛り込んでいて、リメイク系の作品としては悪くない出来という話です。どこかで再放送される機会があれば録画してみようかと思っています。それをいつ見るかについては、私の気分次第というのはさておいて。
ところで、西ノ宮家に三つ子が居ますよね。彼女達を出そうと思ったのには色々と思惑があったのですが、おそ松達、松野六兄弟が元ネタの一つであることは間違いありません。正確に言うと、60~70年代に掛けて結構居た、判子型とでも称すべき一卵性多胎児全般ということになりますが。でも、そういったキャラクターは、大体が双子か三つ子のイメージがあります。見分けが付かないというテーマで使うのであれば双子で充分ですし、数の暴力的な扱いをするのであれば、三つ子で事足ります。四人となると、くどいというか、過剰表現過ぎないかと、躊躇う気持ちが出てきてしまう感があります。実際、私もそんな理由で三つ子にしたと記憶しています。そう考えると、四どころか、五を飛び越えて六つ子を産みだし、しかもそれをキャラクターとして成立させてしまった赤塚先生の天才性は如何ばかりのものかと感嘆してしまいました。これを、ただ数を増やしただけじゃないかと解釈してしまうのは、完全にコロンブスの卵です。斬新な発想とは、いつだって足元に転がっているのです。我ら凡人には、中々掘り出せない埋まり方をしているのが厄介なところなのですが。
(・ω・) 天才ってやつは、ブルドーザーで地面ごと掘り起こしやがるからな!
【腹心は皆のお母さんじゃないんですよ】
綾:これでとりあえず、南に対して割く兵力を減らせますわ。
とはいえ北、東、西の三方向から大大名級が目を光らせている上に、
南東では茜お姉様が不気味な沈黙を守っていますし、
どうあっても油断できる状況ではありませんわね。
空:綾女ー。俺の具足用の小手、どこに行ったか知らないかー?
綾:国内は国内で面倒事が多すぎますし、苦労の種が尽きませんわ。
【思い付きで動くと碌なことがないという好例】
岬:お姉ちゃんは、何がしたいんですかね。
綾:それが分かれば、少しは作戦の立てようもありますわね。
岬:そうですね、皆さんに任せっぱなしなのも気が引けますし、
ここは一つ、私が直接問い質して――。
綾:お願いしますから、大将は大将らしく、堂々と腰を据えて下さいまし。
【意外とこういうタイプは生き残る】
綾:こういう時は、失っても最悪の事態とならない人材を起用するものですわ。
空:んあ?
綾:そういうことですから、お兄様、任せましたわよ。
空:よぉし、何だかよく分からないが、
妹に期待されたとあっては張り切らざるを得まい。
岬:どさくさに紛れて謀殺されることを期待しているように見えますが、
お姉ちゃんのことですから、生かして活用するんでしょうねぇ。
【英雄の資質ってイカれてるとほぼ同義】
空:分かったぞ、綾女。あの桜井の嬢ちゃんは、何も考えていない。
目先の面倒事に首を突っ込んで、行き当たりばったりの綱渡りを楽しんでいる。
岬:それは、分かったと言うんですかね。
綾:対処法が思い付かないという意味では、最悪の相手ですわ。
空:なぁに、そういうことならガン無視を決め込めばいいだけじゃないか。
綾:理屈の上ではそうやも知れませんが、
城を素通りして後ろから襲われる可能性を完全に消し去れるのは、
お兄様並の大馬鹿にしか出来ないと思われますわよ。
三つ子はどこ行ったという気もしますが、一柳兄妹が地味に濃いので、居なくても回るのが怖いです。