2025
プロレタリアートと呼ばれる階層があります。現代では、給金で働く労働者を指す単語です。由来は古代ローマまで遡ります。当時の人民は一定の人権を認められた市民と、敗戦などによって剥奪された奴隷に二分されていました。しかし領土拡大に伴って格差が広がり、市民と言えど物的な財産を蓄えられない層が出てきます。奴隷に労働を担わせ、堕落しただけなのも居たようですが。そこで子供以外には何も無いという意味で、無産者である面々をプロレタリアと区分したのです。彼らは政府に寄生したり、兵士になることで食いつないでいきます。帝国の崩壊と共に忘れ去られますが、近代に復活します。資本主義に異を唱えたことで知られるマルクスとエンゲルスが、人々を金持ちと貧乏人の二つに分類し、それぞれブルジョアジーとプロレタリアートの名を与えたのです。今なお一部で根強い、資本家の搾取が不平等を生む思想を広めた人物とも言い換えられます。これが正しいかはともかくとして、20世紀の世界は資本主義と共産主義で対立するのが一つの基本軸になりました。両名は最終的に労働階級が勝って終結するとしましたけど、実際がどうだったかは御存知の通りです。
(・ω・) ケンカを煽っただけじゃねーかなと言ってはいけない風潮
【問題解決能力も立派な資質だから】
玄:英雄に興味があります。
黄:一番はやっぱりヘラクレスなんだよぉ。
朱:メチャ強い方ですよね~。
玄:武勇伝がたくさんあるんでしたっけ。
黄:中には厩舎掃除や帯の奪取なんてのもあって、
首を傾げないこともないんだよぉ。
【人類は大昔からこういうのが好きなのだ】
黄:ミノタウルスを屠ったテセウスも有名なんだよぉ。
ア:クレタ島の迷宮を突破しましたの。
玄:流行りのダンジョン探索ですか。
朱:ちょっと安っぽくなりました~。
ア:最奥にボスが待ち構えているというのは、
たしかにそれっぽいですわね。
【ポセイドンに嫌われて何度も遭難してしまう】
朱:オデュッセウスさんの名前は聞いたことあります~。
黄:トロイア戦争の立役者なんだよぉ。
ア:帰還するのに十年掛かってしまい、
足跡は冒険譚として語られていますわ。
玄:つまり遠大な迷子ですね。
朱:そうかも知れませんけど、言い方は大事です~。
【巻き込まれる部下は溜まったものじゃない】
玄:戦いで活躍するのは人々の心に残るようです。
黄:おだてて持ち上げるのは大事なんだよぉ。
ア:スレた見方ですのね。
朱:黄龍さんですから~。
玄:例えそれが良いように使われているのであっても、
名を残すことを優先したい人種も居るんです。
ヘラクレスは12の試練に挑んだことで知られています。理由は、ヘラの怒りで錯乱して妻子を手に掛けてしまった罪滅ぼしです。何で疎まれたかと言えば、ゼウスがヘラクレスを贔屓したからだったりします。結局はお前かに帰結するのが、ギリシャ神話なのです。
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リコピンと呼ばれる栄養素があります。植物系カロテノイドの一種で、ビタミンAの前駆体として知られるカロテンの仲間です。色素の性質を持っていて、トマト、スイカ、柿などが赤系統に見える理由でもあります。特にトマトは含有量が多く、代名詞的存在と言っても過言ではありません。身体への影響は、強い抗酸化作用が知られています。老化の原因は肉体の酸化と言われているので、内臓、血管、肌などを若々しく保つ効果が望めます。一方でビタミンに変化する性質は持ち合わせておらず、摂取しなかったからといってすぐさま病気にはならないようです。今となっては高い知名度を持っていますが、歴史はさほど長くありません。命名されるほどに精製できたのは1903年です。化学構造式の確定は1930年ですが、体内でどう機能するかの研究は時間が掛かります。体調を良好に保つ能力の裏付けが取れ始めたのは、1980年代以降です。それからも少しずつ進捗していますが、現代でも全容は解明されていません。トマトにはリコピン以外にもビタミンAやC、食物繊維が豊富に含まれていて有用です。青臭さがよっぽどダメでない限り、時たま食すのが良いんでしょうね。
(・ω・) やっぱり人間社会はトマトに侵食されている
【仕事だから嫌々一緒なのかも知れないぞ】
月:運命の三女神という連中が居る。
朱:名前がカッコイイですね~。
黄:誕生、寿命、死を司ってるんだよぉ。
ア:糸を紡いで生み出して、長さが余命を示し、
断ち切ることで終えるんですの。
黄:三貴子もこんくらい連動してれば、
仲良しだった可能性があるんだよぉ。
【弱点の一つくらい無いと嫌味になるし】
黄:名前はクロト、ラケシス、アトロポスなんだよぉ。
ア:神々さえ左右するので、父も恐れてますわ。
朱:ゼウスさんにも苦手なものがありました~。
月:嫁にビビる程度だからな。
朱:そういえば須佐之男さんも、
凄く偉いのに奥さんには頭が上がりません~。
【それで納得するのはアルテミスだけのような】
朱:ちょっとカマイタチさんっぽいです~。
黄:三者が共同作業する伝承は多いんだよぉ。
ア:程よい数字ですわよね。
月:ほぉ。
黄:全く響いてないんだよぉ。
ア:弟という不純物がある限り、
調和しないのは致し方ありませんわ。
【三方から襲いかかる新選組スタイルらしい】
黄:強大な権限を持つがゆえに不干渉主義だけど、
世界の危機には青銅の棍棒で戦うんだよぉ。
朱:即死技じゃないんですか~。
月:敢えて手を汚すことで、
命の大切さを強調してるんだろ。
運命の三女神はオリュンポス側に属しているので、敵対勢力はティターン、つまり巨人族です。容姿に関わる明確な描写はありませんが、美女が巨大な鈍器で渡り合うとしたら実に現代的と言える気がします。
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クエーサーと呼ばれる存在があります。英語表記はquasarです。宇宙一明るい天体の異名で知られています。その光度は太陽の数十兆から数百兆倍です。この時点で、理解を拒んできやがります。但し最も近いクエーサーでも8億光年の彼方で、地上から肉眼で視認することは出来ません。あまりに輝いているせいで中がどうなってるか観測不能な特徴があります。この膨大なエネルギーは何処から来るのかですが、ブラックホールというのが通説です。光さえ逃さぬことで有名なのに、不思議な話だと思われるでしょう。原理としては、星々を吸い込む際にぶつかり合い、凝縮されて発光するのだとか。イメージは何となく浮かびますが、スケールがとんでもなさすぎます。文字通り、星が最後に見せる煌めきなのです。これは複数の銀河系が衝突した際に発生し得ます。銀河系の中心には巨大なブラックホールがあるものの、重力バランスが拮抗して急激には変化しません。しかしよそから飛んできた場合は話が変わります。恒星やガスなどがまとめて吸収され、爆発に似た現象を引き起こします。ちなみに放出される熱量は、通常の銀河系数十個分とのことです。我らが天の川銀河もアンドロメダ銀河といずれ合体するらしいのですけど、推定数十億年後なのでやっぱり一般人にはどうでも良かったりします。
(・ω・) 悩んだ時は宇宙に想いを馳せろって正しいのか?
【私キレたらヤバいよを地で行く】
天:愚かな人間共に、
神の鉄槌を下したくなるじゃないですか。
朱:何か言い出しました~。
黄:食後に甘味が欲しいくらいのノリなんだよぉ。
朱:実際にその感覚で出来るのが、
厄介と言わざるを得ません~。
【黄龍にもそんな時期があったみたいな物言いだ】
黄:ギリシャ神話ではネメシスの担当なんだよぉ。
ア:だから義憤の女神と呼ばれたりしますわ。
天:正義の執行者なんですね。
朱:何かに酔ってます~。
黄:若い頃は多かれ少なかれ正しさに憧れるけど、
この年になってもは珍しいんだよぉ。
【まずゼウスが罰せられるべきという風潮】
ア:不平等を許さず、驕った方は蹴落としますの。
天:出る杭を打つ日本と親和性が高いのでは。
朱:ちょっと違う気がしてなりません~。
黄:既得権益者が新参を爪弾きにする方なんだよぉ。
ア:神の断罪は上位存在である自認が無いと、
成立しない行為だと思いますわ。
【メドゥーサと同じで鏡が天敵なのか】
黄:自己愛しか無いナルキッソスを、
処断したのもネメシスなんだよぉ。
朱:自分に見とれて亡くなったんでしたっけ~。
天:仕向けたにせよ、遠からず死ぬ命運では。
黄:むしろどうやって成人したのかが謎なくらい、
難儀な性格してるんだよぉ。
ナルキッソスの死因は、大きく分けて二説あります。水面に映った自分に見惚れて溺死と、動けなくなって衰弱死です。前者はともかく後者はやつれていく顔を見続けることになるのですが、平気だったのでしょうか。やせ細った私も素敵とか言い出すくらいじゃないと、本物とは呼べないんですかね。
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駝鳥と呼ばれる動物が居ます。ダチョウと読みます。ダチョウ目ダチョウ科に所属する生物の総称です。世界最大の鳥として知られています。駝はラクダを意味し、似ていることから中国で命名されました。特徴は、たくさんあります。まず鳥類でありながら飛べません。飛行可能で最重量はアフリカオオノガンですが、せいぜい20kg前後です。しかしダチョウは100kgを超えていて、進化の過程で放り捨ててきたことが伺えます。代わりに走るのは得意で、トップスピードは時速70~80kmに達します。時速50~60kmで一時間くらいは駆け抜けられ、持久力も申し分ありません。草食寄りの雑食で、葉っぱ、草、果実、昆虫、小型爬虫類などを食します。つまり脚力は逃げ足として獲得したのです。しかし圧倒的筋力から繰り出される蹴りは攻撃力抜群で、ちょっかいを掛けると返り討ちにあいます。一方で、知能が残念なのも有名です。脳味噌が目玉より軽く、記憶力が低いのは事実です。直前に何をしていたのか忘れますし、群れの個体を見分けられないとすら言われています。見方を変えれば、身体能力で自然界を生き抜くことに特化している訳です。絶滅しない限りは勝ちの世界なので、軽んじてはいけないのですよ。
(・ω・) 卵はでかいけど、美味しいとは言い難いとのこと
【ワイルド系として一部女性にはモテるらしい】
朱:ギリシャ神話にはアレスさんという、
戦いの神様が居ると伺いました~。
黄:アテナと良く比較されるんだよぉ。
ア:慈悲を持つお姉様と並べるのはおこがましいですわ。
朱:評価が散々です~。
黄:いつもの男神だからと思いきや、
戦闘狂のせいで父のゼウスにすら嫌われてるんだよぉ。
【消去法で言うとマシな部類説はある】
ア:母親は正妻のヘラ様ですわね。
朱:跡取りでもおかしくないんじゃないですか~。
黄:あんまし血統主義でも無いんだよぉ。
ア:素行と能力で決まりますの。
朱:その話をしたらゼウスさんは不適だと、
ツッコまずにはいられない気がします~。
【そもそも殆どの主要神が近い親戚だし】
黄:乱暴者の脳筋だから、敵役として活躍するんだよぉ。
朱:そういう構図は大昔から変わりません~。
ア:タコ殴りにしても心が痛みませんの。
朱:一応、異母兄ですよね~。
黄:双子のアポロンすら扱いが雑なんだから、
もはや知らないオッサンくらいの立ち位置なんだよぉ。
【少年マンガなら人気キャラを狙えるかしら】
ア:死者を増やすので、ハデスと交流がありますのよ。
朱:若気の至りでイキって、
ヤクザさんと付き合うみたいなものですかね~。
黄:さほど間違ってないのかも知れないんだよぉ。
ア:そんなだから距離を置かれるのだと、
気付かないのが救われませんわ。
戦いしか出来ないと有事には持て囃されますが、平時に疎まれます。なので功績で地盤を固めて、戦後は手出しされないようにするのが定石です。おそらくアレスは暴れたいだけで念頭になかったのでしょう。それでも死の描写が殆ど無い辺り、いざという時の利用価値が認められているのかも知れません。
2025
モヒカンと呼ばれる髪型があります。左右を刈り上げ、中央だけ残して逆立てたヘアスタイルの総称です。両脇を剃り込まず、真ん中を長めにしたソフトモヒカンなどの亜種もあります。大抵の日本人が認識しているものの、由来について即答できる方は少数でしょう。元は北米の先住民であるモホーク族です。彼らにとって両サイドを短くするのは戦士の証で、アメリカ人はモホーク刈りと称しました。それが小説や映画を介して英国へ渡ることになります。イギリス英語だと発音がモヒカンになるのだとか。1970年代にパンクロック界隈で流行し、日本にはこれと共にやってきました。本格的にやるとエキセントリックですが、ソフトモヒカンくらいならスタイリッシュに分類されます。こちらを一般に定着させたのはサッカー界の貴公子と言われた、デイビット・ベッカム氏というのが定説です。また中心だけガッツリ削り取る逆モヒカンなんてのもあります。正直、奇をてらいすぎていてアレンジしたところで普及はしなさそうです。もはや源流と関係なくなっていますが、ファッションになった時点で決まっていた末路なのかも知れません。
(・ω・) 一部で世紀末の印象なのは、創作物の影響力を思い知る
【家康が勝てたのは養生マニアだったから的な】
黄:笑うと免疫が活性化するんだよぉ。
白:悪役笑いでも良いのかな。
朱:クククやフフフは健康法だったんですか~。
黄:悪党が気遣うのもどうなんだよぉ。
白:世界征服を盤石のものにするには、
創始者が長く君臨しないとじゃないの。
【そこまで面の皮が厚ければ長命になるよ】
白:あとはお嬢様の高笑いとか。
黄:ホーッホッホって発声が難しそうなんだよぉ。
朱:私には気恥ずかしくて出来ません~。
黄:動じないメンタルを持てってことなんだよぉ。
朱:若い頃はまだしも、
中年になっても続けてたら生き恥ですよね~。
【かすり傷一つが致命的に成り得る】
白:飽きた。
黄:一番重要な継続力が欠けてるんだよぉ。
朱:私達には霊的な加護がありますし、
気にしなくても問題ないんじゃないですか~。
白:今回の件を全否定してきた。
黄:何やったって天命からは逃れられないし、
元が野生動物なら尚更なんだよぉ。
【死ぬまで貫き通せれば満足だろ】
朱:ゾンビさんみたいな感じで、
亡くなっても自我を保つというのはどうでしょう~。
白:味覚と嗜好が変わりかねないしなぁ。
黄:懸念点がおかしいんだよぉ。
朱:ですけど生きるとは優先順位を付けることで、
崩さない姿勢を美学と呼ぶのかも知れません~。
当たり前ですが、生き延びること自体が目的ではなく、伸ばした生で何をしたいかが重要です。もちろんのんびり余生を過ごしたいでも良いのですが、それには出来るだけ健康な方が好ましいのですよ。