2019
狼藉という言葉があります。ロウゼキと読むことが多いですが、ロウジャクとしても正しいようです。現代日本で使うことはあまり無いでしょうが、時代劇やそれに類するものではまだまだ現役感があります。暴力的な意味で乱暴をはたらく、という使用法は知っていても語源にピンと来る方は少ないでしょう。まず、藉を使う機会があまりありません。戸籍、学籍の籍とは違うようです。草冠ですし。この漢字には、敷く、踏む、雑などの語意が含まれています。そして中国の史書である史記に、狼が寝る場所として草を乱れさせるという記述があり、それが由来となっているようです。そこから物が乱雑になっている様を指すようになったのだとか。更に日本に輸入された後に野蛮な振る舞いという解釈が追加されたのだそうです。想像していたよりも歴史がありました。ちなみに、史記が編纂されたのは紀元前です。日本人が何をやっていたかも分からない時代に生まれた言葉が、使われ方が変わったにしても今でも通用するって、普通に凄いことですよね。
(・ω・) 本当、昔の中国のヤバさはギリシャ・ローマ並にぶっ飛んでる
【真のトリックスターは死しても世を掻き回す】
茜:埋蔵金の在り処を示した書物を作りたいって思ってるんだけど。
千:うちって、そこまで財政豊かでしたっけ。
茜:大事なのは、もしかしたらあるかもって気にさせる説得力だよ。
色々な利権を握ってるのは事実だし、妄想は膨らむよね。
千:つまり未来の人が有りもしない財宝を追い求めて、
空回りするのを想像して楽しむのが目的ってことですか。
茜:人間って夢が無くちゃ生きていけないし、その一助になればなって。
【あとは謎技術で怪物が発生し続ければ完璧だ】
茜:ちょうど鉱石を掘り尽くした廃山があるんだよね。
千:むしろ、それを活用する方法を考えてる内に着想したのでは。
茜:前の統治者が無計画に穴を掘り進めていったから迷路状態で、
全容を知る者が居ないっていう、いわく付きなのよ。
千:王族の墳墓を荒らそうとしたら、罠やらで死にまくったって話を思い出しました。
茜:迷宮探索は冒険家永遠の憧れだから、本懐なんじゃないかな。
【良くも悪くも努力家だから積み重ねた事実に安心感を覚える】
千:辞世の句が、死ぬ直前じゃなくて、
ヤバそうだと思ったら事前に詠んでおくのが基本っていうのに衝撃を覚えたんだけど。
麗:流石に、城が燃えている状態で呑気に詠む方は多くないでしょう。
千:それはそれでカッコいい気がするけど。
誰が伝えたんだっていう根本的な問題はさておくとして。
麗:正直、自分の閃きに自信が持てない方なので、
即興で詠んだものが後世に残るとなると化けて出てしまいそうです。
【とりあえずキープという根性無しの極みみたいな選択肢があるぞ】
茜:問題は、生き残っちゃった場合にどう処理するかだよね。
麗:再利用するにしても、誰かに譲るにしても、締まりが無い話になってしまいます。
千:燃やして無かったことにするのが一番マシって話になりそう。
茜:だけど、後になってもっと良いのが詠める保証なんて無い訳で。
麗:初めて死を目前にした極限状態が、感性を研ぎ澄ます可能性はあります。
千:若い頃に産み出した傑作を、生涯塗り替えられなかった芸術家みたいな話になってる。
千織の茜に対する喋り方が敬語なのかタメ口なのか、すげーブレがある気がしてきました。多分、明確に茜に語りかけてる時は敬語で、独白寄りや西ノ宮姉の両方に言ってる感じの場合はタメ口なんだと思います。
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2019
ミジンコと呼ばれる生き物が居ます。動物プランクトンの代表ヅラをしているアイツです。名前の由来は、みじん切りなどと同じだろうなと想像はつきます。ミジンは、漢字で微塵と書きます。仏教用語でもあり、文字通り極めて細かい塵を意味します。その子供で微塵子になる訳ですから、結構アレなネーミングです。ちなみに蒸してから干した米を挽いたものを微塵粉と書いて同じ読みになるのだそうです。米粉は、水に浸して磨り潰した後、濾して乾燥させるので、一応は別物っぽいです。さてこのミジンコ、日本全国どこにでも生息しているようですが、北米産の外来種という説が有力なようです。それもたった4体から爆発的に増えたのだとか。無性生殖と有性生殖、どちらも可能という生態が可能にしたのでしょう。現在、どれだけのミジンコが生息しているのか推し量るのは難しいですが、日本という土地がよっぽど居心地が良かったに違いありません。そして同時に、小魚や虫などの餌になっている訳で、今日も今日とて食物連鎖は回転していくのです。
(・ω・) 外来種と言えば生態系破壊だけど、ミジンコの影響って少なさそう
【人は無理にしても何かを放り込むくらいは可能だろうか】
岬:城って、空からの攻撃に対してあまりに無力だと思うんですよ。
結:なんかまた突拍子も無いこと言い出してる。
綾:実際、巨大な種子島が実用化される時代が来れば、
象徴以外の役には立たなくなると思われますわ。
岬:私が想像したのは、カラスを調練して闇夜に紛れて乗り込むものなんですが。
綾:それを実現させても、後世は間違いなく創作として扱いますわね。
【実績を積み重ねても最後に家を潰したら無能にされがち】
綾:城攻めなら、下を掘り進めて水源を断ちに掛かる方が現実的ですの。
舞:泥臭いなぁ、土掘りだけに。
海:というか、一つ間違えば生き埋めになりそうな作戦。
綾:そういった事例は、少なからず確認されていますわ。
結:見事な犬死にな辺り、命の安さが痛感させられる。
岬:大将を守る為に身体を張ったなら義将になるんですから、
死に方が人生の全てなところありますよね。
【黒田官兵衛が天下狙ってたって風評被害なところあると思う】
岬:この御時世、有能ってだけで腹黒要素を追加されますよね。
海:あー、家老殿とか忠義を尽くしても、
『常に寝首を掻く腹だったが機が無かった』なんて評されそう。
綾:理不尽ですわ。
結:低能力な野心家とか道化としてしか使いようがない訳だし。
舞:個性が出て良いくらいの寛容さが必要なんじゃないかな。
【むしろ色んな意味で封印すべき力な気もしてる】
岬:私は一柳さんに裏切られたら諦めることにしてます。
腹の中で何を考えてるかとか、憶測するのも面倒ってだけなんですが。
結:信用とは、また別の感情なのが話の肝っぽい。
舞:まあ、我らの様に心の内をそこそこ共有するなど、常人には無理らしいからな。
岬:さりげなく、とんでもない特殊能力を持ってますよね。
綾:理を解き明かす学問がどれだけ発達しようとも、
この子達だけは永遠に謎のままなのではと思わなくもありませんわ。
めっちゃ有能で長生きしたけど、清廉潔白なイメージの戦国武将って誰か居ましたっけ。まあ、そんなのが天寿を全うできるような時代じゃないと言われれば、そんな気もするんですが。
2019
内弁慶という言葉があります。弁慶とはもちろん、かの源義経に仕え、怪力無双で獅子奮迅の活躍をしたとされる武蔵坊弁慶からきています。そこから、家庭内など自分の縄張りでのみ居丈高に振る舞うことをこう称するようになりました。陰弁慶、炬燵弁慶などとも言うようです。派生として外弁慶などという使い方をする場合もありますが、今のところ正確な日本語とは言い難いようです。しかし考えてみると、弁慶要素が強いくらいしか残って無くて本人にとっては迷惑な気すらしてきます。後ろ向きなニュアンスで使うことが多い単語ですし。八百年以上の時を経ても名前が残ってるんだから名誉なんじゃないのと考えるのは他人事だからでしょうか。弁慶自体、伝説が盛られまくって史実とどれだけ一致してるのというキャラクターですし、今更どうでも良いって思っている可能性が高いのやも知れませんけど。
(・ω・) 正史と呼べる中だと、弁慶の記述はとんでもなく少ないのだとか
【なんと冷静で現実的な進言であろうか】
公:数百年後、俺はどういった評価を受けているのだろう。
遊:国を潰してボロクソに言われるならマシな方で、
実在したのかどうかも怪しい謎の大名扱いされそうだな。
公:一回、どんな史家も無視できないくらいのことをやるべきか。
遊:民を思いながら豪胆に死ぬ系が、泰平の世では受けが良い気がするぞ。
公:功績で名を残せと言わない辺りに、どう思われてるかが滲み出てるぜ。
【関白くらいまで上り詰めないと結局は板挟み人生よ】
遊:このままだと、どこかの勢力に攻め入られて劣勢になった時、
国人衆の地位を保証する代償に生贄となる可能性が高い。
だったらせめて美談っぽいのを遺しておいた方が良いだろ。
公:俺の命だと思って、好きに言ってくれるな。
遊:私も、売り飛ばす側の人間ってことを忘れるなよ。
公:流浪の商人だった頃は、大名は権力持ってて羨ましいと思っていました。
【どっちみち持ち合わせてないことを白状するからでは】
公:宗教勢力が結集するのを、なんとかして防ぎたい。
莉:ありきたりだけど、まとめ役を潰すしかないんじゃないの。
遊:基本、扇動するやつが居なきゃ害は少ないからな。
そしてそれが出来るかどうかは、生まれ持ったところに依るものが大きい。
莉:その才能があったら大名生活、もっと楽が出来たなぁって思ったでしょ。
公:ここで同意してもしなくても負けな感が拭えない気がするのはどうしてだ。
【戦国バーサーカー伝説は複数勢力に散見される】
遊:南蛮では、そういった資質の持ち主をカリスマと呼ぶと聞いた。
公:日の本で言うと、聖徳太子みたいなやつか。
莉:人を動かすのって、欲得だけじゃ難しいもんねぇ。
遊:傍から見たら論理破綻していようと、勢いで押し切るのは士気高揚にも使えるな。
公:遊那の部隊って、良く言えば勇猛果敢、悪く言えば猪武者の集団じゃなかったか。
莉:頭の線が最初から足りない連中だと、乗せるのが楽で楽しそう。
去年、戦国浪漫編も急転直下の新展開を織り交ぜていくかもとか書いた気がしますが、今年も残り少ないこともあって通常営業でお茶を濁そうかなと思ってます。そして莉以の莉が出てこねーぞと、毎年のように言ってる訳ですよ。
2019
ポーカーフェイスという言葉があります。心理戦部分に重きが置かれるギャンブルやゲームの類で、読み取れる情報が乏しい表情のことを意味します。無表情と混同されがちですが、ずっと喜怒哀楽いずれかを出し続けていればセーフのはずです。笑顔辺りならともかく、常に悲しい顔をされていては反応に困る部分がありますが。ポーカーは手札が強いことに越したことはありませんが、弱い手でも強気に突っぱねることで錯誤を起こさせて降ろさせることで実質的な勝利を拾える遊戯です。そこからついた名前と推察されます。日本にも古来より丁半博打など読み合いの賭博は多数ありますが、相当する言葉は特に無いようです。強いて言うなら能面辺りになるんでしょうか。あれは作り物が故に、心中が分からないって話なのですが。ポーカーフェイスだと文字数を食うので、二字熟語辺りで良いのがあれば便利だと思う次第です。
(・ω・) ポカフェとか略しても、通じる率は低そうだ
【まず普通は年とったら肉を受け付けなくなるし】
ア:スランプですわ。
白:結成わずかなのに、とんでもなく不遜なこと言ってる。
天:何処をとっても欠点しか無い訳ですから、
逆に伸び代しか無くて一番楽しい時期と言えるはずなんですけどね。
白:あー、知らない肉料理が多い時期の方がワクワク感あった的な。
天:白虎さんが死ぬまでに全制覇は無理なくらい世界は広いですから、
余計な心配だと思います。
【文字列だけで妄想できるって燃費良い性格してる】
ア:わたくしが言いたいのは技術面ではありませんの。
配信動画のコメントが伸び悩んでるのですわ。
白:再生数は安定してるんだから良いじゃない。
天:具体的な反応が無いと盛り上がれないタイプなのでしょう。
ア:数字だけでは、それが女性なのかどうか推察することも叶いませんのよ。
白:成程そこか、って納得しちゃった自分に疑問を覚えたかも知れない。
【色気より食い気はお子様という謎の風潮があるからな】
白:そういや、アルテミス向けの感想で思ったんだけどさ。
全体的に高嶺の花って感じの持ち上げ方だよね。
ア:わたくしですもの。
天:この無限大の自信が何処から湧くのかが興味深いです。
ア:自分に正直に生きることは、美徳に他なりませんわ。
白:私も大して違わないはずなんだけど、
これだけ印象が違うのはどういった理由なんだろう。
【庶民的アイドルとかいう売り手が錯乱してそうなキャッチコピー】
白:でも、あんまし高いところに行き過ぎると、
ファンとの距離が遠ざかって本来の目的から外れるんじゃないかなって。
ア:……。
天:この顔は、気付いてなかったようですね。
白:月は世界の誰もが知ってるけど、直接触れたのは数えるくらいしか居ない的な。
天:アイドルとは本来そういうものですが、
昨今の擦り寄りっぷりで勘違いしてしまいがちなのも事実ですね。
考えてみたら、どういった部分が売りのユニットなのか設定されてない気もします。そっちの方が色々と便利そうなので、今後も曖昧なまま進んでいくやも知れません。
2019
クリーチャーと称される存在があります。英語で表記するとcreatureになります。人以外の生き物や、隷属するものという考え方での女子供的な意味合いのようです。しかし日本語の場合、そういった使い方をする人は激減します。怪物や得体の知れない生物くらいになるでしょうか。同名のアメリカ映画や、海外の古いゲームなどでそういう呼称が用いられていたのがキッカケと言われています。日本には古くから妖怪という概念がありますが、彼らは自然現象など、理解が及ばなかったものに人格を与えて誕生した側面が強くあります。一方でクリーチャーはもっと無機質で、生物汚染が原因だの、異世界からやってきた侵略者だの、明確に敵対するケースがほとんどです。元の映画やゲームがそうなんだからと言われると納得しちゃいます。ということは、昭和後期に流行した怪獣の類も、クリーチャーに分類されるんですかね。怪獣は怪獣で日本産な気もしますし、専門家の見解を聞いてみたい感じがあります。
(・ω・) 現代っ子には、ゲームで蹴散らすやつくらいの認識かも知れない
【世の中から偏見を無くすなんて無理だと分かるな】
天:この間のステージを配信して貰ったのですが、
思ったより再生数を稼いでいるようです。
白:かなりの規模の撮影班だったよねぇ。
あれだけの人数なら、正式な許可も降りやすい気がする。
天:たしかに、一人だけでしたら怪訝な目で見られそうです。
ア:それも男性でしたら、間違いなく不審者として扱われますの。
【一匹狼という訳でもなく単に勝ち馬を見極めてる】
天:そういえば、あの子達が始まる直前に一悶着ありましたね。
独身と思しき中年男性が何人か追い出されてたみたいですが。
白:生々しい話になってきた。
ア:女性ファンだけを狙い撃つのが正しいと証明されましたの。
白:こっちはこっちで、肯定したくない。
天:誰の味方をするでもなく曖昧な態度を取ることを日和見と言いますけど、
実に日本的な行動なので問題ありませんよ。
【猟師でも良いんだけど都市部だから遭遇率が低い】
天:方向性はともかく、固定ファンが付いているのは羨ましいですよね。
白:そこんところは、対象じゃないのに好かれても迷惑って人も多そう。
ア:わたくしはそちら側ですわ。
天:ある意味で潔いスタンスだと思います。
白:私としては、肉屋のおじさんを何とか籠絡したいなぁ。
天:こちらはこちらで目的がハッキリし過ぎていますね。
【少なくても音楽性やアイドル観の違いで解散は無さそうだ】
ア:天照さんは、どういった層に受けたいとお考えですの。
天:全ての日本国民の光になれれば良いなと。
白:スケールが違いすぎて、なんか怖い。
ア:わたくしは、将来的に海外進出も考えていますわよ。
天:こんなバラバラで、よく成立してますよね。
白:逆に目線が違いすぎるせいで理想とかがぶつかり合わなくて、
なぁなぁになってるだけって気もする。
ここにきて、女児ユニットの便利さに気付いてしまいました。もう正式にメンバーとグループ名まで決めちゃった方が使い勝手が良いんじゃないかとも思います。まあ、先のことなんて知らんよというスタイルなので、未来の私に丸投げしておきましょう。