内弁慶という言葉があります。弁慶とはもちろん、かの源義経に仕え、怪力無双で獅子奮迅の活躍をしたとされる武蔵坊弁慶からきています。そこから、家庭内など自分の縄張りでのみ居丈高に振る舞うことをこう称するようになりました。陰弁慶、炬燵弁慶などとも言うようです。派生として外弁慶などという使い方をする場合もありますが、今のところ正確な日本語とは言い難いようです。しかし考えてみると、弁慶要素が強いくらいしか残って無くて本人にとっては迷惑な気すらしてきます。後ろ向きなニュアンスで使うことが多い単語ですし。八百年以上の時を経ても名前が残ってるんだから名誉なんじゃないのと考えるのは他人事だからでしょうか。弁慶自体、伝説が盛られまくって史実とどれだけ一致してるのというキャラクターですし、今更どうでも良いって思っている可能性が高いのやも知れませんけど。 (・ω・) 正史と呼べる中だと、弁慶の記述はとんでもなく少ないのだとか 【なんと冷静で現実的な進言であろうか】 公:数百年後、俺はどういった評価を受けているのだろう。 遊:国を潰してボロクソに言われるならマシな方で、 実在したのかどうかも怪しい謎の大名扱いされそうだな。 公:一回、どんな史家も無視できないくらいのことをやるべきか。 遊:民を思いながら豪胆に死ぬ系が、泰平の世では受けが良い気がするぞ。 公:功績で名を残せと言わない辺りに、どう思われてるかが滲み出てるぜ。 【関白くらいまで上り詰めないと結局は板挟み人生よ】 遊:このままだと、どこかの勢力に攻め入られて劣勢になった時、 国人衆の地位を保証する代償に生贄となる可能性が高い。 だったらせめて美談っぽいのを遺しておいた方が良いだろ。 公:俺の命だと思って、好きに言ってくれるな。 遊:私も、売り飛ばす側の人間ってことを忘れるなよ。 公:流浪の商人だった頃は、大名は権力持ってて羨ましいと思っていました。 【どっちみち持ち合わせてないことを白状するからでは】 公:宗教勢力が結集するのを、なんとかして防ぎたい。 莉:ありきたりだけど、まとめ役を潰すしかないんじゃないの。 遊:基本、扇動するやつが居なきゃ害は少ないからな。 そしてそれが出来るかどうかは、生まれ持ったところに依るものが大きい。 莉:その才能があったら大名生活、もっと楽が出来たなぁって思ったでしょ。 公:ここで同意してもしなくても負けな感が拭えない気がするのはどうしてだ。 【戦国バーサーカー伝説は複数勢力に散見される】 遊:南蛮では、そういった資質の持ち主をカリスマと呼ぶと聞いた。 公:日の本で言うと、聖徳太子みたいなやつか。 莉:人を動かすのって、欲得だけじゃ難しいもんねぇ。 遊:傍から見たら論理破綻していようと、勢いで押し切るのは士気高揚にも使えるな。 公:遊那の部隊って、良く言えば勇猛果敢、悪く言えば猪武者の集団じゃなかったか。 莉:頭の線が最初から足りない連中だと、乗せるのが楽で楽しそう。 去年、戦国浪漫編も急転直下の新展開を織り交ぜていくかもとか書いた気がしますが、今年も残り少ないこともあって通常営業でお茶を濁そうかなと思ってます。そして莉以の莉が出てこねーぞと、毎年のように言ってる訳ですよ。 PR |
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