2020
切腹という、日本の文化があります。読んで字の如く、腹を切る行為です。御存知の通り、胴体下部は肝臓など重要な臓器が多数収まっているので、損傷を与えれば死に直結します。そうでなくても血管がたくさんあるので、出血多量で生命活動を停止しかねません。にも関わらず、脊髄動物の大半が骨で守る訳でもないのが不可解なところではあります。心臓とか肺臓に比べれば即死率が低いって考え方なのかも知れませんが。肉食動物視点だと、随分と食べやすくなってないかとも思います。切腹は、そんなしんどいことを自らやるということで、武士がケジメを付けるという意思表示として定着しました。実際、お腹に刃を突き立てて掻っ捌いたとしてもすぐに死ねる訳ではなく、長いこと悶絶してしまいます。なので情けということで即座に首を落とす役目の介錯人が同席するのが一般的です。あくまでこれで責任をとったという考え方なので、名誉ある死に分類されます。例えば当主が切腹すれば、家は残して家臣も助命するといった感じです。悪く言えば生贄的な話になる訳ですが、現代日本でも少なからず残っている感があります。企業ぐるみの犯罪を特定の個人や数名のチームに押し付けて、本体にダメージがいかないようにする光景は日常的であるとすら言える気がしませんか。
(・ω・) 切腹って、無理矢理やらされたやつも多いんだろうなぁ
【心理バトルものの焦点が如何に善意を回避するかになりそう】
マ:悪魔が表社会牛耳っとるのんてどないなんやろなぁ。
朱:悪いことをするのが美徳になるんでしょうか~。
黄:建前を取っ払ったら、今の世の中と変わらないんだよぉ。
マ:つまり、道徳に外れたことしとる体を装って、
実はええことするんが普通っちゅう訳やな。
黄:ツンデレの一種になってるんだよぉ。
朱:それはそれで、面倒さが増しそうではありますね~。
【力こそ全ての修羅界化か意外に新たな秩序が生まれるのか】
朱:反骨心が原動力ですから、体制側になったら無能になりそうですけど~。
黄:革命家が政府を興したら腐るのに似てるんだよぉ。
マ:まー実際に天使ぶっ倒してもたら、次の日に全部投げ出すやろな。
白:いわゆるバーンアウトよりタチが悪い。
朱:悪魔さんですからね~。
マ:枠組みが完全に壊れた社会で人間と天使がどないな動きをするんか、
想像してみたら楽しい思わへんか。
【当面は食いっぱぐれない財産があったのが悪いんだ】
メ:仕事を失って、野良天使が徘徊するようになったらどうしよう。
朱:悪魔さんの立ち位置には収まらないんでしょうか~。
マ:天使に、後ろ盾がのうなっても復権目指す根性なんてあるかいな。
黄:元天使が粋がってるんだよぉ。
朱:経営方針で揉めた結果、独立する元気のある方が悪魔さんになった訳ですし~。
マ:ちゅうか黄龍が、宮仕え辞めてもて何をするでもなく生きとる好例やないかい。
【蚕みたく自活が不可能にまでなるのは流石にね】
朱:そうなったら、一匹くらい持ち帰っても良いんでしょうか~。
黄:最後まで面倒見れないならダメに決まってるんだよぉ。
メ:お母さんっぽいのが居る。
朱:家畜化した天使達とか言っておけば、意味は無くてもそれっぽくなります~。
白:猪と豚、どっちも味わいがあるし、飼い慣らされるのも絶対悪じゃないよ。
マ:そう例えられると、ちょっとくらい頑張らないといけない気になってくる。
正直、天使と悪魔の力関係が逆転しようと、人間社会の本質的な部分は変わらんような気もしています。実際にどうなるかはなってみないと分からないんですけど。
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2020
サラブレッドという言葉があります。馬の一品種を指すものに過ぎませんが、その名前はあまりに有名です。何故なら競馬と称される競技の多くが、彼らの走力を競うものだからです。馬としては比較的軽量で、当然のことながらその能力は走ることに特化しています。イギリスが発祥の地で貴族文化だったということもあり、お金だけでなく尊厳も賭けた争いであったことは想像に難くありません。当然の流れとして、能力の高い競走馬を掛け合わせ品種改良を進めました。その血統管理は実に厳格で、百年単位で完璧な家系図を書けるほどです。人間に対してサラブレッドという際、父母や親戚に同業の有名人が居ることを意味しますが、これが由来です。しかしサラブレッドはあくまで競馬で勝つ力だけを求められた存在です。重いものを持つ、長距離を走る、悪路を進むなど、苦手なことの方が多いくらいです。必ずしも褒めてはいないのに比喩として使ってしまう辺り、人間というのは華々しい部分に目を奪われて判断力を失う生き物なのかも知れませんね。
(・ω・) 良血でも、その業界に合ってないってことはありがちだしな
【どんな己でも受け入れろと言うには根幹が違いすぎる】
ア:わたくしは、どうなりますの。
黄:普通に考えて、女嫌いの男好きなんだよぉ。
ア:そんなわたくしは認めませんわ。
朱:気に入らない自分を抹殺すべく、世界を渡り歩きそうな勢いですね~。
黄:アイデンティティを保つのも大変なんだよぉ。
朱:あっちはあっちでこっちのアルテミスさんを嫌悪しそうですし、
殺伐とした関係にしかならなさそうです~。
【理想が高すぎると妥協できずに何もかも失う典型になってる】
黄:無数のアルテミスが淘汰された末に生き残ったアルテミスが、
どんな性格に落ち着くのかは興味あるんだよぉ。
朱:全てを悟った風の、虚無系になると予想します~。
黄:煩悩で争った末に何も欲しがらなくなるとすれば、
皮肉めいた結末なんだよぉ。
ア:そういったのも、わたくしらしくありませんの。
朱:結局は全てを消し去る道を選びそうな辺り、
最初の一手を間違えてる感じがありますね~。
【話的に特に問題無さそうなのがある意味で問題なのでは】
朱:理系で機械いじりが得意な先代玄武さんは文系になるんでしょうか~。
白:唐突に、変なポエムとか口ずさみそう。
黄:文系のイメージが貧弱なんだよぉ。
亜:私、故事とかも好きだし、そっちに進むってのは有り得たかも。
朱:つまり、玄武さんが謎の古代技術で動くゴーレムになるんですね~。
黄:どうあれ世代交代が必然なところを見ると、
運命の修正力とやらは想像以上に強いみたいなんだよぉ。
【同時に科学者としての能力がガタ落ちになっちゃいそうではある】
朱:玄武さん達と家族として仲良く暮らすというのも考えられます~。
黄:現状がちょっとした育児放棄ってのは否定できないんだよぉ。
亜:娘達を信じてるから大丈夫ってことにしてあるし。
黄:その手のことを口にしていいのは、
子供がやらかした全てに責任を負えるやつだけなんだよぉ。
亜:私って、発明品をどう使われようと興味ないくらいなんだけど。
朱:この倫理観が反転することこそが、最も望まれるのやも知れません~。
真の自分決定戦とかどっかでありそうなネタですが、ちゃんと広げて畳めるかと言われるとイメージが湧きづらいですね。
2020
銀座という地名があります。現代では東京都中央区にある繁華街を指すことが多くなります。新宿区歌舞伎町など俗寄りのものと対象的に、高級な場所という認識で統一されているかと思われます。なのでそれにあやかってか、商店街などを何々銀座と呼称することが多いのは御存知の通りです。元々は、金属としての銀を取引する市場ということで付いた名称でした。当然のことながら金座や銅座もあります。現代でこそ金が最も安定した資産のように扱われますが、かつて世界は銀で回っていました。銀座だけ突出して名を残したのは、そこら辺の絡みなのではないでしょうか、多分。将来的に現在の銀座から賑わいが無くなったとしても、名前だけは何処かに残るかも知れませんね。
(・ω・) むしろ国家の通貨に価値が無くなって、貴金属に回帰するかも
【結局は誰しも偏った思想の下で生きているのだ】
朱:白虎さんは、ベジタリアンになってしまうんでしょうか~。
白:その世界、生態系どうなってんのさ。
黄:言われてみると、肉食中心の反対が菜食ってのも変な話なんだよぉ。
朱:食物連鎖を一つ下に飛ばしただけって考え方ですね~。
白:所詮、雑食という前提を忘れかけてる人間の狭い視野での話になる訳で。
黄:頭の中が肉で埋まってる白虎に偏狭とか言われたくないのも、
紛うことなき事実だと思うんだよぉ。
【宇宙の誕生を起点にすれば遠くないって強弁でなんとか】
黄:もしかすると肉食が草食に、草食が植物に食べられてるのかも知れないんだよぉ。
白:光合成できそうもないし、肉食はどうやって生命活動維持してるんだろ。
朱:私が核反応で熱量を確保してるって説もありますし、
全く別のルートでエネルギーを産み出してる可能性はあります~。
黄:そこまで行ったら、パラレルの一言で片付けて良いのかが気になるんだよぉ。
朱:分岐したのが割と最近っていうのが一般的ですが、
少なくても生物発生時点まで遡らないといけませんものね~。
【謙遜してるようで自慢になってるタイプの輩か】
玄:私が人気者の世があると聞き、馳せ参じました。
黄:こういう話だと食い付き良すぎるんだよぉ。
朱:絶対、残念なオチが待ってるパターンでしょうに~。
白:崇拝はされてるけど、蛇と亀だけにみたいな。
玄:現在はそれすら無い訳ですし、大幅な前進じゃないですか。
黄:得意技の、ポジティブ風ネガティブなんだよぉ。
朱:あちらでは、ネガティブ風ポジティブな玄武さんを拝見できそうです~。
【王子と乞食の童話みたいな流れになってるな】
朱:人工知能が席巻していて、生物の肩身が狭い可能性は無いでしょうか~。
黄:玄武の数少ない特徴が消し飛ぶんだよぉ。
玄:私がロボット達を統べているという展開は考えてくれないんですね。
黄:それは既に玄武では無いと言いたいけど、逆だから有り得る気もするんだよぉ。
玄:なんとかして入れ替わって、こちらの立場を押し付けたいです。
朱:意外に統治者としての重圧から解放されると、喜んでくれる気もします~。
簡単に正反対とか言っちゃいますけど、解釈次第で無限の可能性がある辺り、書き手側の発想力が試されそうな気がしてきました。
2020
パソコンを、買い換えました。何年か前、Win7からの10への自動更新には屈しないという謎の意地を見せたせいで、とうとう7のサポート切れが差し迫ってしまったのが主要因です。元々、5年に1度くらいは新調しているので、無駄金を使ったという意識はありませんけど。ここ2年くらい買わなきゃなーと思い続けてましたし、むしろ決断を後押しをしてもらったと言っても過言では無いかも知れません。という訳で色々と検討してみた結果、某社のコスパ系既製品に落ち着きました。前のより全体的にスペックが上がっていて、値段もそこまでで無ければ良かったので。3Dをぐりぐり動かす、最新ゲームをやろうって訳でもありませんし。年末年始セールで割引されてたのも決め手の一つでした。それにしても新しいのは小さい、静か、動作が軽いと今のところ良い感じです。先代がポンコツなだけかも知れませんけど。別口で買った物理メモリが認識されてないと思ったら、ちゃんと嵌まってなかっただけという、我ながら無駄な労力を使ったりもしましたが。こうなってくるとディスプレイもそろそろかなと考えたりもします。たしか、十年以上前に買った間に合わせの中古品だったはずなのですが、何故かまだピンピンしています。その前のは一応新品だったのに数年で逝去されたのですが、外れを引いたのか、メーカーのせいなのか今でも謎のままです。
(・ω・) 個人で使う程度だと、データが足りなくてよう分からん
【猫ってたまに大賢者みたいな風格を漂わせてくる】
朱:性格や価値観なんかが反転したパラレルワールドって、
良く見掛ける話の展開だと思うんですよ~。
白:各々のキャラクターが完全に定着してることが前提で、
中堅以上の作品に可能な手口だね。
黄:専門家みたいな物言いなんだよぉ。
朱:逆転世界では白虎さんのこういう得意げな顔を見れないと思うと、
少しだけ物悲しい感じがあります~。
【恋愛至上主義者にとっては素晴らしい環境なのかも知れない】
朱:例えば、青龍さんが労働意欲を失って女性に養って貰うとかでしょうか~。
黄:それだけで面白いとか、ちょっとズルさもあるんだよぉ。
白:チャラついて軽薄な青龍って、逆にモテなさそう。
黄:現状、異性との縁が多いかと言われると疑問もあるんだよぉ。
白:プライベートという概念が謎すぎるからなぁ。
朱:仕事が恋人を極めたとも言えますが、
だとすると私達は年中イチャつきを見せられているとも解釈可能です~。
【全体の利益の為に個人が犠牲になるのは必要悪なのか】
朱:或いは、やたらと熱意だけはあるけど能力的には平凡とかですかね~。
黄:チームに一人くらい居ると、盛り上げ役として使えるんだよぉ。
白:人望が無いと、嫌われ者になるやつでもあるけど。
黄:それはそれで、共通の敵として憎しみを集めて一致団結するんだよぉ。
朱:怖いこと言い出しましたけど~。
白:今はこんなんだけど昔は五龍と四神の長を務めてたらしいし、
綺麗事だけで生きてきた訳じゃないんじゃないの。
【今にして思うと神族の性格を激変させるってとんでもないな】
白:あとは承認欲求の塊になって、ネットに自分を晒しまくるパターンとか。
朱:自分が最も美しく写る角度を研究する青龍さんは嫌です~。
黄:要約すると、性格が明るくなるだけで笑えるんだよぉ。
白:実際にそんなことされたら、姿形は同じでも偽者かどうか疑うと思う。
朱:悪いものを食べたくらいじゃ変わりそうもないですしね~。
黄:昔、月読が謎キノコを食べてお嬢様っぽくなったことあったけど、
青龍ならケロッとしてそうなのは分かるんだよぉ。
こうやって書いてみるとクールな真面目キャラって、対極の存在がイマイチ固定されてないのではと思わされますね。
2020
猫も杓子も、という言葉があります。ネコモシャクシモと読みます。誰も彼もが、という意味で、たくさんの人が流行に食いつく場合に使われることが多い言い回しです。猫はキャットを、杓子はしゃもじやお玉といった御飯や汁物をよそう器具を指します。しかし現在の形になった経緯に関しては諸説あるようです。第一に挙げられるのが、猫は神主を意味する禰子(ねこ)と、僧侶を意味する釈氏(しゃくし)が変化したというものです。宗教家にも大人気ということなのでしょう。他にも女子(めこ)も弱子(じゃくし)が元で、女子供にもというのもあります。後は猫は寝子(ねこ)、杓子は赤子(せきし)、寝た子や赤ん坊説もあるのだとか。更には猫も杓子もそのままで、日常生活で良く目にする二つだからなんてのまであります。つまるところ、良く分かっていないのです。猫は好奇心旺盛な生き物ですが、マイブームだけで生きてるような連中なので世間の流れなんてどこ吹く風ではあります。そんなのが慣用句として使われているというのも、考えように依っては不可思議なものの気もします。
(・ω・) コミュニティという概念が、人間から見ると希薄も良いところだからな
【とりあえず食器類はプラスチック製にするしか無いな】
亜:自宅を変形させるロボットを作ってみたいんだけど。
黄:実用性無さすぎて、ある意味で先代玄武らしいんだよぉ。
朱:宇宙船並に家具を固定しないと、大惨事間違いなしです~。
亜:世界、或いは町の平和が脅かされてるのに、
後片付けの心配なんかしてる場合じゃないでしょ。
黄:たしかに天秤に掛ければそうかも知れないけど、
最初から背負う必要が無いリスクだと言ってるんだよぉ。
【道楽百パーセントに見えるのは気のせいだろうか】
亜:必殺技は、全身を錐揉みで回転させながら体当りするってのを考えてるわ。
黄:だから、なんでそう室内に多大なダメージを負わそうとするんだよぉ。
朱:むしろ、どんな無茶な動きをしても中は水平を保つ、
驚異のシステムを搭載する予定なのかも知れません~。
黄:無駄なテクノロジーてんこ盛りなんだよぉ。
亜:遊び心を失ったら、仕事をする甲斐なんて無いし。
【世界に目を向けると月読なんて有象無象レベルである】
月:黄龍って、やれやれ系に分類されるのか?
黄:また変なこと言い出しやがったんだよぉ。
朱:と言いますか、やれやれ系が分からないんですけど~。
月:理屈っぽい、達観していて余計なことに首を突っ込みたがらない、
本気出したら作中最強格、辺りが満たされるとそう呼ばれるようだ。
黄:見事な、箇条書きトリックなんだよぉ。
朱:日本限定でしたら、むしろ月読さんの方じゃないですかね~。
【ちょっと前なら家事手伝いという逃げ道もあったのに】
月:この手のって人生経験が足りてないとか、
背景が薄っぺらいからウザがられる傾向にあるけど、黄龍なら問題ないな。
朱:黄龍さんって、そんなに風格ありますか~。
黄:近所の気の良いお姉さんを目指してるから要らないんだよぉ。
月:しれっと、図々しいこと言うよな。
朱:無職ですと、そういった方は不審人物扱いされる御時世なんですけどね~。
黄龍くらいになるとそろそろ概念と大差なくなっていて、肉体とか関係なしに影響力を行使できるかもとか適当なことを考えてみたりもします。