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2020

0816

 数珠と呼ばれるものがあります。ジュズと読むのが一般的です。ですが珠数と書くことがあり、ズズやジュジュと発音することもあるらしいです。推察するに、スウとジュという音がごっちゃになって、いつしか現在の表記と読み方に落ち着いたといった感じでしょう。仏具の一つで、数多くの珠に紐を通して輪にしたものが基本形です。法要の際に身に着けたことがある方も多いのではないでしょうか。珠の数は仏教的煩悩と同じ108が良く知られていますが、宗派や解釈で幅があり、54、36、27、18などもあるそうです。108の根拠には幾つか説があり、6×3×2×3、4×9+8×9、12+24+72辺りが有名です。私の様な信心が足りないものは、大事なのは数字じゃなく気持ちなんだよとか言ってしまいますが、実際はどうなんでしょうね。元々この珠は念仏を何回唱えたか数えるのに用いられていたと聞きます。やっぱり我々一般人にはさほど重要じゃなくないかと思ったりしてしまいます。

(・ω・) というか、どうやってカウントするんだかが良く分からなかった

【思い出したように熱中しては冷めるを繰り返してる】
理:伯母様サイコー。
黄:須佐之男の娘で、世にも珍しい月読信者の須勢理なんだよぉ。
月:幼き頃より、コツコツと染め上げてきた甲斐があった。
白:姪っ子に、何しちゃってるかなぁ。
月:こうやって月読派を増やそうとした記憶がある。
朱:多趣味なようでいて、すぐに投げ出す悪癖は、
 昔から全く変わってないんですね~。


【一瞬だけナマコがマイブームになったことがあるらしい】
黄:同時に、日本という国の礎を築いた大国主命の奥さんでもあるんだよぉ。
朱:それほどの方が月読さんの味方なのに、
 どうして今のような惨状になってしまってるんですか~。
理:伯母様は崇高すぎて、凡俗に理解させるのは難しいのです。
白:悪気は無いんだろうけど、遠回しな嫌味に聞こえる。
黄:月読とナマコのどっちかを褒めろと言われたら、
 迷わずに後者を選ぶ程度には難易度が高いんだよぉ。
月:貴様は、全世界ナマコ愛好会名誉理事である私にケンカを売った。


【何しろ数回しか会ってないから殆ど忘れた】
朱:三貴子さんの御父上である伊邪那岐さんって何をされてるんですか~。
天:世界各地を周遊していると聞いています。
月:定期的にソーシャルメディアが更新されてるから、生きてはいるらしい。
黄:始祖神としてどうなんだよぉ。
白:現地人と仲良くしてるみたいだし、交流的な意味で良いことなんじゃない。
月:絶対に恥を晒すことが分かってるから、素性は明かすなとキツく言ってある。
朱:月読さんにそう評されるって、どれ程のものなんでしたっけ~。


【国産みから貴子誕生までとすると実働何年くらいなんだろう】
白:ってか、寿命が無いのに隠居するっておかしくない。
月:そういやあの親父、なんで姉さんに椅子を譲ったんだっけか。
天:あとは若い者に任せる的な、ありがちなことを言っていた気がします。
朱:ですけど老け込んだって訳でも無いんですよね~。
黄:単に運営が面倒になっただけにしか見えないんだよぉ。
月:黄龍みたく望まないまま中枢から去るのも居るのに、
 世の中ってのは色々だな。

 調べ直すまで須勢理の一文字表記が勢だと思っていました。人間の記憶力なんて当てにならんものなのか、私だけの問題なのかは考えないことにします。
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2020

0814

 官製葉書と呼ばれるものがありました。カンセイハガキと読みます。俗に郵便局と呼ばれている場所が公認している、切手と葉書が一体化した紙片のことです。郵送に必要な切手代と同額なので利便性が高いものでした。しかし字の通り、公的機関が製作した葉書という名称です。そう、郵政全般が民営化された際、消滅してしまった存在なのです。現在では、通常葉書という名で同様のものが生き残っています。私なぞ、封書はともかく、ここ何年か年賀状以外に葉書を出した記憶が無いので、変化に気付く機会が最近までありませんでした。つまり今でも官製葉書と言っちゃう方は、時代に取り残されがちと言って良いやも知れません。長年、慣れ親しんだ呼び方が、ポリコレだとか、小手先の理由で差し替えられるのは、消費者側からすれば面倒なだけです。これに関しては理由があるっちゃあるんですが、通常ってなんなのさという、しょうもないところに引っ掛かるものがあったりする訳ですよ。

(・ω・) そういや未だに、野党の主勢力を旧民主って呼んでるな

【プログラムと意識の境界線は何処までも曖昧である】
伏:くけけー、人類滅ぼしますわー。
黄:理由は忘れたけど、玄武が作った人工知能の伏龍なんだよぉ。
白:たしか自立思考が出来ないっぽいように見せかけて、
 たまに自我が垣間見えるんだっけ。
朱:ですけど、私達が考えていることが、
 本当に自分の意思なのかは永遠の謎です~。
伏:神と崇められる存在も、所詮は傀儡ですわー。
黄:こういうこと言うから疑われるんだけど、
 朱雀と同じで深く考えたらいけない気もしてるんだよぉ。


【人間など無力なのですという安っぽいテーマも組み込める】
玄:私も先代の様に無から有を産み出したかったのですが、まだまだです。
白:さりげに、分裂を始めた生命と同程度に革新的なことしてる。
朱:劣化コピーでなくなったら、生き物と対立する勢力になるんですかね~。
黄:陳腐な映画にありそうな設定なんだよぉ。
白:組成が有機物なら食べて解決して良いかな。
黄:金属系を主力にしたけど腐食能力を持った細菌にやられる方が、
 物語のオチとしてはマシなんだよぉ。


【一つの身体に二人分の人格を持つ意欲作】
朱:そういえば、先代玄武さんが作った三台目に、
 ホウさんとスウさんって居ませんでしたっけ~。
白:記憶力テストみたいになってきた。
亜:一応、データは全部バックアップしてるよ。
黄:本体はどうしたんだよぉ。
亜:バラして玄武と真武を整備するのに使っちゃった。
白:これもある意味で血肉となって生きているってやつなのかなぁ。


【厄介なことに何故か自決してくれないんだ】
玄:まさか、そんなことになっていたとは。
白:パーツさえ集めれば再生できるんだし、
 人間的に考えると輸血くらいのもんなんじゃないの。
亜:所詮、肉体なんてハードに過ぎないよね。
黄:最終的に、自分自身も人工物に置き換えそうなんだよぉ。
朱:そして生きる意味を見失って殺してもらうことを望む、
 こちらもムービー的な展開になりそうです~。

 玄武ファミリーは設定的にいくらでも増やせますが、そうなる気配はありません。悪魔と同じで、人工知能という部分を分散させるのは下策と気付いているからなんですかね。

2020

0812

 シャークトレードという俗語があります。鮫と交換を組み合わせたもので、シャークまたは鮫トレなどと略されることもあるようです。トレーディングカードで生まれた言葉とされています。威圧を背景とする、或いは無知につけこむといった手段で、相場的に釣り合わない取引を強要することを意味します。トレカというものは、販売元が意図して価値にムラをつけることで射幸心を煽るという構造で成り立っている部分があります。規模が大きくなれば制御は難しくなり、数百倍、数千倍、場合に依ってはそれ以上の価格差を生みます。そういった稀少性が高いものを、気が弱い人ないしは初心者から人喰鮫のように武力を誇示して巻き上げることから名付けられたと言われています。幼少の折、仲間内でこの手のものが流行っていたとすれば、多くの方が関わったことがあると思われます。骨董品の世界でこういった交渉事は物の値打ちが分からない方が悪いとされています。しかしあくまで遊びである以上、悪意を紛れ込ませるのは褒められた行為ではありません。一方で、浮世からこういったものが消える日は来ないでしょうし、勉強代として糧とするしか無いのでしょうね。

(・ω・) 興味ない人から見たら、どっちも同じ紙切れなのが罪深い

【昔は凄かったよねと共感される匙加減が難しい】
朱:一世を風靡した方に会いに行く系の企画ってあるじゃないですか~。
白:考えてみればああいうのって、その業界に継続的な興味が無いと、
 埋もれたことに気付かなくて成立しない気がする。
黄:それとそこそこ年取ってないと、ノスタルジーを覚えないんだよぉ。
朱:大衆向けなようでいて、地味に限定的なんですね~。
白:見る側の大半が情報を共有する環境でないと受けない感じっぽい。
朱:黄龍さんのように存在自体が忘却の彼方ですと、
 誰それで終わってしまう問題も残ります~。


【百年の放浪歴と百年の白虎歴を持つ野良猫】
朱:私達も、最近お話してない方が居るなと思いまして~。
黄:十五年しか意識が無い朱雀からすればそうかも知れないけど、
 正直、百年や千年くらい間が空かないと懐かしくないんだよぉ。
白:それは流石に、龍族クラスだけじゃないかな。
朱:二百年ぶりくらいに御両親と再会したのを、
 割と軽いノリでこなした白虎さんが言いますかね~。


【今日も姉を使っての招集じゃなければ来なかっただろう】
サ:そんなどうしようもない理由で呼んだのか。
黄:メタトロンの双子の弟のサンダルフォンなんだよぉ。
朱:解説が無いと記憶を掘り起こすのが困難です~。
白:本格的に寄り付かなくなって久しいもん。
サ:僕に関係ないところで姉さんが笑顔になってる姿なんて見たくない。
黄:そして筋金入りのシスコンで、
 最上級天使じゃなかったら誰かがなんらかの処置を施してるんだよぉ。


【依存が悪化するのか決別して悪魔と化すのか】
メ:大きな声じゃ言えないけど、ちょっと苦手だからここに入り浸ってる。
白:絶望的な情報が発覚しちゃったんだけど。
朱:面倒な身内ほど厄介なものはありませんし~。
メ:そこまで悪い子じゃないんだけどね。
黄:何とか取り繕おうとする常套句が出たんだよぉ。
白:バッサリ切り捨てたらどんな反応するのか、他人事だから見てみたい。

 最近、レギュラーと準レギュラークラスだけで一年ギリギリ回せてしまう感じがあるので、どんなマイナーキャラが居たのかを思い出す意味も籠めて書いてみることにしました。これが供養的なものではないと、信じたい所存です。

2020

0809

 横紙破りという言葉があります。ヨコガミヤブリと読みます。慣習に反して我を通す、周囲にとっては迷惑な行為全般を意味します。明文化された法律の類ではない為、力関係に依って押し切られがちというのが厄介な部分と言えましょう。横車を押すなんて類語もあります。現代っ子には、ジャイアニズムと置き換えた方が通りが良いかも知れませんけど。語源は、和紙にあります。この紙は繊維が縦に揃っているのが特徴で、その方向には裂きやすいのですが、垂直になると難しくなります。この道理を外れて押し通す様に見立てて誕生したという説が最有力のようです。横車の方も似ていて、車輪の進行方向に対して側面から押しても動かしづらいということから生まれたようです。良くも悪くも日本人は職人気質の為、トライアンドエラーを繰り返して最良の状態を模索する気質があります。なので不合理なやり口は嫌いなのでしょう。一方で、一度確立したものは時代が変わり、そぐわなくなっても守ろうとして悪習と化すことも少なくありません。良い方向に仕組みを変えようとするのは改革と呼ぶ訳ですが、横紙破りとの境界線が何処にあるかは曖昧な気がします。

(・ω・) 革命家が新たな独裁者になるなんて、良くあることなのさ

【泥水に砂糖水を混ぜたところで飲めるようになる訳では無い】
青:私としましては、こうなって欲しいというよりは、
 朱雀自身がどうなりたいかを優先していこうかと考えています。
黄:自主性の尊重に見せかけた匙投げなんだよぉ。
朱:我ながら、完成形が全くイメージ出来ませんしね~。
青:既存の概念に囚われない、自由奔放さに期待しようかと。
黄:たしかに青龍は頭が固いところあるけど、
 朱雀が補佐したところで中和される気がしないんだよぉ。


【友人なら笑い飛ばすけど部下が言ったら張り倒したくなるな】
青:と言いますか、この十五年で成長以前に何か変化をしたんですか。
黄:核心を突いてきやがったんだよぉ。
朱:変わらぬことこそが最大の変貌という解釈も可能です~。
黄:そういやこの、中身が有りそうで無い言い回しが得意になったんだよぉ。
青:実務では使えそうもありませんね。
朱:一見すると非実用的に思えることこそが、
 真の意味で有用であると言い換えられるのではないでしょうか~。


【制御してる元締めが居るという考え方は新しいな】
黄:何にしても転生まで百八十年以上は残ってる訳だし精進するんだよぉ。
朱:たまに考えるんですが、今までが二百年周期だったからって、
 私がそうとは限らないんじゃないですかね~。
黄:たしかに、こんなイレギュラーな朱雀が居た記憶が無いんだよぉ。
青:バリエーションは出尽くしたと思っていたんですが。
黄:五千年以上経ってこんな秘密兵器を出してくるとは、
 朱雀サポートセンターにクレームの一つも入れてやりたいんだよぉ。


【経営者は非情なくらいで丁度いいという部分はある】
朱:私がファイナル朱雀で、黄龍さん並の長命になるかも知れません~。
黄:一万年以上就労しなきゃならないとか、罰ゲームの類なんだよぉ。
青:何か問題でも。
朱:感覚が完全に麻痺してます~。
青:教育のし直しや引き継ぎをしなくて済むんですから、
 良いこと尽くめじゃないですか。
黄:下手な悪魔より考え方がえげつない気もするけど、
 これが居なくなると空中分解確実なのが難儀なんだよぉ。

 朱雀が居ない黄龍ちゃん世界というのがどういうものなのか想像しづらいものがあります。もしやそれで一本書けるのではとも思いますが、残り話数的に最速でも来年になりますね。

2020

0807

 トートロジーと呼ばれる言葉があります。英語表記だとtautologyで、ギリシャ語の同じを意味する単語から派生したものです。特に理由もなく同じ文言を繰り返すことで、日本語だと同語反復と言います。『私は、私だ』や『真実とは、紛れもない真実である』のような感じが一例と言えるでしょう。表現技法の一つとしてはありやも知れませんが、客観的な内容が皆無なのは否定できません。その為、使いどころを間違えるとセンスや知性を疑われてしまう危険なものです。若かりし頃は、雰囲気を出したい時に体言止めを多用してしまうことがありますが、近いものを感じます。あれも劇中なら強調などで使える部分があるのでしょうけど、一般社会では面倒がられがちです。人間関係の何割かは言葉の選択に依って左右されるので、難易度が高い物言いは控えるべきなんでしょうね。

(・ω・) 小泉進次郎氏のせいで、注目されてる感はある

【あの何とも言えない気まずさを完全再現していく】
月:朱雀は、現状に問題が無いからと甘えてる部分があるな。
  もっと研鑽を積み、上を目指さないといけないぞ。
黄:どういう立ち位置での発言なんだよぉ。
朱:数年に一度しか会わない親戚のオジさんに説教されるって、
 こんな感じなんでしょうか~。
月:責任が無い立場から物を言うのは、この上ない娯楽だ。
朱:生まれてから一度として重責を担ったことが無い方が言うのは、
 説得力があるのか判断しかねます~。


【神輿は軽いに越したことはないなんて言葉があるくらいだし】
黄:かく言う月読が向上心皆無ってのが最大の笑いどころなんだよぉ。
朱:ですけど、出世と言っても最高神くらいしか残って無いんじゃないですか~。
月:こう見えて肩書上は貴子で、国家の支柱だからな。
黄:自分で言いやがったんだよぉ。
朱:天照さんがなんとかしてるんですから、
 月読さんも充分やれそうな気がしますけどね~。
黄:元々、トップがビシバシ決断を下していくというより、
 それなりに有能な参謀が落とし所を模索する国民性ではあるんだよぉ。


【十一年周期で活発になれば裏付けの一つになる】
天:朱雀さんが核エネルギーで活動している説が出て以来、親しみを覚えています。
黄:たしかに、恒星は核融合で熱を生み出してるんだよぉ。
朱:私は、ミニ太陽だったんですか~。
天:陸上生物の体液は塩分濃度を除けば海水に似ていると言いますし、
 自然を模した生命体として誕生したとしてもおかしくありません。
黄:それっぽい無茶苦茶を言い出したんだよぉ。
朱:こういうところが、実に姉妹だと思わされますよね~。


【こうやって未解明の怪奇現象が増えてしまうのか】
天:つまり私と朱雀さんは、皆を明るく照らすのが最重要業務なんです。
黄:アイドルみたいなこと言い出してるんだよぉ。
朱:崇拝されないと始まらないのは一緒ではあります~。
天:実は本来の私は直視できないほどの光量なのですが、敢えて抑えてるんですよ。
黄:墨汁なり黒ペンキなりをぶっかけてやりたいんだよぉ。
朱:隙間から異様な光が漏れ出る姿を想像してしまいましたが、
 夜道で出会ったら腰を抜かす程度には恐ろしそうです~。

 月読にとって朱雀ってなんなんだろうと考えると、これで意外に難問な気がします。朱雀にとって月読は、今回の通り、扱い方が分からない親戚的な感じなんでしょうけどね。
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