横紙破りという言葉があります。ヨコガミヤブリと読みます。慣習に反して我を通す、周囲にとっては迷惑な行為全般を意味します。明文化された法律の類ではない為、力関係に依って押し切られがちというのが厄介な部分と言えましょう。横車を押すなんて類語もあります。現代っ子には、ジャイアニズムと置き換えた方が通りが良いかも知れませんけど。語源は、和紙にあります。この紙は繊維が縦に揃っているのが特徴で、その方向には裂きやすいのですが、垂直になると難しくなります。この道理を外れて押し通す様に見立てて誕生したという説が最有力のようです。横車の方も似ていて、車輪の進行方向に対して側面から押しても動かしづらいということから生まれたようです。良くも悪くも日本人は職人気質の為、トライアンドエラーを繰り返して最良の状態を模索する気質があります。なので不合理なやり口は嫌いなのでしょう。一方で、一度確立したものは時代が変わり、そぐわなくなっても守ろうとして悪習と化すことも少なくありません。良い方向に仕組みを変えようとするのは改革と呼ぶ訳ですが、横紙破りとの境界線が何処にあるかは曖昧な気がします。 (・ω・) 革命家が新たな独裁者になるなんて、良くあることなのさ 【泥水に砂糖水を混ぜたところで飲めるようになる訳では無い】 青:私としましては、こうなって欲しいというよりは、 朱雀自身がどうなりたいかを優先していこうかと考えています。 黄:自主性の尊重に見せかけた匙投げなんだよぉ。 朱:我ながら、完成形が全くイメージ出来ませんしね~。 青:既存の概念に囚われない、自由奔放さに期待しようかと。 黄:たしかに青龍は頭が固いところあるけど、 朱雀が補佐したところで中和される気がしないんだよぉ。 【友人なら笑い飛ばすけど部下が言ったら張り倒したくなるな】 青:と言いますか、この十五年で成長以前に何か変化をしたんですか。 黄:核心を突いてきやがったんだよぉ。 朱:変わらぬことこそが最大の変貌という解釈も可能です~。 黄:そういやこの、中身が有りそうで無い言い回しが得意になったんだよぉ。 青:実務では使えそうもありませんね。 朱:一見すると非実用的に思えることこそが、 真の意味で有用であると言い換えられるのではないでしょうか~。 【制御してる元締めが居るという考え方は新しいな】 黄:何にしても転生まで百八十年以上は残ってる訳だし精進するんだよぉ。 朱:たまに考えるんですが、今までが二百年周期だったからって、 私がそうとは限らないんじゃないですかね~。 黄:たしかに、こんなイレギュラーな朱雀が居た記憶が無いんだよぉ。 青:バリエーションは出尽くしたと思っていたんですが。 黄:五千年以上経ってこんな秘密兵器を出してくるとは、 朱雀サポートセンターにクレームの一つも入れてやりたいんだよぉ。 【経営者は非情なくらいで丁度いいという部分はある】 朱:私がファイナル朱雀で、黄龍さん並の長命になるかも知れません~。 黄:一万年以上就労しなきゃならないとか、罰ゲームの類なんだよぉ。 青:何か問題でも。 朱:感覚が完全に麻痺してます~。 青:教育のし直しや引き継ぎをしなくて済むんですから、 良いこと尽くめじゃないですか。 黄:下手な悪魔より考え方がえげつない気もするけど、 これが居なくなると空中分解確実なのが難儀なんだよぉ。 朱雀が居ない黄龍ちゃん世界というのがどういうものなのか想像しづらいものがあります。もしやそれで一本書けるのではとも思いますが、残り話数的に最速でも来年になりますね。 PR |
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