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 シュールストレミングと呼ばれる加工食品があります。主にスウェーデンで生産される、ニシンを塩水に漬けた缶詰の総称です。シュールは現地語で酸っぱい、ストレミングはバルト海産ニシンを意味します。密封されているにも関わらず発酵が進む特徴を持ち、俗に世界一臭い食べ物とまで言われています。過程でガスが発生する為、適正期間を過ぎると膨張しパンパンになります。なので開封する際は場所を選ばないと汁が飛び散ります。風呂場であっても匂いが染み付いてしまうので、室内はオススメできないらしいんですけど。一部航空会社は、高高度での破裂リスクを鑑みて輸送を断っている程です。ニシンを低濃度の塩水に浸す保存食は中世の頃から存在していました。当地はニシンが大量に捕れるものの、日光が弱く薪も作りづらいので塩は大変な貴重品です。そこで樽に詰めて敢えて細菌を働かせることで、賞味期限を伸ばした訳です。缶詰技術の普及で移行し、珍味としての知名度を得ました。おそらくスウェーデン発祥の食べ物で最も有名であろうシュールストレミングですが、現代では存続の危機に瀕してるんだそうです。乏しい食糧事情の中で苦心して生み出された文化遺産とでも言うべきものですが、生き残れるかは別の話なんですよね。

(・ω・) 味に関しては、普通に美味いとする方が多い模様

【単に考えたくないだけの気もする】
白:うちの両親って、勢力拡大が野望らしい。
朱:そんなこと言ってましたね~。
黄:良く分からないんだよぉ。
白:正直、私も理解してない。
朱:何という娘さんでしょう~。
黄:親子であっても意思の疎通には努力が必須だと、
 身をもって教えてくれてるんだよぉ。


【山が動いたと思ったら伸びをしてるだけだった】
朱:生物として一族の繁栄は本能ですけど~。
黄:こいつらが増えるには、
 恐竜時代並の潤沢な食料が要るんだよぉ。
白:それを知ったら温暖化推進派になりかねない。
黄:変温動物としても助かるんだよぉ。
朱:黄龍さんが際限なく巨大化するのは、
 もはや厄災の域になりそうです~。


【出自が曖昧な黄龍には無縁だけど】
白:そういや統括神をぶちのめす目的があったような。
朱:その為の地盤作りってことですかね~。
黄:組織力でどうこう出来る相手じゃないんだよぉ。
白:陽動の捨て石くらいにはなると思う。
黄:こうやって非道な発言をする辺り、
 何処まで行っても血は付き纏うんだよぉ。


【肉体言語で決着するしかないんじゃないか】
黄:何にしても偉くなりたいって欲があるのは、
 若々しくて羨ましいんだよぉ。
朱:壁を知って諦めた方の御意見です~。
白:巻き込まないなら好きにして貰って構わないんだけど。
朱:そこら辺は家族の問題ですので、
 何とか解決の道を探してください~。

 親の夢を子供が受け継ぐというのは、人間社会では珍しいものではありません。しかしネコ科には縁遠い話だよなと思う訳です。人は助け合わないと生きていくことすら困難ですし、生態が根本的に違うんでしょうね。
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 ピアノ線と呼ばれる繊維があります。硬鋼線の一種なので主成分は鉄ですが、JISが定めた条件をクリアした極めて高品質な製品です。高張力高強度で、コンクリートの補強、大橋のケーブル、ベッドスプリングなど、様々な所で活用されています。名前は文字通り、ピアノで使われたことが由来です。ピアノの誕生は18世紀初頭ですが、当初は弦が切れ易い難点を抱えていました。かのベートーベンも演奏が力強いなどの理由で幾度となく破壊したと伝えられています。時代が下り、ピアノ演奏の主戦場が大ホールへと移っていきます。つまり音量が求められる訳で、各部品がより頑丈でないと耐えられません。様々な工夫を施しましたが、その一つがピアノ線なのです。あまりに汎用性が高く、用途が楽器に留まらなかったのは前述の通りです。現代でも弦はピアノ線が主流で、完成度が伺えます。ミステリ界隈では絞殺の必需品として扱われ不名誉な感じもありますが、その強靭さを評価されてと考えたら致し方ないのかも知れません。

(・ω・) 直径1mmで、100kg以上に耐えられるんだとか

【営業スマイルとは無縁の生物なんですが】
猫:うなーお。
朱:『愛猫と行ける御当地グルメ企画はどうだ』ですって~。
黄:凄まじく軽薄に感じるんだよぉ。
朱:飼い主さんの自己満足ですよね~。
黄:猫視点だと養ってもらってる身だから、
 たまには付き合ってあげるべきな気もするんだよぉ。


【刺激が不足すると生を実感できない連中なので】
猫:なーご。
朱:『大半の猫が食いもんは取り寄せで良い、
 と考えてることは否定しない』だそうです~。
黄:そっちで進めた方が良さげなんだよぉ。
朱:お誕生日とかに向いてます~。
黄:縄張りの外で楽しめる人間が異常というか、
 ヘンテコな生態なのは否定できないんだよぉ。


【人を使役してるってのが重要なんじゃ】
則:当世は民草でも珍味を運ばせられるのかえ。
朱:言われてみれば、とんでもないシステムです~。
黄:自宅で貴族気分を味わえるんだよぉ。
朱:後は羽毛扇で仰いでくれる方が欲しいですけど~。
黄:最近は優しい風の循環装置が市販されてるし、
 そこらで代用すれば良いんだよぉ。


【味が良いに越したことはないのではと返しそう】
黄:現地でしか食えない特別感で、
 客を呼び込む戦略もあるんだよぉ。
朱:名物に美味いものなしとも言いますが~。
則:うわべに踊らされるのが市井の者じゃて。
黄:それも思い出になるんだよぉ。
朱:下々の楽しみ方は卑俗すぎて、
 理解が困難なのかも知れません~。

 お取り寄せグルメは庶民からするとプチ贅沢の部類ではありますが、かつては王侯や富豪にしか出来ないものでした。そう考えると輸送コストが大半だった訳です。となると現代の上流階級は食品そのものの値段でマウントを取るしか無いのですけど、そこまで味の差があるのかという話になってしまう訳です。

 泥棒と呼ばれる人種が居ます。窃盗犯の俗な呼称です。類語に盗賊、物取り、盗人、空き巣、緑林などがあります。多種多様な表現がある辺り、社会と切り離せない存在なのでしょう。嘘つきは泥棒の始まりと言い聞かせられる通り、幼子でも認識している熟語です。しかし泥と棒で何故こうなったかを説明できる大人は少ないと思われます。語源は、諸説あります。顔に泥を塗って正体を隠し、棒であれこれしたのではという説もありますが、単語の登場時期を考えるとかなり怪しいです。当て字なことが濃厚で、マッドとスティックは無関係というのが有力視されています。中でも知られているのは強奪の意がある押し取りと、人を意味する坊の組み合わせです。押し取り坊が略されて取り坊となり、音と字が変化して泥棒になった解釈です。何でそんな変わり方したのさという疑問に関しては、言語とはそういうものだとしか言い様がありません。不意に何かしら奪われたとして、『ドロボー』という文字列が叫びやすいからというのはあるでしょうか。そんなシチュエーションに出くわすかは、防犯意識と巡り合わせ次第ですけどね。

(・ω・) リョクリーンは、何言ってんだって目で見られそう

【江戸時代ですら楽じゃなかったのに】
月:剣の道で食っていきたい。
朱:プロゲーマーが夢の中学生でしょうか~。
黄:それより険しいんだよぉ。
月:腰の刀だけを頼りに浮世を生き抜く。
  素晴らしき生き様とせずにいられない。
黄:苦労を知らない若造の発言なら微笑ましいけど、
 いい年してこれは反応に困るんだよぉ。


【弟子が居なくても一国一城の主ではある】
黄:現代の剣道日本一は、
 警察官が多いと聞いてるんだよぉ。
月:武術を活かせる数少ない仕事だからな。
朱:道場主さんとか居ないんですかね~。
月:他流試合を禁じて井の中の蛙状態だ。
黄:月読に似てるとも言えるし、
 自分で流派を立ち上げれば早いんだよぉ。


【両替できない通貨とか貰ってもだし】
月:入門すると、今なら中伝が貰える。
黄:ソーシャルゲームなんだよぉ。
朱:強さがさっぱり分からないやつです~。
月:謎一派の免状とか、世間的な価値は無いのが現実。
朱:四神や三貴子だって他国ではローカル扱いですし、
 権威なんてそんなものではあります~。


【目を引いた時点で勝ちなのかも知れないけど】
月:ネット募集で名前だけ借りて、
 門下を水増しするのも手だな。
黄:段々と詐欺師に近付いてるんだよぉ。
朱:ですけど会員が百万人と言われたら、
 ちょっと興味が湧いてきます~。
黄:剣術の一門でその人数は明らかに異常で、
 胡散臭さしか覚えないんだよぉ。

 令和の世で、剣の腕一本で生計を立てるにはどうしたら良いのでしょう。あれこれ考えてみましたが、指導者になる以外の道筋が思い付きません。格闘技はトップレベルなら稼げるというのに、もう武器術自体の需要が無いんですかね。

 弟切草と呼ばれる植物があります。オトギリソウと読みます。物騒な名前ですが、経緯も不穏です。平安時代、晴頼という鷹匠が居ました。彼はこの草を原料に鷹用の秘薬を作っていたのですが、弟が製法をバラしてしまいます。激昂して命を奪ったことで、この和名が定着した流れです。その為、花言葉も恨み、怨念、敵意、迷信と、ネガティブなものばかりになっています。ちなみにこの逸話は伝説に過ぎず、実話であるかは曖昧です。葉裏に斑点が多く、まるで血を被ったかのように見えるところから連想したとされています。薬としては止血、鎮痛などに一定の効果が認められる研究結果もあり、完全な与太話と言い切れない面があります。生息域は広範で、日本全国に広く分布しています。四国では薬用酒にするといった感じで親しまれてきました。西洋では近縁種を厄除けとして使います。実際にセロトニンを増強するらしく、気鬱や不眠に効くケースもあるとのことです。どういった理由で弟が暴露したかは諸説ありますが、家業の機密情報と考えたら怒り狂うのは分からんでもありません。とはいえ兄弟の仲が悪いくらいならともかく、この場合は完全に一線を越えてしまってますよね。

(・ω・) 字面のインパクトが強くて、実在感に欠けてる部分がある

【別の問題が発生してる事実はさておくことにする】
メ:秩序って、なんだろう。
朱:守り手である天使さんが言うことでしょうか~。
黄:言語や概念として示すのは難しいけど、
 それが仕事なんだよぉ。
メ:多様性とかいうので分からなくなってきた。
黄:それは発信してる人間自体が理解してないから、
 安心して構わないんだよぉ。


【自然界の栄枯盛衰から何も学んでいない】
メ:やっぱり、唯一の思想に染め上げないと。
黄:過激派なんだよぉ。
朱:究極の整然ってそういうことではあります~。
黄:生産力が充分なら一つの選択肢だけど、
 実際は進歩が乏しくて対応力に欠けるんだよぉ。
メ:衰退するのも運命と思って受け入れて貰えれば。


【イメージほど善行を施してないのは確か】
黄:ある程度は勝った負けたしてる方が健全なんだよぉ。
メ:そして終わらぬ悪魔との戦い。
朱:あれはプロレスという認識なんですけど~。
黄:敵国の脅威を主張し続ける軍人みたいなんだよぉ。
メ:悪魔の悪辣さを目にしていながらこう言われるのは、
 私達の徳が足りないのかしら。


【長いこと前線に居ると堕天する設定が悪い】
黄:結局、調和と混沌の狭間を彷徨うのが人類なんだよぉ。
メ:だから仕事がなくならない。
黄:働くと暴走して迷惑掛けるのに言われたくないんだよぉ。
メ:力加減って難しいよね。
朱:実はメタトロンさんこそカオスの権化な気がしてきました~。
黄:寝返られると厄介極まりないから、
 トップ扱いで飼い殺してる可能性は否定できないんだよぉ。

 人間ってのは知性で発展してきた生物のくせに、考えるのを面倒くさがる傾向があります。100か0の極論が定期的に受け入れられる所からも伺えます。そういった思考に寄ってしまう方を俗に1bit脳と呼ぶらしいのですが、意見が100分割されると話が纏まらないのも事実なんですよね。

 中国四大美人と呼ばれる歴史上の人物が居ます。現代では春秋の西施、前漢の王昭君、後漢の貂蝉、唐の楊貴妃とするのが一般的です。何でも中国系のスーパーや土産物屋に肖像画が飾られているほど認知されてるのだとか。これだけの知名度を誇るのですから、それぞれに逸話があります。西施は越の小村出身でした。当時の越は呉の支配下同然で、巻き返し目的で呉君の夫差に献上されます。近年で言うところのハニートラップです。目論見は成功し、骨抜きになったところを狙って滅ぼされました。王昭君は貴族の娘で、皇帝の妃候補になるほどの美女でした。しかし清廉な性格が災いし放置されます。同時期、漢は北方の異民族、いわゆる匈奴に悩まされていました。懐柔策で宮中の女性を嫁に出そうとするのですが、そこで選ばれたのが王昭君です。話が決まった後に実は見目麗しいと知って惜しみますが、約束は破れません。そのまま嫁ぎ、母国との和平に尽力しました。貂蝉は後漢の重臣である王允の養女です。三国志で有名な暴君董卓を止める為に差し出されました。猛将で知られる部下の呂布を経由することで、貂蝉を巡っていがみ合わせる作戦です。これがうまくいき、呂布が董卓を抹殺することで圧政は一区切りつきました。なお貂蝉は唯一創作とされています。史実だけ追うといきなり呂布が裏切ったんですけど状態なので、理由付けが欲しかったと推測されます。楊貴妃は、恐らく中国史で最も知られている女性でしょう。文化、経済共に最高潮と言える8世紀中頃、後宮に入りました。玄宗皇帝は寵愛しすぎて、政を疎かにするほど豪奢で自堕落な生活を送ってしまいます。結果、革命寸前まで追い込まれてしまうのですが楊貴妃の処刑を条件に何とか命を繋ぎました。けれど一連の騒動で王朝の政治基盤は弱体化してしまい、傾国の代表例として扱われています。4人の共通点は、その美貌が国家の存亡を左右していることです。権力者が欲するのは何だかんだ言ってそういうものだと、歴史が語り掛けているのかも知れません。

(・ω・) 武則天が入ってないのは、地力が凄いからかね

【商売人としては優秀である】
玄:子供が真似しやすい必殺技は、
 知名度の向上に役立ちます。
黄:その鉱脈は掘り尽くされてるんだよぉ。
玄:二番煎じ三番煎じ、ドドンと来いです。
朱:この謙虚を通り越してプライドが無い姿勢を、
 どう評価したものか分かりません~。


【目潰しと考えれば最強候補だから】
朱:ロボットと言えばビームですけど~。
黄:攻撃力を有する程の光子線とか、
 どれだけのエネルギーが要るんだよぉ。
玄:この際なので、リアリティは置いておきます。
朱:科学の申し子が言うことでしょうか~。
黄:理詰めで生まれた感じがしないし、
 性格に反映されてるのは論理的とも言えるんだよぉ。


【弾丸をぶっぱした方が強いに決まってる】
朱:腕を飛ばすのも多い気がします~。
玄:人類が模倣するには早すぎると思うのですが。
黄:それ以前に射程と威力が期待できないんだよぉ。
朱:どういった意図の技なんでしょう~。
黄:多分だけど驚かせるのが主目的で、
 効率とかは捨て去ってるんだよぉ。


【二十四のギリシャ文字を華麗に使いこなす】
黄:単なるパンチでも技名を叫んでおけば、
 それっぽくなるのがロボの良いとこなんだよぉ。
玄:オメガキック、とかですか。
朱:普通にダメージが大きそうです~。
黄:どっちかというと特撮かも知れないけど、
 本質は大差ないということにしておくんだよぉ。

 近年、レーザー兵器が実用化されつつありますけど、その威力は微々たるものです。ドローンを撃墜するのがせいぜいなのだとか。光線がビル街を薙ぎ払ったり出来ないのは物足りないようでいて、やっぱりそんなもんは存在しない方が良いのかも知れません。


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