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2025

0221

 ウレタンと呼ばれる素材があります。ポリウレタンの総称として使われるのが一般的です。化学的には、ウレタン結合で数珠つなぎになっている共通点があります。プラスチックの一種に分類されますが、ウレタン自身も化学式や加工法で細分化されています。語る上で外せないのは、フォームです。この場合は泡を意味していて、発泡させることで硬度、柔軟性、反発性を調節します。軟質フォーム、半硬質フォーム、硬質フォームに大分され、クッションや断熱材が主な活躍場所です。一方で泡立てないウレタンは非フォームと称されます。弾力性と強度を併せ持つものはウレタンゴムの名で近い使われ方をします。他にも滑らかで防水性に富んだ性質だと、合成繊維や人工皮など衣類で見掛けることがあるでしょう。とても利便性が高いものの、原料であるイソシアネートがアレルギーを引き起こすリスクもあります。とはいえ現代は大アレルギー時代で、何もない人の方が珍しいかも知れません。目や鼻のムズ痒さ、発疹、消化器の不調と症状は様々ですが、地味に原因の特定が困難なところはありますよね。

(・ω・) 天然ゴムのラテックスアレルギーの方がメジャーかも

【ネコ科なんて似たようなものだろう】
朱:フェンリルさんから見て、
 御二方はどのような子虎でしたか~。
フ:良く遊び、良く食べ、良く寝る、
 何処にでも居る子供でしたよ。
黄:なんかふわっとしてるんだよぉ。
白:父親に対して言うのもアレだけど、
 うろ憶えだから無難な返答してる気がする。


【少なくても水泳技術は役立ってる】
朱:ヘルさんはどうでしょう~。
ヘ:何を教えても倍は掛かる問題児だ。
窮:虎に芸を仕込むことが間違いだとは思わない。
白:文明社会なら虐待で怒られてるよ。
ヘ:野生は生き残るのが正義だ。
窮:なんやかんやしごかれたお陰で、
 今日までやってこれたのは否定できないんだよなぁ。


【実際に殆どが生き別れなのだ】
朱:他に兄弟姉妹がたくさん居るとのことですけど~。
窮:二百年前に実家叩き出されてから会ってないけど、
 何処かで元気にしてるんじゃない。
黄:雑なようでいて、一般的なネコ科なんだよぉ。
ヘ:独り立ちした時点で家族の責務は果たしてるのが、
 当たり前の考え方だろう。


【長寿番付で黄龍をオチにするのが定番ネタ】
朱:そう考えると白虎さんとの再会は奇跡と言えます~。
白:どうやって白虎やってるのを知ったんだっけ。
窮:業界の専門誌に載ってたよ。
黄:誰が発行してるんだよぉ。
朱:ちょっとだけ読んでみたくなりますけど、
 内容が高度で素人には難しいやつです~。

 白虎と窮奇が600歳前後で、実家を追い出されたのが200年くらい前というのは初期に決めた設定です。これは中国で白虎に成るのは500歳以上の虎で、就任したのが100年前という安直な足し算から導かれています。結果、400年ほど実家で暮らすダメ虎と化しましたが、この図太さが白虎っぽいということにしておきましょう。
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2025

0219

 臍を噛むという慣用句があります。臍はヘソを意味しますが、この場合はホゾと読むのが一般的です。腹の窪みに食い付くだけでも謎の行為ですが、実は自分のにだったりします。ますます不可解な絵面です。しかし出典は春秋左氏伝、つまりとてつもなく古い中国の史書だったりします。デベソでかなりの軟体ならいけなくもありませんが、普通は無理です。このことから、無駄なことをして悔やむ様の例えになりました。やや変質して、後悔そのものを指したりもします。変な表現ですが、悔しさは噛みしめるものですし微妙に親和性があったのかも知れません。ちなみにこれを発したのは小国の家臣です。大国の王を歓待していた最中に、『良い機会だから殺しておきましょう。そうしないと臍を噛むことになります』と君主に進言しました。しかし聞き入れず、結局は滅ぼされてしまうのです。これだけ聞くと例えが悪くてピンと来なかったのではと勘繰りたくなります。ですが現代まで何とか生き残っているので、何かしら響くものがあったのでしょう。臍で茶を沸かすもそうですが、どうにもこの部位周りは勢いで誤魔化してないか感が拭いきれない気がするのですよ。

(・ω・) 猫は痒い時にガリガリやってるよな

【やらかした場合に任命責任は発生するのか】
窮:名前だけだけど私も四凶だし、
 少しくらい悪いことをすべきなんじゃないかって。
白:給料以上の仕事する必要なんて無い無い。
朱:窮奇さんの報酬は鰹節でしたっけ~。
黄:余計なことするなって契約に思えるけど、
 ぶん投げた先代に口を出す資格は無いんだよぉ。


【信用されてない現実は見ないでおく】
白:てか、残りの三凶と交流あんの。
窮:ネットで遣り取りするくらい。
黄:ビジネスライクな関係なんだよぉ。
白:青龍の目が届く所で働かされてる私達って。
朱:如何に愛されてるかが分かりますよね~。


【善悪の判断が付くくらいには理知的である】
朱:具体的に何をしますか~。
窮:どんなのが良いかな。
黄:無策なんだよぉ。
白:初代は善人に噛みついてたんだっけ。
朱:良い子が気に入らないノリですかね~。
黄:そんな訳あるかと反論したいけど、
 無いと言い切れないのが神話界隈なんだよぉ。


【現代だと人権やらがうるさい】
黄:その凶暴さを活かして、
 外敵を倒せってのが追放後の業務なんだよぉ。
窮:服役囚に国境警備任せるとかいつの時代さ。
朱:まとめられれば強そうです~。
白:負けても大した損害にならないって部分は、
 合理的な作戦だよね。

 身も蓋も無い話ですが、損耗して問題ない部隊を最前線に送るのが理想なのは古今東西変わりません。酷いところだと属国化したら家族を人質に徴兵して磨り潰したりします。勝たなきゃ歴史から消えてしまうので、人道的かどうかなんて後世の史家が勝手に決めろというのも正しいんですけどね。

2025

0216

 流星群と呼ばれる天体現象があります。リュウセイグンと読みます。無数の流れ星が降り注ぐ事象の総称です。まるで一点から拡散するように見える特徴があります。そもそも流星とは、宇宙に浮遊している粒が大気圏突入して燃え尽きる様です。地表まで到達すれば隕石と称されます。言い換えると大量の粒子が漂っている空間に突っ込んだ時、密度に応じて夜空が輝くのです。流星群の原料は、かつての彗星や小惑星であることが多いとされています。残骸やバラバラになった一部が地球の公転軌道上に居座り、年一で通りすがる際に終焉を迎える訳です。国立天文台では規模が大きい、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群を三大流星群としています。これらの名は観測できる方向の星座から付けられています。しかし最も有名なのはしし座流星群かと思われます。数十年に一度、テンペル・タットル彗星の尾と接触し、極めて壮大な天体ショーを開催します。レアイベントな上に派手なので、ファンのみならず一般人にも知れ渡った次第です。こうして見るととんでもないスケールですが、改めて空気の守護に感謝しないといけないのかも知れません。

(・ω・) 全部落ちてくるならオチオチ表も出歩けんよ

【如何にして不自然さを誤魔化すかが詐欺の基本】
天:須佐之男が迷惑を掛けています。
  姉の天照です。
朱:何処かで聞いたことある構文です~。
黄:他人が有名人の身内を騙るやつなんだよぉ。
月:強調されると疑わしく感じるって、
 人ってのは本当に人を信じてないんだな。


【なんなら一番の甘えん坊な節すらある】
月:都合が良い時だけ親族ヅラして、
 面倒事を察知したら遠ざけるのが基本じゃないか。
朱:道徳心が終わってます~。
黄:リアルな兄弟姉妹とも言えるんだよぉ。
朱:私の目には、月読さんも構ってもらえないと、
 拗ね出すタイプに映ってるんですけど~。


【奥さんが尻を叩くタイプだから仕方ない】
朱:須佐之男さんはこんな扱われ方で、
 どうして御二方を慕ってるんでしょう~。
黄:本質的にマザコンだから代替品なんだよぉ。
月:言い方。
黄:子孫が繁栄して見守るくらいの立ち位置なのに、
 精神が幼稚と表現するよりは配慮してるんだよぉ。


【少なくても伊邪那岐は期待してたはず】
天:姉として不足かも知れませんが、
 須佐之男も弟として十全とは言えません。
朱:一家の役割って完璧があるんですか~?
黄:百点の家族とか薄気味悪いんだよぉ。
月:欠落してるからこそ補い合うんだが、
 私達がそういう関係かは別の話だ。

 姉にとって理想の弟、並びに弟にとって理想の姉とはどういったものなのでしょうか。兄弟姉妹に過大な思い入れを持っていないのでピンと来ませんが、有識者なら延々と語ってくれそうな話題です。

2025

0214

 倶利伽羅紋紋と呼ばれる入れ墨があります。クリカラモンモンと読みます。背中に倶利伽羅龍王の図柄を刻んだ和彫りの一種です。略語のモンモンは関西圏でタトゥー全般を指します。倶利伽は、サンスクリット語であるクリカの当て字です。インドの八大龍王の一体で、日本では不動明王の化身として扱われます。不動明王と言えば、剣と炎が象徴的です。この二つには煩悩を浄化し、邪を祓う力があります。一般的な倶利伽羅紋紋が、剣に巻き付いた龍の背後が燃え盛っている構図なのはそういう元ネタだからです。実にありがたいはずの仏様が、ならず者の代名詞になった経緯は曖昧です。江戸時代の博徒が威嚇目的で彫っていたのは史実のようです。東アジア圏で墨は罪人の証であり、一般社会からの離別を意味しているのでここまでは分かります。しかし倶利伽羅龍王が流行した理由は、推測の域を出ません。単純に龍、剣、炎が、侠気という名の厨二心をくすぐるのが一因でしょう。仏力を個人の我儘で使う傲慢さが発露した結果という解釈もあります。何にせよ昭和くらいまで受け継がれていた文化ですが、そろそろ終焉の時を迎えそうです。近年では公衆浴場に墨持ちを入れさせろと人権運動をしている層が居ると聞き及んでいます。それにしても無法者が市民権を主張してる時点でダサいという感性は持ち合わせていないんですかね。

(・ω・) ドリフのコントで、入れ墨マウントネタとかあったなぁ

【その自信が何処から来るのかを問いたい】
フ:娘を持つ者として言葉を交わしましょう。
須:ええじゃろ。
朱:御二方はパパとしてどうなんでしょうか~。
黄:評価が難しいんだよぉ。
白:私と須勢里はまともだから高得点にしたいけど、
 反面教師の可能性は否定しがたい。


【立ち入るとややこしい事態に陥る匂いがする】
フ:そこで私はこう言ってやったのです。
  妻を怒らせるくらいなら、地獄を掌握してやると。
須:そうなるじゃろな。
朱:謎の会話です~。
黄:妻帯者なんてこんなもんなんだよぉ。
朱:若干の偏見があったように思えますけど、
 面倒なので適当な相槌を打つことにします~。


【だってこれといった接点ないし】
猫:なーご。
朱:『須佐之男に猫絡みの逸話はねーのか』ですって~。
黄:聞いたことないんだよぉ。
猫:まーお。
朱:『なら使い道が無いな』と言ってます~。
黄:判断基準が利用価値だけってのも世知辛いんだよぉ。


【そもそも塩分耐性がかなり低い】
須:儂にだって、可愛いもんを愛でる心はあるわい。
朱:本当でしょうか~。
須:肴を餌に呼び寄せて、ワシャワシャしとる。
黄:死ぬほどウザがられるやつなんだよぉ。
朱:仮にそのオツマミがイカでしたら、
 本格的に説教をしなくてはいけません~。

 猫に好かれる極意の一つは、あんま構わないことらしいです。自分のペースを変える奴が気に食わない訳です。しかし猫飼いは相手して欲しいという大いなる矛盾を抱えています。これを乗り越えて二大ペットの片翼になっているんですから、カワイイの魔力は恐ろしいものです。

2025

0212

 SUVと呼ばれる車種があります。sport utility vehicleの頭文字を取ったものです。直訳すると、有用なスポーツ向けの乗り物、といった感じでしょうか。つまるところアウトドアにも対応可能な汎用型乗用車の総称です。日本では多目的スポーツ車などとも称されます。オフロードや雪道でも走れ、荷物を多く積めることが大筋の条件です。なのでメーカーが特徴を推して冠するにしても、明確な定義はありません。そもそもこの名称が定着したは1980年代のアメリカとされています。当然ながらこれ以前にも同じ用途の自動車は存在していた訳で、必要に応じて誕生した言葉なのです。現代では更に細分化されています。主に大きさで区分する軽SUV、コンパクトSUV、ミドルSUV、フルサイズSUVが一例です。また用途に主眼を置いて、舗装路を重視したクロスオーバーSUV、悪路向きの四輪駆動であるクロスカントリーSUVなんてのもあります。車好きなら見た目も大事ですし、何もかも希望に沿うのは実に大変です。その悩ましさこそが楽しさであるのも、また真実なんでしょうけどね。

(・ω・) 興味ない人にはマジで差が分からんのだろう

【この際だから尊厳は考えないものとする】
亜:八岐大蛇もズルされて可哀想だしさ。
  メカヤマタノオロチ作って再戦させていい?
朱:怪獣映画でしょうか~。
黄:外見以外の本人要素は何処なんだよぉ。
亜:遺伝子から培養した有機パーツを組み込むとか。
朱:技術者の倫理観が壊れてると、
 本当に碌なことをしません~。


【予算が貰えればという前提はあるにせよ】
須:大事なんは勝ち負け自体やのぉて、
 そこから何を得るかじゃろ。
黄:良い感じに言ってるけど、
 つまり手段は選ばない宣言なんだよぉ。
朱:メカが相手でも真っ向勝負は拒否します~。
亜:正攻法で倒せる強さにはしないし、
 邪道に見せ掛けた王道なんだけどね。


【そこまでの人気はあったかしら】
黄:それにしても古代と近未来の融合は、
 二線級映画の雰囲気が凄いんだよぉ。
朱:ポスターだけチラ見して、
 別に良いかで済ませる枠です~。
亜:私は好きだけどなぁ。
須:儂が主役なら、札止め間違いなしじゃろ。


【余計な口出しはカウンターの元だから】
黄:しかし考えてみたら即席で作った玄武が、
 須佐之男と強さ的に大差ないんだよぉ。
朱:真武さんは超えてるでしょうね~。
須:なんでそんな怪物発明家を野放しにしとるんじゃ。
黄:改めて言われると謎だけど、
 関わって責任問題にしたくないんだと思うんだよぉ。

 怪獣への対抗手段として開発された巨大兵器で最も有名なのはメカゴジラだと思われます。この業界に詳しくないので1993年に公開された作品の一発ネタだと認識していたのですが、どうやら違うようです。初出はなんと1974年で、近年に至るまで各媒体で何度となく登場しているのだとか。通常兵器は効かないのに、どうしてメカにしたらそこそこいけるんだよと真面目に考えてはいけないのです。
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