2022
左様という言葉があります。サヨウと読みます。そのよう、といった感じの意味合いです。発言に同調する際の返しなどでも用いられます。元は然様と書いて同じ読みだったものが変化したとされていて、漢字からして然る様ですから割とそのままです。なので方向としての左右は関係がありません。強いて言うなら日本の官職は右より左の方が上なので、へりくだった表現としてこうなったという解釈はされています。目上に対して使うのであれば、類語に御意が挙げられます。こちらはギョイと読みます。とはいえどちらも時代劇がかっているというか、今の世で使うには大仰な感じが拭えません。現代の口語だと、たしかに、辺りが汎用性を持っていそうです。なんなら関西風に、せやな、くらいで良いかも知れません。言い換えれば、これらを選択すれば雰囲気を出せるということでもあります。左様や御意が口癖のキャラは何人か思い浮かびますが、印象に残るということは術中になるんですかね。
(・ω・) そういや関西弁だと、さよか、って言い回しもあったな
【制圧ではなく殺戮が目的になってないだろうか】
月:鬼に金棒という、強い存在が更に強化される慣用句がある。
しかし現代で通用するか怪しいので、新たな表現を考えたい。
黄:あいつら拳銃くらいなら防ぎそうなんだよぉ。
月:武器は人間の耐久力を前提に作られてるからな。
黄:そう考えると昨今の兵器はオーバーキル過ぎて、
歯止めを掛けることの難しさが伺えるんだよぉ。
【根本的に性格がちゃらんぽらんなのである】
黄:言われて思いついたのは、煽動家に軍略家なんだよぉ。
月:国民を意のままに操り、必要に応じて武力を効率的に使う。
こいつはまさに最強タッグだ。
黄:問題は、時代が関係ないから今風じゃないことなんだよぉ。
月:そこに拘りは無いから、柔軟に対応していこうじゃないか。
【たまにやたら詳しいのが事細かに解説することもあるけど】
月:私が提案するのは、スパイとスーパーハカーだ。
黄:マニアはどうして電脳の侵略者を過大評価してしまうんだよぉ。
月:算盤を高速で弾いたら有能っぽく見えるし、
キーボードに置き換わっても似たようなもんだからと言ってみる。
黄:手元を隠して、何をしてるか分からなくすれば完璧なんだよぉ。
月:どうせ雰囲気で凄いと思ってるだけだから、
全容を公開しても筋が通ったツッコミは入れられないんだ。
【まるでそのせいで不遇みたいな言い方だ】
黄:その点、教授は何と組ませても微妙そうなんだよぉ。
月:片眼鏡で謎の古書を片手で持つと知性が増して見えるぞ。
黄:演出ばかり考えてるから実績が伴わないんだよぉ。
月:瓶底眼鏡にカラフルな雑誌だと印象が変わりそうではある。
黄:一気に近付きたくなくなったんだよぉ。
月:人は中身であるという主張に一理はあるんだが、
残念なことに見た目で左右されるのが多数派なんだよなぁ。
物書きも、本が大量にある和室で胡座を書いて原稿用紙に向かっているだけで文豪っぽい雰囲気を出せます。売れない作家が締め切りに追われて血反吐を吐いている場面ではと言われるとそんな気もしてくる辺り、紙一重なのかも知れませんけど。
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エキストラと呼ばれるものがあります。エクストラとすることもあります。英語では、extraと表記されます。規格外、特別、臨時、といった標準の範疇に入らない存在に使う形容詞です。エキストラヴァージンオリーブオイルやエクストラステージなどが例となります。そして単独で用いる場合は映画やテレビなどに映り込む、主要ではない役者が第一に来ます。群衆役が誰でもいいというのは言い過ぎにしても、臨時雇いで賄うことから命名されたようです。主張をせず、雰囲気を壊さず、背景に溶け込まないといけないので難易度は高いと言えるでしょう。修行と称して安く使う辺りが、実に日本的と解釈されるかも知れません。近年はモブという言い回しもありますが、本来の意味は無責任な大衆といった感じになるようです。なんなら暴徒、下層民、チンピラなど言いたい放題です。自身をモブとするシーンがあったりしますが、謙遜を通り越して卑屈の域に入っているような気もします。言葉なんてシチュエーションで変わるものなので、籠められたニュアンスを感じ取らないといけないのが厄介ではあるんですけどね。
(・ω・) フラッシュモブを見るに、存在感自体は否定してない単語なのかも
【計画的に金を使う能力が欠落してるのばかりだ】
月:近所で駅弁フェアをやってたから買い込んできた。
黄:いい大人のすることなのか考えさせて欲しいんだよぉ。
月:経済的に自立してるから、食事に予算を割けるんだ。
黄:食べきれない量を用意するのは、精神的に未成熟なんだよぉ。
月:厳しそうだったら適当なのを招待するさ。
黄:今時の若者はそんなに飢えてないと言いたいけど、
うちの学生に限ってはそうでもなさそうなのが残念なんだよぉ。
【立ち寄った先で衝動に駆られたんだから仕方ない】
月:本心を言えば、全種類を少しずつ食べたいんだ。
黄:残飯処理させるんじゃないんだよぉ。
月:取皿と割り箸を用意すれば、試食会っぽくならないだろうか。
黄:それで納得できるなら、好きにすれば良いんだよぉ。
月:頭数なのに、随分と他人事だな。
黄:だったらせめて昼食を済ます前に言えと、
常識的なツッコミを入れさせてもらうんだよぉ。
【逆張り主義者にも限界ってものがあるんだ】
月:『使用者の九割が効果を実感』的な広告を見掛けるけど、
私は残り一割の意見こそ大事にしていきたい。
黄:ならレビュー欄が残念な商品だけ買う生活をするんだよぉ。
月:炎上芸の動画投稿者でも躊躇う企画はちょっと。
黄:風評を無闇に信じるのは危険だけど、
低評価にはそれなりの理由があるのも事実なんだよぉ。
【学部生のレポートですらうるさく言われるのに】
黄:ああいうアンケートって答えたことないけど、
どうやって集計してるのか謎なんだよぉ。
月:密室に閉じ込めて、
スタッフが睨み付ける中で記入させてるとかじゃないか。
黄:独裁国家の選挙なんだよぉ。
月:条件を提示しないデータが無価値というのは、
我々の業界だと基本中の基本ではあるよなぁ。
統計学を修めたことはありませんが、サンプルの抽出方法が不明な以上、信用できない情報であるということくらいは分かります。世論調査もランダム電話番号とは書いてありますが、掛けた時間帯、答えてくれた人の年代や性別なんかが曖昧な辺り、数学的な誤差以上に信憑性が乏しいと言わざるを得ません。
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ハーバー・ボッシュ法と呼ばれるものがあります。ここでの法は法律ではなく、方法の略です。開発者であるフリッツ・ハーバー氏とカール・ボッシュ氏の名を組み合わせています。彼らは窒素分子と水素分子を化学反応させてアンモニアを合成する手段を確立しました。御存知の通り大気の八割程が窒素分子なので、幾らでも回収できます。一方の水素分子も化石燃料由来なのがネックとなりますが、大量生産が可能です。窒素は二原子分子のままだと安定していて、他の物質にすることが難しい元素です。しかしアンモニアに変化させることで活性化し、様々なものの原料となります。特筆すべきは窒素肥料の素となったことです。これに依って収穫量が爆発的に増大し、養える人口が上昇しました。弊害の是非はともかくとして、餓死という有史どころか捕食動物が誕生して以来の難題から遠のいたことは事実です。前述の通り、化石燃料を要するのが恒久的に作り続ける上での課題です。更には高温高圧が条件となる為にエネルギーが必要となります。なので代替手段は無いかと研究が進められ、最近では窒素分子と水からいけないかと模索しているようです。分子式だけ見れば中学高校レベルの簡素さですが、工業的にはまだまだ発展の余地があるようです。
(・ω・) こういうのの特許権って、ちゃんと守られてるのかなぁ
【不戦を選択した月読が言うのもどうなんだ】
月:古来より、人は他人を見下すことで精神を高揚させてきた。
黄:最近の言葉だと、マウントを取るってやつなんだよぉ。
月:格闘技で一方的に攻撃できる状態からきてるらしいが、
カウンターを食らわずに蹂躙したい本音が漏れ出てる。
黄:殴られるのが好きなのは少ないんだよぉ。
月:戦場に立ちながら無傷で済まそうってのが、
そもそも誤りだと思うんだがなぁ。
【単に潰し合ってるだけな件からは目を背けよう】
月:正直、こういうのって価値観が近いから成立する訳で、
所詮は同類って気がしてならないんだが。
黄:そりゃ、チョウチンアンコウとアブラコウモリで、
どっちが優れてるとか争ってもしょうがないんだよぉ。
月:程よいライバルを探し続けるという観点だと、
少年向け作品の主人公感があるよな。
【それならマシな方とか言い出しかねない勢い】
月:初心者に、基本がなってないと言えば通ぶれると気付いた。
黄:考え方が小物なんだよぉ。
月:レポートの書式を守れん連中が多くて文句の一つも零したくなる。
黄:入学時にちゃんと説明しないのが悪いようでいて、
うちの連中が理解できるか怪しいのはあるんだよぉ。
月:分数の計算から教えないといけないのが居るし、
学生らしくなる頃には卒業してるパターンが大半だ。
【そういった存在を養えるかが社会の器量みたいな面はある】
黄:その視点だと、中身はともかくとして、
ちゃんと論文の形を作れてる誰かさんは立派なんだよぉ。
月:それが出来ないで学者を名乗るのもどうなんだ。
黄:世間的に博士や教授は、詳しい人、くらいの意味なんだよぉ。
月:研究者として未知の事柄を解明するのが本業なんですけど。
黄:当人以外の誰一人興味が無いとしてもと但し書きを付けると、
胡散臭さが激増するんだよぉ。
争いは同レベルでしか発生しないという、名言か迷言があります。闘争の原因は何かを求めてが殆どなのでしょうが、結局は価値観が近いからこそだと思います。逆に違いすぎて相容れないこともありますが、話が全く噛み合っていないのを争いと呼んで良いのかは疑問です。
2022
マカロンと呼ばれる洋菓子があります。フランス語ではmacaronと表記されます。アーモンドパウダー、卵白、砂糖を混ぜ合わせて半球状に焼き、クリームを挟んだものの総称です。好みでクリームのベースをチョコレートやバターなどに変えられます。また色鮮やかに染め上げられることもあって高い人気を誇っています。製法がシンプルゆえルーツは古代ローマまで遡ると言われています。その過程で誕生したイタリアのアマレッティと呼ばれる菓子が現行の雛形になったという説が有力視されています。これがフランスに渡って流行し、世界に広まったとのことです。一方、マコロンという和菓子が存在します。単なる表記揺れではと思ってしまいますが、マカロンを出発点として日本風に作り直したものなのだそうです。まずアーモンドを落花生に差し替えていて、更には小麦粉も使います。食べ比べたことはありませんが、ここまで違うと別物と言っていいでしょう。ラーメンやカレーもそうですが、これほど改変したなら名前を一新するのも手じゃないかと思うのです。馴染みがあるものなので、簡単にはいかないってのはあるんですかね。
(・ω・) 通販でマコロンを検索してもマカロンしか出てこねーぞ
【影の実力者を自称するのに許可は要らないからな】
月:二番手を曖昧にする組織は多い。
現代日本も名目上のトップは総理大臣だが、
次が誰かと言われると即答できないだろ。
黄:官房長官、衆議院議長、最大与党幹事長、財務事務次官と、
解釈次第なところはあるんだよぉ。
月:つまり私も、実は大学のナンバーツーかも知れない訳だ。
黄:それで自尊心が満たされるなら好きにすれば良いんだよぉ。
【だからこそ評論家は権威確保に奔走するのだ】
月:これは派閥を競わせたり、ポストを増やすのが目的となる。
黄:キッチリ序列を決めると命令系統はしっかりするけど、
硬直化しやすい部分も出てくるんだよぉ。
月:トップの器が試されるところなんだが、
現実は制御できずグダグダになってしまうのが情けない。
黄:一度として出世競争に勝ったこと無いのが言うと、
これ程までに説得力が欠落するのかと感心すらするんだよぉ。
【一度決めたら変えられない悪いところが出てしまってる】
月:一方で創作だと四天王筆頭的なのが設定されてたりする。
黄:その場合、二番目以降は不明瞭なんだよぉ。
月:最初に出てくるのが最弱だろ。
黄:決め付けが凄いんだよぉ。
月:終わってみるとそこそこ強かった感じになったりもするけど、
見栄を張った以上、そういうことにしなくてはならないのだ。
【時たま異世界の記憶に操られるよな】
月:まあ誰が上とか言い出す時点で、人として下なんですけどね。
黄:それは、下層が持ち出す理屈なんだよぉ。
月:貴族階級が平等や博愛を口にする方が偽善っぽくて腹立つ。
黄:どうしてここまで歪んでしまったんだよぉ。
月:なんか知らんが哀れみを掛けられてるような気がしてならないんだ。
黄:生まれながらに日陰者みたいな言い方だけど、
世間に揉まれることなく教授になってる時点で恵まれてるんだよぉ。
警察なんかも一階級の壁はでかいですが、同格だとどちらが上か分かりづらいものがあります。それでも警視総監は定員一名な辺り、形式上のナンバーワンはキッチリ決めないとマズいってことなんでしょうね。
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ジャガーノートという言葉があります。止めることが出来ない圧倒的な力といった意味合いです。元は、ヒンドゥー教の神様の名前とされていて、ジャガンナータ、ジャガナートといった表記揺れもあります。最高神の一角であるヴィシュヌの化身とされています。もしかしたらクリシュナという異名の方が有名かも知れません。同神話には人格神という概念があって、人の身を借りて顕現するとされています。宗教側の都合で実在の人物を神格化する為の手段と表現してしまえば身も蓋もありませんが。無敵の愛の神様で、最も人気があるともされています。一万以上の妻を持ちながら分身して全員を平等に愛したという、中々にぶっ飛んだ設定の持ち主です。そして冒頭の用法ですが、現地の祭りに由来します。狂信的な宗徒がジャガーノート像を乗せた山車で轢死すると救済されるとして次々に飛び込んでいきました。これを見たキリスト教宣教師が本国であるイギリスに報告したのが始まりです。人間という枠では抗えないものがあるという解釈なのでしょう。正直、クリスチャンが言うのかと思いますけど。更に転じて、巨大トラックの俗称としても使われます。ネコ科のジャガーとはたまたま音が被っただけで関係無いのですが、何か強そうということで浸透した可能性があったりするんですかね。
(・ω・) ノートの方も、書き留める意のnoteでは無いのだ
【そして数世紀後には過去の遺物扱いされてしまう】
月:石油王が金持ちの代名詞になって久しいけど、
原油が戦略物資になったのって割と最近だよな。
黄:技術革新で有用になった代表例なんだよぉ。
月:時代を象徴する称号と言い換えることも出来る。
黄:数百年前の人に地中から湧き出す油が、
国家の命運を分けると言っても信じないのは間違いないんだよぉ。
【伝手こそが最重要なのである】
月:濡れ手で粟のボロ儲けを泡銭とか言うけど、
将来的にオイルマネーも似た意味になるかも知れん。
黄:現代だと、圧倒的な資金力ってニュアンスなんだよぉ。
月:庭を掘ったら出てこねぇかなとは、
誰しも考えてみたことがあるはずだ。
黄:温泉もだけど実際に噴出したとして、
換金する術が無くて買い叩かれるのが現実なんだよぉ。
【もはや創作上の存在に近いってのもありそうだけど】
月:暴露芸って、興味深いジャンルだよな。
黄:古くから、色々な理由で裏事情をバラ撒く輩は居たんだよぉ。
月:目的はともかくとして、タイミングで価値が変わるのも面白い。
黄:学術的に意義があるならともかく、
大抵はゴシップだから流行に左右されるんだよぉ。
月:そう考えると現代でも戦国武将の豆知識に需要があるのは、
彼らの時を超えた愛されっぷりが垣間見えると言える。
【永遠に蓋をしておけば存在しないも同然なのさ】
月:私が知ってるのは、有力教授の怪しい金の流れくらいのもんだ。
黄:それのせいでクビに出来ないと囁かれてるんだよぉ。
月:退路を断つと何をしでかすか分からんから、
飼い殺しにするしかないのも良くある。
黄:懐柔って大事なんだよぉ。
月:そもそも悪事を働くなと言い出さない辺りに、
残念な世の中が凝縮されてる匂いを感じるぜ。
石油はいつになったら枯渇するんだよと長いこと言われ続けています。底が知れたら足元を見られるという意味では暴露屋と似ているのかも知れません。もちろん、社会的価値に関しては天地の差があるんですけど。