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 名探偵コナンといえば時計型麻酔銃ですが、よくよく冷静に考えてみると、ほぼアル中のおっちゃんが一瞬で眠ってしまうって、相当のヤバさですよね。お酒が好きってだけで麻酔が効きにくくなるから怪我人には御法度だというのに。
 そして連載開始から十年以上経つんだから、せめて五本くらい打てるように改造してあげれば良いのにとは、良くある意見。

( ・ω・) 博士はおもちゃの特許とか言い出さず、あの麻酔薬でお金持ちになれる気がしてならない

「では、いかにしてあの海賊団を殲滅するか、坊やの作戦展開能力に期待しましょうか」
「あー、そだねー。さすがのあたし達も、囲まれたり、玉砕覚悟の体当たりを立て続けに食らったら負けそうだし」
「良い策を期待してるぜ!」
「大義的にはともかく、物量的な問題でそこまで乗り気じゃない僕を頼るとか、あなた達はどれだけ人任せなんですか」
 何だか、前々から思ってたんだけど、この旅で知り合った人って、僕みたいな頭でっかちか、シスみたいに勢いだけで行動する人しか居ない気がしてならない。
「三十数隻、ねぇ」
 単純な戦力差、という観点ならアリアハンの山賊をやっつけた時に十倍以上を相手にした。だけどあれは夜襲に加えて洞窟の入口で待ち伏せして、まともに襲われない様にした訳で、海上戦となると勝手が違う。そりゃ、本当に只の雑魚しか居ないなら何とかなるかも知れないけどさ。腕に覚えがあるのも紛れている可能性を考えると、正面突破はリスクが高すぎる。
 ってことはやっぱり、撹乱した上での各個撃破が基本戦術になると思うんだけど――。
「あの大雨をまた呼んで、数を減らすってのはどうですかい?」
 うっう。もう、完全に狙ったことにされてて、一つ一つ否定するのも面倒な状態になってきたよ。
「大規模海戦では、陸上と同程度に有効と言える攻撃魔法はイオ系とデイン系のみ……ここは一つ、ライデインを完成させて貰いたいところではありますが」
「……」
 ん? トランスさん、何でそんな、目の焦点が外れたみたいに呆けてるんですか。
「え、あれ、ライデインだったの? てっきり農耕系の雨乞い魔法だとばっかり」
 えーえー。どうせ僕の未熟な腕じゃ、雷一つ制御出来ませんよー、だ。

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 最近、鳩山内閣の支持率が再びジェットコースターをしてるそうですけど、元々、民主党への好感度がゼロの私には、何が原因でこうなってるのか今一つ分かりません。北教組? 普天間? 生方騒動? 逆に考えれば、よくこんなにちょくちょく出せるもんだとも思います。
 そして気になって調べて気付いてしまったこと。今夏衆院選に於ける民主党の目標は単独過半数の60超ですが、前回、安倍ちゃんが大惨敗した時の獲得議席は37。その際の支持率は30%強で、今の鳩山内閣と同程度なんですよね。自民党には公明党の支援があったことや、反自民票が大部分民主に流れたこともあって直接の比較は出来ませんが、厳しいんでしょうねぇ。普天間で墓穴を掘りますし、国民の半分が無党派層というトンデモ時代ですから。

( ・ω・) 自業自得だし、同情する気にもなれないんですけどね

「まあ、皆さん、分裂する時に敢えて少数派のトランスさんについきたんですから、何だかんだで好きなんですよね?」
「もちろんでゲス」
「姉御以上に、弄って面白い奴なんて居ないのさ」
 若干、『好き』という言葉の解釈に、相違があったような気がしてならない。
「ふぅむ。この船体、かなりの年数は経ているものの、中々どうして、整備がしっかりなされている……あなた方、海と船を愛しておられますな?」
「ケケ。そういうてめぇも、若かりし頃は海に相当鍛えられたみたいだな」
「しかし何らかの事情で一時は陸に落ち着いたものの、その情熱は抑えきれず、再び海へとやってきたといったところですな」
「ほぉ、分かりますか」
 う、うちの船長が、何か、海の男としてのシンパシーを感じちゃってるし。いや、別に悪いことでも無いんだけどさ。
「気に入りました。海を愛するものに根っからの悪人は居ません。逆に言えば、海を愛せないものに、まともな人など居ないのです。
 即ち、奴らを叩き潰すこと以上の義は無いと言えましょう」
 え、えーと、今の論法、一瞬、受け入れかけちゃったんだけど――構築材料が全て間違ってると逆に正しく思えることってあるよね。
「あぁ、もう、分かりましたよ。何がどう転んでもやっつけなきゃなんない流れになってますし、僕も乗れば良いんですよね!」
 話し合いに於いて、数的弱者はどうしようもない程に立場が無い。同時に、僕にはそれを押し切るだけの我の強さも存在しない訳で。こうなるのは、展開としては必然のことなのかも知れないね。

 

 何だか、最近の雨と暴風と暖かさも相まって、スギ花粉のピークは過ぎたそうです。少なくても去年よりははっきりとボケはしませんでしたねぇ。色々、対策したからでしょうか。麻生内閣時代の、スギ伐採政策が効いたという説もありますが。ちくしょう、仕分けなんかしやがって、その一点だけでも鳩山内閣潰れればいいのに。

( ・ω・) 花粉症の恨みつらみは、猫よりしつこいですよ

「と、とにかく、協力してくんない限り、その宝石は渡さないから――ギャー! 本当、やめて!」
 瓶の口を鼻先に近付けるだけで絶叫にも似た悲鳴をあげるトランスさん。
 うーん、シスの保護者としては止めるべきなんだろうけど、子猫同士のじゃれ合いに類似するものだと考えると野暮の様な気も……。
「ま、もう文字通りの乗りかかった船だし、作戦会議くらいは参加させて貰うけどね」
 やっぱりこのまま一方的に奪うのは気がひけるし、どうも相手の海賊は只のゴロツキっぽいしね。一応は勇者として、話は聞いておくべきだろうと思う。
「う、うーん……ぐふっ」
 何か僕が悩んでる内にトランスさんが気を失っちゃったけど、僕のせいじゃ無いってことでね。

「姉御ー! 死ぬな、死なないでくれー!」
「おいら、姉御の笑顔を忘れないで、生きていこうと思うんだ」
「ところで、次のお頭はどうするんでゲス? やっぱり投票でゲスか?」
「あんた達、あたしの身体が動かないと思って、好き放題、言ってんじゃないわよ!」
 やっぱり、ここの海賊団のノリは、尋常じゃなく明るいって言うか、軽いよね。
「姉御はニンニクの匂いだけはどうしても受け付けないんでやんす。
 命に関わったことは無いでやんすが、身体に力が入らなくなったり、場合に依っては気を失うんで、便利に活用させて貰ってるでやんす」
「あんたも、自分とこのトップの弱点をペラペラ喋ってんじゃないわよ!」
 たしかに、それが敵対する組織にバレたら大惨事だよねぇ。
「俺、野心家でやんす。いつだって、お頭の失脚を願ってるでやんす」
「そんなんだから末席だって、いつになったら気付くのよ!?」
 しかしこんな集団を一応は取りまとめてるトランスさんが、果てしなく大物に見えてきたよ。

 何でも、ほぼEXILEの専属事務所であるLDHが所得隠しをしてニュースになっているとか何とか。
 何を言う! この国に、脱税などという罪は存在しない! 税務当局と見解の相違があっても、修正申告をして後付け納付をし、気付かなかったと言えば罪は免れるのだ!
 とか思っていたら、LDHサイドの言い分も似た感じでした。

( ・ω・) いやぁ、総理は本当、良い前例を残してくれましたなぁ

「ふーん、シス、そゆこと」
 そしてトランスさんが訳知り顔なのも、一体、どういうことなのさ。
「あんたも大変だねぇ」
「うっさい。ニンニクの油漬けを口に突っ込むわよ」
「うげげ。そ、それだけは勘弁して」
 何か、段々と和気あいあいの仲良し姉妹に見えてきた僕は、感性が間違ってるのかなぁ。
「しっかし、こんなもやしの何処が良いわけよ?」
 もやしって何の話? って、シス、そんな怒った顔のまんま、何処に行くのさ?
「もしかして、本当に気付いてない訳?」
「結局、何の話?」
「こりゃ、シスも苦労するわね」
 え、文脈的に判断すると、シス『で』苦労するじゃなくて、シス『が』苦労するって意味だよね。
 何だか、失礼極まりない話だなぁ。今まで、シスのせいでどれくらい頭を痛めてきたことか。まあ、シスの超感覚に助けられてきた部分も大きいから、トントンとも言うんだけどさ。
「あんた、長生きするわ」
 そして、魔王バラモスに敵対して、明日をも知れぬ身の僕にそんなことを言うなんて、これまた随分と失礼な話の様な。
「あ、シス、お帰り。その手に持ってる瓶、何?」
 何だか、独特の香ばしいと言うか、鼻につく臭気が漂ってくるって言うか。
「ニンニクの油漬け」
「ふ、普通、本当に持ってきたりしないでしょ!?」
 前略、母さん。この旅の中で僕も十六歳になりましたが、この年にして何となく男と女は別の生き物なんだなぁと思わされることが多々あります。え、僕の周りに居る女性が特別ですって。その可能性については、極力考えないようにしていますです、はい。

 

 何でも、小沢氏自ら、生方副幹事長の解任を撤回したそうです。一体、何が始まるんだろうか。ここはいっそ生方氏が、『小沢さんが幹事長を辞めない限り戻らない』って言えば盛り上がりますよね。俺的に。
 小沢氏曰く、『みんなで仲良く』だそうですけど――。

( ・ω・) その本人が不和の素であることは、誰も触れようとしない

「いや、あたしとしちゃ、結果がそれなりなら別に問題ないと思ってるのよ。
 だけど爺さんは、『手を汚す責任を負えるのは、自分とせいぜい数人の弟子だけだ』って言っちゃってさ。
 完全に頭来て、だったらいっそ大義賊団のお頭になってやろうって飛び出した感じ」
 若さが成せる勢いって、恐ろしいものがあるよね。僕も年齢的にはそう変わらないんだけどさ。
「だけどまあ、実際問題、どうなんだろうね」
 本来、今は人間がその力を結集して魔物達に立ち向かわなければならない時代だ。だけど現実的には私腹を肥やすどうしようもない大人もたくさん居る訳で。そんな富を少しでも子供達に還流出来るとなると、トランスさんのやってることもあながち間違いとも言い切れないような……。
「なーんか、あたしと扱い違わなくない?」
「そうかな?」
 たしかに、今みたいな葛藤が湧いてくると同時に、シスには盗みから足を洗って欲しいと本気で思っている自分が居たりもする。
 あれだね。もう長いこと一緒に旅してるから、家族的な発想になってるんだと思う。自分の中の合理的な部分で必要悪を認めておきながら、身内だけは手を染めて欲しくないっていう身勝手さって言うか。多分、そんな感じかな。
「兄と義姉しか居ない僕にとって、シスは妹みたいなものだからかもね。あ、トヨ様もか」
 仮にも一国の主にそんなこと言うのはどうかなとも思うけど、親愛の情ってことで許して貰おうっと。
「……」
 あ、あれ。僕としては近しいってことを強調したつもりなのに、何で目が本気で怒ってる訳?

 



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