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 なんかもう、ブログのこの前文が色々と溜まりまくってるんですが、主として鳩山総理率いる民主党が凄すぎて毎日毎日ネタを提供してくれるせいで消化しきれそうもありません。旬が過ぎて廃棄物扱いも勿体無い気がするので、この機会に、纏めてドドバーっと放出します。

( ・ω・) 後の世で、『ハトヤマガー更新』と呼ばれることになるのであった

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 鳩山総理が、『就任後初めて』沖縄に行ったそうです。しかも、手土産無しで。すげぇなぁ、ここまで来ると厚顔無恥を通り越して、何の神経も無いんじゃないかって思えます。政治家にはある種、必要な能力な気がしないでもないですが。人心操作が出来るならの前提がありますけど。

( ・ω・) そして結局、腹案は徳之島だったよ!

「貴様ら、手を出すなよ。折檻を二人以上でやってしまっては、只の弱い者イジメだ。それでは教育にならん」
 何だか、妙に律儀なことを言ってるけど、こちらにしてみれば願っても無いことだ。とりあえずこの男をのしちゃえば、指揮系統もへったくれも無くなるし、動揺も広がるはずだ。それはこの局面だけじゃなくて、夜陰に紛れてこちらに向かってるトランス海賊団にとっても有益なことに違いない。
「ふぅぅぅん!」
 その瞬間、空気を媒介とした強烈な衝撃が全身を駆け抜けていった。次いで知覚したのは、破砕音と共に粉砕される長机の姿だ。
 それが、ドンの腕と拳のみで成されたことに脅威を覚えたが、逆に考えれば、所詮は剣と拳だ。多少、技量に差があっても、間合いを取れる分、相殺されて――。
「うおぉぉりゃぁ!」
「な!?」
 その巨躯に似合わない猛烈な突進力で、ドンは一気に僕の懐まで踏み込んできた。
 や、ヤバい。この距離じゃ剣の利は活かせないし、防ぐことも難しい――。
『スカラ』
 攻撃用に練り込んでおいた魔力を、瞬時に防御用に展開した。こうなったら一発を貰うのは覚悟の上だ。それで距離を取って、体勢を立て直す。
「ふんぬっ!」
「ぐえっ」
 スカラで防御した上、鎖かたびら越しだっていうのに視界が暗転するくらいの痛みを左脇腹に感じた。
 何てパワーだ。まともにやりあったら、殴り殺される公算が強い。どうにかして、距離をとらないと。
「小賢しさとは、時に罪悪だ。知識とは元来、その者の世界を広げる為にあるものだが、貴様の様に知識に囚われた者は世界を狭めてしまう。頭だけでは力の前に屈するものであると、骨の髄まで思い知るがよい」

 

 何でも、社民党福島党首が、又しても『(普天間問題決着は)五月末に拘る必要は無い』と言っちゃったとかなんとか。うーん。まあ、何を根拠に期限を切ったのかは知りませんが、元々が無理な注文ですからね。唯、こんなこと言っても、自民党とマスコミが総理に直接再確認をとって、『五月末までに決着する努力をしていく』と言われて無かったことにされる訳ですけど。
 後、あれだけ煽った責任というものがありますから、これを実行した場合、内閣総辞職は免れないとも思いますが。少子化消費者担当大臣として、その覚悟があって言ったんでしょうか。無いでしょうけど。
 新党乱立、与党としての実績の無さ、内閣支持率の低下、更には民主党の掲げる比例削減の公約のせいで、消滅の危機を迎えてると言われている社民党ですから、存在感を示したいんでしょうねぇ。まあ、何処よりも沖縄を食い物にしてるって言うか。

( ・ω・) 危機が嬉々って変換されかけたけど、余り間違ってないよ!

「おおっと、てめぇの相手はこの俺だ」
 言って、お師匠さんはずずずいっと、エンリコの前に立ちはだかった。
「どっちだって構わないぜ、かかってきやがれ! おい、てめぇらは扉の奴をやっちまえ!」
 エンリコと、その取り巻きは二人が抑えてくれる流れになる。こうなると僕が相手すべきはドンとホセの二人だ。
「俺も、エンリコと同じく状況を完全には把握していないのだがな。何やら、癇に障ったというのであれば、相手をしよう。
 所詮、人と人とは力でしか分かり合えぬもの。さぁ、俺を捩じ伏せてみよ」
「魔王バラモスと同じ理屈で、人を語るな!」
『ベギラマ』
 僕は左手から閃熱を生み出すと、団子気味になっている残りの海賊達に放った。これは攻撃そのものより、ホセの動きを確かめるのが主たる目的だ。どう転んでも積極的にドンを守るってことは無いだろうけど、僕の反逆話をまだ真に受けているなら、とことんまでに逃げを打つ可能性もある。僕としては、そっちの方がありがたいんだけど――。
「うわらはっは」
 よし。かなり不細工な演技だけど、よろめく振りをして必要以上の距離を取ってきた。これはこの件に関与しないという意思表示と見て良いだろう。これが僕への謀略っていう可能性も無い訳じゃないけど、ホセの優柔不断な性格からして考えにくい。
「ふむ、良い魔法だ。知恵同様、こちらの才能もそれなりにあるようだな。
 だが、若さ故か、行儀が悪い。お仕置きが必要だな」
 言って、ドンは嵌めていた手袋を放り捨てた。その中から出てきた両手の拳ダコは今までに見たことが無い程の異形で、手と言うよりは岩の断片であるかの様にさえ思えた。

 まだ福田政権だった頃、当時の小沢代表が大連立を持ち出したことがありました。この際、民主党内から反発の声が上がりすぎて、『てめぇらなんかとやってられっか!』とブチギレて代表を辞めかけた訳ですが、その時に私は、『じゃあ、これから誰をいじれば良いんだ!』と叫んだ記憶があります。

( ・ω・) あれから二年半、まさかまだ小沢氏を弄り続けてるとは、誰が思ったであろうか

「一体、何よぉ。剣舞でも見せてくれるって言うのぉ? そんな文化的な趣味、海賊には似合わないわよぉ」
「黙っててって、言ったよね!」
『メラミ』
 怒りの言葉と共に、人の半分はある中型火球をヘラルドにぶち当てた。
「あらぁん!?」
「ヘラルド様!」
 まるでゴムマリみたいにボヨンボヨンとヘラルドは壁まで転がっていく。お付きの三人もそれについていったから、残りは――。
「何の真似だ、アレクよ。幾らヘラルドといえど、打ちどころが悪ければ死ぬ時は死ぬぞ」
「その名前を、軽々しく呼ばないで。僕は兄さんの意志を継ぐ者の一人として、この名前を誇りに思っている。
 あんた達みたいに、生きる意味さえ考えたことがない人に、この重みは分からない!」
 そりゃ僕自身が、人に誇れる様な生き方をしてきただなんて言う気はない。だけど、良く知りもしない赤の他人を扱き下ろして酒の肴にするなんて恥ずかしい真似をする程に落ちぶれてもいないつもりだ。
「俺ぁ、頭が悪いから良く分かってねぇんだがよ。勇者アレルってのは、てめぇの兄貴ってことで良いんだな?」
「ああ、そうだよ」
 エンリコの問いに、極力、感情を押し殺したまま返答した。
「んで、その兄貴を俺らがバカにしたから、頭に来た、と」
「大体は、合ってる」
「よぉし、だったらこいつぁ、肩がぶつかったかどうか程度のケンカだ。思う存分、相手してやんぜ」
 単純明快、頭に配線が一本しか通ってないエンリコらしい結論だと思った。ほんの少し、そちらの理屈の方が分り易いとさえ思えたくらいだ。

 

 何だか、有耶無耶の内に『総理の腹案=徳之島』という式が完成した気がしますが、私が知る限り、総理が断言したという情報はありません。まあ、仮に本当だとしたら、逆に凄いですよね。たしか二月か三月くらいには報道ベースで可能性が示唆されてませんでしたっけ。この情報化社会で、狭い日本国内のことを隠し通せる訳がないという説もありますが。
 そして腹案がこんな薄っぺらいというのも、逆に凄いと言わざるを得ません。今後、どんな秘策があると言っても誰も信用しない訳で、あれ、何でこの人、まだ総理やってるの。

( ・ω・) 或いは、ふに案と称してお茶を濁すのはどうだろうか

「ああ、俺は根っからのポルトガ人だし、アリアハンやおめぇの兄貴がどう言われようと気にしねぇがな。仮にも弟子のファミリーとなりゃ話は別だ。
 つーか、こんだけコケにされてまで小賢しい作戦を優先させるようだったら、むしろ見限ってただろうな」
「ありがとう……お師匠さん」
 その言葉に、少しだけ心が落ち着かされた気がした。普段はだらしなさが目についてどうしようもない人に見えることもあるけど、こういう時、大人の後押しはありがたい。
「二人でコソコソ、何を喋ってるのよぉ。結局、そういうんだったら、ウチが相手してあげるわよぉ」
「少し、黙ってて……」
「あぅん?」
「少し、虫の居所が悪いんだ。余り調子に乗られると、やりすぎちゃうかも知れない」
「はぁ?」
 エンリコの声が耳に入るのと同時に、僕は腰に下げた鋳型の剣を抜いた。それと共にお師匠さんも立ち上がり、ポルトガ兵時代のものだという得物を手にする。
「あーあ、それにしても俺は高ぇ酒には縁がねぇのかねぇ。だけどこんなゲスな奴らと飲むんじゃ、折角の良い酒も台無しか。
 おい、スティーブ! 扉について、外から誰も入ってこれねぇようにしろよ!」
「がってんでやんす」
 今、この部屋に居るのはドンを含めた幹部四名と、その近習が十名程だ。だけどヘラルドは自分では動けない為、それを守る為に数名を割くことになるだろう。ホセは恐らくこの手の荒事に進んで参加しようとはしないだろうから、実質的に厄介なのはドンとエンリコを含めた五、六人といったところ。この部屋の窓は崖に面してるから、入り口からの増援さえ防げれば、そこまで難易度の高い話じゃないはずだ。



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