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2015

0218

 さりげに、それゆけ黄龍ちゃん! は九期、エンプレスで完結にしようという考えもありました。元々、いつ終えても問題ないように一期十八話で一区切りつけてきた訳ですし。ちなみにこの十八話、黄龍、朱雀、玄武、青龍、白虎、麒麟を一括りとして、三ループもしたからいいだろうという考えからです。二期以降はそんなもん、どこいったやらの感じですが。というか、そもそもこの作品って、一期で終えたはずなんですよ。何をどうして再開したのかさっぱり憶えてませんが、半年くらい間が開いてる記憶がありますし。そう考えると、これだけ長くやってこれたのは二期登場の月読のお陰の様にも思えますが、認めないことにして。
 十期以降も続けようと思ったのは、私の創作の鍛錬として、コントを定期的に書くのはいいことだというのが結構大きかったりします。だったら、別に辞める理由はないなというくらいの軽いノリです。色々グダりたいこともありますから、ブログを更新すべきかなぁとも思いますし。その割に、ここの文章のネタを、毎回毎回どっかに落ちてねーかと漁ってる気もしますが。

(・ω・) ともあれ、彼女達の騒がしい日常は、まだ終わりそうもない

【意外と揺るぎない事実】
月:あー、弟子に持ち上げられたい。
黄:いきなり、何を言っているんだよぉ。
月:キリスト然り、釈迦然り、孔子然り、
 思想に於ける偉人は、大抵、弟子が祭り上げてることで成立してることに気付いた。
黄:あんた、その内、刺されるんだよぉ。


【これはこれで需要ありそう】
月:ソクラテスとか、自分では一冊の本も書いていないのだぞ?
黄:弟子が感銘を受けて持て囃すんだから、カリスマは必要なんだよぉ。
月:失敬な。私にだって、慕ってくれる者くらい居る。
玄:そうです、お師匠様を軽んじないで下さい。
黄:月読と玄武の師弟関係は、たしか不遇に対するものであって、
 それを世に広めても、愚痴大会にしかならない気がするんだよぉ。


【黄龍プッシュとか狂気の沙汰】
月:甘く見ないで欲しいな。私だって、名言の一つや二つ、簡単に生み出せる。
黄:聞いてやってもいいんだよぉ。
月:主役級ではない脇役を好きになる奴は、マニアになる素質がある、とか。
黄:人生の何処で使えと言うんだよぉ。
月:それを考えるのは弟子の仕事だ、私の知ったことか。
黄:実際に、後世まで遺される名文も、現場はこんなものだったりしそうで困ったものなんだよぉ。


【世の中そんなもんだよ】
月:バカというものには際限がない。
  そう、温度に絶対零度という下限はあるけど、上限は無いようにね。
黄:この、名文句を言ってやったぜという感じが癪に障るんだよぉ。
玄:バカを極めるということは、無限の荒野を耕していく開拓者にも似た行為。
  意志を持って挑み続けることの価値を考えさせてくれますね。
黄:本格的に弟子の注釈ってのは誇大な願望や妄想が混じってるんじゃないかと、
 思想書全てを深読みしたくなってきたんだよぉ。

 ぶっちゃけ私、釈迦が興した頃の原始仏教は好きですが、日本に伝来した以降のものはどうにもピンと来ません。
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2015

0215

 花粉症の、季節です。こう、こんな短い文章に読点を入れちゃうくらい思うことがあります。そして、結構な年数文章を書いてるくせに、未だに句点と読点、どっちがどっちか曖昧になります。文章を句に区切ってんだから、点が句点じゃねーのかよ。そして読点は文節単位であればどこに入れてもいいという、謎ルール。文章を書いた人の呼吸だからとかいう説明をどっかで見た記憶がありますが、よくよく考えてみれば無茶苦茶ですよね。私の点の振り方は、もう、完全に勘です。少なくても、私はここで一息入れつつ読んでいます。まあ、呼吸と言えば呼吸なんでしょう。合理的な説明は全く出来ない領域なので、語ることはないのですが。強調したかったりする時に溜めてるとかですかねぇ。抑揚のない喋り方すると必然的に減る気はするような。あれ、何の話でしたっけ。
 そうそう、花粉症ですね。正直、春になるまで冬眠したいです。クマでも、ブルジョアでもないのでできませんけど。金持ちになったら、春だけでも花粉のない地方に逃げ出したいなとは思っています。

(・ω・) 読み返すと、何て統一性もへったくれもない文章なんだ

【黄龍にも無理そうだ】
黄:ある意味において、先代玄武が最強の気がしてきたんだよぉ。
亜:否定はしないよ。私は、最強で最凶の科学者だからね。
黄:居直りやがったんだよぉ。
青:頼んだ仕事は大体片付けてくれる。定期的にそれに匹敵する面倒事を引き起こしてくれる。
  部下として優秀だったのかは、今でも判断に困っています。
亜:そういう問題児を使いこなすのが大将の器ってもんでしょ。麒麟には無理だと思うけど。
黄:なんだか難しい話っぽいけど、麒麟の悪口なら、とことんまでに付き合うんだよぉ。


【朱雀なら保護者代わりだけど】
玄:バリバリ働き、同じくらい迷惑をかける。それが私の目指す道なんですね。
黄:確実に間違った方向に進もうとしてるんだよぉ。
青:少し、育成方針について三者面談をした方がよさそうですね。
黄:中学生じゃないんだから、なんだよぉ。
亜:いやー、娘がやりたいようにやるのが一番だと思うっていうか。
黄:それは放任主義という名の投げっぱなしだと言いたいけれど、
 他人の家庭の事情に首を突っ込んでいいのかが問題なんだよぉ。


【仏の顔より分厚いな】
青:亀を数百匹放し飼いにして、有能な次代玄武を生み出すというのは現実的ですかね。
黄:まーた少し壊れてきたんだよぉ。
白:優秀だからって、仕事ばっかしてちゃダメだよね。
朱:趣味を持たないと、お年寄りになった時に苦労するらしいですよ~。
黄:こいつらを相手にして、殴りかかりもせず、
 この程度の精神汚染で済む青龍は、どれほどの悟りを開いてるというんだよぉ。


【婚活みたいな意見だな】
亜:なんなら、副官青龍の更にサポートロボ作ろうか? 可愛い女の子タイプの。
青:この際、容姿は関係あるのですか。
亜:男の子タイプだと、余計な噂が立ちそうじゃん。それはそれで面白そうだけど。
黄:よく働き、時には苦言を呈してくれ、それでも組織のことを考えてくれる、
 そんな理想の部下はどこにも居ないにしても、
 どこまでなら許容できるというのは、これはこれで永遠の命題なんだよぉ。

 終わってみれば、殆ど先代玄武編となりました。玄武母娘は、結構好きな気がします。真武は、どういう立ち位置なのか、よく分かりません。

2015

0213

 本当、今更な感じはありますが、黄龍ちゃんの人間関係って、凄い独特ですよね。仲いいか悪いかと問われればいいんでしょうが、絶妙な距離があるというか。長生きし過ぎると、こんな風になるんでしょうか。あんま語られませんが、黄龍とか出会いと別れを繰り返しすぎて、そういうところ達観してそうです。朱雀の保護者ぶってますけど、ほぼ確実に朱雀の方が先に転生するという。まあ、百九十年は先の話なので、私の寿命が多分もちませんが。天照と月読のことは元々知ってたっぽいですけど、どんな出会い方したんですかね。武則天が転がり込んできたのは百年前くらいだとかなんだかいう設定があったような。死んでからの約千年、何してたんでしょう。妄想が捗ります、書きませんけど。

(・ω・) 結局、青龍が先代白虎を誅殺する物語は書かんかったぜ!

【神って一体なんなのさ】
亜:よし、朱雀。折角だからここにあるの、一つあげるよ。
朱:い、いいんですかね~?
黄:何を選ぶかで、朱雀が何に愛されているかが分かるんだよぉ。
白:疫病神か、幸運の女神か、はたまた笑いの神か。
青:あなた達は仮にも、自分達が四神と称される存在である自覚があるのですかね。


【変な方に神経図太い】
朱:で、では、これをいただきます~。
亜:ふぅむ、本当に、それでいいの?
朱:そ、そういう心理戦はやめましょうよ~。
亜:メンテはしてあげるけど、返品や投棄は認めてないからね?
黄:なんか夜な夜な手足が生えて置き場所が変わるみたいな、
 ちょっとした怖い話になりそうなんだよぉ。
朱:実害がなさそうなので、その程度なら問題ありません~。


【朱雀らしいとは言える】
亜:それは、電磁波を発生して、全身の血行をよくする健康機材だね。
朱:わ、割と普通でした~。
白:これは美味しいの? 滑ったの?
朱:そんな判断基準はやめておきましょうよ~。
黄:個人的には、朱雀の電波に勝てるのかとか、火の聖獣に血の巡りとか、
 釈然としない部分はあるんだよぉ。


【微調整は難しいのよ】
白:電波と電波が干渉しあって、想定外の事態が引き起こされる流れかな。
黄:なんでちょっとワクワクしてるんだよぉ。
白:今までに起こったことがないことが起こるって、面白そうじゃん。
黄:これが傍観者の、言い換えるなら野次馬の意見なんだよぉ。
玄:虎なのに、ですね。
黄:おい、むしろクリアライン緩くなってねーかと、
 開発責任者をちょっと睨みたくなってきたんだよぉ。

 そもそもコンピューターがうまいことを言おうとする機構が必要なのかという根源的問題には、誰も触れません

2015

0211

 日本での著作権は、著作者の死後五十年保護されます。欧米では七十年が主流のようです。例えば、手塚治虫先生が亡くなったのが1989年ですので、2039年には、誰でも合法的に商材として使える様になる訳です。こうしてみると、結構長いものですね。誰とは言いませんが、これを恒久的なものにすべきという運動をしている先生もおられるようです。個人的には、死後五十年も経って商品としての価値があるなら、それはもう古典の域なので、もういいだろうと思いますが。その頃には遺族も増えて、権利関係がややこしくなる一方という見解もあるようです。まあ、欧米の方ですと、キャラクタービジネスは著作権者とは全く無縁の形で続いていくのが珍しくないようなので、政治的な問題になりつつあるようですけど。舞浜のテーマパークの素材がフリーに使える時代が来たら、えらいことになるという考え方もあります。

(・ω・) 東海道中膝栗毛の遺族がパロディを訴えるみたいな時代が来るのかも知れません

【きっとまだまだ頑張れる】
亜:ともあれ、私の甲羅は久々に見てみたいね。
  出奔する時に適当に色々積んだけど、何を作ったんだかよく憶えてないし。
玄:私も、何のために使う機械なのか、半分も理解してません。
黄:なんだこの母娘、なんだよぉ。
青:代替わりして、気苦労が増えたのか減ったのかが、未だに分かりません。
黄:まあ朱雀がアレなだけで大幅なマイナスなことはたしかだから、
 誤差の範囲ということで目を背けておくんだよぉ。
朱:ふに?


【そんなものを娘に預けたという事実】
亜:おぉ。これは昔作ったはずの時空転送装置。あ、こっちは全元素無尽錬成機ではないか。
黄:なんだか、聞こえてはいけない言葉が聞こえてきてる気がするんだよぉ。
青:今すぐ、全力でもって破壊した方が国のためやも知れませんね。
亜:おおっと、忘れてるかも知れないけど、私が作ったものだよ。
  所定の手順を踏まずに解体なんかしようものなら、
 半径数百キロがぺんぺん草も残らないくらいの大爆発が起こるように仕込まれてるからね。
黄:八百年しか生きてないくせに、どうやってそんなオーバーテクノロジーを手に入れたのか、
 割と本気で掘り下げてみるべきではなかろうか、なんだよぉ。


【少年マンガを読み飛ばす心持ち】
亜:お、その話聞いちゃう?
黄:選択肢を、間違えた気もするんだよぉ。
青:ここまで来たら、毒を食らわば皿までの精神です。
亜:そう、あれは宇宙開発が全盛を迎えていた数十年前、
 かつてない宇宙の意志が私の中に降り注いできて――。
黄:その与太話、長くなるようなら話の核心に近付くまで昼寝させてもらうから、
 いいところで起こして欲しいんだよぉ。


【滑れるという偉大さ】
亜:いや、昔からカラクリ仕掛けとか興味あったんだけど、ここ百年の技術発展が凄くて、
 妄想を実現するにはいい機会かなって。
玄:機械だけに、ですね。
黄:もう少し、吟味してから喋った方がいいんだよぉ。
亜:思考の精査パターンを、もうちょっと厳しめにした方がいいかなぁ。
黄:そういや玄武って人工知能だったと、いつも素で忘れるんだよぉ。

 唯一の人間が一番人間離れしていて、生き物ですらない輩が一番人間臭い、そんな物語。

2015

0208

 弓は、太古から狩猟用に、そして戦闘用にと、人類の歴史に欠かせないものです。極端なことを言えば、いい感じの木の枝と弦、そして矢じり用の石かなんかがあれば作れるお手軽武器ですが、最初に作った人は、どういった着想だったんでしょうね。人類の最も古い飛び道具は投石で、次はその石を何らかの手段で投げやすくしたスリングショットだとは思います。ここから弓は、ちょっと飛躍してるような気もしますが、オモチャのパチンコみたいなのを経て、弓になったんでしょうか。どっちにしても、石に棒と矢羽的なものを付けて軌道と飛距離を安定させるって、相当な試行錯誤を経た気はしますが。形状や材質の差はあれ、世界中に似たようなものがあるんですから、これは誰か一人が考えたものが広まったのか、同時多発的に発生したのか、興味は尽きません。
 最近掲載した、『僕と先輩達のたおやかなる日常』の鳳柚葉嬢も弓使いですが、こんなややこしいことを考えて生み出した訳じゃありません。スポーティなエロス担当ということで、バレー部と弓道部どっちにしようと二択になった結果、私の一存で選ばれた次第です。和装って、素敵やん。

(・ω・) なお、書いてみたらセクハラ担当になってしまったという不思議な話

【九年も放置してたくせに】
朱:そういえば、玄武さんって先代の甲羅で発見されたんでしたよね~?
黄:そんなこともあった気がするんだよぉ。
玄:今でも住んでますよ。家賃もかかりませんし。
黄:なんてせこい四神なんだよぉ。
朱;つまり地下通路や公園に住む方と同じってことですよね~。
青:色々と外聞もあるので、宿舎を用意することを検討しますね。


【玄武最強説は自作自演】
亜:人間モードになる時、何故か甲羅だけが残る。
  だけど亀に戻るつもりがないなら、住処として活用できるという逆転の発想。
黄:この、バカ時々天才め、なんだよぉ。
亜:なぜ亀の甲羅があれだけ頑強で堅牢なのか知ってるか?
  亀の尋常ならざる力の暴走を抑える拘束具になっているからさ。
黄:たしかに、この頭の沸きっぷりは少しばかり安全弁をかけないと、
 とても世間様にお見せできるものではない気もするんだよぉ。


【仲間と勝利のためならしょうがない】
亜:亀は普段、スローリィに動いているように見えるが、
 あれは本気を出してしまうと寿命が縮まってしまうからなのだ。
黄:何か、一回りして普通の生物学なんだよぉ。
青:一般の亀は、余命を対価に素早く動ける訳ではありませんけどね。
玄:閃きました。私も、耐用年数を引き換えとするブーストモードの搭載を求めます。
亜;別にそんなことしなくてもここのボタン押せば強くなるよ。
  原子炉の密閉性能がちょっと甘くなる欠点あるけど。
黄:おいコラ、犠牲にするのは周りの寿命とか、しょうもないオチつけてんじゃないんだよぉ。
 

【そして全世界に配信】
玄:押してはいけないボタンって、どうしてこうも魅力的なんでしょうか。
朱:押すなよ、絶対に押すなよって言えばいいんでしたっけ~?
黄:基本を怠らない子達なんだよぉ。
青:仕事の基本は、外しまくっているのにですね。
黄:青龍がこういった真っ当な冗談を言うとか、映像化して保存しておくべきだったんだよぉ。
青:勘弁して下さい。

 何千年も生きてるくせに、最近の電子機器に割と対応できてるって、実は黄龍ってまだまだ若造なのかも知れません。
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