2016
皆さんは、幼少の折、学習マンガというものに触れたことはあるでしょうか。活字だらけの本で勉強をするのは敷居が高いと、まるでのび太くんの様な理屈で生み出されたものなのでしょうが、これが中々どうして、入門書としては悪くない面もあります。そのジャンルは歴史、科学、文学、伝記などなど、多岐に渡ります。昨今は大人向けに導入が難しい専門書などをマンガで解説するのがちょっとした流行りのようですが、精神年齢の低下がここまで進んだと解釈すべきなのでしょうか。私に言わせれば、大人と呼ばれる年齢の人が、大人ぶるのをやめただけなのですが。
さて、この学習マンガ界隈で、一番の勢力を誇っているのは歴史モノということになるのでしょう。独断と偏見に依るものですが、多分、間違っていないと思います。キャラの立った面々が織り成すドラマティックな展開は、マンガと相性がよさげです。情報量が少なくなるという難点はありますが、歴史なんて真面目にやったらほんの一時代で一生モノの仕事になってしまいますからね。ざっくりとした流れを理解することが目的なら、教科書と大差がないと言えるのやも知れません。
(・ω・) とはいえ間違ったことが書いてあると、一生修正されないリスクがあるけどな!
【宗教の本質を端的に表してるな】
白:そういや朱雀って、風邪引いて熱出したことあったっけ。
朱:健康には自信がありますから~。
黄:朱雀ウィルスを撒き散らしてる事実を、隠蔽してるんだよぉ。
朱:それって、あくまでも仮説ですよね~。
白:そりゃ、私達の中にウィルスを検出、解析する技術を持ったのなんて居ないし。
黄:だけど、そういうことにしておけば話が丸く収まるんだから、
この際、事実であるかどうかは大した問題では無いんだよぉ。
【熱殺菌が服を着て歩いてるみたいな】
黄:で、なんでそんなこと聞いたんだよぉ。
白:いや、普通、微熱で一度、高熱なら二、三度上昇するくらいだけど、
朱雀の場合はどうなるのかなぁって思ってさ。
黄:変温動物には、よく分からない世界なんだよぉ。
朱:気合を入れれば何度か上がるっぽいですから、
百度くらいは行くんじゃないですかね~。
黄:そもそも、体調不良で体温が上がるのは菌やウィルスの活性が落ちるからで、
平熱がそれを遥かに上回る朱雀には必要ない機構の気がしてきたんだよぉ。
【どれかというと野次馬根性に近いけど】
白:そういや南極じゃ原因菌がまともに活動できないから、
風邪引くことって、ほとんど有り得ないんだっけ。
黄:究極の健康法ですね~。
黄:変温動物未踏の地に、健康もへったくれもないんだよぉ。
白:逆に朱雀を南極に放り込んだら、相殺されて風邪引けるかも。
朱:な、なんでそこまでして私を倒れさせたいんですか~。
黄:科学者の探究心を野放しにすると倫理観など儚いものという、
白虎なりの警鐘なのではなかろうか、なんだよぉ。
【野生生物は甘やかすとダメになるからな】
白:んー、でも抗生物質効かないウィルスも出てきたりしてるらしいし、
朱雀の中でオンリーワンの生態系が生まれてる可能性があるのかも。
黄:そんなものを食べようとか、白虎の挑戦精神にはほとほと感服するんだよぉ。
白:フグやキノコだって、数々の先人が居たからこそ、現代では安全に食べられる訳だし。
黄:そう言われると、そんなものなのかも知れないんだよぉ。
朱:す、少しは保護者として、保護を優先してくれてもいいんじゃないですかね~。
朱雀が体調を崩す時は巨大隕石衝突級の厄災が迫っている時なのではないでしょうかと、ナマズ的なことを言っておきます。これで一本、書けそうな気がしてきました。
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2016
本音はともかくとして、一般的な人間社会では、欲を垂れ流すことを好ましくは思われません。下劣だとか、品が無いと評される訳ですが、論理的な理屈とは言い難いものがあります。では、どうして本能のままに生きるのは否定されがちなのでしょうか。考えてみれば単純な話で、人間社会を維持するのに不都合が多すぎるからです。人類は頭脳と技術を先鋭化しすぎた影響なのか、肉体的にはあまりに貧弱です。結果、単独で生き延びるのは不可能に近くなり、集団で暮らすことが前提となっています。その様な状況で、個人の欲を優先させて行動していては、全体の不利益となることの方が多いでしょう。おそらくはそんな経緯で、理性と呼ばれる欲の安全弁が尊ばれることになったのだと思われます。世界的に見て、日本はこの傾向が強い感じがありますが、どういった理屈なんでしょうね。海や自然が多く、外敵も少ないので、比較的、緩くなりそうなものですけど。まあ、江戸時代までは猫並に自由奔放に生きていたという話も聞きますし、こっちの方が日本人の本来の姿なのやも知れませんが。
(・ω・) 明治時代は生き残るのに必死過ぎたから、そうなったのも分からんでもない
【朱雀教とか作っても誰も入信しないな】
白:そういや朱雀が浮けるのって、この羽根が重力制御してるって説が濃厚だっけ。
その時に生じる歪みを、髪が吸収してたとしたら――。
黄:ここまでの超解釈が飛び出しても、朱雀ならありえるかなって思えるんだよぉ。
朱:全てを肯定するのは、一種の思考停止ですよ~。
黄:されど大半の宗教はそれで成り立っている訳だから、
特に問題無いとしておくのが、大人の作法というものなんだよぉ。
【どうやって散髪とかしてきたんだろうか】
白:髪の付け根チェックしたら、生来のくせっ毛かどうか分かるかな。
黄:自称美容師志望の目利きをとくと御覧あれ、なんだよぉ。
白:てか、熱っ。
黄:そりゃ、体温七十五度だし、なんだよぉ。
白:もしかして、単にこの熱のせいで縮れてるとか言わないよね。
黄:案外、盲点のようでいて、朱雀に関してそんなことはあるまいと、
否定から入ってしまう自分に疑問を感じたんだよぉ。
【オンラインゲームの固定ジョブだと騒ぎの元】
白:まあ、仮にも鳳凰の血族の髪が、耐熱性じゃないなんてことないか。
朱:ハードルを上げられました~。
黄:それにしても、歴代の朱雀はお湯を湧かせるくらいの熱量を持っていたのに、
どうして当代はこんな程度なんだよぉ。
朱:初期ステータスが低めだと、成長性が抜群というのが業界の常識ですよね~。
黄:そう思わせておいて幾ら育てても使えない地雷キャラを埋め込んでおくのも、
そっちの世界では使い古された手法なんだよぉ。
【性能だけでユニットを語るなら将棋でもやってろ的な】
朱:そんな感じの無能キャラを使って愛を強調すれば、
マニアぶれるって月読さんが言ってました~。
黄:壮大な負け惜しみに聞こえてきたんだよぉ。
白:何事も、プレイスタイルは自由だからね。
黄:撤退するのも勇気と言えば勇気なのだけど、
そんな簡単に割り切れるものでもないのが、生き物の業ではあるんだよぉ。
そろそろ書いてて、何が何だか分からなくなりつつもありますが、朱雀周りに関しては、いつもこんなものだという気もしてるので、深くは考えないでおきます。
2016
イカサマという言葉があります。漢字で書くと、如何様らしいです。語源は、如何にも正しい風を装うということなので、砕けて言うと、それっぽい辺りになるのでしょう。現代の日本語では、勝負事の裏を掻いたズルという意味合いで使われることが殆どかと思われます。ですが、本来の語意を鑑みるに、これほど政治用語として相応しい物はない気すらしてきました。いや、今の政治家は底が浅すぎて、一般大衆に見透かされてると言われると、そんな気もしますが。先生方はそう思ってないのか、居直ってるのか、よく分からない感じもあります。でも、大体は騙せてるつもりなんじゃないかなと思ってるので、やっぱり政界でこそ輝く言葉ということにしておきましょう。
(・ω・) そういやペテンの語源って、詐欺を意味する中国語らしいよ
【素晴らしきはこの躍動感】
白:ん?
黄:どうしたんだよぉ。
白:いや、今、なんか木から飛び降りたみたいな浮遊感が。
朱:立ちくらみですかね~。
白:座ってるのに?
黄:あんだけ、普段から飛んだり跳ねたりの日常なら、
逆に静止してる方が不安定になる気もしたけど、
流石にそれはないかと、一人で納得したんだよぉ。
【何が起きても想定内と言っておけば通ぶれる】
白:んー?
黄:今度は、どうしたんだよぉ。
白:このちゃぶ台、ちょっと動かなかった?
朱:超能力ですかね~。
白:酷いツッコミ待ちの発言があった気がするんだけど。
黄:もしも半世紀早く転生していたら実験材料になったか、見世物になったか、
いずれにしても超生命体たる朱雀が言うとは、いい根性してるんだよぉ。
【相手が理解しているか知る術が無いから仕方ない】
白:仮説を、言ってもいい?
黄:口にするだけなら、自由なんだよぉ。
朱:適当な相槌くらいしか打たない可能性もあるってことですね~。
白:そんなのには慣れっこだから、特段、不都合はないかな。
黄:コミュニケーションには相互の理解が大事だと偉い人は言うけれど、
一方通行の積み重ねで成り立ってるのが現実というものなんだよぉ。
【清新な感動と言うより単に憶えてない】
白:んで、髪をストレートにして、朱雀のバランスが崩れたって思ったんだけどさ。
実際のところは、この近辺の重力がグラついてるんじゃないかなって。
黄:何をバカなことをと、一蹴できない信憑性があるんだよぉ。
朱:いくらなんでも、突拍子もなさすぎませんかね~。
黄:十年そこそことはいえ、あの人生を積み重ねてきた上でその言葉を吐ける方が、
こっちとしてはびっくり仰天なんだよぉ。
最新の朱雀研究白書(月読・白虎編纂)によると、常識と思っていることなど、朱雀の前では塵よりも矮小であると書かれているそうです。読んでみたいような、精神崩壊を起こす奇書のような、そんな胡散臭さがあります。
2016
当たり付き駄菓子というものがあります。商品の中に、何がしかの手段で当落を示す手段を封入しておき、当たりを引いたら特典を貰えるというものです。意外にこのサービスは幅が広く、同じものをもう一個貰えるオーソドックスなものや、メーカーに送ることで景品が貰えるもの、駄菓子屋で使える金券となるものなど、色々とあるようです。私が小さかった頃に比べると、その種類は減っているような気もします。昨今は、子供も減っていますし、駄菓子もあまり好まれないのでしょうか。苦しい台所事情が見え隠れします。単に、コンビニやスーパーの方が交換を面倒臭がって、仕入れてない可能性も否定できませんが。
さて、季節的にはすっかり初夏の様相を呈してきました。このくらいの陽気になると、暑気払いと糖分補給を兼ねて、よく安価なシャーベットアイスを食します。最近値上げした、おそらくは日本一有名であろう当たり付きのアレです。年に何本くらい食べているのかは知りませんが、当然の事ながらたまに当たりを引くことがあります。が、この年になると、中々、交換に行く根性はありません。という訳で、それらの当たり棒はお守りの様に、ペン立てに飾ってあるのです。
(・ω・) こいつらが俺の運を吸い取ったと言われると、そんな気もしてきたぞ
【ほとんど飾りだからこそ主張は激しい】
白:じゃあ、軽いとこから、市販の縮毛矯正剤を、と。
朱:ふに~。
黄:髪量が相当なものだから、一本使いきりやがったんだよぉ。
白:それにしてもこの羽根が、作業する上で超邪魔!
朱:その件に関しましては、生まれつきのものですから、
コメントを差し控えさせて頂きます~。
【質量が完全に熱量に変わる究極の資源】
白:あとはすすいで終わりっと。
朱:きちんとぬるま湯でお願いしますね~。
熱いと際限なく膨れますし、冷水だと私の火属性とぶつかって、
とんでもないことになりますから~。
黄:その、とんでもないこととやらに興味が湧いてきたんだよぉ。
白:毛先だけなら、被害も最小限に食い止められるよね?
朱:私のことですから、対消滅級のエネルギー放出が起こっても、
責任は負いきれませんけどね~。
【月読と共に謝罪行脚の旅に出るべき】
白:どう?
朱:どうと言われましても~。
黄:何だか、良家の子女に見えるんだよぉ。
白:この子って、私達が思ってるより、遥かに深窓の令嬢だけどね。
朱:そうらしいですね~。
黄:何処まで行ってもこの他人事感が本物っぽくもあるけど、
やっぱり世間のお嬢様連盟に怒られそうだから、発言を控えておくんだよぉ。
【宇宙の全てが詰まってると言われてる位だからな】
白:んで、なんかさっきから、フラフラしてない?
朱:ちょ、ちょっと安定感に欠けるんですけど~。
黄:朱雀の髪は、昆虫の触角や猫のヒゲのように、
センサーの役割を果たしている可能性が出てきたんだよぉ。
白:前もって言っておくけど、虎だからって、
そういう機構に詳しい訳じゃないから、見解を求められても困るからね。
黄:そこんところは、朱雀自身、朱雀というシステムに無知なことで慣れてるから、
特にどうこう言う気は無いんだよぉ。
今更ながら朱雀のあのロングヘアは、浮いている時に垂れて、どこぞのビデオから出てくる女性のようになってしまいそうですけど、重力制御が成されているという説が有力なので、多分、平気なんでしょう。
2016
幼少の折、猫になりたいと割と本気で思っていたような気がします。日がなのんびり、欠伸をしながらダラダラ過ごす様が羨ましく思えたのでしょう。野良は生き残るのも大変ですし、運良く拾われたとしても、飼い主如何では、また苦労します。猫自身はどう思っているのでしょうか。猫に、猫以外の人生を想像する能力があるかは怪しいものですが、彼奴らの人生観――もとい猫生観からするに、生を満喫しているようにしか思えません。何でしょう、あの躍動感は。生気を失いかけている中年おじさんに分けてあげて欲しいくらいです。野生動物は、疲れたり落ち込んでる暇ありませんからね。そんなことをしたら、すぐさま死に繋がります。内臓が動いてるだけで生きているという人間の価値観が正しいのかどうか、壮大なことを考えてもみますが、面倒になってきたのでぶん投げたいと思います。
(・ω・) そしていい年になった気もする今、やっぱり私は猫になりたい
【両腕よりは物差しとして有用だな】
白:朱雀の髪質ってさ、ウェーブ掛かった天然パーマじゃん。
朱:いわゆるところの、ゆるふわ系ですよね~。
黄:見事な、拡大解釈なんだよぉ。
白:これ、波状だから腰くらいの長さに見えるけど、
引っ張ると踵にピッタリ付くくらいってことに気付いたんだよね。
黄:両手を広げた長さは身長と大体一緒という人体上の特徴はあるけれど、
だからどうした感は拭えないんだよぉ。
【放っておいたら異次元漫才コース】
白:でさ、これってストレートパーマやったら、治るもんなの?
黄:一周して、斬新な発想なんだよぉ。
朱:私の個性を潰そうという、闇の組織の陰謀ですね~。
黄:その解釈も大概なんだよぉ。
白:朱雀のオンリーワンさ加減って、直毛になったくらいで消えるものかな。
朱:言われてみれば、それもそうですね~。
黄:この、何か捉えどころのないふわふわとした感じが、
朱雀の髪質に掛かっていると考えることにしたんだよぉ。
【女の命とは思えぬ粗雑さ加減】
白:えっと、たしか真っ直ぐにするのって、
熱を加えたり、薬品で変質させたらいいんだっけ?
黄:素人が安易にやると、取り返しの付かない痛め方をしかねないんだよぉ。
白:朱雀なら、何をどうしようと一晩寝たら元に戻る気しかしないんだけど。
黄:言われてみれば、そう思えてきたんだよぉ。
朱:だからといって、どう扱ってもいいというのは、違うんじゃないですかね~。
【黄龍でもマシな部類という恐ろしさ】
白:大丈夫、大丈夫。
こう見えて、四神辞めて美容師で食べていこうって思ったことあるし。
黄:ストリートミュージシャンで家族を養うと言い出すくらいのノリなんだよぉ。
朱:思っただけで、特に何かの技能を身に付けた訳でもなさ気ですよね~。
黄:それで、こんな軽い感じで玩具にされることに抵抗はないのか、なんだよぉ。
朱:白虎さんが、話の通じる方なら一考の余地もあったんですけどね~。
黄:朱雀にこれを言われるとはと思ってしまったけど、
考えてみたら、周りの半分以上は、他人の話なんざ聞いちゃいなかったんだよぉ。
何かついこないだ、朱雀の借金返済物語を書いたような気もしますが、神出鬼没の朱雀なら特に問題ないでしょう。ここ数年、ヘビーローテ警戒で、抑え気味な感じでしたしね。