2017
お百度参りと呼ばれるものがあります。何かしら叶えたい願いがある際、寺社に百日連続で詣でる風習のことを言います。時間が無い場合は、短期間に、極端なことを言えば一日に百回でもいいそうです。ここらへんの融通がきくというか、言い換えればアバウトなところは日本っぽい感じがするのですが、それはそれとして。思ったんですけど、日本語で八と百と万は、大きい数字の代名詞的な役割もありますから、本来は百回どころじゃないんじゃないでしょうか。あなたが神様の立場だったとして、『ふぅー、百回終わった。神様よろしく頼むぜ』的に、ノルマ感を出して参られて叶える気になるでしょうか。どうしても実現して欲しいことがあって、且つ人知が及ばない領域の話であれば、百日と言わず、年単位で足を運んでもおかしくない気がします。唯、日本の神様って捻くれ者というか、俗物が多いんで、誠実にしたからといって、ちゃんと返してくれるかは微妙なところがあります。大体、全知全能からは程遠いんで、志願者に対して均等分配したら雀の涙になりそうです。宝くじでも買う気分で参るのが正道なのかも知れませんね。
(・ω・) おう、神さんよ、ちょっくら世界を平和にしてくれや
【かといって命を削って戦う好敵手役が似合うかと言われると】
月:地獄流って、なんかいい響きだよな。
黄:まあ、地獄って言葉が元来、地の底の抜け出せない場所と考えれば、
底辺大学の更に下層で燻ってる、どこかの教授にはピッタリなんだよぉ。
月:地獄流奥義、理不尽な採点基準に依る単位落とし!!
黄:ダメージを与えられるのが学生相手だけなのがリスキーな必殺技っぽいけど、
必修でそれをやる度胸もない辺りが主人公になれない理由なんだよぉ。
【黙ってヨイショしてればいいって教訓が正解な気もする】
月:地獄のオーラを纏う無頼の戦士とか言っておけば、格好は付くな。
黄:要は大学と学会、両方に相手にされてないだけなんだよぉ。
月:王とは、常に孤独なものだ。
黄:どっちかというと、裸の王様だと思うんだよぉ。
月:件の指摘した子供が、後に王の怒りを買って悲劇的結末を迎えたことは、
童話的に語られることは無いのであった。
【年も考えず若作りしやがってと深読みしたのか】
月:髪を切りに行ったら、『お若いですね』と言われたから、
『苦労してないもんで』と返しておいた。
黄:なんだ、その心理戦、なんだよぉ。
月:どうにも、空気を読むというやつが出来ないので、
京都風嫌味の可能性を鑑みた結果だ。
黄:京都の人に謝りやがれなんだよぉ。
月:都会住みってだけで人情が無いと言われたことあるから断る!
【もう一歩踏み込めば面白教授としてのキャラを確立できる気もする】
月:似た話で、広島出身者に『じゃけぇのが口癖なんでしょ』と煽ったことがある。
黄:こいつ、四十七都道府県、全部を敵に回せそうなんだよぉ。
月:甘いな。アメリカ五十州も網羅している。次の目標は中国二十三省、五自治区だ。
黄:アホもここまで来ると立派に思えるから不思議なんだよぉ。
月:こういうことに血眼になってるからコミュニケーション能力が上がらない自覚はある。
これを書いていると、大学という場所がドンドン分からなくなっていくのですが、楽しいところだと思いますよ、多分。
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2017
リベラルと呼ばれる政治思想があります。私も政治に興味を持って十年くらい経ちますが、未だにどういった考え方なのかよく分かっていません。辞書を引いてみると、自由を重んじたり、穏健な改革派のことを意味するのだそうです。言われてみれば、保守に対抗する言葉として使われているような気がします。なんで保守は漢字で、リベラルはカタカナ語なんだと思ってしまいますが。こういうのは統一してくれないと落ち着かない人間なので、どっちかを改めて欲しいと思う訳です。保守に古臭いカビが生えた感を持たせ、リベラルは何となく好意を持てる印象を与えようとする意図が隠れ見えてたりもしますが。調べてみたら、漸進主義なんて言葉があるんですね。急進派の対義語で、ゆっくりと前へ進むってことは、リベラルに近いんじゃないでしょうか。これを使えば解決する気がしてきました。耳慣れない部分は残りますが、忖度と同じく使い続けてれば浸透してくるでしょう。忖度は謎の悪いイメージが先行して、意味をちゃんと説明できる人はどれだけ居るんだという風になっていますが、リベラルもそうなんだから、いつものことなんでしょうね。
(・ω・) 政治を言葉遊びに置き換えようとする層は確実に存在するよな
【どうせ研究室にまともなの入ってこないし】
月:うちの大学、今後スポーツ関係に力を入れていくという噂がある。
黄:底辺大学が陥りそうな展開なんだよぉ。
月:言うまでもなく、大学とは学問を修める場である。
文武両道は大いに結構なれど、本分を忘れるのは本末転倒では無かろうか。
黄:本当にそう思ってるなら、教授会で主張してきたらどうなんだよぉ。
月:ぶっちゃけ、授業料を納めてくれるんなら、頭数は多いに越したことはない。
【人格に対する攻撃なことには敢えて触れない】
月:となると、私も体育会系向けの講義を模索すべきなのだろうか。
黄:学者としての信念の無さがヤバいんだよぉ。
月:臨機応変と言って欲しいな。
黄:このカメレオン野郎め、なんだよぉ。
月:歴史を変える発見は罵声から入ることを考えると、
これもまた偉大な研究者として避けては通れない道だな。
【ゼロじゃないかもと期待する気持ちは無限大】
黄:大体、脳筋向けってどんなのなんだよぉ。
月:段々、歯に衣着せない感じになってきたな。
黄:うちに体力で入ろうって連中の頭脳に、どんな可能性があるんだよぉ。
月:逆に、どれほどの逸材が入ってくるかワクワクしてきた。
黄:それ、夜店のクジに対するのと、同種の感情だと思うんだよぉ。
【黄龍がクビにならない内はまだ大丈夫理論】
月:結局、スポーツ特待生の話は見送りになった。
今更過ぎて手遅れということらしい。
黄:苦笑いしか出てこない決着なんだよぉ。
月:ジリ貧という概念を、身をもって体験できる素晴らしい職場だ。
黄:この大学総サバイバル時代に、よくそんな呑気なことが言えるなと思ったけど、
それくらい精神が壊れてないと務まらないのかも知れないんだよぉ。
某大学のCMが、運動部関係ばっかり映しているのを見て思い付きました。いや、大学なんだから教育、研究を少しくらいは推すべきなんじゃないですかね。
2017
ウルトラCと呼ばれる言葉がありました。かつての体操競技では難度をA、B、Cの三段階に分けていて、最上位であるCの更に上をいく大技のことをそう名付けたのだそうです。転じて、達成に困難が伴うものの、見返りも大きいことに対して使われるようになりました。単に滅多にないミラクルが起こった時でもいいみたいですが。ちなみに、現代の体操競技では、AからGまでのランクがあるので、Cを超えたくらいじゃ中位くらいのもんみたいです。内訳がどうなってるのかよく知りませんが、何の業界もインフレするものなのですね。
この様に、以前はちゃんと根拠があった言葉も、時代の変遷と共に消えゆくというのはよくあることです。厄介なのは、日本語を専門とする言語学者ですら、現役の言葉と死語の境界線についての見解が割れる点です。ローカル言語とはいえ、一億人以上が好き勝手に使ってる訳ですから当然と言えましょう。更に人数が多くなる北京語や、世界中に散らばってしまった英語などは、もっと凄まじいことになっているようです。バベルの塔の強制分割がなかろうと、いずれ言葉は分かたれる運命にあったのでしょう。それとも通信網や移動手段の発達で、何百年掛かって同一化が進んでいくんでしょうか。少なくても私は生きていないでしょうから、見守る役目は黄龍達に託そうと思います。
(・ω・) むしろあいつらは何語を喋ってるねん問題は、私の中でも永遠の謎だ
【精神性とか曖昧が過ぎると突っ込まれるな】
月:思ったんだが、妹キャラでいけば、
ちょっとくらい実績をあげなくても許されるんじゃなかろうか。
黄:おい一人っ子、なんだよぉ。
月:こういうのは魂の問題だから、心根が妹ならセーフのはずだ。
黄:むしろ血縁や姻戚関係以外の何で兄弟姉妹を定義するのか、
学者としてはそっちを重視すべきな気がするんだよぉ。
【人はそれを腫れ物扱いと呼ばないだろうか】
月:よぉし、甘えん坊だけどやんちゃな設定でいくか。
黄:概ね、猫なんだよぉ。
月:成程。今度見掛けたら、師匠と呼んで教えを請うか。
黄:これ以上の悪評を振りまいたら、妹がどうとかいう以前の話になるんだよぉ。
月:それはそれで、アンタッチャブル感が出て、聖域化されるだろう。
【時代が追いつく可能性に全賭けするしかない】
月:うるにゃーご、ふるにゃーご。
黄:小中学校だったら、特別な処置がとられかねない迷走っぷりなんだよぉ。
月:大学っていいところだなと再認識しました。
黄:一点特化型の奇人変人の巣窟だし、致し方ないのが頭痛いんだよぉ。
月:その一点とやらが評価されてるかどうかについては触れないでおく。
【動物園以外にそんなところはあるんだろうか】
月:結局、妹ってなんなんだろうな。
黄:そこは哲学的になるところじゃないんだよぉ。
月:人は何故、妹という単語に反応するのか。
本能に何がしか刻まれていてもおかしくはない。
黄:この投げやりな感じから、そろそろ飽きてきたのが推察されるんだよぉ。
月:猫並の持続性の無さを、愛嬌として受け止めてくれる職場に行きたい。
この世界の月読には、引き籠もりがちな姉や、扱いが雑な弟は居ません。しかし平行世界からの電波の影響で、太陽が憎くてしょうがないという設定があった気がします。
2017
民進党が事実上解体し、小池都知事が党首を務める希望の党への合流を模索するそうです。第一報を聞いた時は飛ばし記事だろうと思ったのですが、どうやら本気らしいです。奇想天外、驚天動地の荒業と持ち上げるべきでしょうか。せいぜい、十人や二十人くらいが恥も外聞もなく離党するくらいは考えました。しかし仮にも野党第一党が丸々こんなことをしでかすと、誰が予想したでしょう。もっとも、希望の党サイドは安保や憲法に対する姿勢を主軸に選別をするつもりらしいので、どれくらいが入党を許されるかは不透明です。というか、公示まで十日くらいしかないのに、選挙区の調整など、本当に可能なのでしょうか。少なくても投開票日まで小池氏は都知事としての業務をやる暇は無いでしょうから、都民の皆さんは怒っていいところです。
それにしてもつい五年前まで政権を担当していた民主党改め民進党が、このような最期を迎えることになるとは。遠からず旧社会党のように自壊するとは予測してましたが。といっても、政党助成金を返すのが嫌なので、しばらく形だけは残すんだそうですけど。参議院の処遇もある訳ですが、党が実質的に機能しなくなるなら選挙区、比例関係なく、全員辞めて然るべきだと思うんですけどね。そんなことをしないというのは分かってますが、次の国会で民進党として代表質問とかしちゃうんでしょうか。それとも、全員希望の党に籍を移すんでしょうか。総選挙を経る衆議院はまだしも、流石にそれは筋が通らないと思うんですが。連中にそんな真っ当なこと言っても聞く訳ないというのは分かってますけど。他にも、民進党はサポーター制度というのを採用していて、党員とサポーターは代表を決める時に投票権を持っています。ついこの間、前原代表が選任された時もそうでした。彼らは党がなくなるという重大な決断を、一言も触れずに実行したことについてどう思っているのでしょう。政治活動の応援だけでなく、会費的なものも負担していたはずです。返還騒動に発展してもおかしくないのですが、今のところは混乱の方が先立っているようです。
今後、どういった体制で選挙活動が行われるのか明確になっていないので、結果がどうなるのか全く読めません。小池氏が都知事を辞めて立候補するという噂もあります。これは都民を含めて有権者の怒りを買うだけな気がするので、無いとは思いますが。だからといって、都知事が国政政党の党首というのに義があるかと言われると微妙なところです。多分、例によって選挙が終わったら辞めるんでしょう。大体、小池氏以外に選挙の顔となれる人材が皆無という時点で、今回の選挙に善戦できたとしても、次回以降はどうにもならない感じはあります。先の都議選で都民ファーストは大勝しましたが、あれは公明党や連合が味方についたり、都議会自民党が異様に嫌われていたりと、小池氏個人で勝ち得たものとは言い難い面があります。よくて維新と同じローカルの域を出ないというのが常識的な見方でしょう。それに複数人区が多い都議選と違って、衆議院選は小選挙区が主体です。地域に密着した自公系の候補に、浮動票だけで対抗できるかは怪しい部分があります。最近、曲がりなりにも野党が議席を確保できた理由の一つに、候補を一本化していたというのがあります。しかしこの一件で共産、社民といった、自称リベラルの支援は受けられないでしょう。護憲派が、改憲議論を公言している希望の党に投票することが無いのは想像に難くありません。じゃあ、どこに入れればいいんだよという話になりますが、昔みたいに共産党が責任を持って全選挙区に候補を立てるべきなんじゃないでしょうか。反自民票が割れて、自公が喜ぶだけというジレンマには陥りますけど。一方で、一部世論調査で希望の党に投票するという人がそれなりに居るという情報もあります。ただ、現状では情報が錯綜しすぎているので、あまり参考にはならないでしょう。投開票日まで三週間ほどあるので、頭が冷えて、どう動くかといったところです。小沢一郎氏を含めた自由党が参加するという話も聞きますが、あの人の不人気は伝説級ですからね。目先の人材と資金の不足を鑑みても拒否するとは予想しています。金が無いと言えば、希望の党は政党助成金をまだ貰えないので、大半の選挙区で民進党が負担するという展開になるのでしょう。それを新党と呼んでいいのかのついては、首を傾げる部分があります。なんにしても、私自身、冷静に受け止めきれていないので少しずつ整理していきますが、控えめに言って頭おかしいんじゃないかと、ちょっと思っています。
(・ω・) 久々にえらい長文になったけど、そりゃなるよ
【何一つ認知されてない人が言ってると思うと感慨深い】
月:人にとって大事なのは前に進もうとする意志であって、
実際に前進してるかどうかはどうでもいいと力説したい。
黄:前半はいいこと言ってる風なのに、
後半に入って只の言い訳になる辺りに伝統芸すら感じるんだよぉ。
月:こんなことを言いつつ、やる気を認めて欲しいと主張しだしたら、
そいつは終わってるよなとか思ってたりもする。
【英雄は錯誤に依って成り立つという考え方もある】
月:自転車で下り坂を走るように、労力を使わずに前へ進みたい。
黄:あんたの場合、トロッコに乗ってブレーキが利かずに自爆しそうなんだよぉ。
月:後の世で、死の間際まで挑戦し続けた傑物ととられるか、
只のバカモノとされるかが微妙なところだな。
黄:一九で、後者だと思うんだよぉ。
月:どうせまともにやったところで大成する気がしないし、
一割なら上等な賭けだと思ってしまったら負けなんだろうな。
【ちなみに平均睡眠時間は他の追随を許していない】
月:最近、駄菓子ばっかり食って生命活動を維持してる気がする。
黄:これが知性の最高峰と言われる教授職という事実を受け入れがたいんだよぉ。
月:いや、なんかああいうのって中毒性があるじゃん。
一度食べたらやめられない的な。
黄:そして子供の頃と違って、すぐに満腹になって、
本来の食事が入らないという事態に直面するんだよぉ。
月:対外的には、寝食を忘れて研究に没頭しているということにしてあるから平気だ。
【好意的に解釈してモルモットの域を出ない】
月:この、人工着色料と人工香料で構成された安っぽい刺激が堪らない。
黄:人は老年期に入ると脳が幼児性を帯びてくると言うけど、
ずっと子供の場合はどうなるのか興味深いんだよぉ。
月:案外、そういうところから不老の脳内物質が見つかったりするもんだ。
黄:つまり人類の為、自らを検体として差し出す覚悟があるのかという話になるんだよぉ。
月:歴史に名が残るなら考えてやってもいいが、
フランケンシュタインみたいに博士の方が有名になるだろうから断る。
文系教授の物語だというのにゼミ風景が描かれたことがあんまありませんが、そもそもこの研究室に所属してる学生というものが想像できないのです。
2017
敗戦処理という言葉があります。基本的には野球用語で、相手に大きくリードされてしまい、勝ち目が薄くなった時に使われます。戦力の消耗を避ける為、主軸と比べて落ちる投手を起用すること、ないしはその投手のことを指します。転じて、雌伏の時を過ごす企業やスポーツチームの責任者などにも使われます。政治用語としては、どうやったって勝てない選挙戦に挑まないといけない時の党首がそれに当たるでしょうか。政党政治である以上、純粋な政策論争や政治家の人気だけではなく、国際情勢や世論の方向性なんかで風があちこちに吹き乱れるので、そういうことも起こりえます。その、一時の波に乗ることしか考えてない政党が日本には存在する訳ですが。その結果が今回の前原代表のように、にっちもさっちもいかない状況なのだと思うと、考えさせられるものがあるような、頭を使うのも馬鹿らしいような気分です。夏休みの宿題は早い内に取り掛かっておかないと、終盤で詰む。小学生時代から変わらない、人生の真理なのやも知れません。
(・ω・) ちなみに、敗戦処理も出来ずに炎上するピッチャーも存在する
【女子人数が百人くらいなのではと推察はできる】
月:学校の長距離走で、ダントツでビリのやつが励まされたりするけどさ。
あれって結局、普段頑張って無いからそんな位置に居る事実には触れられないよな。
黄:その手の辱めを受けたことがありそうな言い方なんだよぉ。
月:私は努力家だから、目立たない学年で下から三十番目くらいをキープしていた。
黄:それ、学校の規模で意味合いが全然違う気がするけど、
この教授にそういった細かい機微を解させるのは無理だったんだよぉ。
【言うことがコロコロ変わる風見鶏のような人生】
月:大学は、そういった全員強制参加のイベントが無いから気楽だよな。
黄:この発言だけで、どれだけ堕落した学生生活だったか分かるんだよぉ。
月:勉強なんて、ガチるのは院に進んでからで充分だ。
黄:まるで、大学院からこっち、真面目に学問をしてるみたいな言い方なんだよぉ。
月:所詮、学者なんて社会の余剰部分にしがみつく遊び人みたいなもんなんだから、
好き勝手やるのが正道だよな。
【十代の頃の思想や行動なんて後世に伝えるべきではない】
月:学生から、ソーシャルメディアのお誘いを受けた。
黄:現代っ子の必須ツールなんだよぉ。
月:私は古式ゆかしく、教師との交換日記的なものを提案したんだが断られた。
黄:やってることは一緒なのに、ここまで時代遅れ感を出せるのは凄いんだよぉ。
月:黒歴史を物理的に残すか、電脳世界に残すかの違いだけなのにな。
【稀少性の付加価値は認める人が居ないと成り立たない】
月:仕方ないから、ポケベルでと言ったら、またしても断られた。
黄:少し時代は進んだけど、やっぱり遺物レベルなんだよぉ。
月:というか、この機器がなんなのかすら理解して貰えなかった。
黄:今時、動作してる現物が珍しいんだよぉ。
月:レアアイテムという言葉に弱い若者相手だし、
何とか食い込むことはできないだろうか。
なんかもう、月読教授ってだけで、ダウナーというか、人としてダメな空気が漂っている感じもありますが、そういう作風なのでしょうがないと思うのです。