忍者ブログ

2024

1020

 盆栽と呼ばれる園芸があります。ボンサイと読みます。現代日本語では主に、植木鉢に根付かせた小ぶりの観賞用樹木を指します。元々は鉢植え全般を称していましたが、かなり狭まりました。大自然をコンパクトに表現していて、一部に熱狂的な愛好者が存在します。源流は中国にあるとされていて、明確な記録だけでも唐代まで遡ることが可能です。少なくても2500年前にはあったという推測もあり、いずれにしても極めて長い歴史を持っています。日本でも平安時代初期には伝来していて、当初は宗教的な贈答品として扱われていたとのことです。ここから江戸時代前半くらいまでは上流階級の趣味でした。しかし後半に入ると庶民にも浸透し、大衆文化として花開きます。20世紀に入る頃、欧米に素晴らしさを伝えようという運動が起こります。結果、あちらにもファンが出来たようで、今日に至るまで一定の勢力があるのだとか。ものに依っては一鉢で世間的な年収を上回るほどになり、経済規模も侮れません。昭和のマンガに慣れ親しんだ身としては、ボールが飛び込んで被害を受ける印象から抜け出せないんですけどね。

(・ω・) 陽の光を当てる都合上、野晒しが必要だもんな

【歴史に名を残すってそういうものかも知れぬ】
茜:日の本の経済を裏から支配したいよねぇ。
千:話の規模が許容範囲外で理解できない。
麗:そもそも、お金など価値の数値化に過ぎないのでは。
茜:流れを掌握することで人も制御可能になるんだよ。
千:やっぱり良く分からない。
麗:時たま別時空から紛れ込んでいるかの様になります。


【正しい直感だけど平坦な道ではない】
茜:最終的には、世界全てでも良いんだけど。
千:何処でも使える銭なんて無いのに。
茜:存在しなければ作るのが世の理じゃない。
麗:やりかねないのが恐ろしいです。
千:どういう理屈かは見えてないけど、
 うまいことすれば物凄いお零れが貰えそう。


【経緯については不明な点ばかりである】
茜:金銀は大抵の場所で誰もが欲しがるでしょ。
  同じく数字を追い求めるようになれば完成だね。
千:ついていけてる?
麗:雰囲気だけは。
茜:公康君は良い生徒だったよ。
千:ホイホイと金銭の匂いがする方に進んでたら、
 何故か君主に収まった部分は否定しません。


【どうあれ食う以外の使い道は無いのに】
麗:皆がふと我に返って、
 無意味だと気付いたらどうなるのですか。
茜:その時はしょうがないかな。
千:凄い綱渡りの気がしてきた。
麗:とはいえ領地で賄える米が権力の現状も、
 似たようなものかも知れません。

 近頃、金相場がまた高騰しているのだそうです。通貨の信頼と反比例的な関係にある訳ですが、限界突破するとどうなるのでしょう。世界規模でハイパーインフレを起こすのか、なんやかんやで上限があるのか。無学で浅慮な私にはトンと想像が付きません。
PR

2024

1018

 北京ダックと呼ばれる調理品があります。数多ある中華料理の品目で屈指の知名度を持っています。端的に言うとアヒルの丸焼きで、主に皮部分を食します。広東風だと皮のみを削ぎ、北京風は肉も切り取ります。ソース、野菜、薬味などと共に餃子の皮のようなもので包むのが一般的です。当然ながらアヒルを焼く食べ方自体は古来からありました。更に言うならアヒル食が盛んだったのは南京です。北京を冠している理由は明代の永楽帝が遷都した際、宮廷料理に加えたからというのが定説です。これが16世紀くらいの話で、数百年の時を掛けてじわじわ民間へと広まりました。現代ではちょっとした御馳走くらいの立ち位置で、庶民も口にする機会があるそうです。どうでもいい話ですが、日本で漢字の地名と洋名の組み合わせが定着したのはやはり語感でしょうか。北京鴨、だと悪くは無いんですが、高級な雰囲気は薄れます。というか単なる品種っぽく思えます。漢名は北京の鴨を焼く的な熟語が使われているようです。最近は英語以外も珍しくありませんし、本場風にベイジンカオヤーと呼んで良いのやも知れません。

(・ω・) 家庭で作れないから青椒肉絲みたいにはなれないかしら

【現代の国連加盟国でも一部は諦めてるのに】
岬:独自通貨を作りましょう。
綾:凄まじいことを言い出しましたわ。
岬:びた銭の為に資源を渡すなんて理不尽です。
  自国で賄うに越したことはありません。
結:理には適っているんだが。
海:どうすれば叶うか想像できない遠大さだ。


【技術不足で輸入に頼ってた時代だぞ】
綾:一応、鉱物はそれなりに産出しますわ。
舞:よし、掘って溶かして固めるだけだな。
海:図案はどうしてくれようか。
結:柿の実とか渋いし良さげだ。
綾:あまりに過程を放ったらかしていて、
 呆れと微笑ましさがごっちゃになっていますの。


【上意下達で何とかなる程度には飼い慣らしてる】
綾:領内に流通させる量は簡単ではありませんの。
  数年は掛かると見て良いですわ。
岬:三日後には飽きてる自信があります。
海:もっとすべきことがあるのは理解した。
舞:領民が受け入れるかは別の話だしな。
綾:それに関しては沙汰で強要させますので、
 製造よりは楽ですわね。


【加齢説と複数人説が対立するのか】
岬:肖像画を刻印してやろうと思ってたんですけど。
綾:かつてローマ皇帝がしていたと聞きますわ。
結:千年は残るだろうに、大した勇気だ。
舞:良い感じに美化するのだろう。
海:掛け離れた姿を幾つか描いてしまって、
 史家を混乱させそうである。

 現職の皇帝を硬貨に初めて刻んだのは、かのユリウス・カエサルなのだそうです。それまでは先祖を用いるのが一般的だったのだとか。ちなみにカエサル暗殺記念硬貨なんてのも発行されたそうです。古代ローマ人の悪ノリが凝縮されているというか、中々にぶっ飛んだ帝国ですよね。

2024

1016

 暗黒星雲と呼ばれる宇宙用語があります。英名はdark nebulaです。一般的に、星から離れた空間は真空であるという認識の方が多いと思われます。しかし厳密には水素やヘリウムなどの粒子が少しだけ存在します。ある程度の濃度になると星間ガス、または星雲の名を冠します。幾星霜の時を経て凝縮し、星系になることもあります。その中で暗黒星雲は、可視光を放たず、外部からの光もほぼ反射しないものを指す単語です。つまり名前こそ大仰ですが、物質が濃い目でめっちゃ暗い場所を称したに過ぎません。対になるのは散光星雲で、こちらはやや具体的な名称です。定義はあくまで人の目で知覚不能なので、赤外線やラジオ波は発しています。これらは機器を用いての観測が可能です。天の川を見上げると光が不鮮明で、黒く染まっている箇所が散見されます。これが最も手っ取り早く目視できる暗黒星雲とのことです。透過を阻害すると言っても、地球の大気と比べたらとてつもない薄さです。しかし大きさは光年単位で、宇宙らしいスケールになっています。恒星になる可能性を秘めていると考えたら、当然っちゃ当然なんですけどね。

(・ω・) 昭和だと、暗黒星雲からやってきたとかありそう

【君主は心の声を漏らしたら駄目なんじゃ】
公:もしや派閥争いを制せば、立場が固まるのでは。
遊:南蛮にはコロンブスというやつが居てだな。
  言うとやるには越えられない壁があるとしたそうだ。
莉:言葉だけの人が格好悪いのは間違いない。
公:ボソッと口にした一言が集中砲火なのは、
 さしもの俺も不本意だと言わざるを得ない。


【紙幣はおろか小判すら無い時代である】
莉:人を動かすには、何を求め、何が怖いのかを、
 見極めるだけの眼力が必要なんだけど。
公:金をバラ撒いておけば良いんじゃないか。
遊:だから貴様はボンクラなんだ。
公:銅銭を積み上げて首を縦に振らない輩が、
 存在するというのが理解しかねる。


【人格の根幹が不安定な連中は脆い】
遊:そういう意味で宗教は強いぞ。
  何せ価値観を望む方に誘導できるからな。
公:拝金主義を蔓延させろということか。
莉:金銭から、一度離れようか。
遊:元が商人である以上は無理なのかも知れんが、
 一周して信念的な何かを感じなくもない。


【統制しきれないと逆襲されるけど】
莉:だけど民が何を第一に考えてるかって、
 国造りの基礎って気もする。
遊:疎かにすると長くはもたん。
公:思想の不一致が揉める根源か。
遊:とはいえ全員を満たすのは難しいから、
 少数派に割を食わせる手法が不可欠な訳だ。

 日本で始めて大判を鋳造したのは豊臣秀吉であるというのが定説です。しかしこれは実用目的というより、報奨の側面が強かったとされています。後に江戸幕府が通貨を統一するに当たって、大判小判を高額用に割り振りました。とはいえ大判は相変わらず市場に流通するタイプではなかったようです。100万円札とか作られても庶民には使い道がねーよと例えれば、分かりやすいかも知れません。

2024

1013

 准教授という肩書があります。ジュンキョウジュと読みます。大学、大学院は研究と教育を兼ね備えた機関ですが、教職の立場は様々です。最高位が教授であることは御存知かと思われますが、それに次ぐのが准教授です。この下が講師で、他にも助教、助手という見習いのような役職もあります。准教授は研究室を構えていて、実務に関しては教授とさほど変わりません。差は学内での権限が落ちる程度です。かつては助教授と呼ばれていました。しかし当時の法律には『助教授は教授を補佐する』と書かれていて、実態と合っていないことが問題視されます。そこで2007年に法改正し呼称を改めると同時に、名実共に独立した研究者として扱われるようになったのです。教授と准教授の境界線は曖昧で、大学に依って規定が違います。一定の成果を挙げて相応しいと判断されたら昇進する訳です。教授ともなると大学の看板を背負うことになるので、本来は生半可な人材に与えられるものではありません。実際は年齢を重ねたら上がったり、有力教授の子飼いが優先されたりと、必ずしも実力と連動していないっぽいですけど。偏っていますが社会ではあるので、偉くなる過程はあんまし変わらないのですね。

(・ω・) 実績で評価したいけど、理解する教養が私には無い

【流行に乗るのもド下手だろうし】
月:記憶を持ったまま転生したとして、
 教授は活躍できるだろうか。
黄:肩書は強そうなんだよぉ。
月:専門は服飾なんですがいけますかね。
黄:それだけ聞くと業界を先導しそうだけど、
 コスプレ的な話だからかなり怪しいんだよぉ。


【最大勢力になってしまえば主流派だ】
月:御存知の通り雑食で、
 何にでも手を出すから知識は広範だぞ。
黄:異世界とやらの文明水準に依るんだよぉ。
月:低レベル過ぎたら異端認定されかねん。
黄:それはそれで邪教の教祖を狙えるから、
 ワンチャンあるとも言えるんだよぉ。


【情報の使い方がショボ過ぎませんか】
黄:異文化でやってくのに必要なのは、
 教養より実用的な知識なんだよぉ。
月:たしかに知恵の実がリンゴではなく、
 イチジク説があるなんてのは役立ちそうもない。
黄:まずキリスト教が無いと意味不明なんだよぉ。
月:社交場で披露する小ネタを仕入れ直すのは、
 ちょっとした手間である。


【面接で軽く苛つかせたんだろうなぁ】
月:農業が無い並行世界は考えにくいから、
 肥料の作り方だけでも暗記しとくか。
黄:魔法的な力で育成するとこに飛ばされそうなんだよぉ。
月:逆境にしても地味なんだが。
黄:そういう訳分からん嫌がらせを受けるのが、
 実に似合ってるから仕方ないんだよぉ。

 そもそも、この外伝自体がパラレルワールド的な物語なのではと言われたらそんな気もします。この社会不適合者が曲がりなりにも自立してるんですから、充分に厚遇されていると言えるでしょう。これ以上を望むのは分不相応とか、適当な理屈で管理責任を放棄したいです。

2024

1011

 鶴翼の陣と呼ばれる陣形があります。カクヨクノジンと読みます。本陣を中心に部隊を横長に配して、左右を前方に押し出すように組む戦法です。鶴が翼を広げている様に見立てて命名されました。古来から中国に伝わる八陣の一つです。その中でも一塊になって進軍する魚鱗の陣と共に、基本中の基本と言える配置です。形状を見て分かる通り、最大のメリットは敵を包囲しやすいことです。中央突破に対して最大効力を発揮し、全方位から集中砲火を浴びせることが可能です。逆に層は薄くなるので、被害を厭わず強行されると破られるリスクがあります。兵が少ないほどペラペラになるので、多勢側向けの戦術です。かの三方ヶ原の戦いで、徳川家康は寡兵でありながら鶴翼の陣を敷きました。定石と真逆で家臣達にも止められましたが、押し切ったとされています。結果は生きて帰れたのが不思議なくらいの大惨敗で、危うく日本史が大幅に変わってしまうところでした。やはり奇策は、たまにしか成功しないから奇策なのです。とまあ語ってきましたが、鶴翼の陣がV字型ではないという説も根強いのだとか。八陣の概念が日本に入ってきたのは遣唐使の頃で、千何百年もの歴史があります。言葉だけ引き継いで変化していった結果、時代ごとに違う作戦を指していたのかも知れません。乱世で軍事機密をホイホイ記録しておくとは思えませんし、新たな史料が出てくる可能性は低いんでしょうね。

(・ω・) この手のは、後世に編纂されたパターンが多い

【諸説あるのでどちらも誤りという解釈は可能】
月:大根役者に大根足、大根切りと、
 何ゆえ大根は微妙にネガティブなのだろう。
黄:身近だからイジり易いのかも知れないんだよぉ。
月:ちなみに大根役者は滅多に腹を下さないことから、
 当たらないイコール売れないに掛けたのが通説だ。
黄:舞台で棒立ちって意味だと勝手に思ってたけど、
 知見を得たから何だというネタではあるんだよぉ。


【それはそれで正道から外れてるけど】
月:日本には数多の大根料理が存在するけど、
 大根尽くしは何日で飽きるのか誰か試して欲しい。
黄:自分でやるとは言わないんだよぉ。
月:頭脳労働者だから身体を張るのは任せる。
黄:世には自らを被験者化する医学者も居るのに、
 姿勢の違いが垣間見えるんだよぉ。


【別次元で変な幽霊を養ってるだけはあるな】
月:一人暮らしが長いもんで、
 プリンを勝手に食べられるイベントと縁が無い。
黄:気付いてない同居人が居るかも知れないんだよぉ。
月:怪談はやめておこうじゃないか。
黄:菓子くらいなら害は無いも同然だし、
 お供え感覚で貢いでおけば平和なんだよぉ。


【レシピ探しで数話は引き伸ばせる】
黄:きっとプリンを奪われた怒りで憤死したんだよぉ。
月:死因がとんでもなかった。
黄:食べ損ねたのを口にしない限り成仏できないけど、
 販売店が潰れててどうにもならないんだよぉ。
月:再現しようと奮闘する流れなんだろうが、
 そこまでする義理を感じない件について。

 自分を実験台にしている研究者はそこそこ居るようですが、個人的には寄生虫を飼っている方が印象に残っています。無駄な栄養を食べてくれるから生活習慣病を遠ざけられますし、免疫が敵と認識するのでアレルギーを抑制できるのだとか。花粉症が治るならちょっと試してみたいとか思うのですけど、実用化されないんですかね。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP