仙人掌と呼ばれる植物があります。サボテンと読みます。覇王樹と書いてハオウジュと読む別称も持っています。とにかく名前にハッタリが効いています。初めて日本にやってきたのは、戦国時代後期というのが有力なようです。漠然と、中南米が原産で、樹として見たら柔らかい幹を持ち、水分の蒸発を抑える為に葉が針に変化したものの総称だというイメージをお持ちの方は多いでしょう。私も、その程度の認識です。調べてみると、針の付け根に刺座(シザ)と呼ばれる器官があることが、サボテンの定義のようです。あの白っぽいふわふわしたやつです。棘がないサボテンもありますが、刺座はついてるのだとか。形状からも推察できますが、乾燥に強い代わりに葉の面積を捨てた為、相対的にたくさんの日光が必要です。まさに彼の地に合わせた進化と言えましょう。どうでも良い話ですが、私にとってサボテンと言えばイコールで繋がるくらいメキシコが連想されます。理由は多分、スヌーピーの兄であるスパイクがサボテンと共に暮らしているせいです。でも考えてみたらスヌーピーがほいほい国境を越えてるとも思えないので、あれはアメリカ合衆国の南の方なのかも知れません。いや、大昔に母親があれはメキシコと言ってたような気もするんで、それで刷り込まれた可能性はあります。いずれにしても、人の認識なんて適当なものだなと、今更ながらに思わされます。 (・ω・) メキシコと言えば、タコスとマラカスの陽気な連中って印象もあったなぁ 【相思相愛なら何でも良いのかってのは別の話になるけど】 ア:では、本日も合同ライブの打ち合わせといきますの。 亜:それは良いんだけど、なんでアンタらんとこのリーダー、 隙あらば私に密着しようとすんの。 白:懐かない野良猫に、逆に愛着が湧いて攻略したくなるみたいな。 天:つまりは、アルテミスさんのお気に入りになったということです。 ア:悩みましたが、二歳下は倫理的に問題無いという結論に至りましたわ。 亜:年齢差がどうこう言うほどに不寛容なつもりは無いけど、 相手の同意を得るっていう大前提をないがしろにしてるよね。 【説得力と論理的整合性は必ずしも同水準だとは限らない】 白:博愛精神の持ち主だけど、平等主義じゃないってのが重要でさ。 天:曰く、墨の濃淡のように、愛情の濃い薄いは出てしまうものなのだとか。 ア:その上で、全ての女性に等しく愛を届けたいんですのよ。 亜:言ってること分かる? 青:思想には一定の理解を示しますが、現実的かと言われると疑問です。 真:歴史に残る大人物か、底抜けのアホのどっちかですぅ。 亜:もしかすると凄いこと言ってるのかなぁって思わされた時点で、 私達は負けてるんじゃないかって気がしてきた。 【そこまで行くとオーバーフローしてどうとでもなりそう感もある】 天:ですが、世間的にライバルと認識されているチームのリーダー同士が、 実は親密とバレてしまうのは営業的にどうなのでしょう。 亜:誰と誰が仲良しよ。 ア:敵対勢力という障害は、関係を育む上で適切な肥料とも言えますの。 白:ロミオとジュリエットを持ち出さないのは、片方が男だからかな。 天:アルテミスさんなら実はロミオが女性だったという、 超解釈脚本を書いても驚きませんが。 白:時代背景を考えると難易度が増して、悲劇がすんなり受け入れられるかも。 【魚じゃないのかとツッコミを入れたくなるな】 真:何かに使えるかも知れないから、二人がくっついてる写真を撮っておくですぅ。 白:姉に対する敬意を感じない。 天:妹への姉の過剰な干渉は、時に反発心を生むものです。 白:何故かは分からないけど、それを天照が言っちゃうのって感想が出てきた。 天:姉妹に限らず、家族間で起きがちな一般論ですよ。 白:それはそうなんだけど、喉に鶏の小骨が刺さったような違和感があってしょうがない。 当初は今年の番外編は月読教授で終えようかと思っていました。しかし前回のアルテミスのアイドル隆盛伝が合同ライブに触れてそれっきりというのもキリが悪いのでもう一話延長します。特に深い考えがあって始めたネタでもなく、もっと良い使い所があったんじゃないの感もありますが、いわゆるライブ感というやつで乗り切ります。ええ、アイドルものだけに。 PR 阿漕という言葉があります。アコギと読みます。アコースティックギターとは何の関係もありません。品性に欠け、図々しく、己の欲を優先する様を意味します。語源は、現在もその名を残す三重県の阿漕ヶ浦にあります。ここは伊勢神宮に供える魚を獲る為に禁漁区とされていました。しかし一部の規則をものともしない連中が密漁を行い、様々な伝承が誕生するに至ります。その一つに、阿漕の平次(平治という表記もある)が、母親の病気に効くとされるヤガラを捕獲するというものがあります。後に平次は自分の名前を書いた笠を落としてしまったことで捕まり、簀巻きにされて阿漕ヶ浦に沈められてしまいます。残された母も、力尽きこの世から去りました。美談の様な、間の抜けた話の様な微妙な感じではありますが、地元では同情する声の方が強いようです。しかし全国に広まる際に悪い部分だけが抽出される辺り、身内と他人の見え方は違うということなんですかね。昔の話で宗教的神聖さが比較にならないくらい強いということを考えると、悪人扱いも致し方ない気もします。何かが一つ違えば、やむにやまれぬ事情で悪事に手を染める的な使われ方をしたかと思うと、ちょっとした噛み合わせなんでしょうね。 (・ω・) まあ、平次は調子に乗って何回も魚獲ってたらしいんだけど 【人が人を採点するとか驕りが無いと出来ない】 月:芸術家とかスポーツ選手なんかで標準以上の実力はあるのに、 巡り合わせでプロとして扱われない層って居るよな。 黄:能力が圧倒的ならともかく、 中堅は人脈とか席が空いてたといった他の要素も絡むんだよぉ。 月:絵描き辺りは作品が死後に評価されるパターンもあるけど、 その場のパフォーマンスがメインなのは辛いな。 黄:いわゆる一般人だって正しい評価なんてあんましされてないし、 深く考えてもしょうがない気もするんだよぉ。 【それが可能ならもうちょっとくらいは世渡りが上手いはず】 月:その点、学術界隈は実力第一主義で素晴らしい。 黄:妄言もここまで来ると、逆に真実に思えてくるんだよぉ。 月:論文の著者が自己申告制なのはヤバイよな。 共著を強要したり、学生の代筆が黙認されてるっていう。 黄:更に狭い業界だから、ポストを身内でたらい回すんだよぉ。 月:私が教授界の最下層に居るのも、主として妬みが原因だし。 黄:ちょいちょい自虐なんだかヤケなんだか分からないネタを入れられても、 扱いに困るだけってのをいい加減に理解して欲しいんだよぉ。 【貴子の中で圧倒的に関連施設が少ないという事実】 月:人気作品のグッズに需要があるからと同程度の数を仕入れたのに、 特定のキャラクターだけ売れ残ることがあるじゃんか。 黄:なんか知らんけど、すげー腹立たしいんだよぉ。 月:設定上は同等どころかむしろ格上まであるのに、 消費者の受けに圧倒的な違いが生まれるのが残酷ではある。 黄:血圧が上がってきたんだよぉ。 月:どうして憤ってるのかイマイチ分からんが、 私も何故かイラッとしてるし、在庫品の生まれ変わりなのかも知れん。 【完全に見切られて生産されないよりはマシなのかしら】 黄:権力があったら、セット販売以外認めないルールを作ってやるんだよぉ。 月:最初からマーケティングをしっかりして、 売れそうな配分で製造すれば済むのでは無かろうか。 黄:それはそれで、相当に絞られそうでムカつくんだよぉ。 月:数十年後も知名度があったら、稀少価値でプレミアが付くやつだな。 黄:当時は欲しがる人が居なかったから美品が少ないんですよと、 解説される未来を想像するだけでハラワタが煮えくり返るんだよぉ。 今年は大学も直接的な影響を受けていたようですが、インドアな月読教授にはどれほど生活に違いがあったのでしょう。飲み会以外は、黄龍と会話してる時にアクリル板で隔てられている程度なのではと思わなくもありません。 夏炉冬扇という言葉があります。カロトウセンと読みます。夏の炉、冬の扇の様に、季節外れのものは役に立たないという意味になります。この場合の炉は、火鉢のことを指すのだそうです。出典は後漢の文人、王充が著した論衡とされています。類語に、六菖十菊と書いてリクショウジュウギク、ないしはロクショウジュウギクと読むものもあります。書き下して、六日の菖蒲十日の菊という使われ方もします。端午の節句である五月五日には菖蒲、重陽の節句である九月九日に菊を用いるのですが、その日が終わってしまったら価値が無くなるという意味合いです。昨今は一年中、何かしら理由をつけては季節品を売りつけようとしています。それでも年末年始は特別らしく、クリスマス関連や正月用品の特需が発生します。そしてケーキに代表されるように、日付が変わってしまったら市価が暴落してしまうものがあるのは現代でも変わりません。市場経済ってのはそんなものと言えばそんなものなのですが、ものの値段ってなんなんだろうと思わされる部分もありますよね。 (・ω・) 丑の日に鰻を食えと言い出した平賀源内も戦犯の一人ではなかろうか 【専門次第で舞台装置として有用ってことだと思うよ】 月:ハードボイルドを、極めたい。 黄:アンタからは一番遠いように見えるけど、 一匹狼で独自の生き様を貫くって表現すれば似てるんだよぉ。 月:只の社会不適合者じゃねーかという気もしてくるが、紙一重ではある。 黄:日々の活動がエンタメとして成立するかどうかは大きいんだよぉ。 月:創作で教授といえば奇っ怪な事件に巻き込まれがちだが、 遭遇率は一般人と大差ないはずなんだがな。 【同士を募ってコスプレってことにすれば何とか】 月:とりあえず、トレンチコートは必需品のはずだ。 黄:イメージが偏ってるし、夏場はどうするんだよぉ。 月:汗だくになりながらも、小難しそうな顔を出来る精神力が鍵となる。 黄:スタイルの為に無駄な労力を消費してるんだよぉ。 月:あとサングラスも重要だが、紫外線対策という大義名分があるから問題はない。 黄:残念ながら日本の警察は格好にうるさくて、 そんな季節外れのトンチキな姿で出歩いたら職質待ったなしなんだよぉ。 【体力はあっても金が無い学生みたいな行動である】 月:そしてオフの過ごし方にも拘らないといけない。 南国ホテルのプールサイドで寝そべりながら携帯電話を手にして、 『そろそろこの生活も飽きてきたところだ』と言って仕事を受けるのだ。 黄:映画の見過ぎと切り捨ててやりたいんだよぉ。 月:私が最近した旅行は、一泊二日で七ヶ所の温泉を巡る弾丸ツアーなのだがな。 黄:日本人の遊び下手を凝縮したような話を聞いてしまったんだよぉ。 月:入浴したことは間違いないんだが、 泉質の違いなんかについては、記憶がごっちゃになって何が何だか憶えてない。 【昼行灯が実は優秀だと風格があるように見えてくるやつだ】 月:しかしまあ、つまるところ心の内にその精神を宿していれば、 上っ面はどうでも良いんじゃないかな。 黄:明らかに面倒になってるんだよぉ。 月:考えてみたら仕事が出来ないハードボイルドって、只の痛いやつじゃんか。 黄:一風変わった行動を取りたがる中学生に通じるものはあるんだよぉ。 月:大人は働きで結果を出してこそ、仕草に深みが生まれるってもんさ。 黄:誰かさんにとってそこが一番の難関であるという、 周知の事実について敢えて触れるかどうかが悩ましいんだよぉ。 ハードボイルドとはなんなのかということを改めて問われると、良く分からないという返答しか出来ません。固茹で卵を、安っぽい感情に流されない様に見立てたものということで名付けられたそうなのですが、ピンと来ないのは国民性の問題なのか、私の感性のせいなのか、そちらも謎ですね。 熱殺蜂球と呼ばれるものがあります。ネッサツホウキュウと読みます。仰々しい名称ですが、生物用語です。ミツバチの天敵として、スズメバチはあまりに有名です。特にオオスズメバチは凶悪で、ミツバチの巣に集団で乗り込んで全滅させてしまうこともしばしばあるそうです。体重で三十倍以上ある体格の違いもそうですが、顎と牙の性能差もあって、まともに戦ったのでは数に頼ってもどうにもならないというのが現実です。そこでニホンミツバチが編み出した対抗策が熱殺蜂球なのです。まずオオスズメバチは、獲物となる巣を見付けると仲間を誘導する為のフェロモンを放出します。ニホンミツバチはそれを感知すると、オオスズメバチに群れをなして張り付こうとします。もちろん、先陣を切った個体は返り討ちにあいます。しかし四方八方から襲いかかると対処しきれず身動きを封じることが出来ます。そして全身を震わせることで熱を発生させて蒸し殺すのです。これはオオスズメバチとニホンミツバチの耐熱限界に差があることに依って成せるもので、セイヨウミツバチはほぼ使いません。ちなみに生き残ったニホンミツバチも寿命が縮むなどのリスクがあって、名前に負けない必殺技感があります。所属するコミュニティの為に個が犠牲となるというと、人権が重視される昨今の風潮だと否定されがちな部分があります。しかしそれは生存が保証された状態だから言えることという見方も出来ます。まあ、働き蜂は直接子孫を残す訳ではなく、女王蜂を生かすことが最優先なので単純に人間と比較できる話でも無いのですが。いずれにしても、社会のありようが一つであるべきという考え方は視野が狭いと思う次第です。 (・ω・) しかし人で例えると、2トンはあるやつに仕掛けられるって凄いな 【共通の話題が無いと生きていけない気がする社会が悪いんだ】 月:バンドでもマンガでも良いんだけどさ。 あんま知られてない頃にファンになったけど、 メジャーになったら好意が揺らぐ現象ってあるじゃん。 黄:さも誰もが抱く感情みたいに言ってるんだよぉ。 月:たしかに、流行ってるものしか興味を持たない輩も居るか。 黄:全方位を敵に回す勢いを感じるんだよぉ。 月:真理とは、媚びへつらうとは真逆の位置に存在するから仕方ない。 【それはそれで妥協という概念が無くて問題になりがちなのでは】 黄:人とは傲慢なものだから、私が支えてやったどころか、 育ててやったくらいの感覚が原因だと思うんだよぉ。 月:アイドルとかスポーツ選手なんかは、 それがあるからこそ成り立ってる部分はある。 黄:何かを好きになるという心の動きは主体的なもののようでいて、 案外、外的要因が無視できないのかも知れないんだよぉ。 月:その点、筋金入りのマニアは頑固一徹で、 他人の意見なんかに惑わされず我が道を突き進むぞ。 【運だけで生き延びてきたのが言っても説得力が無いな】 月:優秀な創作物が子供に与える影響は、 下手をすれば親のそれよりも大きい。 黄:分からんでも無いけど、切ない話なんだよぉ。 月:過激な作品に文句を言う保護者は少なくないが、 自分の教育が行き届いてない言い訳って側面もあるよな。 黄:教え子の末路に責任を持てない教授が何か言ってるんだよぉ。 月:人生なんて結局は自分で切り開くもんだし、 指導者に必要以上を求めるのも違うんじゃないか。 【山積みにしてたら学生達が寄ってきたとかなんとか】 月:とにかく、ジャンルはなんでも良いんだが、 フィクションにのめりこんだことの無いやつが現実と戦えるだろうか。 黄:超理論が飛び出したんだよぉ。 月:新説とは、初めて耳にする時は疑わしく聞こえるものだ。 黄:人類の英知が想像力あってこそってのは分かるんだよぉ。 月:幻想を分かち合えることこそが人の強みであり、同時に弱点って説もあったなぁ。 黄:何にしても、いい歳した教授が構内で少年マンガを読み耽る様は、 対外的な心証って意味で宜しくは無いんだよぉ。 私の人生観や創作に一番の影響を与えた作品を一つだけ選べと言われたら、多分、ドラえもんでしょう。親のそれより大きいかと言われたら微妙なところではありますけど。そもそも、比べるものでも無い気はしてなりません ギロチンと呼ばれる用具があります。元はフランス語のguillotineで、和訳は断頭台になります。フランス読みだとギヨタン辺りで、我々が良く知る発音は英語読みです。人の首を固定し、そこに巨大な刃物を落とすことで頭と胴を切り離す処刑具で、使用を推奨した議員の名がそのまま付けられました。かつてフランスでは、平民は絞首刑、貴族は斬首刑と死刑が区分されていたのだそうです。日本でも、支配階級であった武士が責任を取って死ぬ際に切腹が認められていたので、似た感覚でしょう。フランス革命の前後、人権意識や平等意識の気運が高まり、死に方に差があるのはおかしいという意見も出てきました。また人の手で切り落とすとなると、腕の差で一発で死にきれないことも多く、何度となく刃を振り下ろす凄惨な光景になることもしばしばあったのだとか。そこで公平かつ人道的な方法ということで、ギロチンが推されて採用されたのです。フランス革命と言えばギロチン、ギロチンといえばフランス革命というくらい、印象が結びついている部分があります。こんなフランスが今では死刑廃止国なのですから、色々と考えさせられるものはあります。死刑そのものが是か非かについては今後も議論は続いていくでしょうけど、現状、日本では合憲、合法です。立法が定めて司法が判断したものを、行政の長が勝手に止めていいとは思えないというのが、私の十年以上前から変わらぬ主張です。 (・ω・) それを認めたら、政府は何でも出来ることになるよな 【本質を見極めろと言うのは簡単だけど並々ならぬ人生経験が必要】 月:音楽室に飾られる偉人や理科室の人体模型のように、 教授室と言えばこれというものを定着させたい。 黄:だから、高校までの画一的な教育と違って、 大学は専門性が高くてイメージの共有が難しいんだよぉ。 月:一般人は偏見に凝り固まってるから行けるだろ。 黄:その考え方が偏ってるんだよぉ。 月:大学教授というだけで私のようなのに一目置く連中が多くて、 見る目が無いんだと呆れ返る日々なんだよなぁ。 【その発言が張子の虎というジョークなんだろうか】 黄:学部学科に関係なく大体の教授室にあって、 かつ印象に残るほど目立つものの例を挙げてみやがれなんだよぉ。 月:そう言われると、中々に難しいな。 黄:勢いだけで生きてる輩は、根本的な部分を見落とすんだよぉ。 月:いっそ、トーテムポールを飾り付けるのが常識となるよう働きかけるか。 黄:北米先住民に、何の縁があるんだよぉ。 月:象徴とはあくまで形を整えるのが大事であって、 必ずしも内容は深くなくて良いものなのだ。 【夏休みを跨ぐと糸が切れやすいのだとか何とか】 月:何に季節を感じるかって、人それぞれなところがある。 黄:感性が問われる部分なんだよぉ。 月:私は、入学直後はそれなりにやる気に満ちていた学生が、 半年もするとダラけてくるのを見ると夏の終わりを実感する。 黄:ひでー風物詩もあったものなんだよぉ。 月:二ヶ月ももたないやつも居れば、年を越すやつも居るが、 勘違いで秋に花を咲かせる桜もあるんだから問題は無い。 【こいつらが本編で友達付き合い出来るのはそういった訳か】 月:春先は、院生とかが新入生の若さが眩しいと言い出す時期でもある。 黄:たかが数歳差で、何言ってやがるんだよぉ。 月:その物の見方は、年を取った証拠だ。 黄:小学生から見た高校生は大人同然だけど、 還暦過ぎたら誤差ってのは確かっぽいんだよぉ。 月:更に突き詰めて何千、何万年と生きる妖怪の類からしたら、 数百歳差なんて同期みたいなものなんだろうと思う。 高校と違い大学に行く人は半分くらいなので、あるあるネタも使いづらく、創作の具材としては敬遠されがちだというのは良く言われます。月読教授もそういうところがありますが、あくまで番外編なので深くは考えないで置こうと思います。 |
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