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 隗より始めよ、という故事があります。隗は日本語ではカイと読みます。中国は春秋戦国時代の賢者、郭隗(カクカイ)のことです。ことの背景を順に追っていくと、まず燕(エン)と斉(セイ)という二つの国がありました。斉は燕に侵攻する野心を持っており、燕王を言いくるめて国権を大臣に委ねさせる権謀を成功させます。しかし王の息子達が納得するはずもなく、国内は混乱状態に陥りました。そこに斉が援軍と称して乗り込み、そのまま国を奪ってしまうのでした。二年後、公子の一人であった職が斉への服従を条件に王位を継ぎ、昭王と号します。表面上は大人しくしていた昭王ですが、斉への復讐を誓っていました。しかしあらゆる力が不足していたことも自覚しており、人材を集める為にはどうしたら良いかと郭隗に相談します。その際の返答が、『私を丁重に扱いなさい。そうすれば私より優秀な者が待遇に惹かれてやってくるでしょう』的なことだったんだそうです。これを端的に表現したものが、隗より始めよ、です。昭王はその言葉を聞き入れ、宮殿を建てるなど厚遇しました。結果、猛将楽毅(ガッキ)を筆頭に、数多の将星が集結します。後に燕は連合軍を結成して斉に攻め入り、斉王を死に至らしめることで大願を成就しました。このことから転じて、何か大きなことをしようと思ったら、身近なことから手を付けるべき、という意味で引用されます。他国の軍を信用するやつはアホだの、優秀な人が欲しければ礼を失するなだの、敵国を内部分裂させての弱体化は何千年も続く基本戦略だの、様々な教訓が見え隠れしたりもします。昨今の政治家や官僚は広い視野で物を見るという概念すら置き去りにしているのか、選択する隗がトンチンカンなものばかりだという気がしてなりませんけど、皆さんはどうお考えですか。

(・ω・) そもそも、国家観すら語れるか怪しい連中ばっかだよな

【宇宙が決めたルールなんて気にしないのが朱雀的ロックだから】
黄:そういや昔、朱雀で暖を取って、
 白虎の髪に火が付いたことがあったんだよぉ。
白:こんな低温で意味分かんないよね。
黄:虫眼鏡で太陽光を集めて着火できるんだから、
 電磁波が収束するとかしてたのかも知れないんだよぉ。
白:私の科学知識なんて大したことないけど、
 物理的におかしいってことだけは何となく分かる。


【発動中に死んだりするとリスク管理の大事さを学べるかも】
朱:つまり、放熱を集中させることで、
 温度を上げられる可能性があるってことじゃないでしょうか~。
黄:パワーを凝縮して一点突破する必殺技みたいなんだよぉ。
白:他の部位が低温になって、機能停止しそう。
朱:命懸けというのもまた、それっぽいです~。
黄:世の中、寿命だとか、生命力だとかを代償に強くなる作品は多いけど、
 敵も同じことをしたら消耗戦になるだけではあるんだよぉ。


【愛の究極形なようでいて進化を間違えてないか感も凄い】
白:思ったんだけど、朱雀みたいな炎の鳥の群れが居るとして、
 熱い方が魅力的とかあるのかな。
朱:孔雀さんの羽根みたいに言ってますね~。
黄:求愛行動は幅があるから、無いとは言い切れないんだよぉ。
白:近付くと限界点を超えて、お互い燃え尽きそうなところはある。
朱:文字通りお熱いカップルと、冷やかしてしまって良いんでしょうか~。


【分裂した時はパワーが半分になってたから問題なかったということにしよう】
黄:朱雀みたいな生き物が複数居たら、
 干渉でどうなるのかはずっと気になってるんだよぉ。
白:私は、ブラックホールになって全てを飲み込むって信じてる。
朱:ラスボス感があります~。
黄:ドッペルゲンガーに出会ったら死ぬとか言うし、
 もう一匹の朱雀が居たとしても、面会はさせない方が良さげなんだよぉ。
白:まず、この次元に存在してるかどうかが怪しいけどね。

 朱雀を正しく解する為には、物理学を履修した上で、それを壊す覚悟が必要なのかも知れません。そこまでするメリットはあるのかと問われると、無言で顔を背けてしまいそうではあるのですけど。
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 アジトという言葉があります。英語のagitating pointを省略したものです。現代語だと、誰かから隠れるようにして何かをする為の場所といった使われ方が多いでしょうか。反政府、反社会のイメージを持つ方も少なくないでしょうが、元々は労働闘争や左派系団体の拠点に対して用いるものだったようです。立場としては、間違いないと言えます。善悪については人間社会のややこしさが絡んでくるので触れませんけど。個人的には、怪盗だとか、レジスタンスだとか、非合法な活動をしている人達の秘密基地という印象ですね。ネット検索を掛けてみると、飲食店の屋号として用いている会社も多いようです。隠れ家的名店みたいな表現もありますが、そういった意図であると推察されます。自分で言うことなのかという部分に関しては、一考の余地がありますけど。一般論として、家族や組織から隔絶された空間に憧れを持つのは、男性の方が多いように思えます。アジトという単語にワクワク感があるかどうかを調査してみたら、より明確になるのやも知れません。

(・ω・) 色んな言葉や概念で、どっかの学者先生がやってそうだ

【結果が残らないと単なる愚か者として処理されますけどね】
朱:最終的には怒りで火山を噴火させるくらいになりたいんですが~。
白:設定された目標がとんでもない。
黄:大抵のことはコツコツと正しい努力をすれば成せるんだけど、
 筋道が全く見えないんだよぉ。
白:人類に一トンのバーベルを持ち上げるのは無理みたいなもんで、
 何事にも限度はあるから。
朱:不可能に挑むことを恐れていては、革新は起こせないらしいですよ~。


【怪奇現象は魑魅魍魎が元凶という原点回帰とも言える】
白:大体、朱雀が怒っても迫力ゼロなんだけど。
黄:それ以前に、玄人じゃないと差が分からないんだよぉ。
朱:表に出ない分のエネルギーが、
 地下に潜ってマグマを刺激するとかはどうでしょう~。
黄:理屈になってないけど、らしいとも言えるんだよぉ。
白:言い換えると、地質学的に意味不明な活性化を確認できたら、
 朱雀のせいにされるってことなんじゃないかな。


【炎は概念ですから的に抽象的な反論をしてきそう】
黄:とりあえず、現状で何を出来るか把握しておくんだよぉ。
白:お湯を沸かすには、ちょっと足りないんだっけ。
朱:せいぜい熱めのお風呂くらいにしかなりません~。
黄:改めて考えると、よく炎の聖獣づらしてられるんだよぉ。
白:偽装表示で訴えたら、結論が出るまでかなり掛かりそう。
黄:曲がりなりにも二十七代やってきた実績を重視するのか、
 或いは現状を優先するかで、見解が割れそうではあるんだよぉ。


【どうしてそうも無謀な路線ばかり選択するのだろうか】
朱:お母さんが自分の熱でお茶を淹れていたと聞いているので、
 憧れがあるんですよね~。
黄:そういや朱雀印を飲めなくなって久しいんだよぉ。
白:先代朱雀苦手だったし、猫舌だからどうでもいい。
黄:手の平で踊らされる感じが落ち着かなかったらしいんだよぉ。
朱:魔性の女みたいな言い方ですが、
 それもまた私が成りたい私というやつです~。

 記憶がたしかなら、先代朱雀が最後に登場したのは黄龍が口寄せで招いた回です。北京オリンピックとか言ってた気がするので十年以上は前でしょう。そもそも朱雀の転生って、先代以前の魂がリサイクルされてるのか、成仏してるのか、体内に溜まっているのかが未確定なので、今更ながら扱いにくい部分がありますのよ。

 しゃっくりと呼ばれる生理現象があります。吃逆と書いて、キツギャクと読む医学用語もあります。呼吸筋、特に横隔膜が痙攣することで通常とは違う形で空気が吸い込まれ、声帯が刺激されて音が出る事象を総称したものです。元々は胎児時代の、異物を吐き出す反応の名残とも言われています。ですが出生後は特に役割が無く、成熟とともに発症しにくくなるのだそうです。言われてみれば、もう何年もしゃっくりを起こした記憶がありません。基本的に身体への影響は大したものではなく、放っておけば治ります。短ければ数十分、長くても数時間くらいという方も多いでしょう。医学的には二日以内に治まれば急性で、それ以上だと持続性になるんだそうです。後者の場合は疾患のシグナルである可能性があるので、気になるようでしたら病院へ行くべきかも知れません。世には数十年続いたという猛者も居るんだそうですが、むしろ出なくなった時の違和感がとんでもないものになりそうですよね。

(・ω・) 日常とは、当然ながら人それぞれ違うものなのだ

【トーナメント形式ならクジ運次第で有り得ないとは言い切れない】
朱:私は二十八代目の朱雀ですが、
 その中で何位くらいに位置してるんでしょうか~。
白:よくそんな怖いこと聞けるなぁ。
黄:下が居れば言い訳になるし、
 最下位だったら上がり目しか無いという、最強の布陣なんだよぉ。
朱:どうあっても上半分には入らないみたいな言い方ですが、
 何かの間違いがあるかも知れないじゃないですか~。


【まるで現在進行系で重責を担ってるみたいな言い方だ】
白:過半数が今の朱雀未満だったら、四神制度自体が廃止されてると思う。
黄:言いにくいことを、ハッキリ言いやがったんだよぉ。
朱:その場合、私の御先祖様はどうなってたんでしょう~。
白:野生に帰すとかかな。
黄:最後まで責任を持って欲しいんだよぉ。
朱:飼い殺しで閑職にでも追いやられていたら、私も楽が出来ましたのに~。


【自然が一番という原理主義者が文句を言ってきそうだけど】
朱:炎の聖獣として、せめて火力くらいは普通になりたいんです~。
白:セルフ焼き鳥にならないのが不思議でしょうがない。
黄:この朱雀ですらタンパク質の凝固温度は超えてるんだから、
 真面目に考えてもしょうがないんだよぉ。
朱:私が卵を温めると、温泉卵になるかどうかってところなんですよね~。
白:便利なようで、切ない話かも知んない。
黄:最近は孵卵器という、雛まで育てる機械もあるし、
 体温に拘る必要はないという慰めをしておくんだよぉ。


【現代なら発電所で活躍してもらう道もあったな】
白:で、標準的な朱雀が発する熱ってどんなもんなの。
黄:たしか一匹、とんでもなく熱いやつが居たから、
 割り算しても鉛くらい溶かせると思うんだよぉ。
朱:統計の罠を見ました~。
白:大富豪が紛れ込んでたら、平均年収がかなり上がっちゃうやつか。
黄:悪いやつじゃ無かったけど、近くに居るだけで火傷するから、
 隔離施設で仕事してた記憶しか残ってないんだよぉ。

 という訳で、朱雀の熱量向上委員会的なお話が始まります。摂氏や華氏なんかが無い時代の温度って、冷たい、温い、熱いくらいしか無いんじゃないかという気もしますが、そこら辺はどうなんでしょうね。

 メトロノームと呼ばれる器具があります。ドイツ語のMetronomを直輸入したもので、拍節器と書いてハクセツキと読む和訳もあります。音楽室などで目にしたことのある方は多いでしょう。構造的には、まず棒の下に大きな、上に小さな重りを付けます。根元辺りを支軸で固定することで振り子となります。そして中心を通る度にカチッという音が出るようにします。振り子が往復に要する時間は速度に影響されることが無いので、動き出したら一定間隔でカチカチ鳴り続けることになります。更に小さい方の重りを上下に動かすことで、その間合いを調節することが可能です。これで楽曲などのテンポを確認する訳です。歴史的にはドイツの発明家メルツェル氏が1816年に特許を取得したとされています。しかし現代ではスマホの一つもあれば事足りるので、徐々に姿を消していくかも知れません。もっとも、音楽教室ならいざ知らず、学校がその手の合理化を受け入れるかは怪しいものがあります。電池の類が要らず、単純な物理法則で成立しているという意味では美しいとも言えるのですが、機械式時計と同様に生き残れるかは微妙な感じですね。

(・ω・) 技術の喪失は、単純に需要が無くなるって理由が多いんだよな

【純度が高いヒ素だと起こらないのでトリックに使えそう】
白:貴族が銀の食器を使ってたのは、
 毒に反応するからってのが理由の一つらしいね。
朱:物騒な話です~。
黄:化学的に言うと、暗殺に用いられたヒ素に硫黄が混じってるから、
 銀と反応して黒ずむらしいんだよぉ。
白:卵とかでもそうなるって聞いたことある。
朱:それで料理人さんが濡れ衣を着せられた可能性を考えると、
 無知は罪というのはあながち間違いじゃないのかも知れません~。


【精神構造は一般人から掛け離れてる訳ですけどね】
白:いや、世の中、毒殺は無理そうな人も居るって言いたかったんだけど。
則:ほむ。
黄:たしかに何の影響も無いか、
 無味無臭なはずなのに一口含んだだけで吐き出しそうなんだよぉ。
白:むしろ自分で毒味して安心させておいて、政敵を抹殺するくらいしてそう。
則:その程度で死ぬ方にも問題があるであろう。
黄:毒ってのは根性とか、健康状態でどうにもならないからこそ毒なのであって、
 そこらを超越されると人間であったことすら疑わしくなってくるんだよぉ。


【ヒロインの名が母親と同じという悲劇に通じるものを感じる】
ア:女性が女性を攻略するゲームの少なさが不満ですの。
月:意外と需要が狭いところはある。
  女の子だらけでワイワイするってんなら結構あるんだが。
朱:でしたら黄龍さんが皆さんを落としていくものを作りましょう~。
黄:どういう発想なんだよぉ。
月:モデルに身近なのを使うと制作はしやすいんだが、
 本人の顔がチラついて感情移入が難しいという欠点もあるのだ。


【趣味人としては充実してるという見解もあるから】
月:黄龍って釣った魚に餌をやらないタイプなのに、
 割と懐かれ続けるのはズルいと密かに思ってる。
黄:来る者は拒まず去る者は追わずじゃないと、精神がもたないんだよぉ。
朱:対するアルテミスさんはアフターケアも万全そうです~。
ア:その過程も含めて慈しむものですわよ。
月:一ヶ月のスケジュールがどうなってるのか気になってくるな。
朱:スカスカの月読さんと見比べたら、人生とはなんなのか考えてしまいそうです~。

 黄龍が主人公のギャルゲーは引き伸ばせそうな感じもありますが、今更どういった口説き文句を用意するのかが想像つかなすぎなので、これくらいあっさり目が良いのでしょう。

 十手と呼ばれるものがあります。ジッテ、ないしはジッテイと読むようです。主に江戸時代、犯罪者を捕らえるために用いられた護身具の一つです。一尺から二尺程度の棒で、鈎(カギ)と呼ばれる枝状の物が握り手の上に付いていて丩の様な形となっているのが有名です。素材は鉄、真鍮、樫、栗など幅がありますが、とにかく硬いものであることが大きな条件です。それもそのはず、コの字になっている部分で刀を受け止めるのが使い方の一つだからです。基本的には打撃武器で、手首なんかを打ち据えて戦力を削ぐのがメインらしいですけど。そもそも、実際に使うというよりは、取り締まる側という権力の象徴としての側面が強かったとも聞きます。なので鈎が無いものもあり、指揮棒の様に用いることも少なからずあったのだとか。これを所持することが許されたのは、町方与力、町方同心と呼ばれる、警察官的な仕事をする武士でした。時代劇では、彼らが私的に雇った岡っ引きと呼ばれる一般人に与えて、治安維持に務めさせる様な描写が良く見られます。しかしこれは史実と異なり、捜査などで必要となった時、身分証として奉行所に借りに行くというのが実態だったようです。イメージとしては割と出回ってる感じですが、国家公認の免状と考えると軽々しく扱って良いものではないのかも知れませんね。

(・ω・) 代名詞でもあるから、小道具として使いやすかったんだろうな

【千一年目に大逆転があるかもと考えるのが負け組ギャンブラー】
黒:もしや、現代は我々に不向きなのではという考えに至った。
赤:けかか。
朱:美人さんも、年代や地域で基準がバラバラですしね~。
黄:生まれる時代を間違えたって言い回しはあるけど、
 千年は高位神をやってる月読のターンが一度として無いんだから、
 ダメなものはどうあってもダメなんだよぉ。
月:最近は、論理的に展開して追い詰めることをロジハラと言うんだぞ。


【世は空前の古龍ブームですなんて宣伝されることはあるんだろうか】
黒:そして気付いたのだ。
  科学の力を頼らずとも、自力で長期冬眠が可能な生態を活用すれば良いと。
月:黒龍、赤龍の波が来るまで、寝て過ごすってことか。
朱:現状、何も生産的なことはしていないんですから、
 あまり変わらない気もしますけど~。
黄:辛辣なんだよぉ。
月:と言うか、何をもってチャンスかが良く分からんし、
 私達が起こさずに放ったらかす可能性の方が高いよな。


【合法的にはほぼ不可能だからしょうがないじゃない】
亜:夏休みの自由研究の題材が尽きた。
黄:十五年くらい高校生やってりゃ必然なんだよぉ。
朱:どうせ三年ごとに別の学校に入学し直してるんですから、
 適当に使い回せば良いじゃないですか~。
亜:そんなの私の倫理観が許さないし。
黄:ラインが分からないんだよぉ。
朱:年齢と出自を偽って学校に通っている時点で、
 人としての一線は踏み越えてると思うんですけど~。


【そういう時は立ち止まって別の視点から眺めてみるのが良い】
亜:一般的な十代に可能な範囲で、
 クラスメイトの度肝を抜けるような発表をしたいのよ。
黄:そりゃ、枯渇もするんだよぉ。
朱:宴会の一発芸で苦悩するサラリーマンっぽいです~。
黄:そっちはむしろ、定番のネタを確立すれば良いんだよぉ。
朱:プロでも無いのに前回を上回ろうなんて考えるから、
 選択肢が狭まっていくんじゃないでしょうか~。

 そういや中学は自由研究を発表しましたが、高校で提出した記憶がありません。詳しく調べたことはありませんが、学校に依ってあったりなかったりするんでしょう。


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