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 首尾という言葉があります。シュビと読みます。首と尾ということで、動物の前と後ろ、つまりは始まりから終わりまでを意味します。転じて、物事の成り行きや、全体的に円満である状態を指したりもします。首尾一貫であれば、方針などが変わらないこと、首尾は上々なら、過程と結果が非常に満足できるといった感じです。なんで頭ではなく、首を選択したかは良く分かりません。首自体、頭部という意味はあるっちゃあるんですが。頭尾と書いてズビだと微妙に間抜け感があるくらいしか、私には思い付きませんでした。歴史はかなり古く、平安初期には確認できるようです。考えてみれば人間から尻尾が無くなってかなり経っているのに、未だにラストという意味合いで使われてるというのも興味深い話です。尻を用いるケースもありますが、やっぱり尾の方が優勢なんじゃないでしょうか。昔から動物が好きなのか、他の要因があるのか、文化学的に何かしらありそうな感じはしますね。

(・ω・) 竜頭蛇尾みたいに、例えで他の生き物を持ち出すからかも

【怪奇現象ってことにしておいた方が色々とマシだな】
芽:幼少の折、河童と遭遇したことがあるのだけど、
 誰もまともに話を聞いてくれなかった。
長:小さい時分からオオカミ少女だったのが見て取れるわ。
芽:今にして思うと、緑基調の服を着たまま沼で平泳ぎしてる、
 中年男性が居たってだけな気もしてるけど。
長:むしろそっちの方が怖いんだけど。
芽:妖怪より生きた人間の方がってのは、オチとして定番ではある。


【気にしなければどうってことないタイプの妖かしは多い】
芽:物の怪と言えば、座敷童子っぽいと良く言われてた。
長:今でも和装にすれば行けると思うわよ。
芽:これほどの日本的美少女が、
 何ゆえエプロンドレスで働いてるのだろう。
長:自分で言うのとか、欧風使用人だからとかツッコみたいけど、
 そもそも大して仕事してないでしょうが。
芽:やっぱり、何よりも恐ろしいのは実害を与えてくる人であった。


【文献に残ってないだけと主張すれば何でも行ける】
芽:好きな言葉は大山鳴動して野良猫一匹。
  意味は、地響きに驚いて飛び出してきた猫に出会って、
 『いや、別にビビってねーし』的な言い訳顔を拝むこと。
長:シチュエーションが限定的すぎない。
芽:使われない表現は埋もれていくものだから。
長:さも日常会話で登場してた時期があるみたいに言われたわ。


【年齢で補正が入る部分はあるんだろうけど】
長:そういやあんたも猫っぽく、悪巧みしてる時は真顔だけど、
 想定外のアクシデントがあると表情に出るタイプよね。
芽:根が純真なもので。
長:本当に純粋な子はそんなこと言わないわよ。
芽:メイド長も口にしなさそうだけど、純情には分類されない。
長:これ一つを判断材料にしようとする視野の狭さは、
 無邪気というより、世間知らずに属するわ。

 同じことを言っても、10歳、20歳、30歳それぞれで受け止められ方に差は出ると思います。言い換えると、順調に年齢を重ねていれば、これくらいの精神的成熟はしているだろうという推測がされている訳です。それはそれで決め付けなんじゃないかとも思いますが、世間は大人になりきれてないと切り捨てがちです。
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