ハープという楽器があります。西洋系の弦楽器で、英語ではharpと表記されます。作り方は、ハートマークに似た外枠を用意して平行に弦を何本か張るだけです。弾くことで出る音階は弦の長さで決まりますから、任意の音を奏でられます。竪琴の一種であると言い換えることも可能です。構造が実に単純なこともあって歴史は古く、少なくても5000年は遡れるというのが定説のようです。形状から連想した方も居るでしょうけど、弓が雛形であるというのが有力視されています。ギリシャ・ローマ風のゆったりとした装束を着せてこれを持たせるだけで、そこはかとなく古い時代を感じさせられるという便利グッズでもあります。今のものは流石に進化していて、ダブルアクションペダルハープ、なるものがポピュラーなようです。7つのペダルを足で操作することで更に細かい調整が出来るのだとか。人の上背以上もあるプロ仕様の楽器とか幾らするんだというのを真っ先に思ってしまったのですが、やはりそれなりなようです。具体的には、高級車が買えたり、なんなら場所に依っては家が建てられる程と言いますか。現代で音楽は庶民に許された娯楽とも言えますが、道楽や芸術の域に達すると先立つものが必要なようです。 (・ω・) 個人で持つには、ピアノ以上にハードルが高そう 【直感だけで生きる者の悲しき末路である】 芽:メイドとして、心眼を身に付けたい。 長:良く分からないんだけど、 言葉にしなくても御主人様の意図を察して動く的なやつ? 芽:いや、物理的に目隠しをして、何なら耳も塞いで働く。 長:それに、何の意味が。 芽:敢えて逆境に身を置くことで感性を研ぎ澄ませるとか、 思い付きで良いならペラペラと述べることは出来る。 【勤務中は余計な感情を抱きたくないって人は多そうだけど】 芽:味覚を失った料理人とか、 聴覚が不自由な音楽家ってカッコいいじゃない。 長:それでクォリティを維持できるなら凄いけど、 別に付加価値がある訳じゃないと思うわ。 芽:メイド長には、ロマンを解する若さが足りない。 長:仕事に私情を介入させようとするのは、幼いって言うのよ。 芽:それの行き着く先は、全ての人がロボットのようになる社会だと、 理解しては貰えぬのだろうなぁ。 【おちょくって作業を停滞させるくらいしか実害は無いしな】 芽:大抵の人は働かずに済むならそうしたいと願っている。 欲望に忠実であることを否定するのは、 精神が小さな器に閉じ込められている証左ではないか。 長:基本的なことなんだけど、自由って何しても良い訳じゃないわよ。 はみ出た分だけ責任が生じるから、みんな枠に収まりたがるだけ。 芽:だから私も、小悪党止まりという自覚がある。 【世界は俺様の為に回ってるくらいの能天気さで良いのかも】 芽:改めて言うことでもないけど、生き様の理想は猫。 長:野良が気付いたら住み着いてて、大きな顔してる感じはあるわね。 芽:誰しも社会の寄生虫みたいなところがあるんだし、 その割合がちょっとばかり大きいからって気に病む必要はない。 長:考えさせられる部分もあるけど、限度って見解が抜け落ちてるわ。 芽:自分にとって都合が悪いところから目を逸らすのも、 生きてく上で大事なことなんじゃないかな。 という訳で、隔年メイドは今回もロクに働きませんでした。次こそは、という感情が全く湧いてこないのは、作者たる私自身が匙を投げ捨ててるからなんでしょうかね。 PR |
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