2016
当たり付き駄菓子というものがあります。商品の中に、何がしかの手段で当落を示す手段を封入しておき、当たりを引いたら特典を貰えるというものです。意外にこのサービスは幅が広く、同じものをもう一個貰えるオーソドックスなものや、メーカーに送ることで景品が貰えるもの、駄菓子屋で使える金券となるものなど、色々とあるようです。私が小さかった頃に比べると、その種類は減っているような気もします。昨今は、子供も減っていますし、駄菓子もあまり好まれないのでしょうか。苦しい台所事情が見え隠れします。単に、コンビニやスーパーの方が交換を面倒臭がって、仕入れてない可能性も否定できませんが。
さて、季節的にはすっかり初夏の様相を呈してきました。このくらいの陽気になると、暑気払いと糖分補給を兼ねて、よく安価なシャーベットアイスを食します。最近値上げした、おそらくは日本一有名であろう当たり付きのアレです。年に何本くらい食べているのかは知りませんが、当然の事ながらたまに当たりを引くことがあります。が、この年になると、中々、交換に行く根性はありません。という訳で、それらの当たり棒はお守りの様に、ペン立てに飾ってあるのです。
(・ω・) こいつらが俺の運を吸い取ったと言われると、そんな気もしてきたぞ
【ほとんど飾りだからこそ主張は激しい】
白:じゃあ、軽いとこから、市販の縮毛矯正剤を、と。
朱:ふに~。
黄:髪量が相当なものだから、一本使いきりやがったんだよぉ。
白:それにしてもこの羽根が、作業する上で超邪魔!
朱:その件に関しましては、生まれつきのものですから、
コメントを差し控えさせて頂きます~。
【質量が完全に熱量に変わる究極の資源】
白:あとはすすいで終わりっと。
朱:きちんとぬるま湯でお願いしますね~。
熱いと際限なく膨れますし、冷水だと私の火属性とぶつかって、
とんでもないことになりますから~。
黄:その、とんでもないこととやらに興味が湧いてきたんだよぉ。
白:毛先だけなら、被害も最小限に食い止められるよね?
朱:私のことですから、対消滅級のエネルギー放出が起こっても、
責任は負いきれませんけどね~。
【月読と共に謝罪行脚の旅に出るべき】
白:どう?
朱:どうと言われましても~。
黄:何だか、良家の子女に見えるんだよぉ。
白:この子って、私達が思ってるより、遥かに深窓の令嬢だけどね。
朱:そうらしいですね~。
黄:何処まで行ってもこの他人事感が本物っぽくもあるけど、
やっぱり世間のお嬢様連盟に怒られそうだから、発言を控えておくんだよぉ。
【宇宙の全てが詰まってると言われてる位だからな】
白:んで、なんかさっきから、フラフラしてない?
朱:ちょ、ちょっと安定感に欠けるんですけど~。
黄:朱雀の髪は、昆虫の触角や猫のヒゲのように、
センサーの役割を果たしている可能性が出てきたんだよぉ。
白:前もって言っておくけど、虎だからって、
そういう機構に詳しい訳じゃないから、見解を求められても困るからね。
黄:そこんところは、朱雀自身、朱雀というシステムに無知なことで慣れてるから、
特にどうこう言う気は無いんだよぉ。
今更ながら朱雀のあのロングヘアは、浮いている時に垂れて、どこぞのビデオから出てくる女性のようになってしまいそうですけど、重力制御が成されているという説が有力なので、多分、平気なんでしょう。
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