2016
幼少の折、猫になりたいと割と本気で思っていたような気がします。日がなのんびり、欠伸をしながらダラダラ過ごす様が羨ましく思えたのでしょう。野良は生き残るのも大変ですし、運良く拾われたとしても、飼い主如何では、また苦労します。猫自身はどう思っているのでしょうか。猫に、猫以外の人生を想像する能力があるかは怪しいものですが、彼奴らの人生観――もとい猫生観からするに、生を満喫しているようにしか思えません。何でしょう、あの躍動感は。生気を失いかけている中年おじさんに分けてあげて欲しいくらいです。野生動物は、疲れたり落ち込んでる暇ありませんからね。そんなことをしたら、すぐさま死に繋がります。内臓が動いてるだけで生きているという人間の価値観が正しいのかどうか、壮大なことを考えてもみますが、面倒になってきたのでぶん投げたいと思います。
(・ω・) そしていい年になった気もする今、やっぱり私は猫になりたい
【両腕よりは物差しとして有用だな】
白:朱雀の髪質ってさ、ウェーブ掛かった天然パーマじゃん。
朱:いわゆるところの、ゆるふわ系ですよね~。
黄:見事な、拡大解釈なんだよぉ。
白:これ、波状だから腰くらいの長さに見えるけど、
引っ張ると踵にピッタリ付くくらいってことに気付いたんだよね。
黄:両手を広げた長さは身長と大体一緒という人体上の特徴はあるけれど、
だからどうした感は拭えないんだよぉ。
【放っておいたら異次元漫才コース】
白:でさ、これってストレートパーマやったら、治るもんなの?
黄:一周して、斬新な発想なんだよぉ。
朱:私の個性を潰そうという、闇の組織の陰謀ですね~。
黄:その解釈も大概なんだよぉ。
白:朱雀のオンリーワンさ加減って、直毛になったくらいで消えるものかな。
朱:言われてみれば、それもそうですね~。
黄:この、何か捉えどころのないふわふわとした感じが、
朱雀の髪質に掛かっていると考えることにしたんだよぉ。
【女の命とは思えぬ粗雑さ加減】
白:えっと、たしか真っ直ぐにするのって、
熱を加えたり、薬品で変質させたらいいんだっけ?
黄:素人が安易にやると、取り返しの付かない痛め方をしかねないんだよぉ。
白:朱雀なら、何をどうしようと一晩寝たら元に戻る気しかしないんだけど。
黄:言われてみれば、そう思えてきたんだよぉ。
朱:だからといって、どう扱ってもいいというのは、違うんじゃないですかね~。
【黄龍でもマシな部類という恐ろしさ】
白:大丈夫、大丈夫。
こう見えて、四神辞めて美容師で食べていこうって思ったことあるし。
黄:ストリートミュージシャンで家族を養うと言い出すくらいのノリなんだよぉ。
朱:思っただけで、特に何かの技能を身に付けた訳でもなさ気ですよね~。
黄:それで、こんな軽い感じで玩具にされることに抵抗はないのか、なんだよぉ。
朱:白虎さんが、話の通じる方なら一考の余地もあったんですけどね~。
黄:朱雀にこれを言われるとはと思ってしまったけど、
考えてみたら、周りの半分以上は、他人の話なんざ聞いちゃいなかったんだよぉ。
何かついこないだ、朱雀の借金返済物語を書いたような気もしますが、神出鬼没の朱雀なら特に問題ないでしょう。ここ数年、ヘビーローテ警戒で、抑え気味な感じでしたしね。
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