黄龍ちゃんの連載開始から十年経ちましたが、さりげにメインの舞台である黄龍ハウスの構造がどうなっているのかよく分かっていません。地の文が無いですからね。場面転換とか表現的に難しいんですよと、引き篭もる理由付けはさておくとしまして。 とりあえず、前提として、何を書いたか、隅から隅まで憶えている訳でも無いのです。何しろ、一話24個に18話が一期で10期やったから――4320、こんなもんですか。まあ番外編もちまちまあるので、5000近いんでしょうけども。ともあれ、思い出せるだけを羅列してみると、和風建築の平屋らしい、結構な人数が押し寄せても入れるらしい、入り込める屋根裏があるらしい、庭は野球をしても迷惑にならない程度には広いらしい、結果として猪が放し飼いになった、近くの山も地所らしい、様々な動物が住み着いている、今回の一件で温泉が噴き出してきた、くらいでしたっけ。家の中に関して言えば、よく青龍がふすまを開けて入室しようとして、面倒になりそうだからそのまま閉じるイメージです。他にもヘルが初登場時に玄関の引き戸をぶっ壊したり、フェンリルが暴れて室内ボロボロにしたり、ロクでもねーな、あの夫婦。こうして見ると、こいつらが居座って壊れない頑丈さを持ってるんですから、名のある大工が精魂込めて作った可能性はあります。バトル漫画のインフレが進んでも、最後の一線は守り続ける頑丈な服やリングに通じるものがある気がしてきました。或いは、舞台裏で必死に補修してる特務班の存在があるのかも知れません。広がりそうで、実に微妙な、何とも言えない気分になってきました。 (・ω・) 裏方系のスピンオフは大体コケる、私の勝手な偏見だよ! 【或いは遥かに下なのかも】 朱:それで、そもそも如来ってなんなんですか~? 黄:まずはそこから、なんだよぉ。 阿:うむ、天部の上位たる明王を超越せし菩薩をも凌駕する存在、それが如来だ。 朱:課長、部長、役員、社長みたいなものですかね~。 黄:まー、大体合ってるけど、一気にありがたみが無くなる辺り、 朱雀というやつは本当、更なる高みの存在なのではと思えてくるんだよぉ。 【でっかいことはいいことだ的な方針】 白:あー、何か聞いたことあるかも。 菩薩から如来になるのに、何十億年って掛かるんだっけ。 朱:ふ、ふに? 阿:弥勒菩薩のことだな。彼奴が人々を救える修行を終えるのに、 五十六億七千万年掛かるというのが通説となっている。 朱:ち、地球の歴史より長いじゃないですか~。 黄:たしか太陽の残り寿命がそんなもんだった気がするし、 真の救いは、世界の消滅であると説きたい可能性はあるんだよぉ。 【ビッグバンから宇宙の終わりまでを見詰めてみよう】 天:わ、私、五十億年後、確実に消滅するんですか? 黄:そんだけ生きりゃ充分すぎるだろ、なんだよぉ。 朱:黄龍さんですら生きてるか分からないですよね~。 黄:いやいや、なんだよぉ。 白:こういうこと言ってるのに限って、なんやかんやで長生きするもんだからなぁ。 黄:一万年くらい生きてきただけで一杯一杯なのに、その一万倍以上とか、 お前ら、ちょっとは長生きするということを考え直しやがれなんだよぉ。 【無駄と言っていいくらい世界観が壮大】 阿:案ずることはない。太陽系の終焉など、極楽に住まえば些細なことだからな。 朱:何だか、新興宗教の勧誘みたいですね~。 白:そりゃ、どんなに歴史があっても、始まったばかりの頃は新興だからね。 阿:根源たる命題として、時や空間の概念自体が瑣末なことであると、 知覚することこそ一つの真理であるぞ。 黄:そろそろ、言えばいいってもんじゃねーぞと誰かがツッコむべきなんだろうけど、 ある種のアンデンティティではあるから否定しづらいのもまた事実なんだよぉ。 さりげに宗教のパターンは出尽くしている感はあるにも関わらず、相も変わらず騙される方は居る辺り、人の本質はやっぱり大して変わってないんじゃないかという疑念は拭えません。 PR |
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