大鉈を振るうという言い回しがあります。頭の二字熟語はオオナタと読みます。文字通り、でっかい鉈、つまりは刃物のことです。鉈に定義があるのかは曖昧ですが、ある程度の大きさは必要なようです。そして重さで叩き切る部分も重要な感じがあります。小刀と斧の中間くらいという認識で良いんでしょうか。形状で分類するという意見もありますが、ものに依っては手斧との区別が難しいともされています。鉈の主な用途は、薪を割ったり、枝木を切り落としたりで、山での必需品みたいなところがあります。筋骨隆々な大男が振り回して原生林を切り開く様は、それだけで絵になります。冒頭の慣用句はその姿に掛けたのか、スッパリと不必要なものは切り捨てる、といった意味です。鉈を振るうとも言うそうですが、使用頻度は大鉈の方が上の気がします。どうも大の部分は強調の要素が多めで、物理的なサイズは関係ない雰囲気があります。いずれにしても、誰かの都合で要らないもの扱いされる辺りに、人のエゴが垣間見えます。とはいえ、掃除をしなければ部屋は汚いままですし、老廃物などを排出しないと健康に悪影響があります。逆に全てを救おうなどと考える方が、よっぽど自分本位なのかも知れません。 (・ω・) 今だと、リストラやコストカットで使いがちな表現である 【四神としての玄武もそういったところがあるもの】 玄:怪盗からの予告状が届いているのですが。 マ:何処のガキのイタズラや。 ハロウィンと四月バカは年中やっとるもんちゃうで。 玄:随分とやさぐれてますね。 マ:そないな華々しい話を、ウチらに持ち込む訳ないやろ。 玄:仕事が無さすぎるせいで卑屈になってしまっていますが、 何故だか気持ちが分かってしまいます。 【何しろ助手なのにどれ程の実力か知らないからな】 玄:良質な紙で作られた封筒に、小洒落た文様と封蝋。 冗談の類にしては手が込んでいる気もしますが。 マ:詐欺師ゆうんは、そういった手間を惜しまんもんや。 玄:探偵でしたら、この一通から組織壊滅までしてみせたらどうです。 マ:伝説作りとしてはおもろそうやな。 玄:出来るものならという、嫌味的なニュアンスも含まれているんですけどね。 【しかしそれも見切られているという無限ループが発生しがち】 マ:しゃーない、やることあらへんし読んでみてや。 玄:『過去を暴くことにのみ執着し、創造することを知らぬ者達に告ぐ。 我が紡ぐ未来に抗いたくば掛かってくるが良い』だそうです。 マ:なんや、自意識過剰なやっちゃで。 玄:こんなものを送りつける理由は目立ちたいか、 注目させて何かから目を逸らしたいくらいしか無いと思いますが。 マ:折角やから、挑発に乗る振りして罠に嵌める、 基本戦術でも試してみたろかい。 【これで名が売れて仕事が入ってくる筋書きにすれば良いのか】 マ:ちゅうか、何するんかは書いてへんのかいな。 玄:それどころか、差出人すら不明です。 マ:目的が見えへんで。 玄:幾つか考えられますが、一つは本当に愉快犯であること。 突飛なものでは、ここから真相に辿り着ける、 優秀な探偵を求めているなんかはどうでしょう。 マ:なんやワクワクする展開やけど、 予選落ちするその他大勢になりそうな予感しかせーへん。 展開に困って風呂敷を広げ始める中堅作品みたいな話の流れになってますが、大丈夫でしょうか。きっと大丈夫だろうとは思いたいのですが、実際になんとかなるかとはあんまし関係が無いものなのです。 PR |
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