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 中世と呼ばれる分類があります。チュウセイと読みます。元は西洋史の考え方で、古代、中世、近世の3つに区分した内の一つです。具体的にはローマ帝国が分裂した4世紀末から、東ローマ帝国が滅亡する15世紀後半くらいまでを指します。但しハッキリ何年と決まっている訳ではなく、文化的な繋がりが強い部分を区分けした言葉に過ぎません。この概念を日本史でも踏襲し、鎌倉時代から室町時代を中世とすることがあります。安土桃山時代を含むかは解釈次第ですが、少なくても江戸時代は近世扱いになるようです。ちなみに中国史では曖昧さが際立ち、日本人が勝手に激論を交わしているらしいです。完璧な定義はありませんが、封建制度を基幹としていることが重要とされています。土地を支配階級が独占し、それに伴う農奴が支えている社会構造です。この理屈だと江戸時代も中世に思えますが、後期封建社会とすることもあります。元々、欧州の考え方を落とし込んだ結果なので無理が出てくるのは仕方ない気がしてきました。現代で中世ヨーロッパといえば、半分くらいはファンタジー世界の代名詞でしょう。しかし史学的には経済、文化の両面でドン底の暗黒時代でもあります。だからこそ宗教や魔術といった特異な方向に突出したのかも知れませんけどね。

(・ω・) 雑に盛っても文句を言われない時代なのかも

【高所恐怖症でも威厳の為に我慢する】
則:山に登りたいのぉ。
朱:坂道を歩くイメージが湧かないんですけど~。
黄:多分、輿に乗せて連れてけって意味なんだよぉ。
朱:それで達成感がありますかね~。
黄:何故か権力者って生き物は高いとこが好きだし、
 陣取るだけで満足するはずなんだよぉ。


【ギャグ漫画みたいに人型の穴が空きそう】
黄:米俵みたいに担いでも良いんだけど、
 面倒だから放り投げたいんだよぉ。
朱:霊体ですからダメージは負いません~。
則:空の旅も楽しめるとは悪ぅない。
朱:意外と前向きでした~。
黄:こんくらい適当なノリじゃないと、
 皇帝様のお相手は難しいんだよぉ。


【小動物と木登りは大好物のはずなんだけど】
猫:にゃおーん。
朱:『山は駆け巡るんじゃなく、
 風情を感じる場所だ』だそうです~。
黄:猫としてどうなんだよぉ。
朱:野生を刺激するフルコースなのに無反応ですし、
 どうやっても呼び起こせない気がします~。


【どっちにしろ年食ったら寝てばっかだしな】
黄:本能を抑え込むのが高尚な人間の価値観だと、
 立派と言えるのかも知れないんだよぉ。
朱:怠惰なだけじゃないでしょうか~。
猫:みゃーごろ。
黄:こんくらいのんびりな方が、
 観賞用として好ましいって人も多そうなんだよぉ。

 戦乱の世では山城が主流で、落ち着いてくるにつれて実務を優先して平城が多くなっていくのは知られています。しかしどちらにしても偉い人が上の方に住んでいるのは一緒です。現代人でも高層に居着きたがる人は少なくありませんが、外敵から身を守る動物的な感性なんですかね。
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