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2010

1018

 中国で対日デモが相次いでるそうですが、どうせいつも通り、官製デモなんでしょうしねぇ。そうじゃないにしても、ある程度の人達はフーリガンみたいなもので、唯、暴れたいだけだと推察。日本でも学生闘争がありましたが、それと同レベルの、子供の癇癪かな、と。まあ、私のこの文章も後年、似た様な扱いを受けるやも知れませんが、歴史なんてそんなものです。

( ・ω・) 唯、現代に於いて暴力に訴えても、心証を悪くする以外の意味はありませんが

「おぅ。俺としては、ヒヒイロカネが手に入るなら何の問題も無い」
「ん……私も」
「モクテキ第一、細かいことは気にしないにカギリまーす」
 こうして見る限り、この三人組は出会った時とさして変わらない。だけど、ついさっき、心音が無い身体に触れてしまったせいで、直視しようとするだけで動悸が止まらない。
「だが、これ以上の誠意を見せてくれると言うのなら、受け取ること自体はやぶさかではない」
「黄金色のオカシ大好きデース」
 トーマスさんは、まだ分かる。物凄く高度な処理がされてるけど、あくまでも人間の言葉を含めた行動に反応してるだけだ。だけどモロゾフさんは、明らかに自立した思考能力を持っている。いや、或いは、半ボケのジュリが直接操作してるって可能性はあるのかも知れない。だけどそうすることの必然性が見出せないし、何より反応が早過ぎる。限りなく人間に近い情報構築力を持っているとしか思えないん。
 いっそ、心音の件は勘違いだっただけだという方が気は楽だ。だけどシスの感覚もモロゾフさんが人形であることを肯定している。今まで、何度となくその能力に助けられ、度肝を抜かれてきた身としては、頭ごなしに否定する気にはなれない。
「へ、へぇ。ささやかなものですが、こちらを献上しようかと思いまして」
 言ってガルシア村長が差し出してきたのは、一本の杖だった。柄が金属製で、簡素な彫刻が施されていて、先端に魔力増幅用の宝石が埋め込まれているのは、よくある特徴なんだけど――あれ? この輝きって――。
「このヒヒなんとかって、杖にも出来るんだ」

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