発破という言葉があります。ハッパと読みます。火薬を用いて爆破すること、または爆発そのものを意味します。鉱山で岩を砕いたり、建築物の解体などで使われることが多い技法です。作業上の難所を解決する手段の一つになります。転じて、気持ちに迷いがあったり、落ち込んだりしている人に気合を入れることを俗に『発破を掛ける』と表現したりもします。火薬の工業利用にはそこそこの歴史があり、17世紀にバンスカー・シュチャヴニツァ鉱山で使われたのが最初とされています。この1世紀近く前、日本に鉄砲が伝来していたことを考えると、軍技術の転用というのは否定できません。当初は軽めの衝撃で暴発して危険極まりないものでした。しかし近年はダイナマイトが発明されたことや、着火を機械で制御するなどして安全性が高まっています。日本では制限が多くて難しいですが、高層ビルを一瞬で瓦礫と化してしまう映像を見たことがある方も多いことでしょう。取り扱いが難しいけど有用な面がある存在を何とかしようというのは、人類が苦闘してきた歴史そのものです。現状デメリットが拮抗しているからといって全否定に走るのは、先人達への敬意が欠如しているという見方が出来るのかも知れませんよ。 (・ω・) 頑張ったけどやっぱ無理と、諦められたのも多そうだけど 【最終形態の三歩前くらいで止まってくれないかなぁ】 月:誰しも、高貴な姫君が俗習に傾倒する過程を愛でる的な、 妙ちくりんな願望があると思うんだ。 黄:その言い方だと、月読も含まれるんだよぉ。 朱:表現の魔術ってやつですね~。 月:末路がこれだと知れば、無責任に染めるのを躊躇うであろう。 黄:半泣きで自虐するくらいなら口にするんじゃないと、 実に普通のツッコミを入れたくなるんだよぉ。 【それで自己完結せず放出するのが問題なだけで】 朱:そういえば、いつからそんな感じなんですか~。 黄:自我が芽生えた時からマニアだったとは考えにくいんだよぉ。 月:困ったら、姉さんとケンカしたのが原因ってことにすればいい。 朱:うまくいかないのは、全て社会のせいにする方みたいです~。 黄:世の中は複雑に絡み合ってて元凶を一点に絞るのは難しいし、 適当なのに集約するのは精神的負担を軽減する上で有効なんだよぉ。 【本人が満足ならそれで良いとするのも保護者の器量】 月:強いて言うなら、父さんが神器をくれたことだろうか。 朱:引退するから、家宝を分与するのは良くあります~。 黄:それを大事にしてるのも、一種の親孝行なんだよぉ。 朱:どうしてコレクター路線に舵を切ってしまったんでしょう~。 月:秘められた才能が開花したから、かな。 黄:買い与えたオモチャがキッカケになることもあるし、 人生の分岐点なんてのはそこらに転がってて後戻りは出来ないんだよぉ。 【どんな下らない真実でも知るには覚悟が必要となる】 朱:趣味に目覚める以前の月読さんが想像できません~。 月:何処に行っても可愛らしいと褒められる深窓の令嬢だったぞ。 黄:証拠が無ければ、嘘にはならないんだよぉ。 朱:聞き込み調査をして、真相を究明したくなります~。 黄:姉と弟のどちらも庇い立てしそうなんだよぉ。 朱:挙動不審でバレバレなんでしょうけど、 後ろめたさが残るので自重することにしますね~。 見て見ぬ振りをして久しいですが、月読は日の本の創始者の娘というガチのお嬢様です。それも貴い子と称された三柱の一角になります。生まれで全てが決まる訳じゃないという、生きた実例となるのが目的な気すらしてきましたよ。 PR |
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