2018
タンブルウィードと呼ばれるものがあります。西部劇で転がってる草と言った方が分かりやすいでしょう。原産はロシアなのだそうですが、なんやかんやで北米に根付き、大量発生してコロッコロ転がる生き様を選んだ模様です。風任せな部分があるとはいえ、タンポポの綿毛のように単独で生息域を広げたいのでしょう。実際に、転がりつつ種をばらまくらしく、尋常じゃない増殖をするんだそうです。通常は丸っこいだけの草木なのですが、秋になると枯れて根元が折れて風下へと流れていくことで、あの挙動になるのだとか。あっしは根無し草の風来坊と、植物だって言いたいのやも知れませんね。
(・ω・) ある種、理想の生き様だけど、実際に出来る人は少ないよね
【どういう経緯で入手したのかも気になるところだな】
月:ところで、この小型の投石機みたいなものはなんだ。
黄:昔の発明家が攻城兵器の雛形として君主に提出したものなんだよぉ。
朱:ちょっとした文化財じゃないですかね~。
月:本当に売っぱらっていいのか。
黄:むしろネットに流出させることで、
真贋を巡って右往左往する人間共を見るのが楽しみになってきたんだよぉ。
【善人に上位存在が務まるとも思えないからこれでいいんじゃないかな】
月:予想通り、本物かどうかで議論が始まった。
朱:写真だけで区別がつくはずも無いのに、どうしてこうなるんですかね~。
黄:人とは、聞きかじりの知識ほど無駄に自信を持つ生き物なんだよぉ。
月:この、掌で踊らせてる感じが神様っぽくて溜まらんな。
朱:皆さん、こういう時だけ本業を思い出す節がありますよね~。
【飽きることなくリアクション芸を続けられるって凄いことかも】
月:なんでも願いが叶うマジックアイテム的なものはないのか。
朱:そんなものがあったら、黄龍さんが使わない訳ないじゃないですか~。
月:見事過ぎる論理展開だ。
黄:一応、どっかにそれっぽいものがあった気もするんだよぉ。
月:マジか。
朱:どう考えても残念過ぎる結果が見えていて、食い付く気になれませんね~。
【実演する必要性の是非についてはノーコメントで】
マ:飯食っとったっちゅうのに、なんでこんなとこに呼び出されとんねん。
黄:この様に、悪魔を召喚する魔法具的なものなんだよぉ。
月:思った以上に、しょうもなかった。
朱:一部の方に需要がありそうですが、被害を考えると封印すべきですね~。
マ:あんたら、詫び入れるっちゅうことを知らんのかいな。
黄:これを作ったのはどう考えても悪魔崇拝者だし、
むしろ責任はそっちにあるというのがこちら側の見解なんだよぉ。
個人の売買で貴重なものを遣り取りする人はあんまし居ないと思いますが、意外な掘り出し物とかあるんですかね。現物を見れないのでリスクが高すぎるという問題は残りそうですけど。
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