無常という概念があります。ムジョウと読みます。元は仏教用語で、ずっと変わらないものなんて無い的な考え方です。これは無我、無常、苦という、三相と呼ばれる基本思想の一つです。無我とは、万物に普遍的に存在する実体などは無いということらしいです。苦は、人間の肉体や精神を悩ませる、文字通り苦しみの種になります。この三つをベースとして、苦を軽減するにはどうすれば良いかというのを考えるのが本来の仏教です。見方によっては、これほど即物的というか、実利を追い求めた学問も少ないかも知れません。心がある限り、誰しも思い悩むことは少なからずある訳で、それをどうにかしたいという欲求は永遠の課題と言える訳ですから。宗教というやつは、それを取り除くのに一定の役割を期待できるのは事実です。しかし殆どの場合は思考を止めることで感情の動きを制御しているだけなので、根本的な問題解決にはなっていません。もっとも対処療法も一つの選択肢であるのも事実なので、正否という話でも無いのでしょうけど。要するに、永遠不滅で完璧なんて有り得ないんだから、ずっと考え続けろということなんでしょうね。 (・ω・) それは結局、苦しみを増やしてないかと、ちょっと思う 【人の市場価値は足し算と掛け算どちらなんだろうな】 月:いつだったか、私が没落貴族だってのは話したと思うが、 やっぱり御家再興の為に何かすべきなんだろうか。 黄:政略結婚で望まない相手のところに嫁ぐ流れなんだよぉ。 月:家柄と肩書だけは高値が付くな。 黄:まあその、他の要素はデリケートだから触れないでおくんだよぉ。 月:そう真面目なトーンで言われるくらいなら、 いっそ茶化してくれた方がナンボかマシだと主張したい気分だ。 【権力を濫用して結局は堕ちそうである】 月:一代で財産を築いて権威を何とかする方が早そうだ。 黄:そっちのが現実的に思える辺りが、残念極まりないんだよぉ。 月:金さえあれば、地位や勲章なんて思いのままなのさ。 黄:発想が成金な辺り、本当に良いとこのお嬢なのか疑わしいんだよぉ。 月:いっぺん俗世にまみれてしまったら、こんなもんさ。 黄:責任も少ない訳だし、慎ましく庶民として生きた方が幸せそうなんだよぉ。 【何の進展もなく時が流れてくって意味ではそれなりに】 月:部活もので廃部の危機なんて展開良くあるけど、 人生が終わるみたいな悲壮感に溢れ過ぎだよな。 こちとら常に研究室消滅の危機に晒されてるっちゅうねん。 黄:たしかにアンタ教授以外で生活できそうもないし、 崖っぷち感は比べ物にならないんだよぉ。 月:背水の陣どころか、四方を水に囲まれてるからな。 黄:それって、逃げ場は無いけど敵も攻めようが無いから、 例えとして合ってるのかが分からないんだよぉ。 【連綿と継承されるダメ人間の魂とでも言っとけばそれっぽい】 月:一人くらい教え子が化けてくれれば、コネも出来るんだが。 黄:そもそも、研究で食ってるやつを知らないんだよぉ。 月:会社員になってれば立派な方だという。 怪しげな勧誘をしてくるようなのが居る始末だ。 黄:品性という、最も真似してはいけない部分を受け継いでしまったんだよぉ。 月:創作界の師弟は、所詮ファンタジーってことだ。 黄:そういやアンタの師匠に当たる担当教授も、 問題を起こして大学を追放されてたんだよぉ。 何年も月読教授を書いてますが、本当に月読がこれ以外で標準以上の稼ぎを得られる職業が思い付きません。マニアックな趣味の持ち主なので活かせそうな匂いもしますが、どれも8,9割止まりでエキスパートには負けそうなんですもの。 PR |
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