ピアノ線と呼ばれる繊維があります。硬鋼線の一種なので主成分は鉄ですが、JISが定めた条件をクリアした極めて高品質な製品です。高張力高強度で、コンクリートの補強、大橋のケーブル、ベッドスプリングなど、様々な所で活用されています。名前は文字通り、ピアノで使われたことが由来です。ピアノの誕生は18世紀初頭ですが、当初は弦が切れ易い難点を抱えていました。かのベートーベンも演奏が力強いなどの理由で幾度となく破壊したと伝えられています。時代が下り、ピアノ演奏の主戦場が大ホールへと移っていきます。つまり音量が求められる訳で、各部品がより頑丈でないと耐えられません。様々な工夫を施しましたが、その一つがピアノ線なのです。あまりに汎用性が高く、用途が楽器に留まらなかったのは前述の通りです。現代でも弦はピアノ線が主流で、完成度が伺えます。ミステリ界隈では絞殺の必需品として扱われ不名誉な感じもありますが、その強靭さを評価されてと考えたら致し方ないのかも知れません。 (・ω・) 直径1mmで、100kg以上に耐えられるんだとか 【営業スマイルとは無縁の生物なんですが】 猫:うなーお。 朱:『愛猫と行ける御当地グルメ企画はどうだ』ですって~。 黄:凄まじく軽薄に感じるんだよぉ。 朱:飼い主さんの自己満足ですよね~。 黄:猫視点だと養ってもらってる身だから、 たまには付き合ってあげるべきな気もするんだよぉ。 【刺激が不足すると生を実感できない連中なので】 猫:なーご。 朱:『大半の猫が食いもんは取り寄せで良い、 と考えてることは否定しない』だそうです~。 黄:そっちで進めた方が良さげなんだよぉ。 朱:お誕生日とかに向いてます~。 黄:縄張りの外で楽しめる人間が異常というか、 ヘンテコな生態なのは否定できないんだよぉ。 【人を使役してるってのが重要なんじゃ】 則:当世は民草でも珍味を運ばせられるのかえ。 朱:言われてみれば、とんでもないシステムです~。 黄:自宅で貴族気分を味わえるんだよぉ。 朱:後は羽毛扇で仰いでくれる方が欲しいですけど~。 黄:最近は優しい風の循環装置が市販されてるし、 そこらで代用すれば良いんだよぉ。 【味が良いに越したことはないのではと返しそう】 黄:現地でしか食えない特別感で、 客を呼び込む戦略もあるんだよぉ。 朱:名物に美味いものなしとも言いますが~。 則:うわべに踊らされるのが市井の者じゃて。 黄:それも思い出になるんだよぉ。 朱:下々の楽しみ方は卑俗すぎて、 理解が困難なのかも知れません~。 お取り寄せグルメは庶民からするとプチ贅沢の部類ではありますが、かつては王侯や富豪にしか出来ないものでした。そう考えると輸送コストが大半だった訳です。となると現代の上流階級は食品そのものの値段でマウントを取るしか無いのですけど、そこまで味の差があるのかという話になってしまう訳です。 PR |
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