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 今更になって、民主党の誰それが公債特例法案を通さないのは無責任だとか意味不明のことを言い出しています。アホか、元はと言えば、財源も確定してないのに平成23年度予算案を通すだなんて空手形切ったお前らの責任じゃねーか。震災でドタバタして記憶の彼方の方も多いでしょうが、ありえない無責任なのは、明らかに政府民主党の方です。繰り返し言いますが、文字通りの、『空手形』。銀行に残高も無ければ、借りる為の担保も無い状況なのに、『三ヶ月経ったら現金化できるからー』って言うのと同じです。お遍路じゃなくて、地獄巡りすればいいのに。

( ・ω・) ってか、あのデコボクロの罪って、もうお遍路くらいでどうこう出来るレベルじゃないよね

『ほぉ、あれだけの集中砲火を浴びて立っていられるのか』
 不意に、声を聞いた。
『数には入れていなかったが、あの二人の連れということは、余り軽く見すぎてはいけないか』
 心臓が、痛いくらいの強さで鼓動を続けていた。徐々に土煙と火煙が薄れ、赤く燃える外壁が周囲を映し出す。建物の上半分は既に吹き飛んでいて、もはや家の体を成していなかった。
『おや?』
 その声色は、疑問を帯びたものだった。
『君は、勇者アレクか。成程、残党狩りなどというつまらぬ任務だと思ったのは私の誤りだったようだな』
 男、と言って良いのだろうか。声の主は華奢で痩せぎすの身体をしていた。唯、全身を深緑のフード付きマントで覆っている為、その顔立ちまでは判別できない。声は澄んでいるものの、特有の重みがあり、通常ならば即座に男性であると断定するんだけど、多分、魔物だしなぁ。
「……」
 周囲に目を配ってみると、ヒートギズモと溶岩魔人がそれぞれ十体程に、スカイドラゴンが二頭確認できた。詰まるところ、炎系の攻撃に特化した部隊ってことなのか。そして、隊長が、あの緑の男、と。
「貴様――」
 次いで声を上げたのは、シルビーさんだった。

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