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 バーバリアンという言葉があります。英語ではbarbarianと表記されます。和訳すると、未開人、野蛮人、無教養で粗野な人物、といった意味合いです。つまるところ文明人が上から見ることで成立する悪口です。それもそのはず、遡ると古代ギリシャや古代ローマで外国人を指す単語でした。具体的には、ギリシャ語、ラテン語を話さない人達です。当時のギリシャ・ローマ人からすれば首都近郊以外はせいぜいが属国、悪ければ辺境の蛮地という感覚だったでしょう。何なら人間として認識していなかった可能性すらあります。見方に依っては、それほど言葉の壁は厚いとも言えますけど。姿が近くても意思の疎通が困難なら、別種の生物とするのは不自然ではありません。歴史的に見れば、ホモ・サピエンスでさえあれば等しく人権を認める現代が異質です。とはいえその遺伝子とやらも常に変質を続けている訳でして。人が人である絶対的定義なんてものは、永遠に曖昧なのかも知れませんよ。

(・ω・) それ以前に、自身の証明すら難しくはある

【優雅さが主軸の店舗もあるらしいけど】
月:教授喫茶に商機を感じる。
黄:どんなもてなしをするんだよぉ。
月:レポートの粗をネチネチ責めたりとか。 
黄:認識が偏ってるんだよぉ。
月:本物のメイドはテンション高いのばかりじゃないし、
 一面を切り取って強調するものだろ。


【毎度のことですが月読教授の個人的見解です】
月:メインターゲットは大学生の頃を懐かしむ層だ。
黄:だったら普通にキャンパス食堂で良いんだよぉ。
月:夜更かしのせいで自主休校して、
 飯だけ食いに登校する感じか。
黄:リアルっちゃリアルなんだよぉ。
月:夢のキャンパスライフとか言うけど、
 爽やかな青春を送ってるのは極一部に過ぎない。


【完食まで居残りって現代でもあるのかしら】
月:給食を出す店はそれなりにあるけど、
 大学で共有できる思い出の味って無いよな。
黄:メニューを強制する年齢でも無いんだよぉ。
月:敢えて捩じ込むことで一儲け出来るのでは。
黄:最近の子はワガママだから、
 食わないと言われればそれまでなんだよぉ。
月:逆にアレルギーとかの例外を除いて逃げられない、
 給食の方がおかしいのではなかろうか。


【愛社精神とか言い出したら末期に近い】
黄:美男美女を売りにしようとしないだけ理性的なんだよぉ。
月:そんなのを企画しても大資本に太刀打ちできん。
黄:意外と合理的な理由だったんだよぉ。
月:何とか良い感じに教育が終わったところで、
 高給で引き抜かれる未来が見える見える。
黄:中小企業の悲哀が漏れ出てるけど、
 人件費をケチってるのが悪いだけな気もするんだよぉ。

 コンセプトカフェも多種多様になっているようですが、教授喫茶はほぼ存在しないみたいです。単純にどんな接客をするのかサッパリ分からんからでしょう。大学に行ったことが無ければ教授の生態はピンと来ませんし、知っていても単位絡みの微妙な思い出が多いという向いてなさが半端ないところはあります。
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 羊歯に分類される植物があります。シダと読みます。花を咲かせず種子が作られないにも関わらず繁殖することから、かつては超常的な生物だと考えられていました。現代では胞子で殖えるという見解が定着していて、苔などと共に隠花植物と総称されています。逆に実が成る方は顕花植物、または種子植物と呼びます。海中に生息していた植物が陸上進出したのは、5億年くらい前というのが通説です。乾燥と重力に耐えられるよう頑丈な組成へと変質したそれは、苔の仲間でした。シダ植物の誕生は、約4億年前になります。違いを大雑把に言うと、根、葉、茎の区分があることです。私達がイメージする木や草の類で、地上に初めて森林が生まれました。更に数千万年の時を経て顕花植物である裸子植物が登場します。現在の地上で最も繁栄している被子植物も顕花植物の一種ですが、姿を現したのは1億3000万年前くらいとされています。つまりシダ植物は、かなり原始的な種なのです。勢力こそ変化し続けていますが、それぞれ数億年も淘汰を免れている訳ですから一長一短の特性を備えています。一億年に一回くらいと言われる大絶滅も含まれているので、多様性って大事だと思わされますね。

(・ω・) 葉の裏のブツブツがどうにも苦手なのは私だけではあるまい

【精神年齢がどっこいなのに指導されたくないじゃん】
月:単位を軽々に出す教授と渋る教授、
 学生にとって良いのはどちらか問題。
黄:簡単にくれるのは楽っちゃ楽だけど、
 少しは理不尽な目に遭っておくべきなんだよぉ。
月:面倒で、ほぼスルーパスなのが私です。
黄:心から教育に興味無いんだなと、
 一種の潔ささえ感じなくもないんだよぉ。


【登録もネットで済ませたとかだろうな】
月:こんなんだが、三年に一度くらい落とすのが出る。
黄:何をしでかしたんだよぉ。
月:講義全欠席、課題未提出、試験と追試バックレされたら、
 下駄の履かせようが無い。
黄:こっちはこっちで極まってるんだよぉ。
月:珍しすぎて悪いことしてる気分になるから、
 個人的には控えて貰いたいのだ。


【同業だと理詰めで論破されるがな】
月:宝クジを当てたら仕事を辞める軟弱者が多いらしい。
黄:目的の大半が生活費稼ぎなんだから当然なんだよぉ。
月:社会との接点を残しておかないと、
 人間としてドンドン腐っていくぞ。
黄:なんて心に響かない説教なんだよぉ。
月:根拠皆無でも見知らぬ一般人なら威圧できるのが、
 教授という職の良いところなのだ。


【私大なら何とかなるんじゃないの】
月:社会的地位が惜しいという意味で、
 私はダラダラ続けるかも知れん。
黄:研究に注ぎ込もうとは考えないんだよぉ。
月:大学を買い取るとかならやっても構わん。
黄:札束ビンタで復讐するつもりなんだよぉ。
月:今までコケにしてくれましたねとか言いたいが、
 実際に可能なのか分からなかったりする。

 金で買えないものなんてないという極論がありますけど、使い方を誤れば金ほど頼りにならない存在は無いのかも知れません。人にしろ物にしろ適材適所が重要な訳でして、ちょっと汎用性を持っているくらいの認識でいるのが健全な距離感なのではないでしょうか。

 烏帽子と呼ばれる被り物があります。エボシ、またはエボウシと読みます。カラスの名を冠していることから推測できる通り、漆黒に染め上げられているのが特徴です。和装礼服の一部として着用するのが一般的で、平安時代には公家が用いていたとされています。高貴な印象はその為でしょうが、時代が下るにつれて庶民にも普及していきました。しかし江戸時代くらいまで行くとすっかり廃れて、儀式以外ではお目に掛かれなくなったとされています。形状はバリエーションがあり、縦長で筒に近い立鳥帽子、畳んでコンパクトにした折烏帽子などに分類されます。後者は機能性重視で武家が使っていたことから侍烏帽子とも呼称しました。初期は絹製が主流だったものの、予算の都合か紙製の割合が増えていきます。漆で塗り固めて形成するので、素材に拘る必要性が薄いと気付いたからかも知れません。宮中以外では麻製も多かったようです。帽子の一種ではあるものの鍔が無く、物に依ってはちょこんと乗っているだけで日除け効果が望めません。元が儀礼用なのでそういった実用性を考える存在では無いんでしょうけど、たまにしか使われなくなった理由だとすれば納得できるものがあります。

(・ω・) 不便さが貴族の証ってのは、割と共通認識なのかも

【何故ここまでの情熱を注いだのかは誰にも分からない】
月:フグは食えるよう試行錯誤してきたのに、
 危ないキノコは諦めたんだよな。
黄:セーフな部位が無いんだから当然なんだよぉ。
月:フグは内臓を糠漬けにすると、何故か無毒化するらしいぞ。
黄:それは手間が尋常じゃない上にたまたま発見しただけで、
 キノコは選り分けた方が早いんだよぉ。
 

【必須要素が多すぎて新規参入の妨げになるやつ】
月:そういや毒素を作るのって、
 とんでもない維持コストが掛かるらしい。
黄:でなきゃ全生物が毒持ちになってるんだよぉ。
月:耐性を持ってないと食事できなくなるなら、
 メタで膠着状態になる対戦ゲー感があるな。
黄:何言ってんだかイマイチ分かんないけど、
 語られても困るから適当に相槌を打つんだよぉ。


【血清を打っても後遺症リスクがあるくらいにはヤバい】
月:沖縄が主な生息地のハブは、
 百種類以上の毒を保持していると聞いた。
黄:オーバーキルなんだよぉ。
月:毒使いは憧れだがここまで必要かと思ってしまう。
黄:対人なら動けなくすれば充分なんだよぉ。
月:しかしかなりの種類の動物に有効とか、
 ロマンに溢れているではないか。


【ラスボス前にレベルカンストさせるタイプなのか】
月:雑菌が脅威と考えられていたコモドオオトカゲも、
 実は強力な毒を持っていた。
黄:あの強靭さだと過剰な武装の気がするんだよぉ。
月:武器はあればあるだけ良い。
黄:小心者ほど具体的な根拠を求めると言うけど、
 あの顔で意外と臆病なのかも知れないんだよぉ。

 フグを食す文化は、世界中を見回してもかなり珍しいものです。食べ方次第で死にかねないヤバい魚ですし、極めて自然なことと言えますが。日本は宗教や土地柄で畜産が発達しなかったのもあって、背に腹は代えられないくらい食料が乏しかった面もあるんでしょうね。

 ヨルムンガンドと呼ばれる幻獣が居ます。北欧神話に登場する巨大な毒蛇です。ロキとアングルボザの子供で、フェンリル、ヘルの兄弟になります。この三兄妹は主神オーディンとの仲が最悪です。いずれ脅威になるとして、赤ん坊のヨルムンガンドは海に放り捨てられました。しかし生き長らえ、すくすく成長を遂げます。その大きさは人間界に相当するミッドガルドを一周し、自分の尾を咥えられる程です。何周もして大地を締め上げられるとすら言われています。兄のフェンリルは世界を飲み込む程になりますし、大柄な家系であることは間違いありません。ヨルムンガンドの宿敵は、雷神として名高いトールです。二回小競り合いをした後にラグナロクで最終決戦をすることになりました。トールは必中かつ攻撃力カンスト級のミョルニルを投げ付けます。しかし一撃では殺しきれず3発を要しました。ミョルニルが当たって死んでない描写がされているのはヨルムンガンドくらいのものだそうです。一方のヨルムンガンドも只では済まさず、毒でトールを絶命させました。ヤベー奴とヤベー奴がぶつかり合う怪獣大決戦みたいなのが、大昔から人気だったのが伺えます。こんなロマンカード見たいに決まってるだろと言いたくなりますが、近くに居たら余波を食らうのも事実なのです。

(・ω・) 着弾の衝撃で国が滅び、毒で辺りが不毛の地になってそう

【奇跡的に保存されていた媒体が頼みの綱】
月:今まで隠していたが、封印回マニアなんだ。
黄:良く分からないんだよぉ。
月:雑誌掲載やテレビ放送はされたものの、
 何かしらの理由で現在は鑑賞が困難な話だな。
黄:面倒そうな趣味なんだよぉ。
月:合法的手段では茨の道だが、
 法を逸脱する邪道を認めない紳士の集まりだ。


【芸風でも立ち位置を確保してるなら良いじゃないか】
月:社会情勢が反映されてるケースもあるから、
 学者視点から意見を述べたりする。
黄:本当、肩書だけで生きてるんだよぉ。
月:教授だからと深みを感じる方にも問題あるだろ。
黄:ちょっと付き合えば本性がバレるから、
 メンバーも分かってて相槌打ってそうなんだよぉ。


【レディースデーは差別かと論じる人すら居るし】
月:大人のお子様ランチみたいな、
 頭悪い組み合わせが大好きだ。
黄:お子様ランチはプチフルコース的な意味だし、
 言うほど相反してないんだよぉ。
月:このエセ平等時代に於いて、
 成人向けという表現自体がツッコミ対象である。


【前例になると面倒だから断られると思う】
月:そういや店に依っちゃ、
 子供向けメニューに年齢制限があるよな。
黄:ああいうのは家族連れ狙いだから、
 利益率が悪いとか聞いたことあるんだよぉ。
月:倍払うからと言ってもダメだろうか。
黄:無理と言われたら食べたくなるのは分かるけど、
 絶対にそこまでのもんじゃないんだよぉ。

 本編の月読もそうですが、実に多趣味だよなぁと思わなくもありません。社会的に成功できなくても、こういう方が人生を楽しんで終えられるのではないでしょうか。少なくても老後に暇でしょうがないってことが有り得ないだけで、すげー羨ましい気がしてならないのです。

 しょっつると呼ばれる調味料があります。秋田県の名産で、石川県の『いしる』、香川県の『いかなご醤油』と並んで日本三大魚醤とされています。魚醤とは、魚を塩漬けにして出てきた汁の総称です。醤には塩をまぶして発酵させた食品的な意味合いがあって、広い意味だと漬物や味噌なども同系統になります。日本での歴史は古く、稲作が本格化する頃には存在していたとされています。後に米、小麦、大豆などを主原料とする穀醤が生産されるようになり、醤油の原型となりました。しかしこれは高価で、庶民が日常的に使えるものではありません。そこで自己生産したものの一つがしょっつるなのです。作り方は至ってシンプルで、原料であるハタハタを塩に漬けて年単位で熟成させるだけです。定期的に撹拌する必要はありますが、これだけで蛋白質が分解されて旨味に満ちた液体が滲み出ます。根気さえあれば誰にでも作れるというのが、定着した一因なのでしょう。近年は醤油醸造の工業化が進み、しょっつるの方が高級品になってしまいました。しかし独特の風味が好ましいとする意見も根強く、ハタハタが水揚げされる限り伝統は途絶えないのかも知れません。

(・ω・) 漁獲量が激減して、3年程自主禁漁していた過去を持っている

【極めれば異文化交流も余裕である】
月:若者の為の宴会芸講座を開くことにした。
黄:継承しなくて良い伝統なんだよぉ。
月:酒がある限り、余興は消えてくれない。
黄:素人の拙いネタを披露されてもなんだよぉ。
月:それが良いとする層の存在を、
 認識するのが世渡りの第一歩らしい。


【相対的に自分がマシだと思わせる高等戦術】
月:私は学生向け飲み会の常連だからな。
黄:何を話してるんだよぉ。
月:そりゃ、他の教授の隠し事さ。
黄:受けるだろうけど、ほぼ禁じ手なんだよぉ。
月:情報拡散と言えばネットを連想するが、
 こういった草の根運動もバカには出来んのだ。


【記憶メディアに直接で事足りる時代だ】
月:マニアって隠れた良作を尊ぶ傾向があるけどさ。
  作った方は売れたかったと思うんだよ。
黄:切実な話なんだよぉ。
月:大衆に媚びず高品質なんてのは、
 資本主義社会じゃ負け犬の遠吠えさ。
黄:録画機器の規格戦争もそんな感じだけど、
 今となっては勝者が分からないんだよぉ。


【程々の距離感を大事にとしか言い様が無い】
月:バンドがメジャーになると、
 俺の手から離れたとか感じちゃったりもする。
黄:あんたは親かと言いたいんだよぉ。
月:しかしこの心理が無いと、
 末端なんかすぐに活動休止だぞ。
黄:大人になるまでの養育期間みたいなもんだけど、
 何処かで必ず別れるのが違うんだよぉ。

 何年か前にブルーレイレコーダーを買ったのですが、ディスクで再生した記憶がありません。内蔵HDDの録画機能ばかり使っています。VHSベータの戦いは明確に決着しましたが、ブルーレイが本当に勝ったのか私には何とも言えません。


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