にんにく注射と呼ばれる施術があります。ビタミンB1を主成分とする薬液を静脈に注入する医療行為の俗称です。経口摂取と比べ速やかに供給される為、疲労回復を期待できるとされています。かつては、アリナミン注射と称されていた時期もありました。旧武田薬品、現アリナミン製薬の商標として知られている単語です。これはビタミンB1誘導体であるフルスルチアミンを開発した会社で、商品名をそのまま呼称したからです。後に他社も追随して必ずしも武田薬品製では無くなりますが、しばらく先駆者を冠していたようです。にんにく注射の名は、治療中ににんにくの匂いがすることから付けられました。あの独特の臭気はアリシンという成分が原因です。薬剤に近い化合物が含まれているので鼻を刺激しますが、一時的なもので持続はしないとのことです。ビタミンB群は代謝に関わる栄養素で、不足すると倦怠感を始めとした体調不良を招きます。日本人が白米ばかり食べていた時期に脚気が慢性化していたのは有名な話です。なので栄養バランスを考えていれば必要とは言い難いのですが、即効性もあってつい縋ってしまう方が多いみたいですね。 (・ω・) 食事に選択肢がある時点で贅沢とも言える 【個性を重視した末路感がある】 月:私のドッペルゲンガーが出たらしい。 講義中に別の場所で目撃された。 黄:他人の空似ってのは良くあるんだよぉ。 月:竹箒を持ったまま爆走して地上絵を描いてたとか。 黄:そんな異常者は他に居ないかも知れないけど、 個人認証としてはどうなんだよぉ。 【適当ぶっこいてるようで当たりだから困る】 月:生き別れの双子説を推してみる。 黄:何となくだけど、 あんたの双子の姉は似てない気がするんだよぉ。 月:何なら三つ子の弟も別物のはずだ。 黄:不思議なイメージ共有なんだよぉ。 月:きっと前世かパラレルワールドで、 そういった関係の相手が居たのだろう。 【死ぬまで気付かなかったら特に問題は無い】 月:遭遇したら死ぬんだろうか。 黄:対消滅って言葉がぴったりなんだよぉ。 月:人を反物質みたいに。 黄:直接対決で生き残った方が本物でも良いんだよぉ。 月:宇宙人が少しずつ入れ替わって侵略する映画を、 いつだったか観た記憶があるなぁ。 【後々どうにもならなくなりそうなんですけど】 月:真相は、私の信者がコスプレしてたとのことだ。 黄:下手な怪奇現象より怖いんだよぉ。 月:本人の許可を取らんとかレイヤー失格だよな。 黄:そこじゃねーんだよぉ。 月:知らんとこで活動してるのは恐ろしいが、 面倒だから目を背けることにしたんだ。 ドッペルゲンガーはドイツ語で、直訳すると二重歩行者になります。しかし和訳する際は意味を重視して、自己像幻視という熟語を使うみたいです。あくまで見間違いや思い込みであって、超常現象ではないという解釈です。だけどそれじゃ盛り上がらないから面白おかしく取り扱うのが、クリエイターという連中なんですよね。 PR 文殊と呼ばれる仏様が居ます。モンジュと読みます。文殊師利菩薩の略称です。叡智の象徴として知られていますが、この場合は学問的知識というより発想力、判断力など課題を克服できる能力の方です。ちなみに学者担当は虚空蔵菩薩になります。三人寄れば文殊の知恵は諺として有名です。凡人でも集まれば賢人並のアイディアが出せる的な意味であるのは御存知かと思われます。本当に捻出できるのかという疑問と、一本化させられるかが重要なのはさておきまして。文殊菩薩は普賢菩薩と共に、釈迦如来の両脇に配置されることが多い存在です。これを脇侍(キョウジ)と称します。中央の本尊をサポートする役割を担っているとされています。アナウンサー泣かせで有名な高速増殖炉もんじゅの元ネタでもあります。あまり浸透していませんが、新型転換炉原型炉は『ふげん』と相方の名を取っています。慈悲と理知を説く普賢菩薩を冠していることに対しての感想は、各々に委ねますけど。文殊菩薩は、すげー賢いのは共有されていますが具体的な教えは普及していません。釈迦牟尼の補佐役という立場上、出しゃばった感じには出来ないからでしょうか。或いは、あんまし語らない方が知性派に見えるという演出なのかも知れませんけどね。 (・ω・) 多弁で格を落とさないって、本当に難しいからな 【真性のサイコパスには通用しない理屈だけど】 マ:現場に小道具を持ち込む探偵はどうや。 玄:羽毛扇を手にしていたら、 諸葛亮気取りかとツッコみたくなります。 マ:ソワソワしとるんが、 下手人だからか分からんくなるのはあかんな。 玄:むしろ推理を聞いている人物が、 高確率で犯人な気もします。 【大事なのは照れずに押し切る胆力である】 マ:ウチとしては、和傘を使いたいねん。 玄:解決編って、室内が多いですよね。 マ:『事件が解決しても皆の心は雨模様や』 いう為の前フリやな。 玄:毎回やろうとする勇気に感服します。 マ:決めゼリフなんてもんは、 冷静に考えたら痛いくらいがちょうどええんやで。 【人工知能に厳選して貰おう】 マ:犯行の予告状があるんやから、 探偵側も何か出すべきちゃう。 玄:と言いましても、怪盗は所在不明ですし。 マ:新聞に広告でも打ったらええんか。 玄:今時チェックしますかね。 マ:ネットで情報の供給が容易になったけど、 拾い上げるんがムズくなったんは確かや。 【美学を優先する辺り大人に成りきれてない】 玄:それ以前の話として、 『阻止します』以外に伝える用件があるんですか。 マ:言われっぱなしはムカつくやん。 玄:子供じゃないんですから。 マ:探偵と怪盗の勝負なんて、 ちょい賢いだけでガキのケンカやからな。 客観的に見て寒々しかろうが、持ちネタがあるというのはそれだけで強みとなります。一発ギャグだけでテレビに出ていたタレントが、旬を終えても地方営業でそれなりにやっていったりする訳ですし。かつて大ヒットした作品の続編を延々と続けるクリエイターもこれに含まれるでしょうが、是非については様々な意見があるかと思われます。 ミネストローネと呼ばれる家庭料理があります。イタリアの野菜スープを指します。明確な定義はありませんが、トマト、玉ねぎ、セロリ、人参、キャベツ、じゃがいも、ベーコン、ソーセージ、パスタなどを煮込み、コンソメや塩コショウで味付けするのが一般的です。日本人にも馴染み深い食材と調味料を使っているので、定番とまではいかないまでもそれなりの立ち位置を確保しています。翻訳すると具沢山のスープといった感じなので、具材が貧弱だと対象外になるっぽいです。イタリアは南北に長い為、地域で採れる野菜に幅があります。当然のことながら季節に依っても変わり、同じ家でも一定ではありません。ですが汁物という食し方は世界共通で、イタリア国内なら似ている部類なので総称になった訳です。日本も味噌汁で一括りにされますが、伝統的なのはバリエーションに富んでいるのと一緒です。イタリア人がトマトを食べ始めたのは近年だったりする様に、現代に至っても変化を続けています。ミネストローネとはなんぞという問いは、詳しければ詳しいほど分からないのかも知れません。 (・ω・) カレーと一緒で、答えが出たからなんだという話ではある 【一流の証明くらいに思っておくべき】 マ:探偵は厄介事に巻き込まれるさかい、 外出するないう意見あるやん。 玄:いきなり拉致監禁されるのも、 物語の導入としては定番です。 マ:どないせいっちゅうねんな。 玄:生きているだけで罪業という考えに基づき、 開き直るのが最適解かと。 【最後の事件の犯人役なんだろうなぁ】 玄:極まれば、無意識の内に遭遇し、 気付いたら解決しているかも知れません。 マ:別人格が居るみたいで怖いわ。 玄:襲ってきた悪漢に身体が反応して、 撫で斬りにするみたいでカッコいいじゃないですか。 マ:時たま、この助手の底が見えんと恐ろしなるで。 【要点さえ抑えてれば問題ないんじゃないかな】 マ:再現ドラマに力を入れよう思うんや。 玄:結論だけ言われても、サッパリ分かりません。 マ:犯人の陰惨な過去を語られても所詮は素人やん。 状況を共有できる程に喋れるとは考えにくいで。 玄:映像作品だと、回想が現実の様に表現されています。 マ:あれは語り手のイメージや思てるけど、 聞いてる方の脳内はバラバラのはずやねん。 【ブチギレなかったら割といいヤツな気さえしてくる】 マ:そこで、探偵、助手、残った容疑者なんかで、 分かりやすぅ実演すればええんちゃうかなって。 玄:小芝居を見せ付けられる犯人の心境は如何に。 マ:そんくらいの辱めは贖罪の内やろ。 玄:私的な刑罰を加える権利は無いはずですけど。 マ:殺されて当然なんて主張する輩に、 正論で応じる必要はあるんやろか。 探偵や刑事は職業なんですから、業務だけで物語を成立させることは可能っちゃ可能です。しかしそれだとワンパターンになるので、出先で事件に巻き込まれる話を混ぜ込んでいくのでしょう。しかし繰り返すと恐ろしい遭遇率になってしまい、死神扱いが板につく宿命を背負う訳です。 鱗粉と呼ばれる物質があります。リンプンと読みます。蝶と蛾の羽に付着している粒子を総称したものです。一粒が一つの細胞で、体毛が変化したという説が有力視されています。生成する理由は幾つか考えられています。彼らの模様はバリエーションに富んでいますが、可能にしているのは鱗粉です。これに依って威嚇、擬態、求愛など様々な目的を果たしています。他には簡単に剥がれ落ちるので、蜘蛛の巣に掛かっても逃げやすいという利点があります。埃が溜まった場所にテープを貼ってもくっつかないのと同じ理屈です。また形状と並び方が撥水構造になっているので、雨でも飛びやすいです。更には太陽光を吸収したり防寒具とすることで体温を調整しているとも言われています。このように様々な役割を担っている鱗粉ですが、一度なくしてしまったら再生しません。蛾なんか少し飛んだだけでパラパラ落とすイメージですが、減った分は戻らない訳です。大丈夫なの感がありますけど、そもそも成虫になった後の寿命は長くて一ヶ月程度でして。肉体そのものが使い捨てと言っても差し支えないのかも知れません。 (・ω・) ちょっと長生きなだけで、人間も似たようなもんか 【不自然にならない理由付けをするのが大変】 マ:犯行現場が隠し撮りされてて、 全部がモロバレやったらどないしよう。 玄:この監視社会では有り得ることです。 マ:ピエロもええとこやないかい。 玄:何とか逆手に取るのが定石ではあります。 マ:死角とか録画パターンを利用したら、 気付いてるって告白しとるようなもんやけどな。 【元から専業でやってけるのは極一部だし】 マ:それに探偵の存在意義が無くなりかねへん。 玄:なので設備が古い屋敷に招かれた際は、 積極的に赴きませんと。 マ:活躍範囲が限定的すぎへんか。 玄:推理専門だと、いずれ淘汰されるでしょうね。 マ:バイトやから気楽に言うてるけど、 こっちは生活が掛かってるねんで。 【外道タイプならタコ殴りにして良いんじゃない】 マ:別の事件で同じ様なトリック使ってきたら、 気まずさ半端ないんちゃうやろか。 玄:人間が考えることなんて似たりよったりです。 マ:知らん振りして進めるべきなんかいな。 玄:犯人の自尊心を考慮するかは、 マモンさんの人生観に委ねます。 【何でも良いから帰宅したいが多数派になりそう】 玄:学生向け通信教材の宣伝っぽさは感じました。 マ:『これ、前に解いたことあるで』、 とかゆうたらええんかいな。 玄:どのような反応をするか見てみたくはあります。 マ:むしろ外野の容疑者連中が困りそうや。 玄:ここでどういった行動を取るかで、 人としての器量が伺えるのかも知れません。 推理物の長期連載でマンネリ化するのはトリックより動機なのではという見解があります。探偵も慣れてくると、『あぁ、このパターンか』とか思ってるのかも知れません。よくよく考えたら聞いてあげる義理は無いんですが、警察が到着するまでの暇潰しなんですかね。 瑪瑙と呼ばれる鉱石があります。メノウと読みます。英名はagateです。石英の一種で、二酸化ケイ素が主成分になります。結晶が肥大化して透明度が高いものを水晶、そうでないものを瑪瑙と分類することが多いようです。瑪瑙は、縞模様が特徴的です。色の境界がハッキリしているのをアゲート、不明瞭なのをカルセドニーと区分することさえあります。いわゆる宝石に属し、装飾やパワーアイテムとして用います。天然物のデザインは唯一無二なので、産出量がそれなりでも稀少性があります。一方で人工的に染め上げたりもします。色合いや形状に意味があるので、必ずしも悪いこととはされていません。瑪瑙の名は、馬脳から来ているというのが定説です。見た目が馬頭の断面に似ているという、中々にショッキングな語源です。たしかにじっくり見ると生理的嫌悪感を催す辺り的確な気もします。大昔の中国で名付けられたらしいのですが、凄いセンスですよね。彼らにとって馬という生き物が別格なのもあるんでしょうけど、そうそう関連付けようとは思いませんもの。 (・ω・) まずどういう生活をしてたら真っ二つの頭を見ると言うのか 【中国人は禁止って書いてあるノックスの十戒的な】 マ:犯人が忍者やったら、ブチギレ案件や思うねん。 玄:忍者に対して、極端な見識を持ってませんか。 マ:人間離れした身体能力に神通力じみた忍術、 推理の前提がおかしなるで。 玄:たまに常識が抜け落ちますよね。 マ:そないな文句つける連中がおるんやないかいう、 あくまで客観的な意見や。 【無理筋を押し通してこそ本格っぽさが増す】 玄:ですが規格外の方は、ある意味で定番です。 マ:長距離走の日本記録保持者なら、 アリバイは崩れるいう流れや。 玄:『実はその足、治ってますね』と言っちゃいますか。 マ:息切れるし無理あるやろと、ツッコんだらアカン。 玄:整備されたトラックならいざ知らず、 街中で近いタイムを出せるとは考えにくいですしね。 【解明したところで充足感を得られないのでは】 マ:業務に最新鋭科学を絡めてきたいねん。 玄:ニュートリノや重力波をトリックに使うのは、 少しばかり難易度が高くありませんか。 マ:名前が仰々しいし、素人なら騙せるかも知れへんで。 玄:専門家から見たらデタラメな話は多いらしいです。 マ:知識不足と敢えて崩しとるの二択やけど、 その謎を解けいう作者からのメッセージやろなぁ。 【究極の犯行を考えて貰う的な展開か】 マ:人工知能やったらワンチャンあらへんか。 玄:世間が思うほど万能という訳でも無いんですけど。 マ:なんや、語るやないかい。 玄:何故だかこの分野は自信があるんです。 ちなみにこれといった知識は持ち合わせていません。 マ:若もんの万能感にしては、不思議な感じがするで。 そもそもの話として、探偵の宿敵として定着している怪盗の運動能力や謎技術がぶっ飛んでいると言われればそんな気もします。何処までを許せるかは受け手に依って幅がありますし、作者の匙加減が試される部分です。怪盗だからこんくらい余裕だぜというストロングスタイルも、作風に依っては悪くないんですけどね。 |
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