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2023

0922

 水虫と呼ばれる疾病があります。汗疱状白癬(カンポウジョウハクセン)、足白癬(アシハクセン)、水瘡(ミズクサ)といった別名もあります。白癬菌に代表される皮膚糸状菌が主に足で繁殖して、皮がぶよぶよになったり、水ぶくれを起こすなどの症状が出ている状態を総称したものです。命に関わることは少ないですが、痒くて溜まらないという現実的な弊害があります。この菌は毛髪や角質を栄養にするのですが、それだけで殖えることはありません。充分な温度と水分を必要とします。現代人は靴を四六時中履いている為、格好の棲家になってしまっている訳です。なので理屈の上では手袋や密着する帽子をずっと着用していたら発症しかねません。ただ、足は発汗量が多いこともあり、率で言うと図抜けています。逆に考えると、彼らが嫌がることをすれば対策になります。つまりは清潔を保ち、如何に乾燥させるかです。具体的には、こまめに足を洗う、通気性が良いものを選ぶ、同じ靴を続けて履かない辺りです。感染症なので、不特定多数が素足で同じ場所を踏む場合は注意が必要になります。余談ですがミズムシ科という分類があり、そこに属する昆虫が同名を冠しています。えらい迷惑な話だと思いますが、シンプルな名称ゆえに被るのは仕方ないのかも知れません。

(・ω・) 病気の方の虫は、どっから来たんだろうか

【ルールの穴を突いて座れるクッションを持ち込もう】
月:実績を上げると教授の椅子が豪華になっていく、
 ランク制が採用されることになった。
黄:バラエティ番組のノリなんだよぉ。
月:情けで座布団の使用は認められるが、
 私費での購入は不可だ。
黄:廃材で作ったかのような竹細工に腰掛けてるのが、
 渾身のギャグでないことだけは理解したんだよぉ。


【その位ならという負け犬根性の持ち主が大半だぞ】
黄:大学からどういう扱いを受けてるのか、
 外来が一発で判断できるのは便利なんだよぉ。
月:この圧倒的他人事感。
黄:貢献度合いで大して給料が変わらないんだから
 こういったところで差をつけるのは合理的なんだよぉ。
月:日本の横並びシステムに守られてる自覚はあるが、
 だからと言って嫌がらせの対象にするのはどうだろう。


【程々が最も幸せという教訓が含まれてるのか】
月:極まると、玉座みたいなのになりそうだ。
黄:ちょっとした罰ゲームなんだよぉ。
月:内装は古びた校舎だから、合わないことこの上ない。
黄:教授なんてのは学内で持ち上げられてるだけの、
 裸の王様ってことなのかも知れないんだよぉ。
月:底辺と頂点の、どっちが先に音を上げるかの勝負だな。


【出オチとしては面白かったと一部で好評】
月:予算内でオーダーメイドくらいに落ち着くんかね。
黄:それはそれでセンスが問われるんだよぉ。
月:私なら、快適さ重視でゲーミングチェアを要求する。
黄:こういったアホがトンデモを発注して、
 システム自体が無くなる結末が見えたんだよぉ。
月:頭おかしい大学だと思われるデメリットもあるし、
 来月には撤回される方に賭ける。

 長時間腰掛けて作業する仕事は、姿勢の快適さが生活の質に直結します。なので椅子は合うものを使いたいのですが、勤め人は組織から支給されてるケースが多い訳でして。実際に酷いのを強要されたら労基案件な気もしますけど、月読教授が喚いて動いてくれるかは分かりません。
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2023

0920

 ラッキーセブンという概念があります。御存知の通り、一部の文化圏で7の縁起が良いことから、幸運の象徴として扱う考え方です。現代日本人でこの数字を疎ましく感じる方は、あまり多くないと思われます。由来については、諸説あります。七福神や七草粥など、セット扱いするのに丁度いい値というのはありそうです。旧約聖書では創造神が6日で世界を作り上げ、7日目を安息日としました。一週間が7日の源流でもあるのですが、宗教的な意味合いが影響している可能性も考えられます。しかし一般的には、野球にあるとするのが有力視されています。19世紀のメジャーリーグで、優勝が掛かった一戦での出来事です。7回の攻撃で平凡なフライを打ち上げてしまうのですが、強風のお陰でホームランになりました。それが決定打となり、勝利投手がインタビューで『ラッキーセブン』と発言したのが始まりという説です。元から7回は先発投手の疲労が見え始め、更に打者は慣れてくるので動きが出やすいイニングなこともあって、今なお継承されています。一方で、タイなどでは7を不吉な存在として扱います。これは漢数字での発音が、失敗を意味する単語と似ているからだそうです。日本でも四は死に通じるとか言いますし、数学的な意味合いだけで決まるものでは無いのかも知れません。

(・ω・) 7に過剰反応するのは、特定の賭博好きみたいで躊躇われる

【趣味以外の理由が有り得るんだろうか】
月:シンデレラをベースに、新たな物語を創造したい。
黄:特に教育的テーマがある訳でもないし、
 好きにすれば良いんだよぉ。
月:思い付いたのは、魔法を掛けられたのが、
 シンデレラ以外にも何人か居るって始まりだ。
黄:魔女の意図が分からないんだよぉ。
月:原典からして目的が不明瞭だし、
 遠巻きに覗いてても驚きは無いな。


【憧れで飯は食えないし妥当な選択である】
月:息を呑むほどの美女が五人くらい集まったら、
 どういった展開になるか予想がつかん。
黄:王子様の器量が試されるんだよぉ。
月:現代なら、アイドルで一儲けするって手もある。
黄:苦労してきた子達は強いんだよぉ。
月:虐げられる生活から脱却したいが最優先で、
 王家に拘る必要なんて無いんだ。


【引き算しすぎてもペラッペラになるという】
月:ここで婆さんの目当てが、
 真・シンデレラの選出であることが発覚する。
黄:男性向けにシフトしてきたんだよぉ。
月:多様な客層を取り込んでこそ大ヒットを望める。
黄:食い合わせが悪くて、どっちつかずになるんだよぉ。
月:そう考えると老若男女に受けるって、
 盛り込めば良いって訳じゃないから大変だ。


【苛めてたのには事情があったとかされても困るし】
月:なんやかんやで元家族への復讐も済ませて、
 それぞれが別の道を歩く感じで決着だろう。
黄:そこは忘れないんだよぉ。
月:どうやり返すかがメインディッシュまである。
  初期シンデレラはねっとり描写してるぞ。
黄:成敗される為に生み出されたキャラクターだし、
 救われるのはむしろ冒涜って解釈はあるんだよぉ。

 シンデレラは定期的にネタとしていますが、誰でも粗筋を知っている物語というのは便利です。不遇な身から大注目されることを、英語圏でもシンデレラストーリーと表現するらしいですし。そういえば後妻を見る目が無かった父親について触れられることって少ないですけど、継母と義姉は猫を被ってたんですかね。

2023

0917

 ペリカンと呼ばれる生物が居ます。ペリカン目ペリカン科に属する鳥類を総称したものです。伽藍鳥(ガランチョウ)という和名もあります。かなり大柄な水鳥の一種で、白色か灰色の個体が多いです。最も印象的な特徴は、嘴でしょう。数十センチにもなるそれは代名詞的存在で、嘴が大きい鳥と聞かれて真っ先に連想する方も少なくないと思われます。下顎的部位は喉袋と名付けられていて、ゴムのような伸縮性を持ち合わせ結構な大きさになります。彼らは魚を主食としているのですが、掬って丸呑みにする訳です。またここを広げて震わせることで排熱し、体温を下げる使い方もします。相当な悪食で知られ、口に収まるなら何でも捕食を試みます。鳩を飲み込んだ前例が有名らしいのですけど、とりあえずで犬や猫を挟んでみたりもするそうです。一見するとじゃれているように思えますが、割とマジなのかも知れません。野生だと群れで生活していて、時に数千から数万羽にもなるとのことです。あの頭部からは想像できないほどに飛行が得意なのだとか。日本では迷鳥としてしか観測されていませんが、人間的には資源を食い漁る害鳥になってしまうんですかね。

(・ω・) 養殖してるとこに現れたら、メッチャ迷惑ではある

【文句言ってるけど同類だからな】
亜:稀少金属の独占は、許されざる悪逆だよね。
朱:いきなり社会派です~。
玄:欲しいレアメタルが入手できず、
 腹を立てているようにしか見えませんけど。
黄:買い占めが起こった時、
 自分も店に駆け込んだのを棚に上げる人みたいなんだよぉ。


【核反応で作ることは可能だけどコストに見合わない】
亜:元素は基本的に生み出せないのが辛い。
玄:錬金術に手を染めるというのはどうでしょう。
朱:時代が遡ってます~。
黄:科学は、前に進み続けるとは限らないんだよぉ。
亜:生き様もだけど、回り道が不利とは決まってないから。
黄:良い感じに纏めようとしてるけど、
 問題は何一つ解決してないのが通常営業なんだよぉ。


【熟成しすぎて腐ってる可能性がある】
朱:黄龍さんの説法を編纂したいです~。
月:一万年も生きてるんだから、
 さぞや大層なものになるであろう。
黄:小馬鹿にされてる気がするんだよぉ。
月:普段の発言が為になるかと言われたら。
朱:含蓄があるようでいてそうでもないような、
 絶妙に悩まされる感じだと思います~。


【相当の個性が無いと頑固職人は生き残れない】
黄:完璧な出来だと頭を使わずに受け入れちゃうから、
 敢えてヌルくしてるんだよぉ。
朱:だから崇められなくなったんじゃないですかね~。
月:宗教的には、盲目的に従わせる方が長続きする。
黄:そんな信者、こっちからお断りなんだよぉ。
月:硬派な雰囲気を出してるけど、
 流行についてけないクリエイターの論理だよな。

 宗教と科学に何かしらの違いがあるとすれば、前者は経典が絶対で後者は常に懐疑的な点です。つまり良くある『科学的に有り得ない』という言い回しは、さりげに科学から最も遠い考え方になります。とはいえ思考し続けるのは大変なので、易きに流れるのが人の宿命だとも思っています。

2023

0915

 甘酒と呼ばれる飲み物があります。アマザケと読みます。醴酒(コサケ、レイシュ)、一夜酒(ヒトヨザケ、イチヤザケ)という別名もあります。白米を粥にして米麹を混ぜ、一晩くらい発酵させたものの総称です。この製法だと澱粉の分解が進んで甘さが増しながらも、エタノールがほぼ含まれていないので気軽に飲めます。酒の名は、これを長期間行うと日本酒になるところから来ているとのことで、酔っ払う成分とは関係がありません。一方、酒粕を混ぜる方法もありますが、これだとアルコール分が残ってしまい酒税法に引っ掛かることもあります。大々的に販売でもしなければ、捕まりはしないっぽいですけど。日本での歴史は実に古く、日本書紀に記載が確認される程です。それも数百年前の神事に使われたというのですから、短めに見積もっても1500年は前の話かと思われます。源流は例に依って中国にあるそうですが、現代の甘酒は独自進化を遂げたオリジナルの存在です。何なら麹菌自体が日本にしか残されていないらしいですし。滋養強壮に良いので、江戸時代には庶民の栄養剤的な立ち位置を確保していました。そんなこともあってか、夏の季語でもあります。考えてみたら人生であまり飲んだこと無い気がするので、試してみようかなと思う次第です。

(・ω・) 冬は冬で温まれて、中々の無敵っぷりだ

【直視できる時点で相当なもんだよ】
朱:人間社会では栄誉を称えて銅像を建てますけど、
 あれって嬉しいんですかね~。
黄:名誉欲が高いほどに喜ぶんだよぉ。
朱:気恥ずかしさが上回る方も居る訳ですか~。
黄:というか生きてる内に作るようなのは本人主導だし、
 自己顕示欲以外は無い気がしてならないんだよぉ。


【現役時代の方が実感薄かったかも】
朱:聖獣の姿なら、四神は見栄えしそうです~。
黄:ただの宗教的な工芸品なんだよぉ。
朱:飾りにするか、仏像っぽく拝む感じになりますね~。
黄:その様を客観視すると照れるんだよぉ。
朱:仕事の内ですから~。
黄:今更ながらなんという職に就いていたんだと、
 辞めて千年以上経つのに思わされるんだよぉ。


【あまりに定説から掛け離れてると封印されるぞ】
玄:巨大な墓を建てるというのはどうでしょう。
朱:話が見えてきません~。
玄:ピラミッドやタージ・マハルの様な大型墳墓を作り、
 玄武が崇められていたかのように偽装するんです。
黄:回りくどい作戦なんだよぉ。
朱:既存の史書を改竄するのは難しいですし、
 新発見とするには有りな気がします~。


【ロボット向けの仕事ではあるけどそれで良いのか】
黄:そんなデカブツを、今更どうやって見付けさせるんだよぉ。
朱:世界中が衛星で監視されてる時代です~。
玄:地中か水中に隠れてたとかですかね。
黄:どれだけのプロジェクトになるんだよぉ。
玄:理論上は、私個人でも時間さえ掛ければいけます。
黄:千里の道も一歩からとか言うけど、
 赤ん坊が這い這いで大陸縦断するくらいの無謀さなんだよぉ。

 玄武の記憶システムがどうなってるのか知りませんけど、千年くらい墓作りに没頭したら、当初の目的を忘れそうではあります。そして何の為のものか不明な遺跡だけが残され、大いなる謎として歴史に刻まれることでしょう。

2023

0913

 零戦と呼ばれる戦闘機があります。レイセン、或いはゼロセンと読みます。零式艦上戦闘機の通称です。旧日本海軍を代表する存在で、その知名度は戦艦大和に匹敵する程と思われます。当時の軍用機は、皇紀の下二桁を冠する規定がありました。西暦1940年は皇紀2600年に相当するので、こういった名前になったのです。現代の感覚だと、究極や始原という意味で付けた雰囲気がありますけど、単なる偶然だったりします。仮に一年ズレて九九式や壱式になっていたとしても、これはこれで良い感じなんですけど。機体としては最高速度と運動性能、そして航続距離が優れていました。つまりは徹底した軽量化の賜物です。その完成度の高さから、改良を加えながら終戦まで生産が続けられます。その総数は一万機くらいとされています。しかし大戦後期には米国製と比べて抜きん出ていると言い難くなり、苦戦を強いられます。良くも悪くも、傑作を超えられないというのはありがちな話です。未だにAK-47の後継やコピー品が現役な訳ですし。耐用年数で仕方なく買い替えたものの、前のが良く出来てたよなと感じる経験はどなたにもあるんじゃないですかね。

(・ω・) 思い出補正もあるから、客観的にどうかは怪しいけど

【暴力団員であることを隠さず警察官になるくらいには】
月:何をしたら、公認天使になれるのだろう。
黄:悪魔扱いを気にしてたとは意外なんだよぉ。
月:というか、両方に所属して良いとこ取りしたい。
マ:発想が小賢しいで。
黄:悪魔の思想からして追い出したりはしないだろうけど、
 天使入りのハードルがとてつもなく高くなるんだよぉ。


【同時代に千人くらい居たら価値がなくなりそう】
朱:単純に、天使さんの真似をするのはどうでしょうか~。
月:あいつら、普段なにしてんだ。
メ:欲に負けず己を律しろと説いてる、らしい。
黄:何で伝聞なんだよぉ。
メ:私が直接行くと、メシアが量産されるから。
朱:影響力が大きいというのも、考えものです~。


【社長も三代目はドラ息子と相場が決まってる】
月:私がその発言をして、説得力があるとでも。
朱:世の中、月読さんを知ってる方ばかりじゃありません~。
マ:そこそこ偉いんやし、演出を凝ればチャンスはあるで。
黄:こうやって宗教は虚飾に塗れるんだよぉ。
メ:カリスマが何代も続くはずないんだから、
 ハリボテを作らなければ継承できやしない。


【江戸時代の貧乏御家人みたいな感じか】
月:賄賂で末席に潜り込めないものか。
黄:爵位も売買されるようになったら末期なんだよぉ。
朱:成金天使って響きが酷いです~。
マ:没落貴族ならぬ、没落天使が誕生しそうや。
月:神様側に所属してる限りは悪魔じゃないんだろうけど、
 居場所が無くなったら時間の問題な気がする。

 善悪は別にして、それなりの地位と名誉は金銭で手に入れることが可能です。バレバレだと、成り上がり扱いされてあんまし尊敬されない訳ですけど。ガワを持っていると便利ですが、万能でも無いのが良い塩梅なのかも知れません。
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