土壇場という言葉があります。ドタンバと読みます。ギリギリが差し迫った、後が無い状態を意味します。どちらかというと、もう終わりだというネガティブさより、起死回生のシチュエーションという印象が強いものです。壇という字は、壇上などでも見られますが、周囲と比べて一段高い状態を指します。土壇は文字通り、土を積み上げて盛り上げた場所のことです。斬首を行う処刑場に対して使うことが多かったので、現行の用法に繋がったとされています。完全に詰んでいるとしか思えませんが、一発逆転に近い雰囲気を纏っているのは不思議です。創作では刀を振り上げた瞬間に何かが起こって助かるみたいな展開がありますけど、現実でも多少は確認できたのかも知れません。派生語に、ドタキャンがあります。土壇場でキャンセルを縮めたものです。日本語と英語を組み合わせた俗語ですが、ドタの音が慌ただしさを醸し出しているのか妙に定着しています。ちなみにドタバタは単に擬音から来ているらしいので関係がありません。改めて響きって大事だと痛感させられますね。 (・ω・) 一方のバタは、乳製品のイメージで塗り潰されつつある 【マグマの方がイメージとして近いのでは】 玄:吐血をしてみたいんですが。 朱:人工物の玄武さんには難しいと思います~。 黄:血液の定義を広げるという手があるんだよぉ。 月:動物にしか流れてないとするのは傲慢と言えるな。 玄:地球にとっては小川のせせらぎが毛細血管となり、 生命体感が増すのではと考えます。 【ハードの問題ってことに変わりは無いのに】 朱:理由を伺っても良いでしょうか~。 玄:最強クラスの人物を弱体化させるのに、 何かしら病んでいるとするのが有効だからです。 月:そうでもしなきゃ退場させづらいのはある。 黄:機械の不具合だと単なる弱点になる辺り、 世間的には別物として扱ってるんだよぉ。 【そういう日もあるよねとか適当を言うしかない】 玄:オイルを真紅にすることで生き物っぽさを出したり、 逆に青や緑であれば異種族であると演出できます。 黄:その小賢しさがダメなんだよぉ。 朱:いっそあまり使わない色にしてみるのはどうでしょう~。 月:口に相当する場所から桃色の液体を噴出したら、 体調以外をツッコみたくてしょうがなくなるだろう。 【そこに辿り着けるなら本来の目的を達成してるだろ】 黄:完璧ロボに無理なく欠点を搭載するのは難しいんだよぉ。 月:それ以前に、玄武はそこまで強い扱いじゃないという。 朱:ベストコンディションなら、 まず負けない方がやってこそです~。 玄:手始めに、上り詰めないといけませんか。 黄:この主客転倒っぷりが、実にらしくはあるんだよぉ。 謎の吐血、心臓病、ガラスの肉体が、強キャラに与えるハンデの三種の神器と言っても過言では無いでしょう。いっそ、この3つと言わず考えられるだけ盛りに盛ったらギャグになるのではとか、少しだけ思ってみました。 PR スタンガンと呼ばれる護身具があります。英語表記はstun gunです。スタンとは気絶させる、立ち尽くさせる、といった意味です。電気ショックに依って相手の動きを一時的に封じ、その隙に逃走を図るのが主な使用法となります。神経系は電気信号に反応するので、外部から強烈な干渉を受けると脳からの指令を阻害されてしまうという理屈です。創作では昏倒させる程の電圧だったりしますが、人間の意識は簡単に飛ばないのであくまでフィクションです。もちろん、常軌を逸した出力のものを使っていれば話は別ですけど。20世紀は電気と共に発展したと言っても過言ではありませんが、同時に人体への影響も研究されてきました。拷問などといった後ろ暗い使われ方もしましたが、限界を探るという意義も確認できます。そんな中スタンガンは、アメリカで第二次世界大戦後に制圧用として開発されました。その後、日本にも輸入され、アングラ感は拭えないもののそれなりに普及したという経緯です。前述の通り、合法で手に入る分にはビクッとなる程度です。しかし生物の歴史を紐解いても、感電なんて結構なレアケースです。そこを踏まえると真っ当な感覚の持ち主なら警戒心が先立って距離をとるので、役に立たないということは無いんじゃないですかね。 (・ω・) 落雷と電気クラゲとか以外で、自然界にあったっけか 【科学技術も基礎研究なくして成り立たない】 朱:月読さんは、何か無いんですか~。 月:神代の頃より書き溜めた、竹簡の山が火を吹くぞ。 黄:紙が高級品な時代からやってるんだよぉ。 朱:いずれにしても、資源の無駄遣いかも知れません~。 月:有象無象の底辺が支えてるからこそ、 ピラミッドの頂上が芸術品として扱われるんだ。 【返す返すも要約能力って大事だな】 月:高級画材も素人が描き殴ったら無価値になる辺り、 文化は無為と紙一重であるとすら言える。 朱:それは食材なんかも変わりませんし~。 黄:生の方がうまいと言われるのは屈辱なんだよぉ。 月:そこで、切っただけ疑惑がある刺身を登場させる訳だ。 朱:何の話でしたっけ~。 黄:こんだけ会話がとっ散らかる輩に、 コンパクトな名言を生み出せるはずが無いんだよぉ。 【究極的には思想を統一するしか無いし】 朱:ふ~に~。 黄:考えてみれば、その鳴き声が定番なんだよぉ。 朱:締まらないんですけど~。 月:張り詰めた空気を解きほぐすのには使える。 黄:音源化して拡散すれば世界平和に繋がりそうでいて、 それは洗脳の類ではという疑念が付き纏うんだよぉ。 【一仕事終えた感じだけど何もしてないような】 黄:要望はたしか、愉快で中身がある感じながらも、 個性を重視して欲しいだったんだよぉ。 月:ほぼ満たしてるし、相談するまでも無かったな。 朱:幸せの青い鳥じゃないですか~。 月:灼熱の鳥である朱雀なのにブルーバードってのが、 うまいこと繋がって良かったと思う。 この、小綺麗に纏まったようでいて、本当にそうかと小首を傾げてしまうのが実に黄龍ちゃんです。こういった雰囲気を狙って出しているのか自分でも分からなくなりますが、らしくて良いんじゃないかということにしておきます。 達者という言葉があります。タッシャと読みます。達という漢字には、栄達、発達、通達など、特定の場所に辿り着く的な意味合いがあります。なので本来は達人と同様、何かを修めて一定以上の技能を有している人を指す単語です。漢語だったものが定着したとされています。ここから少し変質して、長けていること、巧みであること、強かであること、といった使われ方もします。肉体的に健康であることというニュアンスもあり、足腰が達者などと表現をします。別れ際に『御達者で』と声を掛けるのは、意訳すると『壮健を願っている』みたいな感じでしょうか。一方で、口が達者、金儲けが達者、など能力は認めているものの、軽んじている雰囲気を纏った言い回しになるケースもあります。前述の達人と何処で差が付いたのか。改めて言語とは紙一重の存在だと思わされます。 (・ω・) 太鼓の達者というタイトルだったら売れなかっただろうな 【無限湧きポイントで雑魚狩りしても終わらないのと一緒】 マ:世に悪が栄えた試しは、意外と多いんやで。 朱:考えさせられますね~。 黄:腐る時はとことんまで行ったりするんだよぉ。 マ:そこから立ち直ることで見出だせるものもあるはずや。 朱:どうしてこうも責任を取らないんでしょう~。 黄:ちょっと煽っただけで図に乗る人間も大概だし、 一方的に責めても始まらないんだよぉ。 【そんな世界はやってこないと理解すれば一人前】 メ:そういった時に救いの手を差し伸べると効率的。 朱:酷いマッチポンプです~。 黄:詐欺とかも、恫喝役と宥める役で感情に訴えかけるんだよぉ。 朱:平和になればなるほど宗教が必要とされないって、 私達の存在意義はどうなってるんですか~。 黄:気付いてはいけないことに気付いたのかも知れないけど、 明日には忘れてるであろうことが朱雀の美点なんだよぉ。 【その手の不条理をぶち壊すのが定番だったような】 メ:神の気まぐれに振り回されるが良い。 朱:完全に悪者です~。 黄:個人的には、厄介な上司に翻弄される、 中間管理職の困惑と悲哀が感じられるんだよぉ。 メ:横暴な取引先でも可。 朱:立場の違いを背景に圧力を掛けるのは、 何処の世界も変わらないと思い知らされました~。 【人間だって虫けらに配慮して生きてないからな】 メ:そんなつもりは無いのにパワハラ扱いされるのは困りもの。 朱:メタトロンさんって唯一神に近いですから、 やらかしてそうではあります~。 黄:私、何かしてしまいましたか、ってやつなんだよぉ。 月:こういう系統の無自覚強者は、 普通にヘイトを溜め込むのが面白くもある。 無茶な要求をされた時、そこに悪意があるのとないので、どちらが腹立たしいのでしょうか。言い換えると、困らせてやる目的があるのと、ナチュラルに下に見てるということになる訳ですが、難儀な度合いでは良い勝負な感じがあります。 コルクと呼ばれる木材があります。コルク樫の樹皮を加工した素材全般を指すのが一般的です。弾力性に富み、頑丈で、気密性が高いということで、確認できるだけでも二千年は前から利用されていました。乾燥させた皮を直接くり抜いたものをコルク栓として用いるのが有名です。特にワインのそれは代名詞とさえ言えるでしょう。最近はキャップ式も増えていますが、僅かに空気を通すというのが良いらしく、熟成が推奨される高級銘柄では今後も使われ続ける様です。穴が空いた余りの部分は粉砕して、接着剤で固めて使用するので無駄がありません。そもそも木を切り倒すのでは無く剥ぎ取るだけなので、時間を置けば再生します。その際に吸収する二酸化炭素の量が多いことから、エコロジーであるという見解もあります。ちなみにコルク樫の寿命は200年程度とのことなので、気長な話ではあるんですが。目先のことしか考えずに杉を植えまくった日本の役人では、使いこなせないのではないでしょうかね。 (・ω・) 春が近付くと、恨み節が出てくるのはしょうがないよな 【外見がドラ猫だから深いと感じる人も居る】 猫:まーご。 朱:『猫のトップ層で満足する心構えでは、 永遠に下層を彷徨い続けることとなる』ですって~。 黄:良いこと言ってるのかどうかは別にして、 通訳が入るのは格好つかないんだよぉ。 白:だけど言語が違う国の大物だと仮定したら、 流されるタイプはコロッとやられるかも。 【中身の無い演説ほど長文となるのに通じるものが】 月:それより、啓発セミナーっぽくなってるのが気になる。 朱:私は正義側というより、悪役の言葉みたいだと思いました~。 猫:なーお。 朱:『要点を纏めきれない朱雀が悪い』だそうです~。 黄:たしかにこういったのはスパッとしてるもんだけど、 そんな文章作成能力を求める方が間違ってるんだよぉ。 【とはいえ口にしなければ始まらないのが面倒くさい】 赤:けくけきか。かかこきくけか。 黄:普段より文言が多いけど、中身はサッパリなんだよぉ。 朱:『言葉で伝わるものなんてちっぽけさ』的な感じです~。 黄:雰囲気はあるけど、発言を理解できないつってんだよぉ。 朱:言語化の危うさも含めてということにすれば、 意味深になるんじゃないですか~。 【権力者の崩御は良くも悪くも利用価値が高い】 黒:ダモクレスの剣を、俺に突き立てろ。 黄:多分、ダモクレスの剣が何か分かってないんだよぉ。 月:玉座の上にぶら下げられてるイメージで、 王の危険と孤独を表現してるんだっけか。 朱:刺さったらダメですね~。 黄:それで死んだ場合、運が良ければ祭り上げてくれるけど、 巡り合わせ次第でありとあらゆる汚名を着せられるんだよぉ。 もしかしたら、こういったセリフは内容なんてどうでもいいのかも知れません。大事なのは勢いとスタイリッシュさです。そればかりだと話の破綻がとんでもないことになるのですが、強引に押し切る作風も嫌いではありません。 彗星と呼ばれる物体があります。スイセイと読みます。尻尾の様に細長い輝きを放つ太陽系の小天体を呼称したものです。掃除用具である箒に見立てた箒星(ホウキボシ)という異名もあります。ちなみに彗もホウキのことなので、意味は同様です。当然のことながら彗星も太陽の重力に囚われているのですが、その軌道は細長い楕円形が多くなります。その為、星に依っては海王星の外まで飛び出していってしまって、その時は肉眼で確認することができません。逆に近接する時は目立ちます。古来より、どちらかというと凶兆として扱われていたとのことです。その本体は岩石と氷の混合体と言われています。昔は氷の方が多いとされていましたが、最近の学説では逆転しているらしいです。太陽に近付くと一部が溶け出し、プラズマにまでなることで光るというのが現代的な見解です。なので星としては寿命が短く、数万から数十万年程度で消えて無くなるんだそうです。ということは何処かから延々と供給され続けている訳ですが、今なお定説が無い謎に満ちた存在だったりするのです。 (・ω・) 太陽系内すら分からんことだらけって、普通にやべーよな 【龍族は心が擦り切れない限り老けないからな】 青:責務に終焉はありません。 黄:それっぽいこと言ってる風だけど、社畜が極まってるんだよぉ。 玄:大人は行動に責任を負うものですが、 無制限に求めるのは子供というのを思い付きました。 白:出来っこない理想を掲げるのは青臭さの証ってことでいいの。 朱:四神で最年長の青龍さんがというのも、味わい深いです~。 【称賛に転じるのも一貫性に欠けるんだけど】 青:クリアすべきラインが、少し高いだけという認識なのですが。 白:人間の感覚で言うと、 棒高跳びでビルを飛び越えるくらいをイメージしてる匂いがする。 玄:その道の天才でも、挑んだら狂人扱いされるでしょう。 黄:何事も初めて挑戦する時は奇異の目で見られる訳だけど、 成し遂げたとしても迫害しかねないのが人の業なんだよぉ。 【踏み留まったからこそ絶妙に仕上がった可能性はある】 亜:正気と狂気の境界は、神にさえ定められない。 朱:凄く大仰なことを言ってるようで、 研究を好きにやらせろってだけですよね~。 黄:言い訳をするってことは、ヤバい自覚があるんだよぉ。 玄:私が微妙にネガティブな性格をしているのは、 その後ろめたさが原因なのではと思ってしまいました。 【自分を止める為に生み出したと解釈すれば様になるな】 朱:いずれ罪悪感から解き放たれて吹っ切れた、 パーフェクト先代玄武さんが誕生するんでしょう~。 黄:バトル作品みたいな覚醒なんだよぉ。 玄:現状でも、ギリギリアウトみたいなところがありますけど。 黄:その時が来たら玄武が自爆で道連れにしてくれれば、 偉大な英雄として銅像の一つくらい建ててあげるんだよぉ。 突拍子もないことを始めて物珍しげに見られると言えば、方舟で有名なノアを思い出します。考えてみるとあれって、ざまぁ系の先駆けになるんですかね。神を信じないとこうなるんだという意味では、外れてない気がしてなりません。 |
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