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2011

0808

 どうでもいい話! 何でも、小惑星の中に、ワビサビというものがあるんだそうです。しかも命名者はアメリカ人。英語じゃない……よな。きっと何やら日本人的な美意識を刺激してくれる造形をしているんでしょう。具体的にどういうものなのかは、今一つ思い付きませんけど。

( ・ω・) 国際文化交流の末に、人類文化は一体どうなるのかを、考えさせられますよね

『ギャオーン』
『氷は、氷だけはだめなのー』
『タイチョー。俺が死んだら、私物は中身を見ずに処分してくれー』
「……」
 何なんだろう、このモンスター達は本当に。
『済まんな。今一つ緊張感に欠ける部下達で』
「あ、いや」
 今の攻撃で、ヒートギズモと溶岩魔人が数匹吹き飛んだ訳だし、謝られるのも筋が違う気がする。
『返礼として、我が最高魔術を披露するとしよう。先程の、手心を加えたものとは一味違う、真の魔族の恐怖を――』
『マホトーン』
 冷気漂う戦場の空気が、輪を掛けて凍りついた。魔法封じの呪文が、エビルマージに効果を発揮したんだ。
「油断大敵ですわよ」
 ア、アクアさんの、空気の読めなさはこの域にまで達していたのか。凄く良い仕事したのに、感情の処理が追いつかないよ。それにしても、シャンパーニでクレインにも効いたことあるし、アクアさんのここ一番でのマホトーン成功率は、かなり高い気がしないでもない。
『たしかに、油断だな。失態と言い換えて良い程だ。だが、これで戦局が変わったという訳でもない』
 刹那、エビルマージが音も無く、高速で間合いを詰めてきた。こいつ、マージ、魔法使いの名を冠しておきながら、近接戦闘も出来るのか!?

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2011

0807

 一般論として、中国は完全の中の美を好み、日本は不完全な中の美を好むという話を聞いたことがあります。まー、大体合ってるような気はしますけどね。私も、不完全なものの方が興味を惹かれますし。侘び寂びなんて、そーいうものの典型の気がしないでもないです。深くは知らないので、あくまで雰囲気ですが。

( ・ω・) 黄龍が完全美で、天照が不完全美……だと?

「それって、自分で言うことじゃないよね」
 軽口を叩けるくらいの、頭の余裕が出てきた。僕も大概、感化されてるかも知れない。
『悪い話では無いぞ。たしかに我々の任務は残党狩りだが、君を捕らえる功はそれに勝る。そして、君達は若いとはいえ、それなりの修羅場をくぐり抜けている。こちらも、無闇に隊員を減らす真似はしたくないのでね。何もかも得ようとするのは、人間という不完全な存在の悪癖だ。
 ああ、心配するな。捕らえるとはいえ、時が満ちるまではそれ相応の礼遇を以って接しさせてもらう。無論、下手に暴れられぬよう、魔力に枷は嵌めさせてもらうがね』
「随分と、好き勝手言ってくれるなぁ」
 素直な感想が、口から漏れ出た。
「一番単純な、あんたらをぶちのめして四人で突破するってのが抜けてるよ」
 エビルマージがどれ程のものかは知らないけど、少なくてもシスがジパングで見せた緊張状態になっていない以上、ヤマタノオロチよりは格下だろう。この場で叩きのめせるかどうかはともかく、逃げ出すことまで不可能な相手だとは思えない。
『ヒャダイン』
『ヒャダイン』
 氷系呪文が苦手と言っても、これだけ露骨に炎系統を並べた相手じゃ、そうも言ってられない。シルビーさんと共に、広範囲氷結呪文をお見舞いした。

 


2011

0806

 暑い夏が帰ってきましたが、皆さんは如何お過ごしでしょうか。まあ、八月はこれくらい暑くても文句はさして無いんですけどね。だって、八月だもん、暑くて当然じゃん。米不作になっても困るしさ、的な感じで。

( ・ω・) だが九月の残暑という名の猛暑。てめーだけは許さねぇ

『なぁ、勇者アレクよ。君は、賢明であろう?』
「何?」
 再び目線をこちらに向けてきた奴は、そんなことを問い掛けてきた。
『選びたまえ。抵抗し、連れの女性三人を惨殺した後、君だけが連れ去られるか。或いは、君がすぐさま降伏し、三人を見逃して貰うかを、だ』
「……?」
 発言の意図を理解するのに、幾らか間を必要とした。言い振りからして、奴らは僕を欲している?
 恐らくだけど、話の流れからして、勇者としての僕ではないだろう。となると――。
「お前らは、素質を持った魔法使いを集めて、何を企んでいる?」
 半ばカマを掛けるようにして、質問を返した。
『ほぉ、そこまで気付いているとは、優秀、優秀。無駄な労力は、使わずに済みそうだ』
「やっぱり私が、数に入っていないだと」
「あら、わたくしもですわよ」
「魔力なんて無いあたしにゃ関係ない話だーねー」
 この女性陣のお気楽さは、そろそろ本気でどういうことなのか解説が欲しい。
『君の言う通り、我々は優秀な魔法の使い手を求めている。魔法使い、僧侶、賢者といった、人間の作った区分に興味はない。必要なのは、純然たる資質。喜びたまえ。君は、我々魔王軍のお眼鏡にかなったのだよ』

2011

0805

 何でも、子ども手当が廃止されるのが正式決定されたそうな。個人的な予測としては、一年で消えると思ってたんですけどね。震災のドサクサと、空手形先行という子供地味たやり口で二年強行してしまいました。マニフェストとは、何だったのか。あれ、みんなの党が、マニフェストじゃ印象悪いって、何か新しい言葉使ってませんでしたっけ?

( ・ω・) そうそう、アジェンダ。割とガチでほぼ忘れてた

『君が何を言っているか分からないな。その家は、空き家だぞ』
 僕の方が、何を言っているのか理解できなかった。
『考えてもみろ。この一帯は、五年前に我がバラモス軍の支配下となった。幾らか、人間の軍勢が入ってきたこともあったが、威嚇をするだけで逃げ帰っている。それはそうだ。奴らにとって、この村は既に、地図から消えた場所だからな。
 そんな場所に、少数なりとも、人が住めると思うか。歴戦の勇士ともなれば話は別やも知れぬが、その様な存在を中央が耳にせぬ程、魔王軍は腑抜けてはいない』
 発せられる情報に、頭が追いつかない。どういうことだ。一体、何が、どうなってる。
『半分燃えてしまったとはいえ、家を見てみろ。明らかに風雨に晒され、しかも手入れされずにいた朽ち方だ。どの様な者を見たかに興味は無いが、大方、君達と同じ流れ者が一夜の寝床に選んだだけの話だろう』
「違う!」
 意に介さず、声を荒らげていた。
「あの人達は、ここで生活を営んでいた。ささやかだけど、確実な幸せを手にしていたんだ。そのことを知らないお前に、何が分かる!」
『我々にとって、その話はどうでもいいのだがな』
 言って、エビルマージは、視線を中空に向けた。


2011

0804

 今、気付いたこと! よくよく考えてみればアレクって、ドラクエ的に考えると、職業は勇者っていうよりは、魔法剣士ですよね。でも、ドラクエ界の魔法剣士といえば、2のサマルとか、6のアレとかですか。7以降は知りませんが。うん、ぶっちゃけた話、微妙極まりないよね!

( ・ω・) 名前だけは格好いい。うん、名前だけは本当に

「ひょっとして、クレインとリオール君を連れ去ったのって」
「あの男。魔王直属部隊、『紅蓮』隊長、エビルマージ」
「エビルマージ……あれが、高位モンスター」
 その存在を耳にしてはいたものの、ヤマタノオロチを除けば、目にしたことは無かった。生まれながらにして、天才と呼ばれる人間の更に上を行く存在――魔法研究者の端くれとしては興味が湧くけど、敵として相まみえるのには覚悟が必要だ。
『ふむ、しかし困ったね』
 エビルマージは、何やら自問自答を始めた。
『たしかに、ここに勇者アレクが居たこと自体は僥倖を言えよう。だが、捕える手立てはどうする。先程と違い、ここには火力で押すことしかできないアホしか居ないではないか。万に一つでも殺してしまっては、バラモス様に申し訳が立たない』
『アホとかひでーでゲスで、たいちょー』
『燃やす? 燃やす? 燃やしちゃう?』
『炎とは熱と光の混合物! 即ち、力の代名詞とさえ言えましょう!』
 何だ、こいつら。僕が今まで見てきたモンスターとは、何かが違う。
「そんなことより、ジョンさん――ここの家の人達はどうした!? 人質にでもしようって魂胆なのか?」
『家の人?』
 その声は意外にも、想定の外側から投げ掛けられたかの様だった。

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