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 最近、思うんですよ。セネレの裏テーマってもしや、兄弟姉妹愛なんじゃなかろうって。そもそも、話の根幹には桜井姉妹という二人の選挙参謀が居ますし、第一話を『お兄様』なんて語りかけからスタートしたもんだから、公康にも兄貴が出来ましたし、本編終わった後の新キャラも、誰かの兄だの妹だのがちらほら。しかも皆、何だかんだ言って仲良いですし。こう、セットで絡ませると、話の進み方も良好になってくるよね。

( ・ω・) 嗚呼、一人っ子のりぃの存在感が又しても薄れていく……

「わたくし達、かなりの地域を転々として参りましたが、御実家があるアリアハン以外で、具体的に何処を思い浮かべられましたの?」
 わーお、どうやら分り易い自爆をかましてしまったみたいですよ。
「どこ、でも、いいじゃない、ですか。生まれは、アリ、アハンなれど、こうも旅から旅の、大烏ともなれば、世界の至る所が故郷、みたいなものででしてね――」
 女性が相手となると嘘をつけない癖は、相変わらずこの通りです。
「トヨ様は、同性のわたくしから見ても魅力的な方ですわよ」
「誰も、トヨ様の話だと断言してないじゃないですか」
 そもそも、アクアさんもそうだけど、トヨ様も女性としては異次元を走り過ぎてていて、同性という認識には色々と無理があると思うんです。
「まー、手紙くらい好きにしろって感じだけどねー。夜にこっそり会いに行くようなら、錨を上げて船を流して、帰れなくしてやるけど」
 さりげなく、恐ろしいことを言われた気がしないでもない。そもそも、僕のルーラは着地点が微妙に曖昧で、大陸間とか的が大きければともかく、こんな船一つを目がけて飛び移れる自信なんて無い。
「手紙は、人と人の想いを繋ぐ素晴らしい伝聞手段だよ。心を書き記して、場合に依っては後世の人達に読まれたりもなんかする。それは時に恥ずかしいことかも知れないけど、生きた証の一つとも言えるんじゃないかな」
 本当、心の底からどうでも良いと思ってる時ばっかり、ペラペラと動く口はどうにかならないものかなぁ。
「ふーん」
 ああ!? 魂が籠ってないのがバレバレなのか、シスの目が凄く冷めてるし!?
 わーん、シスに手紙の話なんて、もう二度と振ってあげないんだからね!

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 沖縄県知事選が告示されました。今回、民主党は独自候補を立てないという醜態を晒しましたが、推薦すらしてねぇのかよ。そりゃ、民主の看板を立てるなんて愚かな真似はするわきゃないんですが、本当に断る争いになってたんですね。ダチョウ倶楽部の上島ちゃんの俺が俺がみたいな感じで、誰か引き取っても良かったんじゃないですかねぇ。

( ・ω・) 普天間でグダグダして以降、まともに候補を立てた記憶が無いんだよぉ

「結論。僕達は今後も、必要な伝達事項以外は、好きなことを好きな様に書き記すことになると思います」
「一々、断ることでもないでしょ」
 まあ、それはそうだよね。
「うーん、トランスの奴、元気にしてるのかなぁ。文章が簡潔すぎて、全然、分からないんだけど」
 そこまで気にしておきながら、自発的に手紙を書こうとはしないシスって、やっぱり大物なのかも知れない。
「でも、そっちはそっちで奥深い部分があるよね。手紙書いてる方の健康状態なんて、よっぽど文字が乱れてない限り、中々気付けないっていうか。極端な話、筆跡真似されて代筆なんてされたら、まともに腕を動かせない状態でも分からないかも知れないし」
 世の中、相手のちょっとした変化に勘づいて、本物かどうかを見極められる人ばっかりじゃないのです。
「やっぱり、大切な人とは折を見て会っておけということですのね」
「うくっ」
 何だか、どんな顔をしていいのか分からないのを言い訳にして、アリアハンに一度も帰ってないのを怒られた気分です。
「たしかに理想的にはそうなのやも知れませんけどね。私と致しましては、色々とやるべきことも多い身でして、世界のあちらこちらへそうそう向かい難いものがございまして――」
 とは言え、キメラの翼という便利な道具があって、ルーラも習得した今、世界の広さなんて必ずしも言い訳にはならないんだけどさ。
「世界中のあちらこちらへ、ですの」
 あ、あれ。その奇妙というか、ニンマリとした笑いは一体、何なのでしょうか。

 senngoku38こと、件の衝突映像を流出させたとされる人物が自ら名乗り出てきたそうです。まあ、まだ裏を取ってないこともあってか、これを書いている時点では逮捕もされておらず、事情聴取の段階なのだそうですが。
 しかし、真犯人だという証拠も無いというのに、仙谷官房長官は顔が真っ赤ですよね。あるぇ、小沢っちの時は、裁判結果が出るまでは推定無罪の原則を守るべきだとか言ってなかったかしらん。しかも逮捕もされてないから、まだ形式上は一般人でしょうに。一人で内閣をクラッシュしておりますなぁ。

( ・ω・) ふふふ、小沢など、壊し屋の中では一番の小物。強制起訴されるなぞ面汚しよ

「何の話をしておりますの」
 たまたま通り掛かったのか、アクアさんが廊下から声を掛けてきた。
「アクアさんって、どんな手紙を書いてると思う?」
「案外、普段の言動とは相反して淡々とした文章かもねー」
「ですの?」
 仲間いじりは、これくらいにしておくとして。
「いや、手紙の整頓をしてて、アクアさんも実家に何かしら書いてるみたいだから、その内容はどんなのかなぁって思ってさ」
「普通ですわよ」
「と言うと?」
「最近懲らしめました賊や悪党のことをつらつらと、ですわ」
 それを普通という業界は、世界中探してもアクアさんの所と、あと幾つかくらいだと思います。
「そういうアレクさんは、何を書いておりますの?」
「そーいや、人のことばっかで、自分のは全然言ってないよね」
 う、しまった。こうなるのは分かりきってた流れなのに、全然、対策して無かったよ。
「普通、かな」
「と言いますと?」
「最近覚えた呪文の話とか、新しい魔法理論についての見解とか、さ」
「それ、普通なの?」
「普通って、何なんだろうね」
 とりあえず、遠くの方を見て誤魔化しておこうかなって思うんだ。
「というか、そういう見方をすると、手紙って凄く難しくなっちゃうよね。会話と違って顔を見ながら微調整も出来ないし、結局、一方的に好きなこと書くしか無いっていうか。定型的な仕事だけの話ならいざ知らず、僕が書いてるのは半分以上、私的なものだし」
 意図を伝えるだけが目的なら淡白になるけど、文豪でもない一般人たる僕達が早々、文章に趣を与えられる訳でも無い訳で。結局、どうしろって言うのさ。

 何でも、事業仕分けが適正に行われてるかを改めてチェックする再事業仕分けなるものが行われるそうです。まー、どうにも予算がある程度維持されてる場合は、官僚が悪いことにしようとしてる空気がありますが、要は民主党に威圧感というか、迫力が不足してるから舐められてるんじゃないと。政治主導とはなんだったのかと、ドヤ顔で言えばいいんですかね。

( ・ω・) ここに掛けられてる手間と予算が一番の無駄だと、ばっちゃが言ってたよ!

「他にも、クワットさんのも、中々に興味深いよ」
「業務報告書でも添付されてんの?」
「いや、これが意外なことに八割くらいが奥さんの話なんだよね。流石に残りの二割は商売絡みなんだけど、割とおざなりでさ。僕としてはどう返事を書いたものか判断に困るんだよね」
「それも、裏の意味があるとか考えてる訳?」
「そうそう。『せっかく勇者として投資してやったんだから、とっとと儲け話を持ってきやがれ』って遠回しに煽ってんじゃないかとか」
「良くそんなんで勇者が務まるよね。『そっちが勝手にくれたのに、対価を要求するなんていい度胸じゃねーか』くらいふてぶてしくないと、やってらんない商売でしょ」
 正直、務まってないからこそ、こういう方向に気を遣うという説もあったりするのです。
「まあ、商売にかまけまくって奥さんをないがしろにするよりは良いんだよ、きっと」
 普段、余り構ってないからこそ、罪悪感でこんな手紙を書いている可能性については、触れない方向で。
「母さんは……余り、面白くは無いかな。やたらと、僕の身体の心配してるくらいで」
「母親ってそーゆーものらしいからねぇ。あたしのは何処に居るのか知ったこっちゃないし、子供産んだこと無いから分からないけどさ」
 さりげなく、重めの話になっちゃってる様な気がしないでもない。どうにも、シスと話してると庶民感覚と言うか、世間一般の会話がどういったものだったか分からなくなってくるから恐ろしいものだと思う。

 菅総理曰く、『(総理大臣という職に)石にしがみついてでも頑張る』んだそうですが、この先、どうなるんでしょうね。いえ、一部には、何がどうあろうと民主党はあと三年、政権を手放さないという意見もありますが、ここまで支持率が低迷したまんま、三年頑張った総理を私は知りませんしね。せいぜい半年くらいでしょうか。あの鳩ぽっぽでさえ、参議院選の圧力で辞めざるを得ませんでした。それでも負けましたけど。
 つーか、たしかに論理的に国政選挙は三年後まで引き伸ばせますが、来年は統一地方選挙の年ですし、そこで民主総崩れになる見通しが立つと、民主党の内部崩壊が始まるんじゃないですかと。正直、頑張ろうと思って頑張れる環境には無いと思うんですけどねぇ。

( ・ω・) ついに、ヤケクソの小沢総理が誕生する時がやってきてしまうのか

「まあ、人生の節目節目で過去を振り返れるかも知れないし、やってみるのもいいんじゃないかな」
「何か、年寄りっぽくない?」
 自分でも、ちょっとくらいはそう思うけどね。
「キメラの翼もすっかり高くなったけど、それくらいのお金なら出すよ」
「だったらその分、現金で貰った方が嬉しいけどなぁ」
 感性が鋭いのと、文化的なものを受け入れる下地があるかはあんまし関係ないと、ちょっと思わされたよ。
「詩文とか、結構、面白いよ。ほら、このこのトヨ様が書いたものなんか、趣があるって言うか」
「何か、すっごい読みづらいんだけど」
「まー、ジパングってアリアハン統治時代から半分独立してたみたいな国だし、文字や言い回しが独特なのはたしかだよね」
 その中でも、トヨ様の喋りが特に奇異なのは触れるまでも無いとして。
「『ススキ舞い、夕暮れ燃ゆる、稲穂かな』って読むんだと思うよ」
「どういう意味なのさ」
「さぁ?」
 もちろん、言葉そのものが指し示すことくらいは分かるけど、どういった意図が籠められてるかと問われるとさっぱりだ。
「趣があるとか言っといて、何も分かってないじゃん」
「こういうのは、雰囲気を楽しむものだから」
 正直なところ、僕の文化レベルもシスとどっこいなのかも知れないよね。
「いや、トヨ様のことだから、それなりに深いと思うんだよね。言葉を入れ替えたら全く意味が変わるとか、実は人間社会を風刺してるとか」
「中途半端に頭良い人って、そういう深読み好きだよねー。単に夕方にススキと稲穂を見て、綺麗だなーって思っただけかも知んないじゃん」
 中途半端で、悪うござんしたね。



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