2015
終わりも見えてきたので改めてプリンシパルの思い出を語ってみるコーナー。今年の正月辺りに復帰したブログも、週三ペースを守り続け、予定通り、九ヶ月弱くらいで終わりそうです。ぶっちゃけ、他に続けるものも思い付かなかったので、十一期はほぼ確定でしょう。まーた何か適当なカタカナ単語を探してこないといけません。ん? ここまでが五音程度のカタカナだったからって、それを敢えて踏襲する必然性はないんですかね。キリよく十期が終わる訳ですし。『それゆけ黄龍ちゃん! 土留色』、うむ、無いな。その悪意に満ちたチョイスはなんだというツッコミは、華麗に受け流すとしまして。
プリンシパルといえば、新キャラである強欲の悪魔マモンを抜きには語れない感があります。何の脈絡もなくいきなり湧いて、もう立派な準レギュラーくらいの立ち位置です。作者視点で見ればですが。本人が強欲というより、人々の強欲を唆すという、本来の意味での悪魔みたいですね。更に言うと、悪魔という肩書だけで色々と美味しいので、そのキャラクター性を薄めない為、もう他の悪魔は出てこない可能性も考えられます。怠惰の悪魔ベルフェゴールと月読の最終決戦はどうするんですかーと言われると、ちょっと見てみたくはありますが。でも、黄龍ちゃんとか、そこら中、だらけてる奴ばっかりなので、どうやったらそいつらをブチ抜けるキャラクターを獲得できるのかという問題も残ります。もう怠惰が過ぎて軟体生物となり、アメーバ状のスライムのように生活するくらいしか無いのかも知れません。そんなのをどうやってコントで表現しつつ、そして誰が読みたいんだという話になる訳ですが。
(・ω・) 出オチとしては、ちょっと面白い気がするのは疲れてるせいだろうか
【あながち間違ってないのが歴史の業か】
朱:万里の長城って~、敵から身を守る為に作ったんですよね~?
黄:北の騎馬民族は、常に中国の裏ボス的存在なんだよぉ。
白:あんまし文字文化が無いからよく分かってないけど、
あっちはあっちで色々と複雑な部族争いとかあったんでしょ。
黄:そういう風に言われると、
万里の長城は隣の夫婦ゲンカの巻き添えを食わない為の、
防音兼防護壁に見えてくるから不思議なんだよぉ。
【独創は所詮雑味とされるこんな世の中さ】
白:しかしまあ、よくあんな長いもん作ったよね。
黄:中国の伝統的な必殺技、人海戦術なんだよぉ。
朱:その人数を動員できる権力を示す意味もあったんでしたっけ~?
白:少数精鋭とか一点特化型をあんまし理解しないのが、
中国の伝統的な弱点でもあるとは思うんだけどね。
黄:個性的とか、アクが強いで括られる朱雀や白虎がそれを言っても、
一種の自虐に感じられるのは気のせいであろうか、なんだよぉ。
【いつから上官になったんだ】
ヘ:今日はお前ら駄馬共に、戦術上の心得というものを教えてやる。
黄:この、ドン引きするくらいの上から目線はなんなんだよぉ。
月:新兵に軍規を叩き込む教官気取りなのだろう。
黄:それ、軍師とか参謀からは相当遠い存在なんだよぉ。
月:別に誰が任命したって訳でもない、自称だから勝手と言えば勝手だがな。
ヘ:貴様らには、まず上官の命令は絶対だという、
基本から叩き込まなくてはならんようだな!
【全体的な構造に無理があるとしか】
ヘ:上が、あのカラスは白いと言ったら、同意しろってやつだ。
月:思うのだが、仮に白いカラスが今更見付かったとしても、
それはカラスじゃなくて別の種族として扱われるよな?
黄:ワシとタカの生物学上の違いは大きさだけみたいな話なんだよぉ。
月:出世魚も、別に鑑定士が居る訳でもなく、漁師と漁港の匙加減一つだしな。
ヘ:こいつら、ネコ科以上に、上下関係というものを理解する気がないな。
ヘルの表記が、平仮名の『へ』であっても、片仮名の『ヘ』であっても、誰も気付かないことに気付きました。初期の容量カツカツのファミコンかよ。
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2015
それゆけ黄龍ちゃん! 十期であるプリンシパルも、そろそろ終わりを迎えそうです。まあどうせ、月読教授が一話か二話紛れ込むんでしょうから、文字通りの『もうちょっとだけ続くんじゃ』になるとは思いますが。朱雀的妹物語やそれゆけ黄龍さん! はもう書かないのかという質問に関しましては、どうなんでしょうね。前者は大体を中学生に押し込めるということに無理がありすぎだろうという構造欠陥を抱えてるような気もします。黄龍と青龍が中三の双子で、妹の朱雀が中一って設定でしたっけ。うむ、今にして思うと何ていうことだ状態です。これはぶん投げたのもやむなしというものでしょう。大体、学園ものにして何かやることがあるかと言われると、本格的に思い付きません。月読教授はいいのかよと問われると、アレは大学ものではなくて、ダメな人間を見下ろして安心感を得る為の作品ですからセーフです。最近はこの手の作風が増えているような気がしないでもないですが、私はむしろダメ人間として共感してしまい落ち込む方の人間です。創作の中くらい、綺麗にまとめましょうよと言いたいところなのですが、私が書いてるものが書いてるものなので、今一つ説得力がない気もしてきました。月読より人格的に下になることは逆に難しいので、やっぱり心を落ち着ける方向で動いてみましょう。
(・ω・) 言ってることがコロコロ変わる人間は信頼に値しないというダメっぷりを披露だ!
【原初の知性の種とか呼び出しそう】
マ:何かを、召喚するでー。
黄:それっぽちの文言に、よくもそれだけ酷い要素を盛り込めたものなんだよぉ。
朱:何かって、つまりランダムってことですか~?
マ:せやでー。ゲームやったらせいぜい、特定の中から無作為っちゅうところやろけど、
これは正真正銘、全宇宙から一つを選んで呼び出す高等技術や。
黄:たしかに技能としては凄いんだろうけど、現実的な使い道が思い浮かばず、
むしろ運次第で太陽系を一瞬で滅ぼしかねない辺りが悪魔的なんだよぉ。
【悪魔がゲシュタルト崩壊を起こす】
?:ふに?
黄:まあ想定の範疇みたいな、なんだよぉ。
マ:どことアクセスした結果やろなぁ、これは。
朱:そ、それが分からないって無責任すぎやしませんか~?
マ:悪魔が、責任とかいう言葉、実践する訳ないやろ。
黄:悪魔界隈では免罪符を唆したのは悪魔ってことになってるけど、
もしや悪魔自身、悪魔であることを免罪符として使ってはいないだろうか、なんだよぉ。
【正直言ってどっちもどっち】
白:重力ってさ、現代科学でもよく分かってないらしいじゃん。
黄:たしか、現象として実証はされてるけど、何で発生するのかは不明なんだそうなんだよぉ。
月:まるで恋心のようだな。
黄:したり顔で、何か言ってるんだよぉ。
白:言えばいいってもんじゃないって教えてくれる、いい反面教師だよね。
月:白虎にだけは、言われたくないことだってあるさ!
【ボケを上乗せされて薄まるのとどちらがマシか】
月:人と人とが惹かれ合う様は、まさに愛のブラックホール。
黄:突っ走ることにしたみたいなんだよぉ。
白:傷口広げるパターンだね。
月:ボケに対してツッコミはあるに越したことはないが、冷淡すぎると心に響く。
黄:こっちとしても、ツッコミ甲斐があるボケをしてくれると助かると言うか、
平たく言うと、ボケの御利用は計画的にといった感じなんだよぉ。
私の記憶では朱雀の羽が重力制御能力を持っていることを絡めて展開するつもりだった気もするのですが、書いてる内に、こんなことになりました。尺が幾つと決まってるオムニバスではよくあることです。というか、普段の二十四個の時も書いてる内に何が何だか分からなくなることはしょっちゅうなのですよ。
2015
スポーツという言葉があります。ある程度生きていてこのフレーズを使ったことのない日本人はほぼ居ないと思うのですが、よくよく考えてみると謎の単語です。まず、しっくりくる日本語訳がありません。運動が一番近いのでしょうが、少し淡白すぎる感があります。辞書を引いてみると、余暇を楽しむ、競技、体力づくりなどを目的とした運動のこととありますが、少し範囲が広すぎないでしょうか。額面通り受け取るなら、身体さえ動かせば全てスポーツな訳です。そういえば、昨今は囲碁やチェスといった頭がメインのゲームも、頭脳スポーツと主張している方々がおられるようです。もう何が何やらです。脳ミソもれっきとした身体の一部ですし、全力全開で使えばカロリー消費が半端ないので、そんなに間違ってない気もします。誰が、筋肉を使わないといけないと定義したのでしょうか。まあ、そうなると日々内臓を使って生きているだけでスポーツじゃないかと言われると、否定できる要素が無い気もしますが。競技性はアレです、長生きした方が勝ちです。レギュレーションは意外と様々あり、死の定義をどこに持ってくるか、寝たきりでは価値が減ぜられるのではないかなど、新興競技だけにルールの制定に苦労している様が感じられます。健康マニアとは、その類のスポーツのエキスパートなのかも知れませんね。
(・ω・) 結論、語ってる間に、スポーツというものがなんなのか分からなくなったよ
【説教を語るにも人格が必要】
月:説教って、結局、する側が悦に入りたいからするもんだよな?
黄:一応、最後まで聞いてから論破してやろうと思うんだよぉ。
月:いや、本当に意味で説教しようと思ったら、
真の意味で相手の為になることを言わなければならないのだけど、
それだけ人生を深く理解してる人がどれだけ居るのかという話だ。
黄:まあそういう側面があることは否定しないけど、
月読が言っても中学生の愚痴にしか聞こえない辺りに真理が見え隠れしてるんだよぉ。
【かなりのタイトルがそうなってませんかね】
黄:で、何をしでかしたんだよぉ。
月:大広間の大画面テレビでゲームしてたら、外国の賓客に見られた。
いやー、櫛名田に怒られた、怒られた。
黄:義妹に、何迷惑掛けてるんだよぉ。
月:不幸中の幸いだったのは、やってたのがロープレに擬態した美少女ゲーだった点だろうか。
あれなら、バトルシステムが秀逸だからって突っぱねれば、まあ何とか。
黄:何ともなってないどころか、むしろ傷口を広げてる件については、
この本格的な苦笑いっぷりから推察してやるのが、ほんの少しの優しさなんだよぉ。
【叡智も過ぎれば毒に転じる】
白:好景気ってさ。つまるところ皆がギリギリまで借金して、
その返済が滞り無く行われる状態のことじゃん?
黄:知恵の実でも食べたんじゃなかろうかって発言なんだよぉ。
月:チエノミ!?
黄:何かこっちは知性が残念になる食物を摂取してる感はあるけど、
人の世に塗れるとは、つまりはそういうことの気もするんだよぉ。
【取引需要があるなら必然の流れとも言える】
黄:んで、景気がどうしたんだよぉ。
白:いや、そういう状態で生産性が上がるってのがよく分からなくてさ。
結局、狩る量を増やさないと、食べられる量は増えないよね?
黄:第一次産業だけで、世界が成立してるんだよぉ。
月:物々交換だけで生きていけそうな連中だからな。
白:私達肉食獣界隈じゃ、鹿肉と猪肉とかの交換比率が、
為替相場みたいに日々刻々と変動してるんだけどね。
貨幣経済が成立してる理由は、世の中これだけ物が溢れると物々交換は成立が難しいからで済むので、拝金主義は本末転倒であると、多分、誰かが言っていました。
2015
年々、凶悪犯罪が増えているという意見を聞くので、年間の殺人事件の件数を調べてみました。結果は、着実に減っています。凶悪犯罪=殺人事件という訳でもありませんし、警察がそう決めないと殺人事件にならないこともありますから一概には言えません。ですが、最盛期である60年前から見ると5分の1、20年前から見ても、半分くらいになっているようです。少なくても、全体として増えているということはないでしょう。如何に、印象だけで物を言っている人が多いかという一例であると思えます。無論、これは旬であるニュース、最近でいうと未成年の被害者が発生すると大々的に特集を組みだすマスコミサイドの責任も大きいのですが。売れ線を見定め、それに沿う事件を探すという醜態を晒す輩が、拝金主義者をハイエナと罵る様は、実に滑稽であるとも思えます。レベルが近しいからこそ、近親嫌悪を起こすのやも知れませんが。
(・ω・) みんなも、結論は自分の頭で出さないと踊らされるだけだぞ!
【ネコ科の射程距離は一定だという戦術上の常識】
鳥:ふに! ふにふに!
猫:うにゃー!
白:おぉ、飼い主が飼い猫に追われて逃げ惑ってる。
黄:こんなアニメ、どっかで観たことある気がするんだよぉ。
白:あれは大体、小鳥の方が猫をあしらうけど、
これは割と本気の攻防で、ちょっと緊迫感があるよね。
【そもそも解析する技術が未発達】
マ:放っておいてええんか?
黄:あれで五千年以上生きてる訳だから、天運が味方してくれるんだよぉ。
白:逆に、一生の総量が決まってるとしたら、そろそろ尽きる頃合ってことはない?
黄:朱雀なら、むしろ蓄積しそうな感はあるんだよぉ。
マ:その代償があのキャラクターっちゅう可能性もありそうやな。
黄:何をバカなことをと言いたいところだけど、
こと朱雀に関しては、どのような仮説も否定に足る根拠が無いから困るんだよぉ。
【酷い論理のすり替えがあったような】
猫:うなにゃー。
鳥:ふに~!
白:お、タンスの隅に追い込んだ。
黄:これは、詰みかも知れないんだよぉ。
マ:この状況で助けようともしないアンタらも、悪魔の才能あるんちゃうか。
黄:そうは言うけど、闘犬、闘鶏、ハブ対マングースに至るまで縮小傾向にある中で、
それを軽々しく動物愛護に絡めると偽善者っぽく感じたりもするんだよぉ。
【いいこと言ってるようで碌でもない話だ】
黄:とはいえ、一応、保護者の責務は果たそうと思うんだよぉ。
猫:うにゃ?
白:猫缶空けたら、朱雀に興味なくしてこっち凝視したね。
マ:飼い主様は、猫缶以下の存在っちゅうことか。
鳥:ふ、ふに~。
黄:当面の危機は去ったものの、自尊心は粉々にされる、
命とは、生き長らえるだけで満たされるものでは無いのかも知れないんだよぉ。
そう言えば朱雀は玄武が日本に渡る回以外は皆勤なのですが、今回はそれに含めていいんでしょうか。鳥というクレジットを、朱雀として扱うかどうかが専門家の見解が分かれるところになりそうです。
2015
人の知覚は、存外、雑に出来ているともいいます。例えば、目なんか、電磁波は理論上、無限小から無限大に近いくらいの幅があるのに、認識できるのは、350~800nmという狭い範囲だけです。太陽光からの照り返しを利用する為の能力なので、これで問題無いとも言えますが、随分絞ったなぁとは思えます。そういった意味で、20ヘルツから20000ヘルツまで認識できる耳の方が、精巧にできているという意見もあります。最近では老化によって高音が聞き取れなくなることも知られてきましたが、ふと思うことがあります。人は何故、この範囲の音を知覚できるのでしょうか。人の声は、相当に高い女性でも、せいぜい1000ヘルツを少し超える程度なんだそうです。ピアノの、一番の高音でも4000ヘルツくらいだそうです。最近の研究では単独では認識できない超音波でも、可聴域と和音させることで相乗効果を得ることができるという話も聞きますが、そういうことではないです。生き延びる上で、20000という設定には何か意味があるのでしょうかという疑問です。まあ、なんとなーくこんな感じに収まった可能性も否定できません。生物学の先生に言わせると、生き物ってのは調べれば調べるほど無駄がないことを思い知らされるそうなので、何がしかの必然性があると信じたいところですが。一万ヘルツを超える音なんて、単独では不快なだけだと思うのですがね。
(・ω・) 試しにモスキート音チェックしたら、頭と耳がキンキンしてヤバイ
【プラチナドラゴンとか逆に安っぽい】
鳥:ふに~。
黄:なんでこいつ、頭の上に乗ってるんだよぉ。
白:鳥ってキラキラしたもの好きだし、金髪が気に入ったんじゃないの。
黄:テッカテカの銀髪が、何か言ってるんだよぉ。
マ:大体の地方で、銀より金のが高価やからしゃーないやろ。
黄:でも相場の不安定さはあっても、白金は更に値が張るんだから、
色で決めるのもどうかと思うんだよぉ。
【飛び降りるまでが大変なスカイダイビングの様に】
鳥:ふに!
白:こっちに飛び移ったと思ったら、私の髪の毛を滑り落ちてるんだけど。
黄:なんちゃらスライダー的な遊び方なんだよぉ。
鳥:ふにふにふに。
白:それはそれでいいとして、頭のてっぺんに戻るのに苦労してるみたいなんだけど。
黄:まるでリフト無しでスキーを楽しんでるみたいに見えて牧歌的だから、
どこまで続くか見物してみようと思うんだよぉ。
【こうやって事実は捻じ曲げられる】
マ:そう言うたら、クシャクシャの髪質を鳥の巣頭っちゅうたりするな。
黄:それは朱雀が一番なんだよぉ。
白:あのワカメヘアーの中に、小鳥を何匹か飼ってる可能性って無い?
黄:中々に、興味深い考察なんだよぉ。
鳥:ふにふに!
黄:多分、違うと抗議してるんだとは思うけど、
ここは一つ、肯定ということにするのも悪くないのではなかろうか、なんだよぉ。
【この際なので捏造路線を貫く】
白:平然と嘘をつくって話なら、政府は外せないと思うんだけど。
マ:国体維持の為には致し方ない必要悪やで。
黄:悪魔のささやきは、今日も好調なんだよぉ。
鳥:ふに、ふに。
黄:一方で小鳥のささやきは微笑ましいようでいて、
実はドン引きするくらい腹黒いことを言っていると誰が思ったであろうか、なんだよぉ。
何を言おうと好き放題に編集されるこんな世の中じゃ、そりゃ小沢一郎氏だってニコニコ生放送に逃げたくもなりますよ。最近出てるのかは知りませんが。