2016
隕鉄というものがあります。隕石鉄とも言います。地球に降り注いでくる隕石の中で、鉄の含有量が多めのものをそう呼ぶようです。というより、岩石部分がポロポロ崩れ落ちて、鉄化合物だけが残ると表現した方が近しいのでしょうか。鉄の精錬方法をものすごく大雑把に言えば、鉄鉱石を高温で溶かして酸化物を除外しつつ濃縮する訳ですから、天然の溶鉱炉と言えるのかも知れません。
さて、この隕鉄、歴史的に見れば人類が初めて手にした、まともな鉄の塊とも言えます。砂鉄も含有量という意味ではそこそこですが、あれを集めて何かしようとしたのは鉄鉱石より後っぽいので除外します。天から降り注いだ理解不能な物質は、古代の社会体系も相まって神聖視されたのは自然の流れと言えるでしょう。ファンタジー世界ではよく強武器の材料になるようですが、現実でも武器を作ってみるロマンチストは少なからず居たようです。それらは剣であれば隕星剣、刀であれば流星刀などと呼ばれているのだとか。なんとも、若人の琴線に触れるネーミングではないでしょうか。そういえば、ルパン三世の石川五ェ門の愛刀、斬鉄剣も流星刀という設定があるのだとか。まあ、あの刀に関しては、コロッコロ素性が変わるので、何が正解なのか、関係者でもよく分かってないっぽいですけど。
(・ω・) 設定なんて、流れ星のように儚く消えていくものってことだね
【日本なら相槌さえ打っておけば何とかなるじゃないか】
月:しかしなんだな。仮に本当に世界で一人しか興じていない趣味があるとして。
それは本当に趣味と言えるのか問題があったな。
黄:何言ってんだこいつ、なんだよぉ。
朱:本日二度目です~。
黄:マモンに対する『この悪魔め』と同様に、ボタンを十個くらい用意して、
特定の相手に対するツッコミを減らしたいんだよぉ。
月:ランダムで喋る人形と会話してるみたいな微妙な気分になるから、やめたまえ。
【人生と同じく発言もブレッブレ】
月:いや、言語もそうなんだが、他人が全く理解できないものを、
果たして一つのカテゴリに分類していいのかとは思わないか。
黄:本人が満足なら、放っておいてやれなんだよぉ。
朱:オンリーワンも、突き詰めればロンリーワンってことですか~。
黄:では偉大なる構ってちゃんの月読さんに、
このコメントに対する扱い方を伺ってみたいところなんだよぉ。
月:私も、『まあ朱雀の言うことだし』で終わらせるボタンが欲しくなってきました!
【過激な発言する人ってそれしかない訳だからね】
玄:成程、人は他人と関わりを持つことで人たりえると、師匠は言いたいのですね。
黄:そんな高尚なことを、なんだよぉ。
月:うむ、そういうことにしておこうではないか。
黄:威厳暴落を意に介さない大物なんだよぉ。
月:評価が落ちるということは、まだ最低限の興味を持たれてるということだからな。
黄:人はそれを炎上商法とか、ロウソクの最後の炎という訳だけど、
最下層に近い月読だからこそ、逆に有効な気もしてきたんだよぉ。
【楽な道と書いて道楽とは大嘘だったのか】
朱:結局のところ、理解されないとしても、布教活動はすべきなんですかね~。
黄:好きでやってることなのに、余計な苦労を背負い込むのも本道から外れてるんだよぉ。
月:しかし、苦楽の両方を抱え込んでこそ、真の喜びを得られるのではなかろうか。
黄:趣味くらい、楽一辺倒でいいと思うんだよぉ。
玄:そうですよね。人生なんてどうせ、苦しいこと、嫌なことばっかりですもんね。
黄:それはそれで極端過ぎる見解だと、言ってしまってはいけない流れなのか、なんだよぉ。
人は味覚にしろ、情報にしろ、単純な刺激に過敏に反応しますが、慣れるのも早いという難点を持っています。何事も程々にしないと鈍感になるというのは、どっちでも同じことなんでしょうね。
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