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2015

0930

 さて本日より『月読教授の優美なる研究』です。何とこれが十本目になるみたいです。月読って人間界に生まれたら何して食ってくんだろうという自問に、私なりに解答を考えた結果なのですが、どうなんでしょう。まあスペックが高いのは間違いない訳で、でも社会性が無いとなるとやっぱりこんな感じに落ち着くのではないでしょうか。学者なんて頭がいいだけで、世間のことなんて何も分かってないというのは偏った見方と考えながらも、大学に行ったことがあれば、あながち間違ってないんじゃないかとも思えてきます。小中高、特に公立校の教員もそうですが、サラリーマンなり、自営業なり、十年くらいやった人が転身した方が、よっぽど研究に深みが出るし、子供達のタメになることを教えられるとは思います。理系学者のピークは二十代から三十代とも言われているので、そんなことやってる暇はねーよという意見も分かりますが、文系に関しては、別に構わないと思うんですがね。ちなみに月読教授は、底辺私大の人文系の教授という設定はありますが、何を専攻してるのかは今一つ分かりません。そもそもちゃんと論文を書いているのか、講義をあまり休むことなく行っているのかすら怪しいものです。それでもクビにはならないんですから、要所要所で何かしらの裏工作をしているのでしょう。教授会の重鎮の、表には出せない情報を集めたりとか。

(・ω・) まともに教授として仕事をしているという発想は、微塵も出てこなかった

【やっぱ見なきゃいいに収束する】
月:こうして、駄作アニメを見続けていると、
 さしもの私も何をしているのかと悩むことくらいある。
黄:見なきゃいいんだよぉ。
月:何を言う。こうして底辺をキチンとチェックすることで、
 そこそこの出来でも鑑賞に耐えうることが如何に素晴らしいか再認識できるのだ。
黄:その何気ない幸せを実感するには死線を越えないといけないみたいな理論、
 一見すると筋が通ってるようで、只の業界ズレなんだよぉ。


【意外と適当に作られた物も多いよ】
月:ドンドンと、面白いとは何かという根源的問いを繰り返し始めるからな。
黄:何の修行なんだよぉ。
月:最終的に悟りを開き、『どんなアニメでも一生懸命に作られたものだから』と、
 内容と全く関係ない擁護をするようになったら一人前だ。
黄:何か目に光を感じないというか、
 自分で言っていることを理解できていないのではと、老婆心が疼いてくるんだよぉ。


【マンガくらいササッと読めよ】
月:そうだ、次の論文は『下層アニメが寄与する経済効果は如何ばかりか』にしよう。
黄:テーマ候補が溜まるばかりで、ちゃんと書かれたものがあまりに少ないんだよぉ。
月:録画するだけ録画はするけど、中々崩さない現状と掛かっている訳だ。
黄:この、うまいこと言ってやったぜ感が腹立つんだよぉ。
月:積みゲー、積みマンガ、積みアニメで、もう一本書けると見た!


【プロとアマでは抱えてるものが違う】
月:まあ、何だかんだ言って、ほとんど書かないんですけどね。
黄:ネットで、名作書くなんて余裕って息巻いてる脳内小説家みたいなんだよぉ。
月:ああいう手合はああいう手合で、裾野を広げる価値があるではないか。
黄:あんた一応、学問で身を立てている立場で、
 月々のお給料も、ある意味、業界から出ているという自覚を持つべきなんだよぉ。

 助手にあんた呼ばわりされてしまう教授というのも終わってる気がしますが、月読なら何の問題も感じられない辺りに末期感を覚えます。
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2015

0927

 日本の小中高教育に、討論、議論、ディスカッションと称されるものは多くありません。というか、昔は皆無と言っていいくらいでした。その為、大学のゼミでいきなりやらされて苦労した方も多いかと思われますが、それはそれとして。どうして少ないのかという問いに私なりの答として用意していたのは、『上に反抗しない従順な子羊を育てる為』というのがありました。まあ、それもあるんだろうと今も考えていますが、ちょっと思ったのは、『話し合いで物事が解決することの方が圧倒的に少ない』のがバレるのを恐れているのではないでしょうか。小中高と、授業以外で会議らしきものを開くことは多いと思いますが、大体は、声が大きい子、まとめ役の子の意見が尊重されます。極端に解釈すれば、何がしかの力を背景にしないと、我など通せないのです。実社会と、何ら変わりありません。ですが日本の教育は歪んでいて、人はみな平等であり、いかなる弱者の権利も守るべきであると理想を押し付けます。ちなみに、具体策は何も提示しません。理念よりも、どの様に行動するかが大事であるという現実から目を背けているからです。そういった矛盾を解消、というか気付かせない為に、その手のことを極力させないと考えると、辻褄が合う気がしてきました。その結果、選挙で出た議席数を無視して『民意が反映されていない』とか言い出す若者が居るのかと思うと、思うツボなのではと思う次第です。いい年した中年、老年については、顔だけ老けてて、どういう人生を歩んできたんだとは、こっそり思っています。

(・ω・) 単純に、反体制な俺カッコイイって幻想から覚めてないんだろうなぁ

【オーラを針のむしろに出来るからな】
芽:雨の日は、メイドとしてどの様に過ごすべきなのだろうか。
長:はいはい、適度な湿度で埃も纏まりやすいし、掃除全般お願いね。
芽:そんな。こういう日は遠出できない近所の猫達と共に、
 人生を語り合うのが常となっているのに。
長:だったら、猫をモップ代わりにするのを許可するけど。
  いっそのこと、あんたに柄を付けたげようか?
芽:この上司、割とマジで言ってるのがヒシヒシと伝わってきて辛い。


【このくらいの域に達してみたい】
芽:猫は割とマジで恨みだけは忘れないから気を付けた方がいい。
長:いいわねー。誰の記憶からも消えてしまうくらいなら、
 それが嫌悪の類であっても憶えてもらう方が、私は好きよ。
芽:何かもう、器とかそういうの全般で勝てない気がしてきた。


【ちなみに死ぬまでインドだと思ってたらしい】
芽:アメリカ大陸を西欧人で初めて発見したということになっているコロンブスは、
 揶揄する聴衆に、この卵を立ててみろと言った。
長:コロンブスの前に、随分と色々付いたわね。
芽:アメリカ大陸入植は現在のベーリング海峡を渡ったアジア人が先だし、
 北欧のバイキングが北回りで辿り着いたというのも事実っぽいし、もうこうするしかない。
長:いい加減、そこら辺の記述は改めればいいのにね。
芽:人とは、一度吐いた言葉を取り消せない生き物だからしょうがない。
長:あんたを見てると、言行不一致すぎるのも、それはそれで問題だと思うんだけどね。


【今日も明日も具なしのオムレツ】
芽:コロンブスは割って立てたが、これは邪道と言わざるを得ない。
  私は、三つの卵を互いに支え合わせることで割と簡単に立つことに気付いた。
  つまりこの逸話は、三本の矢的に語られるべき。
長:あら、本当ね。
芽:そしてこれを発展させて、トランプタワー的な遊びを流行らせたい。
長:食べ物で遊ぶなっていう常識的な説教はさておいて、
 割った場合、あなたというスタッフだけが美味しく食べてちょうだいね。
芽:にゃー。

 あまりに久々すぎて勝手が分かりませんでしたが、まあ、こんなところなんでしょうか。ぶっちゃけた話、再開したことがオチみたいなもんだから、何の問題もありません。

2015

0925

 黄龍には、一人称がありません。別に、主人公は読者にとってメタ的存在であるから設定しなかったとか、そういうややこしい理由がある訳でもなく、何となく無いことにしたのです。まあ、キャラがブレブレだった初期、というか、一話の一個目に私とか言ってますが、ある程度安定してからは、使ってないと思います。全部調べた訳でもないですが、まあ、多分。その為、言い回しに苦労することが無い訳でもありません。普通なら、『私の気持ちも知らないで、言いたい放題言ってくれるんだよぉ』とでも書けばいいところを、『こっちの気持ち』としてみたり。どうしても無理が出る場合は、別キャラに差し替えたり、その展開自体を無かったことにしたりな感じです。こうして考えてみると、何でこんな縛りを課してるのか、自分ですら分からなくなってきますが、私にとってコントは修練の意味合いが結構あるので、これもまた勉強ということにしておきましょう。基本的にヌルいゲームはそんなに好きじゃありません。ちゃんとテストプレイしたのかと、頭を傾げるくらいでちょうどいいのです。

(・ω・) そんな私でも、ダイアモンドドレイクは無いと思っている

【底の浅さでは誰にも負けない】
芽:メイド達で、何かしら楽器を演奏しよう。
長:音楽シリーズ、まだ続いてたの?
芽:楽器は、魂を揺さぶる生命の源泉。人類は、素晴らしい物を生み出したと言わざるを得ない。
長:なんでしょうね、褒められてるはずなのにあんたに言われると、
 何一つとして嬉しくない感じがあるんだけど。
芽:私の方も、ちょっとくらいは白々しいかなって思わなくもない。


【ナイジェリア近辺の打楽器らしい】
長:とは言っても、たまには昔を思い出して演奏してみるのもいいかもね。
芽:お、ソロギターを奏でて悦に入ってた痛々しい過去でも掘り起こすのか。
長:友情の証で貰ったウドゥ・ドラム、どこにしまったかしらね。
芽:何だか、触れてはいけない方の昔話が転がってる予感がひしひしと。


【リーズナブルなのなら五十年ローンでも組めば或いは】
芽:私としては、パイプオルガンを個人所有して弾いてみたい。
長:あれ、どんだけの値段するのか知ってるの?
芽:私のペラッペラなお給金で、何とかならないだろうか。
  何なら、長めの月賦も考慮する。
長:真面目な話、高級車が何台も買えるくらいするから、
 利息分にすら足りないんでしょうねぇ。


【これはこれで奥深いのに】
長:大体、置き場所を決めるのも一苦労だし、メンテナンス代も掛かるし、
 個人で扱うようなものじゃないわよ。
芽:はいはい、どうせ私には、鍵盤ハーモニカがお似合いってこと。
長:その拗ねて、ペポーっと鳴らしてる様が物凄く絵になってる辺り、
 あんたにとって天が与え給うた楽器に見えてきたわ。

 パイプオルガンと一言に言っても、数百万の小さなものもあれば、大聖堂に置かれているようなものは億単位なのだそうです。個人で扱う楽器としては最高峰の一つらしいのですが、やっぱりお値段も最高峰の様です。

2015

0923

 日本の大型歴史ドラマの題材として一番人気は戦国時代、次いで幕末というのが定説となっています。某国営放送の通年作品など、この二つと源平前後で九割埋まるんじゃないかと言われていますが、それはそれとして。
 この二つの時代は、日本にとって大きな社会実験的な意味合いを持っています。戦国時代は、国家の中央にある程度の権力を持った者が居なくなったら、どうなるかです。これは別に日本に限ったことではありません。中央集権か地方分権かと言われていますが、結局のところ程度の問題で、どっしりと芯となる政府が無ければあの様に各地が好き放題して、混沌の具合を増すのです。中国などはその二つを繰り返してきた典型的地方で、今はそこそこ中央集権で無理くり纏めていますが、近い将来どうなるか分かったもんじゃないというのが私の読みです。
 一方の幕末は、外圧に対して引き出しの少ない国が、いきなり多方面から締め上げられたらどうなるかとなります。対処法が確立されていないのですから、国内はそれを巡って大混乱。更に、二百五十年は昔の恨みやら、それなりに安定した後の主導権争いなんかも加わって、ドンドンややこしさを増していきます。冷静に考えてみたら、二十年弱でそこそこのケリが付いたのが奇跡のレベルじゃないでしょうか。あれがもうちょっと長引いていたら、日本は清と同じ道を歩んだやも知れません。明治政府は明治政府で色々と問題のある組織ですが、やっぱり中央政府って大事だねという結論に至ります。
 と、どちらの時代を見ても、国を安定させるのに必要なものが色々と見えてくる訳ですが、当の視聴者はどう考えているのでしょうか。何だか、昨今の諸々の政治的混乱を見るに、そこまで考えてないんじゃないかって層が多い気がしてきました。ドラマはドラマですから創作部分もかなりありますが、水戸黄門や鬼平犯科帳の様に、印籠や一太刀でバッサリ解決と同じ感じに観ているのでしょうか。信長や新選組が活躍すればいいというだけなら、別に史実を題材にする必要は無いとも言えます。彼らに匹敵するくらい人気があるキャラクターを生み出すのは大変ですから、手を抜いていると解釈も可能ですが。所詮、興業なんだから、盛り上がればなんでもいいんだよと言われると、そっちも正しい気はします。

(・ω・) ところで、ドラマがいきなりゲシュたった件についてはどうしてくれようか

【あくまでも一説である】
芽:そろそろ、醤油は全く油っぽくないのに、
 どうして油という文字が使われているのかに結論を出そう。
長:油という漢字にはトロトロした液体って意味もあって、
 それが元って聞いたことあるけど。
芽:この上司、部下と会話のキャッチボールをする気概が無さすぎる。
長:自分で結論を出そうって言っておいて、その言い様もどうなのよ。


【味噌を噌味に変えて誰が困ると言うのか】
芽:醤油といえば、料理のさしすせそ問題。
長:まあ、私もせうゆで醤油は無理くりが過ぎると思うけど。
芽:そこまで強引な語呂合わせをするなら、
 いっそ醤油や味噌を、せとそで始まる言葉に改変すればよかったはず。
長:何でその謎の情熱を仕事に持っていけないのか、
 私としては、そっちの方が大問題なんだけど。


【自分が原因だという自覚はあるのか】
芽:メイド達で、合唱隊を結成しよう。
長:何よ、唐突に。
芽:歌は世界を癒す最高の文化。
  とりあえず歌っておけば、些事で心が荒んでも発散が可能、かも。
長:そうね。それじゃ私は貴方の耳元で、腹の底から声を出してみようかしら。
芽:直接的にストレスを解消するのは、負の連鎖を生むだけだと思う。


【芽依らしさランキングを付けたら上位は狙える】
芽:ラララー、ララッララー♪
長:この、時たま半音外す感じが、プロの仕事って気がしてきたわ。
?:微妙に音感が狂っちゃう自分が可愛いみたいなアレですか~。
芽:外野がうるさくて、やる気をなくした。不貞寝する。
長:結局のところ、いつも以上に、いつも通りの芽依だったわね。

 芽依に歌のセンスがあったかどうかは今一つ憶えていませんが、とりあえず上手くなろうという高い志は無いと思います。

2015

0920

 昨今の1クールアニメは、3話に何がしかの急展開を仕込むのが常道となっているといいます。総話数を12として、見続けるかどうかの判断がされる時期と、起承転結の起が終わる頃合を絡めているのでしょう。とりあえず誰か殺しておけという展開もそろそろワンパターンになってきたので、死ぬと思わせて死にませーんとか、1話からバリバリ死にまーすみたいな外し方も増えてきたようですが。唯、人とは刺激に慣れる生き物なので、これもそう遠くない未来、飽きられるでしょう。となると、これを突き詰めた結果、どういった展開になるのでしょうか。2話くらいで主人公を殺しますか。そんな奴を主人公と呼んでいいのかは知りませんが、インパクトの為には仕方ありません。他のキャラクターの心に生きていると主張すれば、主人公なのに主人公っぽくないけど、やっぱり主人公だという詭弁を使えるかも知れません。これが面白いのかどうかは、私の知ったこっちゃありませんが。

(・ω・) 衝撃的展開と、話を破綻させるギリギリ感は、いつだって二律背反なのさ

【働かないからこそ飯は旨い】
芽:秋の味覚は素晴らしい~♪ 栗、梨、柿を食べ放題~♪
長:あそこまでセンスが無いのは、逆に一種のセンスなんじゃないかって思うのよ。
?:中々に、奥深い意見ですね~。
芽:お中元の残りの冷や麦も自由にしていいこの季節~♪
長:その一点に関してだけは有意義な仕事してるとは言えるんだけど、
 この釈然としない気持ちは何なのかしら。


【名前は無くとも準レギュラー】
芽:だが、素麺は忌むべき対象だ。
長:いつの間に、対立構造が構築されたのかしら。
?:存在するってことは、それだけで敵を作るものなのかも知れませんね~。
長:何か分かったようなこと言ってるけど、適当よね?
?:もちろんですよ~。


【意外とこれで切れ味鋭い】
芽:世界冷や麦連合協会も、素麺など邪道と認めているからな。
長:冷や麦って、ジャパンオリジナルじゃなかった?
芽:協会員に一人でも外国籍の人間が居れば、ワールドワイドを名乗っていい。
長:へー、で、具体的にどこの国の人が所属してるの?
芽:それはまあ、これから募集する。
?:つまり、いつもの口から出任せなんですね~。


【もしかしたら本当かも知れないじゃないか】
長:そういえばメイドの子の一人が、どっか日本以外で生まれたって言ってたような。
芽:それは、聞き捨てならない情報。
長:どこだったかしら。えーと、たしかなんちゃらかんちゃら星雲――。
芽:あ、それはちょっと、関り合いになりたくない人種です。
長:あんただけは、それを言っちゃいけない人種なんじゃないの。

 昔はキレキャラだったメイド長も、芽依に付き合ってあげるほどの度量を持ってくれたみたいです。下手に怒鳴るより、こっちの方が堪えそうという意見は、多分合ってます。
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