2018
勲章と呼ばれるものがあります。国家が功労者に名誉の象徴として与えるものです。転じて、個人が誇らしく思っている出来事や、その証拠としての物品などをそう呼ぶこともあります。この傷は俺の勲章だ、的なやつですね。何かしら勲章を手にしたいという感情は、本能なのか、社会が生んだ功名心なのか。ものとしては、人という生き物が単独で生存するのが難しく、集団で行動する中で他者に認められたいという欲求が生まれたという流れでしょう。問題は、これが動物としての欲望と名誉欲、どちらなのかということです。この境界線を設定することに意味があるのかと言われると、無いような気もしてきますが。でも、欲望を司る悪魔的な存在から見ると管轄は重要な話になるのやも知れませんよ。
(・ω・) うちの悪魔は、役人はたらい回し出来てええなと嫌味を言ってた気がするけど
【ダイエット成功の鍵は計画性のある買い物に掛かっている】
白:……。
朱:何か、物思いに耽ってますね~。
黄:どうせ、晩御飯を何にしようか辺りなんだよぉ。
朱:私が食卓に並ばない為にも、早めに候補を提示すべきですかね~。
黄:視界に入ったら、これでいいかと食い付かれる可能性もあるんだよぉ。
朱:そんな手近にお菓子があるからつい食べちゃうみたいなのもどうかと思いますが、
野生の世界なんてそんなものなんですよね~。
【普通なら食べるものが無くなって絶滅っていう流れなんですが】
白:あのさ。私って、大食いかな?
黄:改めて基本的過ぎることを質問されると、思考が停止するんだよぉ。
朱:その気になれば一日に自重以上を食べられる大型生物は、
世界的にも珍しいと思いますよ~。
白:だよねぇ。お母さんが十倍くらい行けるせいで、感覚が狂っててさ。
黄:返す返すも、環境を無視した生命体なんだよぉ。
朱:世界観に依っては、地球が抗体を生み出して排除を試みかねませんよね~。
【ネタとしてマンネリでも使い回されるのには理由がある】
白:いや、思ったんだけど、今時食いしん坊キャラってのもどうなのかなぁって。
黄:この世界に、物を食べたことがない人間なんて居ないんだから、
共感を得やすいツールとして、今後も使われ続けるジャンルなんだよぉ。
朱:まさかの真面目な解説が入ってしまいました~。
玄:逆に、もう伸び代は無いという解釈も可能ですよね。
黄:一割の確率しかない百点を狙うより、無難な五十点の確保に走る、
人というのは、そういった生き物っぽいんだよぉ。
【玄武の原子炉が核分裂と核融合どっちなのかは不明である】
玄:動物も、私達の様に無機エネルギーで活動すべき時代に入ったのかも知れません。
黄:さも、自分達が進んだ存在みたいに言ってくれるんだよぉ。
朱:生物学的に見れば捕食自体が革命みたいなものですし、
そちら方面に伸びた可能性も無いとは言えませんよね~。
玄:要は安定的に熱量を生み出せばいい訳ですから、恒星と同じ原子力は有り得る話です。
黄:宇宙は広いんだし、どっかにそんな頓狂な連中が居るかも知れないけど、
あっちから見たら有機物を燃やすとか意味不明だし、お互い様だと思うんだよぉ。
四神にスポットが当たることが多く、台詞や絡みが多いんで気付きませんでしたが、今年、白虎回は無かったようです。
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2018
十八番と書いて、オハコと読みます。使われる頻度も減ってまいりましたが、幾つかの持ち札の内、最も得意とするものをそう呼ぶことがありました。由来は諸説あるようですが、七代目市川團十郎が歌舞伎十八番を発表したこととするのが有力なようです。オハコとは、それを収める箱を丁寧に呼んだからなのだのか。色男を二枚目、道化を三枚目と表現することもありますが、こちらも歌舞伎用語から来ているとされています。これは今で言うキャスト順の二番目がイケメンで、三番目がコミカルな役者が書かれるのが定番だからなのだそうです。最初は主役なのだそうですが、一枚目が定着しなかったのが不思議ではありますよね。まあ、ドーンと頭に書いてあればメインだなと言われなくても分かりますし、江戸っ子的に面白味が無かったのでしょう。粋には、ちょっとばかしキザというか、斜に構える部分があり、中二病と紙一重な部分がある気がしてなりません。
(・ω・) センスって、色んな意味でよう分からんもんだよね
【あまりに濃すぎるせいで後世の作家がどれだけ苦労したことか】
朱:アルテミスさんは、月の土地が売買されてることに、
どういった見解をお持ちですか~?
ア:そんなこと聞かれたのは初めてですわね。
黄:いつだって無意味に想定を超えてくるのが朱雀なんだよぉ。
ア:個性派で知られるギリシャ神話でも、
第一線で通用しそうな気がしていますわ。
【過去を振り返らないというより振り返るべきではないが近しい】
ア:面白そうですし、次の月神懇親会で議題にあげてみますわ。
朱:月読さんが、肩身が狭いから出ないっていうアレですか~。
月:なんでこう、色々と掘り起こされるのか。
黄:誰にとっても、過去の自分が最大の敵なんだよぉ。
朱:黄龍さんくらい長生きですと、敵に覆い潰されそうですね~。
黄:だからこそ碌でもない記憶は片っ端から封印するのが、
精神を安定させる最大のコツなんだよぉ。
【実用性に囚われる様な小市民では無いのだ】
則:この、てれびしょっぴんぐとかいうのは、そそられるものがあるのぉ。
朱:無駄遣いの黄金パターンに入りました~。
黄:ぶっちゃけ、これを買うのは庶民の中の庶民だけなんだよぉ。
則:ならばよいわ。
黄:この様に、富貴の購買意欲を削ぐ方法は案外シンプルなんだよぉ。
朱:珍しいもの、貴重なもので他人より優位に立ちたいだけなんですね~。
【記憶の方が勝手にイメージを作ってる可能性だってあるさ】
則:さして見せ付ける相手もおらぬでは、蒐集欲も刺激されぬわな。
朱:私達、一応、皇帝より偉い存在ってことになってますよね~。
黄:薬を常習すると効果が薄れるように、
長い間に耐性が出来るのが常らしいんだよぉ。
朱:私が知る限り、ずっと尊大な感じなんですけど~。
黄:考えてみれば、ここに住み着いてから何も変わってない気もするけど、
そんな人間が本当に存在していいのかが疑わしいんだよぉ。
本物の金持ちが欲しがるものってなんなんでしょうね。まあ、金持ちと言っても貴族と成金じゃ、方向性が全く違うでしょうし、なんとも言えませんけど。
2018
血が濃い、という言い回しがあります。現代科学では、生き物の特性が遺伝子に大きく左右されることが知られています。しかし、血統、血脈、血縁などという言葉からも分かるように、一昔前まで血が影響していると思われていました。肉親のことを血を分けた、などと表現することからも伺えます。血が濃いというのは、両親、ないしは一族の性質が顕著に発現した場合に使われます。容姿、体型、体質、知能、身体能力などが該当するでしょう。人間の場合、両親から半分ずつ遺伝情報を貰うので、どちらかに偏るということはありません。ですが部分部分で見れば一方に寄るので、目元など印象に残りやすいパーツが片親に近いと、そちら似という扱いになる訳です。一方で氏より育ちという言葉もあり、外部環境も形成に大きな関わりを持ちます。実の親が育てる家が多いので、結局は似るんでしょうけど。別々に成長した一卵性双生児が、どこまで近しい存在になるのか、都市伝説的な実例は幾つかあるそうですが、サンプルが少なくてイマイチハッキリしないというのが現状のようです。
(・ω・) 多様な生態系自体、無性生殖の分裂から生じたと思えば違いは出るよね
【キリギリスって秋には死ぬから越冬準備とか要らないらしいよ】
月:ジャンケンに代わる遊戯を、三貴子で作れないだろうか。
朱:三すくみになってましたっけ~?
黄:どれかと言うと、全員が両名に対して弱みを持っていて、
全負けの陰鬱な感じになりそうなんだよぉ。
朱:負け犬こそが真の勝者という、それっぽい寓話を作れそうですね~。
【理想は完璧に躾けられた忠犬くらい擦り寄って欲しい】
黄:まず、天照と月読の力関係がよく分からないんだよぉ。
朱:依存する姉と、突っぱねる愛情表現しか知らない妹ですからね~。
黄:とはいえ月読が素直な甘えん坊だったら、
人様の目に届かないところに隔離しなきゃならない姉妹になる訳で、
これくらいでいい気もしてるんだよぉ。
朱:天照さんが、物凄くキラキラした瞳でこちらを伺ってますけど、
見なかったことにしようと思います~。
【一人目はチュートリアルか実は最強の二択らしいよ】
朱:月読さんと須佐之男さんって、どっちが偉いんですか~?
黄:日本的には上の子が格上のはずだけど、
知名度やエピソードの量は勝負になってないんだよぉ。
月:設定のおさらいみたいなイジりはやめたまえ。
朱:四天王の三人目くらいが適当に倒されるのと同じで、
雑に処理される方が紛れるのは仕方のないことなのかも知れませんね~。
【この世に反面教師以上の教材は存在しないからな】
黄:天照と須佐之男も生まれた順番で立場が違うけど、
弟の粗暴な振る舞いを止められなかった過去があるんだよぉ。
朱:パズルクイズみたいになって、もう何がなんだか分かりません~。
黄:当人達も理解してないだろうから問題無いんだよぉ。
朱:厄介なのは、三人が三人共、自分が一番尊いと思ってそうなところですよね~。
黄:行き過ぎた謙遜は日本人の美徳であり悪徳だけど、
こいつらを見て成立したんじゃないかと疑ってしまうんだよぉ。
一度、三貴子の内、誰が一番偉いか何かしらの方法で決めて欲しい気もしますが、それをしないのが日本的という気もしてきました。
2018
日本人の美意識の一つに、粋というものがあります。スイではなく、イキと読む方です。江戸文化の一部として育まれたもののようですが、定義するとなると難しい部分があります。気っ風(きっぷ)の良い振る舞いといったところなのでしょうか。じゃあ今度は気っ風ってなんなんだよという話になるのですが、辞書的には気性や気構えとなるようです。立ち姿や威勢の良さなど、漠然としたイメージは浮かびますが、日本人以外に共感して貰えるかと言われると怪しい面もあります。というか関西人にはええかっこしぃと切り捨てられそうな部分もあり、やっぱり関東、それも江戸の都だけで通用していた観念なのかも知れません。歌舞伎や江戸落語といった文化に触れる機会が増えて全国区になったんですかね。そこら辺の流れは分かりませんが、日本人は現代でも粋な様に惹きつけられるところはあるなぁと、ちょっと思った次第です。
(・ω・) 筋を通さないと人間的魅力が育まれないってことなのかも
【過干渉は優しさではなく自我の肥大から生じるという考え方】
朱:悪魔さんが望む理想の社会ってどんなものなんですか~?
マ:なんや、嬢ちゃん。えらい難しいこと言うやないか。
黄:それっぽいことを言いたい年頃だから、適当に相手してやって欲しいんだよぉ。
マ:むしろ徹底的に構った方が悪魔的な気ぃするで。
朱:こういった底意地の悪い方を量産したいっていうのは分かりました~。
【倫理観を叩き込むのに宗教ほど便利なものは無いからね】
朱:目指す方向がそれなら、人間の悪意を直接増幅させるより、
悪魔さんの劣化コピーを紛れ込ませた方が早そうですけどね~。
マ:分かっとらんな。こういうのは、コツコツやるんが楽しいんやで。
黄:ゲームの経験値稼ぎ扱いなんだよぉ。
朱:こういう遊び感覚が、世の中がまとまらない元凶な気がしてきました~。
黄:一方で、人類サイドは天使や悪魔を社会維持に利用してるんだから、
是非はともあれ共存関係ではあるんだよぉ。
【全力を出したら百年も持たずに崩壊しそうだし】
朱:逆に天使さんは、どういった世界にしたいんですか~。
メ:みんなニコニコ、善意に溢れる世の中?
黄:なんで疑問形なんだよぉ。
メ:本当に実現したら、失職するのかなぁって。
黄:生々しい御意見が返ってきたんだよぉ。
朱:こうして見ると、天使さんと悪魔さんって本気で仕事してないんですね~。
【結婚できないんじゃなくてしないんだって言い訳に通じるものがある】
朱:もしも人の世がそんな感じになっても、
刺激が足りないっていう方が出てきて元に戻りそうですけど~。
メ:知恵と好奇心を得てエデンを飛び出したのがそもそもの始まりだし。
黄:この他人事っぷりが、働く気のない証拠な気がしてきたんだよぉ。
朱:誰だって、崩されると分かってる石積みは楽しくないですしね~。
黄:もしやリタイアした理由をそんな感じでまとめれば、
多少は格好が付くんじゃないかと思ってしまったんだよぉ。
朱雀が人間社会で生まれたとすると、そろそろ中学生になる訳で、中二病的なものが発症してもしょうがないんじゃないですかね。
2018
ワームホールと呼ばれるものがあります。直訳すると、芋虫の穴になります。名前の由来は野菜や果物の虫食い穴ですが、日本語として使われる場合は科学用語、ないしはSF用語としての場合がほとんどです。現実に存在するものなのか、将来的に活用することが可能なのかについては、あまりに高度過ぎて私の理解を超えています。物語では、特定地点から特定地点へとワープできる不可思議な空間として扱われることが多いのでしょう。御存知の通り、現代科学では普通の物質が光速を超えることはほぼ不可能とされ、時間に縛られる人類が宇宙規模の移動をする上で最大の障壁となります。そこで空間の方を歪めることで目的地を近付けるというのが、古典的なSF作品に於けるワープ理論です。それほどのエネルギーをどこから持ってくるんだという部分はあやふやのままではあるのですが。高度な創作とは、嘘八百に説得力を持たせることだという私の持論からすれば、実に見事な設定という気もします。宇宙のでかさを人類が認識し始めたのは、せいぜいがここ百年くらいの話なので、あっと驚く新理論を見付けて恒星間航行が可能になる日が来るやも知れません。月や火星くらいでいいんだけどなという人も多そうなので、なんとも言えない感じはあるんですけどね。
(・ω・) 実際、ガチで隣の恒星に行きたいかと言われると、首を傾げそうな気がする
【聖獣界隈では凡庸な中堅から抜け出せない】
白:何かスポーツ的なものでトップ獲ってみたいって思ったんだけどさ。
朱:白虎さんなら運動神経抜群ですし狙えそうですけど~。
白:私も軽く考えてたんだけど、マジなやつって凄い努力してるじゃん。
飽きっぽいタチだし、ちょっと厳しいかなぁって。
黄:稀に、才能だけで圧倒するふざけたやつも居るんだよぉ。
白:それに自分が当てはまらないことくらい、自覚してるけどね。
【各国で独自進化を遂げて国技同然となるものは少なくない】
白:そこで思い付いたんだけど、
競技を自作して第一人者になればいいんじゃないかな。
黄:それで満足できるなら、一つの手ではあるんだよぉ。
朱:数百年後に流行って、創始者になれる可能性もありますしね~。
白:多分、普及活動の段階に入ったら、どうでもよくなってると思う。
黄:布教が本業とも言える四神のくせに、臆面もなく言い切れるのが凄いんだよぉ。
【根本的に繊細という概念があるのかという】
青:部下のいいところを寄せ集めて融合させることで、
非の打ち所の無い存在へ昇華できないかと妄想してしまいました。
黄:日に日に、追い詰められてる感が増してるんだよぉ。
朱:何処まで行くかが見ものですよね~。
黄:この他人事感も、もはや見慣れた光景なんだよぉ。
青:朱雀の神経の太さは、候補に入れることにしますかね。
【塩酸と硝酸を混合することで王水になる的な】
玄:私達の長所って、何になるんですかね。
朱:白虎さんの持続力の無さや、玄武さんの情熱を注ぐ方向の間違いっぷりみたいに、
短所なら色々と思い付くんですけどね~。
黄:いっそそれを混ぜ合わせてみるのも楽しそうなんだよぉ。
青:アナタの家に住まわせると言うなら、止めはしませんが。
黄:現状とあまり変わらない気もするけど、
多分、相乗効果でとんでもない劇物が生まれるんだろうなとは予想するんだよぉ。
オムニバス半分終わって四神率たけぇなぁと気付いてしまったので、後半は別の連中になるんじゃないかと思います。