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2019

0407

 どどいつと呼ばれるものがあります。漢字だと、都々逸と書くのが一般的なようです。日本での短詩は五音と七音が基本となるのは御存知の通りで、俳句が五・七・五、短歌だと五・七・五・七・七辺りが有名所です。どどいつは七・七・七・五が一般的な定型で、恋愛を題材にしたものを曲に合わせて口にするというのが多かったようです。その為、俳句などとは違い、文字として残す習慣はあまり無かったのだとか。名の由来は、この文化を大成させた初代都々逸坊扇歌(どどいつぼうせんか)にあるのだそうです。松尾芭蕉が俳句を一般的なものにしたのは江戸時代の初期ですが、都々逸は後期らしいです。江戸時代と一括りにされますが二百五十年くらいもあって、色々と背景も違うのですから、流行にも様々な理由があるんでしょうね。そこら辺を掘り下げてみるのも、面白いやも知れません。

(・ω・) 平成三十年ちょっとだけでも随分と雰囲気違うしね

【仕事で無理そうなことに無理って言うのは大事なことだから】
青:合宿の締めは、無補給での山岳越えです。
黄:どこのレンジャー部隊なんだよぉ。
青:諦めない気力を養うにはもってこいのはずです。
黄:こいつらに最も欠けてるものではあるんだよぉ。
朱:とても達成できそうにありませんし、
 始まる前にギブアップというのは無しですかね~。
黄:ただ、見切りの早さに拍車が掛かるのではという、
 一抹どころじゃ済まない不安が発生してるんだよぉ。


【壊れたビタミンを補う為に野菜も食べるよ】
玄:ところでこれ、白虎さんに有利過ぎるルールではないでしょうか。
朱:放っておいたら、住み着いて帰ってきませんよ~。
黄:山の生態系が壊れるリスクがあるから、
 そうなったら山狩りしてでも引き摺り出すんだよぉ。
白:黄龍と青龍だろうと、山の中で虎を捕まえられると思ってるの。
黄:バーベキューを始めたら、フラフラとやってくるって確信があるんだよぉ。
白:俗世間に慣れて、生肉だけじゃ物足りなくなってる自分が憎い。


【マモンと欲望論について語ってもらいたいところ】
青:私も鬼ではありません。
  使えそうなものを手配しましたから、好きなだけ持っていってください。
黄:分かりやすい罠を用意してくれるんだよぉ。
朱:さ、最低限に絞ったはずなのに重くて動けません~。
黄:重量が朱雀のそれを上回ってりゃ必然なんだよぉ。
青:目先の欲に囚われるものは、最終的に損をするのです。
黄:口で言うより体験させた方が効果はあるだろうけど、
 一分で忘れるか、一日で忘れるか程度の差しか無い気もするんだよぉ。


【大飯食らいと短距離が優秀な点は維持してるよ】
青:で、白虎を除いて一時間も経たずに脱落した訳ですか。
黄:無駄な時間を掛けずに済んだという意味では、これで良かった気もするんだよぉ。
玄:それで、どうやって白虎さんに終了を告げましょうか。
黄:ああは言ったけど、お腹が空くか、日が暮れれば帰ってくる気がしてるんだよぉ。
朱:夜行性の獣とはなんだったんでしょうか~。
黄:野生が失われつつある事実を収穫ということにしておけば良いんだよぉ。
青:数少ない長所と呼べるものを喪失しているのは、嘆き悲しむべきことなのですがね。

 終わってみれば、バランスの良い模範的な四神回だった気がします。それはそうと何が怖いって、もう三分の一の六話が終わってしまったことが何よりも怖いです。
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2019

0405

 コンコルド効果と呼ばれるものがあります。事業なり金融なりに投資をしていて、薄々、回収は難しいんじゃないかと気付いていても引き返せない心理のことなのだそうです。損切りが出来ないと言い換えてもいいでしょう。名前の由来は、超音速旅客機コンコルドの商業的な失敗なのだそうです。コンコルドと言えば、マッハ2を超える次世代機として高速飛行の代名詞としてその名をほしいままにしました。その速度の代償として、燃費が悪いことや乗り心地の微妙さ、それにたくさんの人を搭乗させられないという欠点も併せ持っていました。結果、相当の富裕層でも無ければ乗れない程のチケット代金になったのだそうです。それだけの対価を払うのであれば、数時間余分に掛かってでも普通旅客機のファーストクラスで快適に過ごしたいという方が多かったのでしょう。2003年にその就航を終えたのだそうです。16年前ということは、最近の若い子は存在すら知らない可能性があります。歴史の中で色々なものが消えていくのは世の常ですが、技術も衰えていくんだろうなと思うと考えさせられるものがありますね。

(・ω・) 空の上で速いかどうかなんて、イマイチ分からんしな

【ディスカッションの基本がなってないのだろうな】
玄:合宿と言えば、必殺技の習得だと思うのですが。
青:数日頑張ったくらいで会得できるなら、普段から気を入れろと言いたい訳ですが。
朱:正論で会話を終わらせるのは、発展性に欠けますよ~。
青:どうしろと言うのですか。
玄:何か面白そうな取っ掛かりを見つけることで、今後に活かせるやも知れません。
青:そうやって只の雑談に流れていくさまを、飽きるほど見ている訳ですけどね。


【まず痛覚が実装されてるかどうかについてから始めるべきでは】
朱:玄武さんの特性から考えたら良いんじゃないでしょうか~。
白:亀要素が強いから、世間的には硬いことになってるみたいだけど。
朱:ロボットだから当然ですけど、検証とかされてるんですかね~。
白:万力で押し潰したり、逆に引っ張ったりするやつか。
玄:もちろん、スペアボディでの話ですよね。
白:実機でやった方が説得力あるんじゃないの。
朱:耐性実験は、多大な根気と犠牲の上に成り立つものですから~。


【たまたま搭載してただけって言い訳を使用できるという考え方もある】
白:まあ、超火力が蔓延してる現代で、
 ちょっと頑丈だからって何になるって話なんだけどさ。
玄:意気を挫くのが達人芸なところがありますよね。
朱:火縄銃くらいならいざ知らず、マシンガンに耐えるのは難しそうですね~。
白:でも玄武って原子炉積んでるから、少なくても負けは無いかも。
玄:局地戦を終結させるのに一々焦土にするような指揮官は、
 無能以前の評価を受けてもしょうがないのではないでしょうか。


【評点を甘くすることで相対的に評価を底上げしようという作戦】
青:で、何か有意義な発見はあったのですか。
朱:現状維持は守りの姿勢のように思えて、
 意外に攻撃的なものなのやも知れませんね~。
青:つまり、特筆すべき点は無いと。
白:ぶっちゃけてまとめると。
黄:どう転がるかと黙って見てたけど、
 結局いつも通りのグダグダっぷりで反応に困るとしか言えないんだよぉ。

 玄武の攻撃的必殺技なんて、先代に何か積んでもらうくらいしか思いつきませんが、洒落にならなそうなものを作るイメージしか湧きません。

2019

0403

 平成は今月、四月いっぱいで終わりを告げることが前々から決まっておりました。そして五月一日から『令和(レイワ)』となることが発表されました。典拠は万葉集の一節なのだそうです。元号は中国の古典を基にするのが長年の慣例となっており、日本のそれを用いたことは一つの変革と言えるでしょう。私がこの令和の字を見た時の第一印象は、正直なところ『ん?』でした。和は調和とか和むの和にしても、令って律令の令かなと思ったような記憶があります。辞書を引いてみると、令という漢字には、命ずる、掟、長官、めでたい、敬称などの意味合いがあるのだそうです。政府発表としてはめでたい部分を強調していましたが、秩序を保つには法規も重要というのが含まれているのやも知れません。それにしても、加熱する一連の報道は酷いものがありました。四月一日午前十一時半頃に発表するという通達があったにも関わらず、あーだこーだと怪文書の如き情報が錯綜していました。機密を拡散することを報道関係者はスクープと呼んでいるようですが、この件に関して何処らへんが誇らしいことなのでしょう。正式な時刻に知りたい人の権利を侵害しているとしか言いようがありません。幸いにしてと言うべきか、何一つ当たってる部分が無かったようですが。そうなってくると今度は適当なことを言いふらした人や会社の信用が残念なことになります。こんなところにリソースを使うなら他にやるべきことはあるんじゃないかと思いますが、改めるようなことは無さそうです。

(・ω・) 結局、売れれば何でも良いって常日頃から自白してるんだよね

【なんでちょっと強気になってるんですかね】
青:では次に、今後の四神の展開について具体的意見があれば述べてください。
朱:急に言われましても~。
青:こういったことは普段から考えておくべきです。
白:私達に、そんな労働意欲があると思って言ってる?
青:我ながら絵空事にも程があると頭をよぎりました。
黄:ひでぇ言いようなんだよぉ。
玄:理想の私達を思い描くのは自由ですが、
 現実との乖離に悩まされることになりますよ。


【黄龍に至ってはナニソレという反応なことには触れないであげよう】
玄:本来、四神とは都市を守護するものです。
  その考えを押し進めて、一家に一揃いのミニ四神を流行らせるというのはどうでしょう。
白:あー、ランダム封入で射幸心を煽るみたいな。
黄:普通にセット販売で良いと思うんだよぉ。
朱:玄武がダブって捨てられる未来しか見えませんしね~。
玄:重複しなくてもないがしろにされる展開しか思い浮かばないことに気付きました。
黄:世間的に抱き合わせ商法に分類されると言われれば、
 否定できない悲しさがあるのが玄武の実態なんだよぉ。


【炎の鳥で夏担当が何かほざいております】
朱:ところで四神って東西南北の守護者じゃないですか~。
  地球を守ると想定した場合、何処に配置すれば良いんですかね~。
黄:立体的でワールドワイドな話を持ち出したんだよぉ。
白:普通に考えて、赤道上に四神が四分割で、後は北極点と南極点じゃないの。
玄:黄龍さんにも仕事が出来る画期的な案やも知れませんね。
黄:変温動物に極地に行けとか、死ねと同義なんだよぉ。
朱:私も、暑い地方はちょっと苦手ですしね~。


【最初から分かってることじゃないかというツッコミは野暮ってもの】
青:つまるところ、世界征服を目指していくと。
朱:ただでさえやることが盛り沢山なのに、青龍さんが危険なんじゃないですか~。
黄:自分達で負担する気が無いって言ってるんだよぉ。
白:逆に支配地域が広がれば、優秀な部下が見つかる可能性もあるんじゃないの。
玄:私の影が更に薄くなる展開は御免こうむります。
黄:ともあれ自分のことばっか喋ってて、
 四神全体についての展望が無いことだけは明らかになったんだよぉ。

 日本の平安京と江戸の都にも四神は配置されてるはずなのですが、東京に変わってどうなったんでしょうね。山は削るわ、海は埋め立てるわで愛想を尽かされていてもしょうがない感じもありますが、それは中国も一緒な気もしてなりません。

2019

0331

 トリコロールと呼ばれるものがあります。フランス語のtricoloreをカタカナ語化したものです。英語だとおそらくスリーカラーズに相当して、日本語では三色になる訳です。フランスで用いられる場合は、青、白、赤で構成されたフランス国旗を特に意味するらしいです。ちなみにイタリアでトリコローレだと、緑、白、赤のイタリア国旗になるのだとか。こちらはフランス国旗をベースに作られているので、似ているのは必然なのだそうです。日本語でトリコロールを用いる場合は三つの色という使い方が多いですが、明度や彩度に差があって、メリハリのある三色であることというのが一般的な解釈なようです。たしかに、濃紺、焦げ茶色、どどめ色の三つでトリコロールだと言われても、納得してくれる人は少ない気がしてなりません。

(・ω・) 原色かそれに近い色を本能的に好むって、どういう理由なんだろう

【昔はどうしてたっけと思い出すのも億劫な年頃】
青:では改めまして、四神の心構えについて話し合いたいと思います。
黄:なんで一緒に座らされてるかについては、考えないでおくんだよぉ。
白:ツッコミ担当だろうねぇ。
朱:青龍さんが前のめりの時は、黄龍さんくらいしか抑えられませんから~。
黄:麒麟のやつは何してるんだよぉ。
玄:視察という名の逃亡をしている場合が多いかと。
黄:働く気がねーんなら職責を譲れと言いたいけど、
 年中、青龍のストッパーをするのもなんだかなぁなんだよぉ。


【理想と思惑が合致しているんだからまだマシとも言える】
青:白虎。四神にとって最も重要な目的は何であると考えますか。
白:人間の自主性を尊重し、なるたけ干渉しないで済む社会作りを目指す的な。
黄:薄っぺらい教師みたいなこと言ってるんだよぉ。
青:それで、本音は。
白:私に回ってくる仕事を、どうにかして減らしたいなって。
黄:素直に答えるのもどうなんだ感あるけど、
 完全にバレてる訳だから問題ない気もしてきたんだよぉ。


【ダーク白虎とかイメージカラーはどうしたら良いんですかね】
青:玄武はどうですか。
玄:もちろん知名度を上げ、玄武の名を世に知らしめることです。
黄:臆面もなく言い切ったんだよぉ。
玄:この際ですから、それが悪名であっても構いません。
青:私は構いますが。
黄:闇落ち四神とか、ちょっとそそられるものがあるけど、
 一過性のブームで終わりそうな辺り、長期計画には向かなそうなんだよぉ。


【何処まで行っても当事者意識に欠けた連中である】
朱:私は安穏と暮らせれば何でも良いんですけどね~。
黄:朱雀として生まれた使命を、全く感じてないんだよぉ。
白:貴族制の弊害ってやつだね。
青:私だって時たま、どうして青龍をやっているのか分からなくなるのですから、
 本質的な問題とは言えません。
黄:なんか怖いこと言い出したんだよぉ。
白:ふっと我に返って出奔とか隠棲しだしそうな兆候だけど、
 端から見てる分には面白そうではあるよね。

 そういや未だに四神のナンバー2は誰なんだという問題が解決してない気もしますが、どいつだろうと青龍抜きではまとまらないことに変わりは無いんで別に良いかなって思います。

2019

0329

 茶番という言葉があります。現代日本語では、底の浅い、或いは程度の知れた芝居じみた行為を意味することが多いです。元々、茶番とはお茶の接待をする人のことでした。江戸時代の芝居小屋では下っ端の役者が茶などを給仕することが多かったのだそうです。そして彼らは余興として、手近なものを使った小芝居や寸劇を披露したのだとか。これを茶番狂言と呼び、略した茶番がそういった使い方をされるようになったようです。お笑い芸人で言うところの前説とか、噺家の前座みたいなものでしょうかね。B級映画に一定の需要があるように、彼らの低品質な芸にも多少なりとも客が付いていたのかも知れません。世には誰に頼まれてる訳でも無いのに高校野球の練習をチェックして、今年は良い線いくぞと評してるようなおじさんも居ることですし。何事も極めれば芸術の域に達しますが、裾野にも味わいがある。日本人が好む乙の文化の一端が垣間見えた気が致します。

(・ω・) 甲乙丙丁までは言えても、その後は微妙って人は多いと思う

【それを言ったら朱雀も怪しいものなんじゃなかろうか】
青:ではこれより、座学を始めたいと思います。
朱:その前に、体力の、回復を、図りたい、んですが~。
黄:持久走で完全に伸びてるんだよぉ。
青:適度な運動は血流を良くし、脳を活性化します。
玄:それ、私にも効果あるんでしょうか。
黄:演算装置はむしろ冷やした方が良いはずだけど、
 玄武みたいな超科学物体に適用されるかは知らないんだよぉ。


【今の半分くらいだろうけど人間から見ると相当な年齢ですよね】
白:散歩を終えたら寝る! これが正しいネコ科の生き方!
黄:あっちはストライキを始めたんだよぉ。
青:たしかに休息も大事な要素ではありますね。
  お昼寝の時間を挟むとしますか。
黄:一気に、保育所感が出てきたんだよぉ。
青:長いこと四神を取りまとめていますが、
 これほど精神的に幼いのは五龍時代以来やも知れません。
黄:あの頃は若かったなぁと、
 含まれてるかどうか分からないけど弁解しておくんだよぉ。


【一人三交代制を導入しているとの噂は伊達じゃない】
白:ぐがーぐがー。
黄:昼間だってのに、見事な寝入りっぷりなんだよぉ。
青:そういえば虎は基本的に夜行性でしたっけ。
黄:夜勤にしたら多少は働く気がしてきたんだよぉ。
青:どうせ私は夜も詰めているのですし、一考の価値はありそうですね。
黄:アンタ本当いつ休んでるんだと、
 四神の闇について触れたくなるけど我慢するんだよぉ。


【スパコンの仕事を求めるならそれを使えば良いじゃない的な逆ギレをしたとか】
朱:ふに~。ふに~。
玄:朱雀さんが見る夢を映像化すれば、何かしら凄い発見があると思うんですが。
黄:地球生命には早すぎて、発狂すると思うんだよぉ。
玄:逆に私なら冷静かつ客観的な情報処理を行えるということですか。
黄:どの口が言うんだよぉ。
青:手作業では手間の掛かる資料整理が向いていると思って任せてみれば、
 脚色や私情を多分に盛り込んで原型が分からなくなる始末ですからね。

 つくづく黄龍と青龍って三名の両親的なものなんだなぁって感じではあるのですが、どっちが父で母なのかについて謎が残ってしまうのです。
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