2020
マンネリという言葉があります。マンネリズムの略で、英語表記だとmannerismになります。本来の意味は定型、辺りでしょうか。芸術的な分野で基本を発展させた王道に重きを置くスタイルをそう呼ぶのだそうです。しかし時を経ると新鮮味や刺激が乏しくなる手法でもあります。そこから転じて、惰性で続けている様をマンネリと称するようになったようです。決して悪い使われ方では無かったはずなのに、気付けばダメな面だけが強調されるのは、人という生き物の習性が見え隠れしてる気もします。少なくても現代日本でマンネリを好意的に用いる人は極少数でしょう。例えば夫婦関係をマンネリと表現すれば、もはや目新しいこともなくダラダラと続いているだけという感じになってしまいます。円熟した大ベテランというニュアンスで解釈しても良いはずなのに、です。とはいえ、日本人にとって白米が常食でありながら飽きないのと同様に、似たようなことが続いても必ずしも悪とならないケースもあります。何事もひとくくりで考えず、一つ一つ精査するのが肝要なのでしょうね。
(・ω・) なので黄龍ちゃんはあくまで前向きなマンネリであると主張する
【分かる人すら限られる謎のグッズを集めて悦に入ってそう】
月:特殊なアイテムで世界征服を目論む、男児向け作品をプロデュースしたい。
朱:玩具を売る為の定番ですね~。
黄:マンガ、アニメで怒涛の如く刷り込まれ、
クラスでも話題になるとなると、抗えるのは偏屈者だけなんだよぉ。
朱:月読さんが男子小学生だったら、その枠に入りそうですけど~。
黄:これは悪い意味で我が道を行くことしか出来ないから、
どんな業界に身を置こうと孤立は必然なんだよぉ。
【あくまで身体だけ大きくなった児童受けを狙ってるのさ】
月:という訳で、ざっと流れを把握するところから入るぞ。
主人公の実力だが、最初からそこそこ高いか、
初心者だけどやってみたら凄いの二パターンが王道だ。
朱:やや落ちこぼれ気味っていうのは珍しいんですか~。
月:痛快さが足りないから子供向けにはならんのだろう。
黄:大人を対象としたものでも似た設定になりがちな気がするのは、
どういった訳なのかと考えてモヤモヤするんだよぉ。
【予算委員会で必要性を説かれてる可能性もありそう】
月:あと父親は同じ業界の凄腕で行方不明ってのが多い。
どうやって収入を得てるのかとかに触れてはいけない。
朱:ハードボイルドと家庭を築くことは、実に相性が悪いです~。
黄:悪の組織と渡り合えるくらいの実力者だろうし、
補助金の一つや二つ出ててもおかしくないんだよぉ。
月:国家の犬だったのか。
朱:一気に俗っぽくなってしまいましたし、
隠すのも無理からぬことだと分かりました~。
【変にオリジナリティを出そうとしてやらかすケースも少なくない】
月:そして同じ学校や町のライバル達と戦い、
地区大会、全国大会、世界大会とステージを上げていく。
ラスボスは成長した初期の敵ってのを良く見掛けるな。
朱:熱い展開です~。
黄:こうして見ると、完全に型が出来上がってるんだよぉ。
月:これだけ道が整備されてるのに、結構コケるのが逆に凄い。
朱:キャラクターに魅力があるかとか、遊んで楽しいかという、
基本的な部分が残念なんでしょうね~。
正直、最新の男児向け販促作品に詳しい訳でもありませんが、私が子供だった頃からテンプレを繰り返してるんだろうなという前提で話を紡いでいこうと思います。
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2020
釣りの世界では、魚類の生態や習性を把握した上で餌やポイントなどを工夫し、事前に種類を決めて狙い撃つというのが一般的なようです。そして違うものを釣り上げてしまうことを、俗に外道と呼びます。外道とは御存知の通り、人の道を外れるほどに酷い行いや性格を意味します。元々は仏教用語で、仏教ではない思想や宗教を指すものです。仏様の考え方以外は邪道なんだよという解釈から生まれたとしか思えない使い方です。そして釣り用語の方も、中々にキツい言い回しです。釣りという言葉を使う時は大体が趣味であるはずなのに、こんな単語を選ぶ必要はあったのでしょうか。いや、遊びだからこそ遠慮が無くなったり、妥協ができなくなるってこともあるんでしょうけど。でも初心者に外道とか言っちゃったら少し驚かれてしまいそうな辺り、優しさが足りない気がしないでもありません。
(・ω・) マニアがルーキーに厳しいのは、永遠の業である
【黄龍と出会う以前に何してたかは誰も知らないという】
玄:それにしても、この生活を続けたら接待の極意を掴めるのでは無いでしょうか。
白:青龍には通じないんだろうなってのが残念なところではあるけど。
朱:七大悪魔全ての誘惑を跳ね返しそうなくらい籠絡が難しそうです~。
則:禁欲を是とする輩こそ堕落しやすいものじゃがのぉ。
玄:若い頃、考え得る全ての遊びをやり尽くした可能性が出てきました。
白:その方が大人になって仕事に没頭するって話も聞くけどね。
【能力は高いけど就ける職の幅は狭い気がしてきた】
黄:帰ったんだよぉ。
則:遅かったではないか。こやつらが使えぬせいで待ちくたびれたわ。
白:思ったより評価が酷い。
朱:アルバイト初日に完璧を求める店長くらい厳しいです~。
玄:こうやって政敵に難癖をつけて権力の座から叩き落としたんでしょうね。
黄:ぶっちゃけた話、素でやってるであろうから尚のことタチが悪いんだよぉ。
【野性的な危機察知能力はとうの昔に無くなってる】
則:土産は無いのかえ。
玄:ほぼ未開の山を登ってきた方に何を期待しているのでしょう。
黄:見たこと無い果実があったから採ってきたんだよぉ。
朱:黄龍さんが初見って、異世界からでも降ってきたんでしょうか~。
白:肉じゃないし、食い意地張った私でも躊躇うよ。
黄:獣肉にさえカテゴライズされていれば何でも口にするってのも、
動物としておかしい気がするんだよぉ。
【ちょっと長めの小休止をしてるだけだぞ】
玄:それで、気分転換の効果はどうだったでしょうか。
黄:気を抜いたせいで、家事とかをする気が起きないんだよぉ。
白:遊び疲れた猫みたいにぐでっとしてる。
朱:見事に逆効果でしたね~。
玄:現在の黄龍さんが意欲に欠けるのは、
マムシ時代から生きるのに精一杯だった反動に過ぎない気がしてきました。
当初は黄龍が一人でのんびりする様をどうこうしようかとも考えていたのです。作品形態的に難しいというのと、黄龍編より武則天編の方が良いかなという都合の結果こうなりました。三馬鹿編の間違いではと言われると否定はしきれません。
2020
再現性という言葉があります。自然科学の実験に於ける基本的な考え方の一つで『同じ条件で同じ作業をしたら、誰がやろうと同じ結果になる』というものです。何を当たり前のことを言っているんだと思われるでしょうが、意外と揃えるのは難しいものなのです。限られた技師にしか分からないコツみたいなものがあったら、もうダメです。論文として記述する訳にはいかなくなります。そもそも研究としての科学実験は、今ある知識から推論を組み立て、理屈の上ではいけるであろう構築をして計画を立てます。しかし一発でうまくいくことはほとんどありません。そこで何が問題なのかを考えて、条件を一つずつ変えて洗い出していくということを延々と繰り返していくのです。なので環境を再現しないと、エラーの原因がいつまで経っても解明できない訳です。根気もそうですが、几帳面な性格じゃないと務まらないでしょう。理系の学者というと、ド派手な発見をして意識革命を起こしたり、大発明に繋がる理論を発表した的な印象が強くなりますが、裏にあるのは地道なものなのです。まあ、学生辺りから吸い上げるのがうまいタイプも居るようですが、そういう世渡りもなんやかんや社会的成功には必要って話なんでしょう。
(・ω・) 優秀な生徒を手放さない為に留年させる教授も居るとか居ないとか
【上司の機嫌を取っておくに越したことはないし】
セ:ハッハッハ。接遇となれば一流の執事たる私の力が必要でしょう。
朱:どちら様でしたっけ~。
白:セバスチャンを名乗る、元白龍とかじゃなかったっけ。
玄:たしか麒麟さんに仕えたかと思ったら金を持ち逃げして、
野良執事の身分を得たと記憶していますが。
朱:良く中国に帰ってこれますね~。
白:もしかして引っ捕らえて突き出せば、
小遣い銭くらいにはなるんじゃないかって気付いちゃったんだけど。
【特殊な偏り方をした性格に限り天職の可能性もある】
セ:召使いの奥義とは即ち、主人と心を一体化させることにあるのです。
則:こやつ、言うことが気色悪いのぉ。
朱:一刀両断されました~。
玄:あくまで自称であって、執事としての実績は皆無同然ですし。
セ:この私を雇うには品格が足りぬということでしょう。
白:プライド高い系無職が良く言うやつだ。
玄:どれだけ困窮していようと、
この女帝に尽くす職務は避けた方が無難であるのも事実ではあります。
【平和を享受してる人が乱世に希望を抱く的な話】
朱:そういえば、玄武さんの最終目標はネコミミメイドでしたね~。
白:久々に聞いた気がするけど、相変わらず意味が分かんない。
玄:なんかこう、良いじゃないですか。
朱:人工知能とは思えないざっくりとした返答です~。
白:理詰めで説明されても、共感できる気はしないけど。
玄:ネコ科として生まれた時からその耳を持っている方が、
納得するのは難しいと言わざるを得ません。
【どうして執事になろうとしたのか説明できなさそう】
白:そんな玄武が考える、理想の主従ってどんなのなのさ。
玄:そこら辺は成り行きでこなしていこうかと。
朱:全てがふわっとしてますよね~。
セ:憧れだけで何も対策をしないとは愚昧極まることです。
則:もしや、己を評しておるのか。
朱:笑ってあげるべきなのか、若輩の私には判断しかねます~。
黒龍、赤龍、白龍の元祖というか、別枠の三馬鹿がどうやって生計を立てているのは謎のままです。中国の話ですし、山賊として雌伏の時を過ごしてるんでしょうと適当なことを言っておきます。
2020
モノカルチャーという言葉があります。英語で表記するとmonocultureです。ここでのカルチャーは栽培辺りで、単一の農作物に頼った形態を指すようです。農業で何を育てようかと考える時、その土地や気候に合っていて、収穫量や収益が多いものを選ぶというのが道理になります。しかし自然相手のことなので、日照時間や風雨、気温など様々な要因で凶作となることもあります。うまくいった時に効率的だからといって一種類だけを主軸にしているとダメだった場合は悲惨なことになります。リスク分散の為に株や外貨はバランス良く投資すべきだというのと似た話になるでしょう。ここから転じて、特定の国や地域が極めて幅の狭い産業に依存している状態も意味します。流れから分かるように、あまり前向きなニュアンスでは使われないようです。その商売なり工業なりの調子が良い内は問題ないのでしょうが、一つ歯車が狂えば大不況待ったなしとなるので、やっぱり危険です。種の多様性が狭まると環境の変化に対応できないという話にも繋がりそうで、視野は広く持つに越したことはないようです。
(・ω・) とはいえ、ウハウハな時に聞く耳を持てる人は少ないのである
【民主主義社会でも躍進できるタイプな気がしてきた】
則:庭の景が気に入らぬのぉ。一刻以内に修整してたもれ。
白:要望を出してくるのは良いにしても、内容に具体性が無い。
玄:しかも創造性を要求される上、刻限に無理が有り過ぎるのですが。
朱:たしか天寿を全うされたはずですが、
良く存命の内に反乱で失脚しなかったものですよね~。
玄:意外にも農民一揆を起こされたことは無くて、
無茶苦茶をしたのは宮廷内での権力闘争だけなのだとか。
【難しく考えるより天に任せた方が味わい深い的な】
朱:庭石を勝手に動かしたりして良いんでしょうか~。
玄:元の形は記録しましたし、文句を言われたら復元しましょう。
白:そもそも、これって意識した配置になってんの。
玄:黄龍さんが自然の姿が良いと言い張って、
放ったらかすタイプだというのは分かります。
朱:むしろ上空に放り投げて、
落ちてきたままにしている様な気がするんですよ~。
【今の長さがベストだと身体が決め付けてくるのもどうなんだろう】
朱:枝葉を切り落とすのはまずいですよね~。
白:こう伸び放題だと、ちょっとくらい整えた方が良いんじゃない。
玄:それって、前髪のバランスが悪いなとハサミを持ち出して、
取り返しがつかないことになるやつでは無いですか。
朱:私の感覚ですと、すぐさま伸びるので怖くもなんともないんですが~。
白:例えを完全に誤ってるんだけど。
玄:朱雀さんのように奇っ怪な生き物を基準にしたら、
扱える比喩の幅が極端に狭まってしまいます。
【どれかというと赤子の駄々に付き合う親の心持ちなのでは】
白:とりあえず、それっぽい感じにしてみたけど。
朱:普段、黄龍さんは本当にこんな仕事をしてるんでしょうか~。
玄:三人も居るんだから使わなければ損みたいなノリを感じます。
則:くーくー。
白:言い出した当人は朝寝を満喫してる。
朱:起きたら、『何をしておるのじゃ』って言い出すと予想します~。
玄:特に怒りの感情が湧いてこない辺り、
私達も慣れてしまっている部分があると思うんですよ。
権力志向が強く、内部の争いに強い政治家は使いこなす人間次第でとても有用になります。それがトップになって好き放題すると悲惨なはずなのですが、武則天の現役時代、国内は安定していたらしいので内政も達者だったんでしょうね。
2020
バーナム効果と呼ばれるものがあります。占いの類で大抵の人に当てはまることを遠回しに言われて、見事に的中してしまっているように感じてしまう現象を指すのが一般的です。人の心理として、あまりに振り切れていることを自認するのは躊躇われるのが大きな要因なのではと思われます。それなりに真面目だけどはっちゃけたい気持ちも持ち合わせている、なんて言われたら概ね肯定してしまうのではないでしょうか。占いが好きな方なんて、信じたいからやるってのが大半でしょうし。なので、どちらかというと人を誘導する為の技術みたいなところは否定できないようです。バーナムの名は、19世紀の興行師フィニアス・テイラー・バーナム氏からとったものとされています。彼曰く、『私達は誰しもに当てはまるものを持ち合わせている』のだとか。どういう前後で言ったのかが分かりませんが、興行的な意味で心を掴む共通のツボがある的な話なんですかね。だとすると、えらい拡大解釈されたもんだなという気がしないでもありません。
(・ω・) とりあえず有名人の名を借りておけというのも、一つのテクではある
【万物の霊長とかいう不遜を極めたかのようなフレーズ】
黄:行ってくるんだよぉ。
朱:思ったより重装備です~。
白:黄龍の体力と生命力なら、こんなに必要ないんじゃない。
黄:急な寒風で体温が下がったら、死にはしないけど動けなくなるんだよぉ。
玄:意外と不便なところがありますよね。
白:南極に爬虫類って住んでないらしいし、
絶対の生物なんてこの世に存在しないって思わされるよ。
【いざとなれば力で抑え付けないといけないんだから国際組織だと思う】
黄:家を住めないくらい壊したり、
神警察が飛んでくる事態に陥らなければセーフだから気楽にやるんだよぉ。
玄:どういう状況を想定しているんですか。
朱:かつてここで色々ありましたが、お世話になったことないですよ~。
白:というか、私達を取り締まる存在ってのが何気に怖い。
玄:それだけの正義感と熱意を持っているなら、
中枢として四神の業務を代行してくれた方がよっぽど国の為になりそうです。
【歴史を動かす英傑クラスなら仕える価値があるかも知れない】
朱:それで私達は何をすれば良いんでしょうか~。
則:わざわざ口にせずとも妾を満たすのが務めじゃ。
白:無茶振りエンプレスの称号を与えたい。
玄:暴君とはそういうものの気もしますけど。
朱:とりあえず読心術を修めたいので、
五十年くらい時間を頂きたいのですが~。
白:その末にやる仕事が小間使いってのも、普通にどうかと思うよ。
【この三馬鹿に給料払ってるのも大概なのではなかろうか】
朱:ともあれ肩をお揉みしましょう~。
白:幽霊みたいなのが凝ったりするのかな。
則:そういったことは無いが、侍らせておる気分が強うて嫌いではない。
玄:演出という側面がありそうな気もします。
白:権力者が両脇で大きなうちわを扇がせてることあるけど、
あれも雰囲気が目的だったりして。
朱:これだけ無駄な経費を使えるんだぜというのは、
相手に依っては充分な威圧になるんでしょうね~。
動物が老いるというのは熱を失って乾くことらしいので、そもそも発熱をあんましていない変温動物が長寿命なのは道理なんだなと納得したりしました。