2019
令和元年現在、流通している日本円は1と5が基本になっています。1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉、1000円札、5000円札、10000円札です。2000円札も現行通貨扱いらしいのですが、目にする機会すら減っているので置いておきましょう。つまるところ、脳が数字を十進法で処理する前提があるから、1と5で刻むと管理しやすいということです。何を当たり前のことを言いたくなるでしょうが、明治期に円、当時の圓が導入されるまではそうではありませんでした。千両箱などでお馴染みの両(リョウ)という通貨単位ですが、これは小銭である文(モン)だと4000文に相当します。そして時代劇などを嗜む方であれば、分(ブ)、朱(シュ)、というものを聞いたことがあるでしょう。1両=4分=16朱で、二進法が基本となっています。アメリカの現行貨幣にも4分の1ドルで25セント硬貨というものがありますし、慣れると使いやすいんでしょうか。1、5が浸透しきった身としては、正直なところ混乱のもとなのですが、今後、どうなるかは誰にも分からないのが恐ろしいところです。
(・ω・) 私が死ぬまでに別額が出ることは無い気もしてるけどね
【背中に乗ってる方が格下だと色々と面倒そう】
玄:水泳系は、海産物聖獣の独壇場過ぎませんか。
黄:だからこそ、陸上生物の健闘が判官贔屓的に持ち上げられるんだよぉ。
朱:逆に、地上競技に海の方が出たりはしないんでしょうか~。
黄:たしかイルカが乗馬で良い線いってた気がするんだよぉ。
玄:もはや、何処からツッコむべきか分からない絵面ですね。
朱:その馬さんが聖獣なのかどうかで、
全く意味合いが変わるのが興味深いところです~。
【陸の上だと重力に負けるだろというツッコミには聖獣だからで対応する】
朱:なんでクジラさんがサイクリング競技に出てるんでしょうか~。
黄:聞くところに依ると、人間が空を飛ぶことを渇望するように、
地上をスイスイと走ることに憧れてたらしいんだよぉ。
玄:私の認識だと、あれは台車や車椅子に分類されるもので、
自転車と呼ぶのは無理があるのですが。
黄:車輪が付いてて、エンジン的な自走能力が無いのが規定だから有りなんだよぉ。
朱:表現としては地べたを這いずるが近い気もしますが、
当人が満足なら何も言わないのが作法なんでしょうね~。
【勢力拡大なんて生易しいものじゃなく侵食と表現するのが近しい】
玄:無補給で何処まで飛べるかを競うレースは壮大で、独特の味わいがあります。
黄:参加選手の平均は、地球三周くらいらしいんだよぉ。
朱:時間制限が無ければ私も参加してみたいところです~。
黄:朱雀の場合、どう考えても風で流されて目的地に到達できないんだよぉ。
玄:そういえば、渡り鳥にはジェット気流を利用するのも居るそうですね。
黄:タンポポの綿毛の様に各地に飛ばされる朱雀というのは、
ファンタジックのようでいて、限りなくホラーなのが現実なんだよぉ。
【そんなペースで激動の二十世紀をどう乗り切ったんだろう】
黄:チェックポイントに辿り着けないのが必ず出るんだけど、
それを捜索する部分が本編と主張してるのも居るんだよぉ。
玄:現代なら位置情報など機械で簡単に分かるのでは無いですか。
黄:伝統派が、そんなもんに頼るのは邪道だと認めないんだよぉ。
朱:現場を知らない外野があれこれ言うのは、何処も変わりませんね~。
玄:部活中は水を飲むなみたいな方の話ですか。
黄:長生きすればするほど情報の更新は億劫になるけど、
それでも百年に一回くらいは見直さないと世の中との乖離がヤバくなるんだよぉ。
終わってみれば、玄武である必要性が少なかったような気もしますが深く考えてはいけません。大陸一周レースはどうなったんだという部分についても、結果なんて大事じゃないという綺麗事で躱そうと思います。
PR
2019
盥回しという言葉があります。盥は、タライと読みます。御存知の通り、水を溜める器の中でも大きめで、手や足を浸したり、洗濯をするサイズのものを指します。盥回しは、一定の内輪で発展性が無いことを延々繰り返すことを意味します。役所で面倒な手続きをする際、あっちやこっちの部署を行き来させられる場合などに使われます。或いは、役職としてのポストを限られた人員で何度となく分け合う辺りでしょうか。元は曲芸の一つで、盥を寝転がったまま足で回転させるものだったのだそうです。そして幾つもの盥を次々と回すジャグリング的なやり方が一般的で、その華麗な送り流しっぷりを踏まえて今の使われ方になったのだとか。傘で受けて回すのも似た感じじゃなかったっけと思わなくもありませんが、多分、歴史的に盥回しの方が古いとかなんでしょうね。
(・ω・) 盥、盥と書いてると、表記が大体タライになるのが良く分かるな!
【中国史で言うと夏王朝があった頃には就任してたらしいぞ】
朱:この、ペペット・ドゥワイミンって、どういった種目なんですか~。
黄:古来より聖獣界に伝わる球技なんだよぉ。
玄:それは黄龍さんが黄龍を始める以前からあるという意味ですか。
黄:よりは後だった気がするんだよぉ。
朱:大したこと無さそうですね~。
玄:どうも歴史の長さに対する感覚が狂いがちで、困ったものだと思います。
【聖獣の生命力だと片っ端から復活してゾンビ状態になりそう】
朱:具体的に、どういった内容なんですか~。
黄:規定の人数でチームを作って、用意したボールをぶつけあうんだよぉ。
玄:ドッジボールみたいな感じですね。
黄:素材や個数に制限はなく、フィールドは山一つ使うのが慣例なんだよぉ。
朱:雪合戦やサバイバルゲーム感が出てきました~。
黄:そして双方、最後の一人が立ち上がれなくなるまで時間無制限で続くんだよぉ。
玄:人間界に普及しなかった理由が、この説明だけで理解できるというものです。
【規模が大きくなるにつれて政治力の重要性が増してくる】
黄:最近は流線形の有用性が広く認識されて、
弾丸型を銃弾のように回転させる投げ方が主流になってるんだよぉ。
玄:それはもう、球技と呼んではいけないのではないですか。
黄:ラグビー的なもんだからセーフということで、議論の真っ最中なんだよぉ。
朱:いつの時代も、どの世界も、ルールの制定は揉めるんですね~。
黄:最終的には腕力とか立場に物を言わせて、
一部聖獣が有利になるよう決定するのは人間達と変わらないんだよぉ。
【理性という名の檻に閉じ込められてるのは人だけでは無いということか】
玄:それにしてもこの凄惨さ、スポーツは戦争の代理行為とは良く言ったものです。
朱:動けなくなった方の数が右下に表示されるのは逆に新しいです~。
黄:死者が出た前例も無いし、適度なストレス発散という扱いになってるんだよぉ。
朱:皆さん血走った目をしてますし、殺意を持って投げつけてるようにしか見えません~。
玄:簡単には死なないからと言って、やりたい放題な部分がありますよね。
黄:たまに自分は獣だということを認識しておかないと逆に制御が困難になるとか、
誰かがそれっぽいことを言ってた気がするんだよぉ。
なんとなくオリジナル種目を作ってみましたが、あまりの物騒さに自分でも驚きます。ちなみにペペット・ドゥワイミンには全く意味がありませんので、検索しても何も引っ掛かりません。
2019
古代湖と呼ばれるものがあります。一般的に湖というやつは、河川から水と共に土砂の類も流れ込んでくるので、いずれは埋まって消えてしまうのだそうです。規模にもよりますが、その期間は数千年から数万年程度が標準的です。一方で、十万年以上前から存在するものを、古代湖と称するのだとか。世界でも二十ヶ所くらいしか現存していないらしく、日本の琵琶湖もその一つです。世界で最も古いとされるのはシベリアのバイカル湖で、その歴史は三千万年程になるそうです。元は海溝だったのに陸地の変動で海から切り離され、徐々に淡水化していったとかなんとか。透明度世界一でも知られ、シベリアの真珠と称される湖ですが、あまりの壮大さにピンとこないものがあります。死海みたいに、水が流れ込んでくるのに出る場所がない上に乾燥地帯だから塩分濃度がとんでもないことになっているところもあることを考えると、自然ってやつは一筋縄ではいかないものだと思わされます。
(・ω・) 要するに、でかい水たまりを沼とか池とか称してる訳だものな
【体力勝負の意味が変わりかねない感がある】
朱:ゴルフ的なのはあるんですね~。
黄:パワーが強いから距離が長めという以外、そんな変わらないんだよぉ。
玄:単位がヤードではなくキロメートルなのはツッコまないでおきます。
朱:バンカーが砂漠そのままなのは壮大ですね~。
黄:本来、自然を利用するのがゴルフというものらしいんだよぉ。
玄:とはいえ砂嵐が舞い込んでも続行というのは、少しばかり驚かされます。
【最後の一個になったらボールが割れようと続けるらしいよ】
黄:ボール交換に制限あるのが独特かも知れないんだよぉ。
朱:全力で引っぱたくと壊しかねない方ばかりだからでしょうか~。
黄:それもあるけど、雑な性格してるのが多いから、
飛ばしすぎて何処行ったか分からなくなった時、ロストボールにしまくるんだよぉ。
玄:環境によろしくない上、大味になるのを防ぐ目的がある訳ですね。
黄:底なし沼に入っても諦めないみたいな弊害も出てるけど、
観客的には大盛り上がりだから黙認されてるんだよぉ。
【少しでも安息に過ごせる場所を縄張りと呼んでいたような気もするけど】
朱:密林コースはスリリングですね~。
玄:誤って大蛇が飲み込んでしまった場合、そのまま打つのはありなんでしょうか。
黄:少しくらい、蛇の方を心配して欲しいんだよぉ。
朱:障害物がこう多いと、ボールをちゃんと探し出せる方が有利になりそうです~。
玄:フェアウェイという概念は、何処に置いてきたのでしょう。
黄:そもそも野生世界に安全地帯なんか無いと、
詭弁にも似た建前をどっかで聞いたことあるんだよぉ。
【この大会で優勝することが名誉なのかからして怪しい】
朱:最終ホールのグリーンが出来たばかりの火山島って誰が考えたんでしょうか~。
黄:話題性を優先するのは、エンターテイメントの必然なんだよぉ。
玄:グリーンって、コース内でも際立った緑色だから名付けられたと聞いていますが。
黄:ところどころ苔が生えて、焦げ茶色の中の緑が艶やかなんだよぉ。
朱:かなりのヤケッパチを感じるんですが~。
黄:主催者でもないのにイチイチ解答を求められても、
知ったこっちゃないとしか言い様が無いんだよぉ。
意外に聖獣ゴルフって話が広がったなと、ちょっとビックリしています。どこかしらプロゴルファー猿的な感じを受けるかも知れませんが、私のゴルフ知識なんてそんなものです。
2019
かまくらと呼ばれるものがあります。地名としての鎌倉ではなく、雪を盛って空洞を掘り、中で風雪を凌ぐ方です。関東の様に、たまにしか雪が積もらない地域の子供にとっては一種の憧れの存在であるといえましょう。私の近辺だけかも知れませんが。しかしこのかまくらという名称は全国区ですが、秋田のお祭りが由来ということはどれだけ知られているのでしょう。なんでも内部に祭壇を設けて、水神様を祀るものなのだとか。東北や北陸が米どころなのは、雪解け水が豊富というのが一因なので納得出来る話です。すっかり平仮名で定着していますが、語源は竈(カマド)の蔵だの、神のおわす場所で神座(カミクラ)だの諸説あるようです。かまくらはおろか、泥だらけの雪だるますら数年に一度くらいしか作れない身としては、ある意味において神聖極まりないものの気もしてきました。
(・ω・) こっちの猫が雪でやたらとテンション上がるのも似たようなもんだよね
【フィジカルコンタクトが何処まで許されるのかで有利不利が変わるな】
朱:サッカーみたいなのをやってますね~。
黄:人間界から輸入されたもので、ルールはほとんど一緒なんだよぉ。
玄:あのシンプルな構造は、聖獣達にも受けが良かった訳ですか。
朱:ですけど、腕と手が異様なまでに器用な人類だからこそ、
使用禁止の意味がある気がしないでもないんですけど~。
玄:頭と角をうまいこと使って突進する水牛聖獣を見ていると、
とてもほぼ同じ種目とは思えないのですが。
【これには監督のヘルも頭を抱えている模様】
玄:キーパーに熊のような大型動物を配置するチームと、
ネコ科のように動体視力と反射神経に優れた方を選ぶ二パターンが多いみたいですね。
フ:グルァァァ!!
朱:両方を兼ね備えたフェンリルさんは、相当の資質ですね~。
フ:ガルァ!!
黄:根本的な問題としてルールを理解してなさそうだし、
ボールを持っていたら敵味方関係なく吹っ飛ばす地雷的存在ではあるんだよぉ。
【三次元フェイントとか浪漫はあっても何してるのか分からなさそう】
朱:バスケットボールっぽいのは無いんでしょうか~。
黄:空を飛べるのがチラホラ居るのに、空中戦をどう盛り上げろと言うんだよぉ。
玄:むしろ着地禁止にすれば、飛行系限定で成立します。
朱:原形を留めてませんね~。
黄:でもちょっと面白そうだから、実行委員会に投書しておくんだよぉ。
玄:こうやって、我々は我々で競技を独自進化させていく訳ですか。
【それのせいで広まらない未来しか見えないじゃないか】
黄:スポーツとして成り立つかどうか、
エキシビジョンでやってみるという返答がきたんだよぉ。
玄:フットワークが軽すぎませんか。
朱:人数的には大きな学校の体育祭みたいな規模ですから~。
黄:定着したら何か報奨を用意するって話なんだよぉ。
玄:でしたら名称に玄武を入れて欲しいと伝えてください。
つくづく、スポーツというやつは人間が基準で作られているんだなと、当たり前のことを考え直させられる次第であります。
2019
御政道を批判するという言い回しがあります。御政道は、ゴセイドウと読むのが一般的です。官憲が取り締まったり禁止することも意味しますが、この場合の政道は文字通り政の道で、政治そのものを指します。つまるところ、現代日本語でいうところの反政府的発言や、政権への反発に相当する表現な訳です。時代劇めいていて使われることが減っていますが、語感的には中々いいと思うんですよ。一昔前じゃあるまいし、権力者に楯突いたところで捕まる訳でもないので、批判すべきところはすべきです。もちろん、全く根拠の無い妄言を垂れ流したり、暴力的行為に訴えるのは御法度ですが。なぜだか現代人は反政府だとか、反権力だとか、風情の無い言葉を選択している気がしています。御政道批判という使い方だと、木っ端役人が無辜の民を虐げているような印象もあるので、弱者気取りの層こそ積極的に用いるという選択肢がある気がしませんか。
(・ω・) ってか反政府には、犯罪も辞さないの意が籠められすぎてやいないだろうか
【枠に囚われない生き方を実践する野良猫の鑑】
白:うにゃー!
玄:短距離部門で白虎さんが出場してますね。
黄:本業以外は熱心なんだよぉ。
朱:チーター聖獣さんとどちらが速いのかという永遠の謎に、
一つの解答が出るのではないでしょうか~。
玄:そうこう言っている間に、コースアウトで失格になったみたいですけど。
【いつも通りダメなところだけ学習機能がマックスに】
朱:画面越しでも、白虎さんのやりきった感が伝わってきますね~。
黄:全力疾走したことに満足して、結果はどうでもいいと思ってるに違いないんだよぉ。
玄:アスリートの究極形と言っても差し支えないのでは無いですか。
朱:肉体の限界に挑むことが本道で、メダルどうこうっていうのはおまけですから~。
黄:四神という権威にしがみついてるのが言うと、綺麗事が過ぎるんだよぉ。
玄:自分のことはさておいて他人には理想を求めるのが、標準的な一市民だと聞いています。
【初日から最終日まで中継される目玉競技らしい】
玄:長距離部門に麒麟さんが出ていますよ。
黄:すげーチャンネルを変えたい気分なんだよぉ。
朱:そういう黄龍さんの正直なところ、嫌いじゃないです~。
黄:ボロ負けしてるところを嘲笑いたいけど、スタミナだけは無尽蔵だから困るんだよぉ。
玄:ところでこのユーラシア大陸一周レースというのは、どれくらいで決着するのでしょう。
【北国と南国じゃ味わいが違うとか通ぶったことを言えるようになりそう】
玄:普通のマラソンと違って、差が付くと同画面に収まることすら珍しいので、
どういう風に盛り上がれば良いのか分からないのですが。
朱:各国の、自然豊かな風景を眺めるのが主目的なんじゃないでしょうか~。
黄:ずっと海岸なんで変化に乏しいんだよぉ。
玄:一周というルールでは致し方ないです。
朱:このちょっとした構造欠陥に、誰か一人くらい気付かなかったんですかね~。
そういや一年後くらいに東京五輪が開かれますが、盛り上がり的に大丈夫なのかが凄いことになってる気がしてなりません。