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 難読語と呼ばれるものがあります。特定の漢字が組み合わさった時、或いは単独で、一般的な読み方からは掛け離れた発音をすることを意味します。日向(ひゅうが)、和寒(わっさむ)、特牛(こっとい)など、地名に多く見られます。他にも名字で、一(にのまえ)、帯刀(たてわき)、東雲(しののめ)といった例が挙げられます。最近は下の名前も難読だらけだろというのはさておきまして。一般的な名詞でも、田舎(いなか)、心太(ところてん)、不知火(しらぬい)の様に、知らなければお手上げのものが数多くあります。由来は、洒落という名の悪ふざけだったり、現在の日本語に至る以前に使われていたとされる大和言葉に源流があったり、地方の言葉に漢字を当て嵌めたりと色々の様です。日本語が第一言語の人ですらなんでやねんと思うのに、第二言語以降だとどう感じるのでしょう。ただでさえ漢字というハードルは高いのに、ますます敷居を高くしている気がしてきました。

(・ω・) アルファベット系も、読み方憶えてナンボだろと言われると、まあそうですね

【稀少品に食い付く人間の本能が憎い】
朱:マモンさんって、双頭のカラスとして描かれることが多いんですね~。
マ:せやで。
黄:全身真っ黒ってだけで、悪いイメージを押し付けられる不憫な生き物なんだよぉ。
マ:虹色に光っとったら、別の扱いされてたやろな。
朱:それはそれで高値で売れて乱獲されそうですけど~。
黄:肉や毛皮に価値があるって理由で絶滅した種はいくらでも居るし、
 そう考えると今の立ち位置が正解に思えてきたんだよぉ。


【現代ではツンデレで一括りにされてしまう】
朱:どうして二つの頭なんでしょうか~。
黄:二枚舌とか、裏表のあるやつとか、そんなところだと思うんだよぉ。
マ:悪魔的には褒め言葉やな。
朱:悪口が悪口にならないって手強いですね~。
黄:逆に褒め称え続けたらどうなるのかが興味あるんだよぉ。
朱:一昔前の不良みたいに、
 『そんなんじゃねーし』的な反応するんじゃないですか~。


【罪業も限界まで詰め込めば逆に神格化される気がする】
朱:他にも鳥の頭をした方って居るんでしょうか~。
マ:インド神話に、ガルーダっちゅうのがおるで。
黄:炎みたいに光り輝く特徴があるんだよぉ。
朱:私とキャラが被ってますね~。
黄:というか、朱雀が世界の炎の鳥を混ぜ合わせたみたいな生き物なんだよぉ。
マ:色んな権利侵害してるゆわれても文句言えへん立場や。
朱:生きていることが罪なのは、どの業界でも一緒なのかも知れません~。


【保存状態が良好なら奇跡的に仕上がるものもあるらしい】
朱:ガルーダさんって、孵化するのに千年くらい掛かってるんですね~。
黄:待ちきれなくて五百年で割ってしまった姉が未熟児だったらしいんだよぉ。
朱:真の大器は、育まれるのに時間が必要って話でしょうか~。
マ:黄龍も龍族扱いされるまで、そんくらい掛かったって聞いとるで。
黄:この理屈だと、朱雀なんかとんでもない大物になってて然るべきなんだよぉ。
朱:百年以上熟成したワインが美味しいかと言われれば、それはまた別の話ですから~。

 人間の体に鳥の顔を持つ神様の類は多いようです。しかし鳥頭と書いてしまうと別の意味になってしまう辺り、日本語は難儀だと思いました。
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 茶と総称される飲料があります。日本語でこの漢字だけ書かれていた場合、半分くらいは緑茶を意味します。しかし日本人にとって、何かをお湯で煮出した飲み物は大体が茶と称されます。たんぽぽ茶、びわの葉茶、杜仲茶、つくし茶、センブリ茶、そば茶、ウコン茶などです。植物であることが条件のようにも思えますが、キノコ茶なんてものもあるので、話がややこしくなります。昆布だったら、単なる出汁になっちゃいますし。嗜好品として飲むものという考え方でいくと、コーヒーが除外される理由が分からなくなります。まあ、茶を飲む、という言い回しに種類を問わないティータイム的な意味が含まれてるという解釈もできますが。茶とは一体なんなのか、意外に奥深い世界なのかも知れません。

(・ω・) かくいう私は、花粉症対策で甜茶を飲みだした

【進言が遮られることの無い風通しが良い職場なのです】
朱:私達にとって最高級の不思議と言えば青龍さんですが~。
白:身近なようでいて、謎しか無いもの持ってきちゃった。
黄:何千年付き合おうと、アレだけは分からないんだよぉ。
白:そもそも、本当に一個の生命体なのか。
朱:労働という概念が憑依して、元を食い潰した説があった気がします~。
黄:部下にこれだけ言われるのもどうなんだ感があるけど、
 元上司の立場からしても理解しがたいからしょうがないんだよぉ。


【船頭が多くなると迷走するけど優秀な参謀は何人居ても困らない】
朱:時を自在に操る能力を持っていて、
 世界を停止させて休んでる可能性はどうですかね~。
白:老衰死が無い龍族ならではの荒技かも。
黄:止めてる間も働いてる気がしてならないんだよぉ。
白:私達が一やる隙に百くらい進めてるから有り得そうだけど。
朱:数値化されると、他が頑張るより、
 どうにかして青龍さんを増殖させた方が良いって結論になりますよね~。


【宇宙人襲来時の危機管理マニュアル程度には無駄な想定】
黄:二人の青龍が別陣営についたら、千年単位で膠着しそうなんだよぉ。
白:あれ、ひょっとして何人かの青龍を割り振ったら、秩序ある世の中になるんじゃ。
朱:強大な力に依る抑止論みたいになってますね~。
黄:そう考えると、味方である幸せを噛み締めても良いのかも知れないんだよぉ。
白:たしかに、敵に回ったとしたら真っ先に逃げ出すと思うけど。
朱:私達が真面目に働くくらい有り得なさそうなので、どうでもいいですよね~。


【賢くなるということと幸せは大して関係が無いのかも知れない】
黄:究極的に言えば、一家に一人の青龍を配備すれば良いんだよぉ。
白:人類を堕落させる悪魔の仕業っぽい発想だよね。
朱:確実に依存して、労働意欲が削がれます~。
黄:体験者が言うとヤバさが生々しいんだよぉ。
朱:自動食器洗い機を買っちゃったら、手洗いに戻れないじゃないですか~。
白:文明の進歩は知恵に依るものだけど、
 禁断の果実を食べちゃいけなかった理由はそこら辺にあるんだろうねぇ。

 機械であるはずの玄武より休みなく働いてるというのが持ちネタになってしまった青龍ですが、あれが羨ましいかどうかは人に依って受け止め方が違う気がします。

 お姫様抱っこと呼ばれるものがあります。前方に、両腕で、横向きに抱きかかえることを俗に称したものです。名前の通り、女性が抱えられるのが一般的ですが、性別問わずに使っても良いようです。一番サマになるのは、タキシードを纏った新郎がウェディング姿の新婦に対して行う辺りでしょうか。元々、結婚と縁の深い所作らしく、似合うのも当然なのやも知れません。ただ、形についてはともかく、どうしてお姫様抱っこなどという名が付いたかについては不明瞭な部分があるようです。貴族のお嬢さんが輿入れする時にされるかと言われれば、あんましイメージが湧きません。花嫁はみんな姫だものという、ロマンチックな理由なら分かりやすくて良いんですけどね。

(・ω・) 和英辞典だと、プリンセス要素全く消えてたぞ

【全人類が極めたら滅亡待ったなしなのは間違いない】
朱:愛って、一体なんなんでしょうね~。
黄:壮大シリーズが復活したんだよぉ。
白:解答を求めてるっていうより、問題提起してる自分に酔ってる的な。
朱:自己愛も立派な愛ですよね~。
黄:一人で完結する分、完成された循環系とも言えるんだよぉ。
白:発展性も無いことについては、触れないであげる。


【精神的充足が物質的なそれより上位であると決め付けるのは偏狭な気もする】
白:前々から思ってるんだけど、『愛を知らぬ者め』って上から目線じゃないかな。
  富豪が『金を持たぬ者め』とか言ったら、完全に敵役だし。
黄:貧者の最後の拠り所が愛という考え方もあるんだよぉ。
白:金で買えないとも言うけど、買わなくても良いって見方も出来るか。
朱:どうやっても、綺麗な話にならないんですね~。
黄:一応、宗教関係者としては、
 庶民が腹より心を満たしてくれると、都合が良い連中が居ると知ってるんだよぉ。


【作った本人が不利になるような真似を誰がするのか】
朱:噂話も不思議なものですよね~。
白:伝聞していく内に尾ひれが付いたり、気付いたら消えてたり。
黄:言葉を介する以上、情報は劣化する一方だって誰か言ってたんだよぉ。
朱:やはり、電波で分かり合うシステムを作るしかありませんか~。
白:それはそれで、強い力を持ってる方が侵食しそう。
黄:朱雀最強ルールを設定するのは卑怯と言いたいけど、
 秩序や競技なんてものは、そういうものの気もするんだよぉ。


【ソーシャルメディアでの称賛と炎上は紙一重である】
黄:話を聞く時、自分が興味を持ってること、インパクトがあること、
 強調されたことを無意識に選ぶから歪む側面もあるんだよぉ。
白:私の場合、肉以外の話題が右耳から左耳に流れていくみたいな。
黄:どうでもいいことに食い付いてる気もするけど、大体は合ってるんだよぉ。
朱:悪いことに利用できそうな匂いがしますね~。
黄:色々と頑張ってる人達は居るけど、
 一つ間違うと大打撃を食らうリスキーな技でもあるんだよぉ。

 言葉の壁も中々でかいですが、心の壁に比べればどうってことないってことにしておきましょう。

 飲料系瓶商品の蓋として、円形の金属片が用いられることがあります。栓抜き無くして外すことが困難なこれは、外周に複数のヒダが付いている形状が似ていることから、王冠と称されています。ちなみにこのデコポコの数は21が基本なようです。なんでも、円周で物を固定する際、2でも4でもなく、3点が最も安定するらしいのです。力学的にどういう計算になるのかは分かりませんが、イメージ的には何となく納得できます。その倍数で試行錯誤した結果、更に7で刻んだ21の具合が最も良かったのだとか。現在では、回転させての開け閉めが可能なキャップ式が普及した影響か、その姿を消しつつあります。開栓したら一気に飲みきらないとまずくてしょうがないビール以外でメリットが無さそうなのでしょうがありません。まず瓶飲料自体、重い、割れる、ゴミ処理が面倒などの理由で目にする機会が減ってきていますものね。

(・ω・) 瓶ジュースを最後に見たのはいつになるのかなぁ

【少なくてもエデンの園に貨幣制度は無かったと思う】
朱:そういえば、お金もかなり不思議な存在ですよね~。
黄:人類が生み出した概念として、神と通貨は双璧で重要なんだよぉ。
白:価値を数字に置き換えるってのは、便利だけど悪魔的所業でもある。
マ:呼んだかー。
黄:業が深いものは、大体こいつらのせいにしておけば丸く収まるんだよぉ。
マ:ウチ強欲担当やし、開発者っちゅうことにしたら名前売れるやろか。


【人口爆発で供給過多になって暴落してるんじゃなかろうか】
マ:一番えげつないんは、信心を換金することやで。
黄:洒落にならないのを持ってくる辺りが悪魔なんだよぉ。
朱:致し方無しですよね~。
白:悪魔の対価は魂がお約束って聞いてるけど。
マ:それもグラム幾らで売り買いしてまうんが人と悪魔の関係や。
黄:変動相場制が導入されてそうなんだよぉ。
白:株や為替と一緒で、安値で売って落ち込むのは居そうだね。


【イメージ映像ですと但し書きすれば大抵のことは許されるぞ】
白:もう一つの神様だけど、人の信心が私達の力を増幅させてるんだっけ。
黄:個人的には、人類が死滅しようと朱雀だけは生き延びる気がしてるんだよぉ。
朱:生命力に定評がある害虫みたいな扱いをされてます~。
白:どちらかというと、外宇宙からエネルギー受けてるって方が説得力あるし。
黄:ブラックホールに飲み込まれても拒否されそうなんだよぉ。
朱:私の不思議を捏造するのはどうなんでしょうか~。


【神をないがしろにすると天罰が下るって脅迫以外の表現が思い付かない】
朱:科学は最新の宗教って解釈もあるらしいですけど、
 そういった神族も生まれたりするんですかね~。
玄:興味深い話ですね。
黄:ひょっとすると、これがそうなのかも知れないんだよぉ。
白:前々から、オーバーテクノロジーだとは思ってたけど。
朱:人が科学に背を向けた時、玄武さんはその機能を停止するんですね~。
玄:そこは一般的な神様がしているのと同様に、
 多少の暴力に訴えかけてでもこちらに向き直らせれば良い訳です。

 この世界に於いて、神様の類が先なのか、信心が先なのかはイマイチ判然としないものがあります。そこら辺は曖昧にしておいた方がファンタジーっぽいんじゃないでしょうかね。

 重役出勤という言葉があります。会社の偉い人は定時に出社しなくても特に咎められないことから、遅刻を嫌味めいて言い換えたものです。つまりフレックスタイムが導入されていたら使いようがなくなります。或いは、時間に大して囚われない地域では理解すらされないであろう概念です。台風が来ようが、数十年ぶりの大雪だろうが、とにかく始業時間の幾らか前には席に着いているのが常識という、何処ぞの国でだけ通用するものと言えましょう。和英辞典を引いてみたところ、管理職や偉い人の出勤的なことが書いてあると思うのですが、これが日常的に使われているかどうかは不明です。単に直訳しただけじゃないか感がある辺り、アメリカ人はそこまで厳密には生活してないんじゃないでしょうか。

(・ω・) 上司こそ下の規範になるべきってのが東アジア的な気もするけどね

【人種が変わるだけで難易度激変するものな】
猫:まーお。
白:そういや、この猫もかなり不思議だよね。
黄:朱雀が転生した頃に子猫だったから同い年のはずなんだけど、
 膨れ上がってから十年以上、見た目が全く変わってないんだよぉ。
猫:なーご。
朱:『おめーらが言うんじゃねーよ』って仰ってますが~。
白:まあ、他種族の外見年齢は玄人じゃないと分かりづらいってことで。


【キャットレンタル事業で一財産を築きつつあるらしい】
猫:なごなご。
黄:普通、猫ってのは十歳を超えると活動量が落ちてくるものなんだよぉ。
朱:動きこそ少ないですけど、アクティブさは維持してますよね~。
猫:うなー。
朱:『敵対的買収を仕掛けてきたやつが居るだと。
  良い機会だ。逆に搾り取ってやれ』ですって~。
白:まさか企業経営まで始めてるとか。
黄:猫がスマホにじゃれてる姿は割とあるらしいけど、
 実態は案外こんなものなのかも知れないんだよぉ。


【猫とは別の新たな種として変容を遂げているのかも知れない】
白:私達の良く分かんないエネルギーを受けて、霊獣化しつつあるんじゃないの。
朱:磁石にくっつけ続けた鉄が、磁性を帯びるみたいなものですか~?
黄:言い得て妙なんだよぉ。
白:その理屈だと、パワースポットに居座り続けたら覚醒とかしそう。
黄:人道的に許されるなら、実験してみたいんだよぉ。
猫:なーみゃ。
朱:『ただでさえ電波浴びてんだから、これ以上は勘弁しやがれ』だそうです~。


【電気や石油燃料が要らないとか革命的って次元じゃない】
白:何にしても、独立できそうなのに朱雀の飼い猫続けてるってことは、
 気に入られてはいるんだろうね。
猫:うなーお。
朱:『冬場に、こんなにも芯から温まる暖房器具はねーからな』と言ってます~。
黄:照れ隠しなのかマジなのかが分かりづらいんだよぉ。
白:たしかに、この遠赤外線の秘密はでかい商売の匂いがする。
朱:こうやって、世の不思議はドンドン増えていくんですね~。

 初期の頃、朱雀のところの猫が十五歳くらいになったら妖怪的に扱うかと冗談半分で言ってましたが、現実味を帯びて来たのが恐ろしいところです。


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