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 予定という言葉があります。予め定まっていること、という読み下しからも分かるように、今よりも先の時間に起こる、或いはやると決まっている状態を意味します。過去、現在、未来と、時間の概念をこれほどまで明確に持つ動物は人間だけやも知れません。その上で、先々のことなど誰にとっても不確定なものでもあります。にも関わらず予定という単語が当然の如く使われていることは時に縛られている証明の一つなのかも知れません。一方で、予定という文字列には、そうするつもりだけど確実ではないよというあやふやさも感じます。あくまで、予定は予定で絶対ではないからという軽い逃げと言い換えても良いでしょう。過去に幾度となく、発売予定を反故にされてきた個人的恨みが混じってるような気がしないでもありません。そこら辺も楽しんでこそプロだぞと、自分でもなんだか良く分からない結論に至ろうかと思います。

(・ω・) 延期が既定路線になってるシリーズは、もはや誰も信じてないからね

【大衆受けする作品を求められてる事実は放り投げていく】
黄:それで、どんなジャンルにするんだよぉ。
ア:愛をテーマとして壮大なものにしたいですわ。
朱:実にざっくりした提案ですね~。
天:扱いきれずにコケるパターンと言わざるを得ません。
ア:分かる方にだけ分かれば問題ありませんの。
黄:それもまた、芸術家気取りの三流創作屋が、
 失敗作を自己弁護する時の定番な言い回しなんだよぉ。


【積極的に働かないという一点に於いて一部で固い絆が結ばれてる】
朱:愛と言っても、範囲は広いですけど~。
ア:無論、女性同士の恋愛以外にありませんの。
黄:そこは聞かなくても分かってたところなんだよぉ。
朱:意識の共有は大事だと思いまして~。
白:たしかに、スタッフの連携ちゃんとしてるのかなってのは多いよね。
黄:自分達の本業をさておいて良く言ったもんだなと、
 御意見番的立場としては呟かせてもらうんだよぉ。


【天然とやや天然の組み合わせは発展性に欠けやしないだろうか】
天:主人公はどなたにするのでしょう。
ア:朱雀さんをメインに据えて、相手役に天照さんを考えていますわ。
朱:正気なんですかね~。
黄:自分で言うのは、微妙に新しいんだよぉ。
ア:きっと今までに無い斬新な物語を奏でてくれますの。
白:肉に例えさせてもらうと、
 あまりに不味すぎて捕食対象から外れてきた珍種だと思うなぁ。


【朱雀の場合は年代とか以前に埋めないといけない溝が深い】
ア:そして敵役を白虎さんにお願いしたいと思いますの。
白:いいよー。
黄:軽いノリで承諾したんだよぉ。
白:あれでしょ。靴に画鋲とか入れて、物陰から腹黒い笑みを見せる的な。
黄:大分、悪者像が古いんだよぉ。
天:私達、長命のものには良くあるズレだと思いますが。
朱:中途半端に数十年前な辺りが、神様業界では若手の白虎さんらしいですね~。

 女性同士の恋愛を百合という花に例えることがありますが、語源は男性同士の薔薇に対応したものと言われいます。まあ、BLとゲイが限りなく別ジャンルなのと同様に、百合とレズもそうっぽいですけどね。
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 ブルジョアと呼ばれる言葉があります。フランス語のbourgeoisに由来するカタカナ語です。本来は貴族や聖職者といった支配者階級と下層労働者の間くらいに位置する中産階級を指します。具体的には、そこそこの商人や技術者などのようです。ですが現代日本語では主として富裕層、それもちょっとした嘲りを籠めて使われます。この乖離は何処から生じたのでしょう。フランスと言えば市民革命の本場と称しても構わない地ですが、その主力は力を持ったブルジョアジー(ブルジョアの複数形)でした。その辺りから、資本家としての上流階級という意味が強くなったようです。そして二十世紀、共産主義が一定の発言力を持つ時代になると、金持ちは一部の層に目の敵にされるようになります。その影響で現代に至るまでブルジョアに負の印象が残ってしまった訳です。そもそも最近は使われることが減っている気もしますけど。金満が憎いとか貧乏人の僻み根性だろと、自己責任論が強くなってるので死にゆく表現の一つになりそうです。

(・ω・) 昨今の下流は、反発すらしないで愚痴るのがトレンドになってるよね

【あまりにやることが無くてテレビをつけてみた結果がこれだよ】
黄:つまらない映画なんだよぉ。
天:演技、脚本、演出、全てが残念とは、
 どうやって予算を確保したのかが気になるところです。
白:平日の昼下がりにやってるのなんて、そんなもんじゃないの。
ア:そのような時間帯に皆さんが揃っていることはどうですの。
朱:もはやいつも通りですので、
 誰も触れないというのが正しいところだと思いますよ~。


【開始五分で切り捨てられるようになるのは上級者なのか否か】
天:映画は百年そこそこといった若い文化ですが、
 その僅かな期間に玉石混淆が生まれすぎて混沌としてますよね。
黄:名作一つを掘り当てる為に、良作を三、佳作を十、
 駄作を百近く観る羽目になるのが辛いんだよぉ。
朱:自分にとって何が面白いのか分からなくなりそうな話です~。
天:思考を放棄して、売れているから観るという判断を下すのが正しい日本人像です。
黄:割と世界的にそんなものの気もするけど、
 楽しんでるならどうこう言うこと自体野暮ってもんなんだよぉ。


【君らが思っているほど制作者側は大したことを考えてない】
ア:でしたら、自分好みのものを作れば良いんですわ。
黄:アグレッシブな神様なんだよぉ。
朱:このバイタリティは見習うべきでしょうか~。
白:方向性はさておきって但し書きは入れておいた方が良いような。
黄:注意書き一つで何しても許される昨今を風刺してるに違いないんだよぉ。
天:そういった無駄な深読みも、近頃よくあるやつですね。


【そもそもの話として暗黒大魔王は有事じゃないって解釈なのか】
黄:まあ、機材一式は物置にあった気がするから好きにすれば良いんだよぉ。
朱:掘り起こせば、なんでも出てきそうです~。
白:それ、封印しておいた方が良いものも混じってる流れじゃないかな。
天:暗黒大魔王とかが出てきましたら、真っ先に逃げさせてもらいます。
朱:日本の最高神としてどうなんですかね~。
天:ここ一番で根性を出す為に、普段は出し惜しみするのが日本的なんです。
黄:そして制御不能な形で暴発するから、
 他国からすると実に扱いが難しい存在なんだよぉ。

 アルテミスメインというのは決めていたのですが、サブメンバーどうしようかなぁと考えた結果、トリ・アステールの面々で良いかという結論に至りました。黄龍と朱雀が居るので、味わいは変わるでしょう、多分。

 道連れという言葉があります。旅は道連れという言い回しがあることから推察できるように、同じ道を歩む同行者が第一に来ます。しかし何がどうなったのか、死出の道連れ、つまりは無理心中の意味合いが強くなってしまった感があります。小物キャラがやられそうになった時、『道連れにしてくれるわー』と叫んで、結局一人でやられたり、逆に全員助かったりするのは様式美とすら言えます。道という単語に、それほど後ろ向きな雰囲気が籠められているとも思えません。とすると、使われている内に何かしら負の印象が溜め込まれて現状に至ったのでしょうか。まあ一緒に歩く人という使い方での道連れも、最初から予定されていたというより、たまたま向かう方向が同じだったから感があるので、必ずしも全肯定では無い気がしますけど。

(・ω・) 道連れダイナミックという必殺技を思いついたけど、完全に自爆技だな

【そこまで行くと略奪に該当する気がしてならない】
マ:まあ、あれや。ゆうて、文化に貢献せーへんやつを貴人扱いしたないわ。
朱:お金をバラ撒くだけの方が下品に見えるのは、
 そういう面もあるからなんでしょうね~。
黄:とはいえ、具体的に何をすれば良いかと言われると難しいんだよぉ。
朱:とりあえず、美術品を蒐集してみましょうか~。
マ:紛いもん掴まされる鉄板の流れやな。
則:国中からめぼしいものを全て吸い上げれば、多少の粗は気にならなくなるぞえ。


【大赤字だろうと一人でも大成すれば歴史に名が残りそう】
朱:学者や芸術家を養うとかどうでしょう~。
マ:ちゃんと働かせられるんやったら、悪ない線やな。
黄:人材の見極めと、労働意欲の維持が難題なんだよぉ。
朱:それだけ聞くと普通の会社と変わりませんね~。
マ:パトロンも、見方に依っちゃ単なるビジネスやし。
黄:当たればでかいけど、あの手の人種は朱雀並に制御が難しいし、
 道楽野郎の烙印を押されるのが関の山なんだよぉ。


【スローライフから脱するには無我夢中だった頃以上の馬力が必要になる】
朱:結局のところ、黄龍さん達みたいにあくせくせず日々を謳歌できれば、
 それが最も貴族的な気がしてきました~。
黄:ダイレクトな上司批判なんだよぉ。
マ:青龍の格は高いけど、えらい社畜っぽいもんな。
朱:あの生き方を真似するくらいなら、
 偉くなりたくないっていう方が多いんじゃないでしょうか~。
黄:昔は似たような働き方してた気がしないでもないけど、
 もういっぺんやれと言われて出来る自信は全く無いんだよぉ。


【肩代わりが期待できない代償に余計な仕事も増えない】
則:雑務は下々に委ねるのが正しき有り様という話であろうか。
マ:乗っ取られん程度に有能な大臣飼い慣らすんが手っ取り早いで。
朱:そう考えると、麒麟さんはうまいことやってますね~。
黄:あれはあれで微妙に無能なだけで、自分でやろうとしてる気がするんだよぉ。
マ:それ、上役として最悪の部類ちゃうか。
黄:だから青龍が尋常じゃない苦労してるんだよぉ。
朱:私達という部下を抱えてるせいな気もしますが、
 出来ないことを最初に出来ないと言うだけマシだと思っています~。

 アーリーリタイアとやらで優雅に暮らしてる人達は居ます。だけど黄龍は好きで半隠居状態な訳じゃなかった気もしますが、どうなんでしょうね。

 総会屋と呼ばれる稼業があります。総会とは、組織に所属する、或いは関係する人間が集まって話し合ったりする場のことです。この場合は株主総会、つまりは株主が企業に対して直接意見を言う大会議を意味します。今くらいの時期に行われるのが一般的で、場合に依っては株価に直結する為、企業側から見ても一大イベントとなります。株式を発行してる企業にとって、株主というのは実質的に所有者です。企業という資産を、株式という数字で切り売りしていると言い換えることも可能です。しかし何割も保有している大株主と違って、小口の人は普段、売り買いすることでしか意思表示が出来ません。なので株主総会は何かしら言いたいことを口にする貴重な機会となるのです。総会屋というのは、僅かばかりの株式を保有して株主総会に殴り込み、場を荒らす人達のことです。もちろん、何の目的も無くそんなことをする訳もありません。穏便に済ませたい企業側が金品で懐柔したり、ライバル会社と繋がることで利益を得るなどのパターンがあるようです。一昔前は結構居たようですが、昨今は絶滅寸前になったようです。法律の厳罰化や、不透明な支出が企業イメージに与える悪影響などが要因となっているのだとか。ネット配信等で実質的に監視されているのもありそうですね。消費者側から見ればゴロツキに金が流れるなんて何のメリットもないので、良いこと以外のなにものでもないのですけど。

(・ω・) むしろ総会屋を見逃してた昭和の株主って、何考えてたんだろ

【黄龍なんて知名度からして壊滅してるという自虐ネタなんですね】
則:世俗に疎くなって久しいのじゃが、
 今の世で最も力を持つ肩書きとは何になるのであろうな。
黄:難しいこと言い出しやがったんだよぉ。
朱:超大国の首脳辺りですかね~。
マ:そいつらを裏で操る闇社会のドンとか定番やで。
黄:何にしても大して尊敬されてないって意味では、
 御期待に添える解答では無い気がしてならないんだよぉ。


【外敵に対しては強行派と懐柔派が居たけど彼女はもちろん前者です】
朱:皇帝が居た時代は、その支配が及ぶ範囲が世界の全てでしたからね~。
マ:自動的にいっちゃん偉いやつになるわな。
則:蛮地など、ものの数で無いであろう。
黄:現代の権力者が言ったら、間違いなく糾弾されるんだよぉ。
則:面倒な時勢になったものじゃ。
マ:もう、こないなんが天下を牛耳る時代は終わったんやなと、
 ひしひしと思わされるで。


【七割くらい朱雀の話にすり替わってないだろうか】
則:つまるところ妾が覇を唱える為には、
 世界大統領なるものを目指せば良いのであろう。
黄:小学生が考えた凄い人みたいなフレーズなんだよぉ。
マ:強欲の悪魔的には、この純粋な野望は育ててみたいわ。
黄:どっちかって言うと濁りきってる気がするんだよぉ。
朱:謎の卵を孵化させてみたらクリーチャーが誕生したみたいな、
 そんな危険性を感じる話ですね~。


【いざとなったら宇宙空間で心中くらいはしてくれるだろう】
朱:それで具体的に、どうやってなるつもりなんですか~。
則:肉体に魂が囚われていた頃と違い時の束縛は無いのじゃ。
  ゆるゆると考えることにいたそう。
マ:割とこの家でダラダラ過ごすんを気に入っとるよな。
黄:こうやって、爆弾が炸裂するのを先延ばしにしてるんだよぉ。
朱:時間が経つ程に火薬の量が増える気もしますが、
 未来の黄龍さんがなんとかしてくれますよね~。

 一体いつくらいから庶民は権力者を崇めなくなったのかは、研究に値するようで割と昔からのような気がしないでもありません。

 人間の肩から手首までを一般に腕と称します。稀に例外もありますが、腕は肘という関節を境界として二分されています。手首から肘までを前腕、肘から肩までを上腕と呼ぶことが多いです。後腕、下腕という言葉は無いみたいです。何故、前後、或いは上下で統一しなかったのでしょうか。ちなみに脚の方はというと、腰の付け根から膝までを大腿、膝から足首までを下腿とするのが最も通じます。こちらも、どういった理由か分かりませんが一本化されていません。腰を中間点とした上半分を上半身、或いは上肢、下半分を下半身、或いは下肢と呼ぶのですけどね。奥深いのか、適当なものなのかは知りませんが、部位の名称については色々と謎が多いようです。

(・ω・) 前頭葉は有名だけど、後頭葉の存在って地味なところあるよね

【悪さして補導されても単独じゃ釈放されなさそう】
マ:ほんなら本題の、現代の貴族はどないな生活すべきかっちゅう話や。
朱:私も特権階級なところあるんですけど、さっぱり分かりません~。
黄:朱雀が持ってる権限なんて、学級委員長と良い勝負なんだよぉ。
マ:生徒会長より少ないんかいな。
朱:教師的な青龍さんの指示が無いと何も出来ませんから~。
黄:凄まじく好意的に解釈すれば命令系統がしっかりしているになるけど、
 いざって時に独自の判断で動けないのは危険極まりないんだよぉ。


【世界で三番目くらいに受けたくない授業としてネット配信しようかしら】
マ:言うたら、朝の挨拶をちゃんとするでと提言したけど無視されるくらいやな。
黄:色々と生々しい例えなんだよぉ。
則:立場だけで人を従えようとするからじゃ。
  思惑や欲得を把握して自在に操らねばならぬぞ。
黄:こっちはこっちで、プロの意見なんだよぉ。
朱:どちらにしても、世間的な意味で教育に悪い感じは否めません~。


【一部統計では今のままの君で居て派が九割を超えるとかなんとか】
朱:未来のパーフェクト朱雀はきっと、
 歩くだけで高貴な雰囲気を漂わせてくれるんじゃないでしょうか~。
黄:この他人事感が、どこまでも庶民なんだよぉ。
マ:浮世離れしすぎて、逆にお嬢いう気もするで。
則:そもそも、この小鳥は成長するのかえ。
黄:転生して早十数年が過ぎ去ったけど、
 肉体的な変化は見られないし、精神に至っては退行してる感すらあるんだよぉ。


【この血脈を断つべきか保護すべきかには複数の見解がある】
則:出自で持ち合わせる品格など微々たるもの。
  真に授かるということは、神が現世の依代を選ぶが如きじゃ。
マ:下層からのし上がったもんは、自信がちゃうで。
朱:この理屈ですと、私はやっぱりダメなんですかね~。
マ:これに関しては今生を諦めて、次に賭けるんが定石やな。
黄:一般的にはもののたとえなんだけど、
 こと朱雀に関しては二百年もすれば次世代になるのが軽く残念なんだよぉ。

 朱雀という生き物は、設定上は凄い神聖なのですが、いつまで経ってもそんな気がしない辺り下々に寄り添っているのだと適当なことを言っておきましょう。


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