2021
坩堝と呼ばれるものがあります。ルツボと読みます。最も多い用法は、人種の坩堝でしょう。人種の、と入力するだけで予測変換が出てくる程です。多種多様な地方の出身者が、比較的狭い地域に混在して生活している状態を意味します。次いで興奮の坩堝でしょうか。場が熱狂の渦に包まれることを指します。では坩堝とはなんなのでしょう。一般には、化学ないしは工業の分野で用いられる、主として金属を溶融させて混ぜ合わせる器具のことです。語源は炉壷と書いてロツボと読むものと言われているので、割とそのままです。鋳る壷と書いてイルツボから変化したという説もありますが。熱を帯びた様と混ざり合う様、どちらに使っても良いものです。先に挙げた二つの用例以外で使う機会があるかと言われると微妙なところはあります。そもそも、坩と堝という、滅多に見ない漢字が当てられた理由も地味に謎です。どちらも熱する為の器的な意味合いの漢字らしいのですが、炉壷や鋳壺のままの方が分かりやすかった気がしてなりません。或いは、当時の中二病的な人が気合を入れた結果なのかも知れませんが、ここまで教養を見せ付けられると有りな感じが出てきますね。
(・ω・) キラキラネームの類と言われたら否定できないものがある
【玄人好みと言えば聞こえが良くなりはする】
ア:では最終確認も済みましたし、後は明日の本番を残すだけですの。
亜:なんか、普段の六倍くらい疲れたわ。
天:随分と数字が具体的ですね。
白:そういやアルテミスの相手しなきゃならない負担が減って、
こっちはいつもより楽だったかも。
天:大体のことはアルテミスさんがやってくれるのに、おかしな話です。
真:トリ・アステールジョークは、笑いどころが実に難解ですぅ。
【姉がうっかりだと妹がしっかりするのは自然の摂理である】
ア:遅刻しないよう、迎えに行ってあげても構いませんわよ。
亜:子供扱いされてる。
白:主導権を握りたいってのが伝わってくるね。
天:真似をしようとは思いませんけど、駆け引きが勉強になります。
真:受け取り方が微妙に違ってるですぅ。
青:あれでうちのリーダーは、危機感が欠落していますから。
真:私が手綱を握ってやらないとどうなるか分からないのは困ったものですぅ。
【少数精鋭な派閥だから声はそれなりに大きいけど】
白:そういやチケット半々くらいで担当したけどさ。
どっち目当ての客が多くなりそうなの。
天:怖いことを平然と聞きますね。
青:そこは玉虫色で濁すのが日本的やり方ですよ。
白:十歳児に諭された。
天:学年で五つ下の男の子にこう言われるって、稀有な体験ですよね。
白:一部の人は喜ぶのかも知んないけど、ニッチな感じは否めないと思う。
【不確かだからこそ繋がりを求めるものだとか言っておけ】
ア:当日の会場を見れば分かることですし、楽しみはとっておくべきですわ。
白:アルテミスの場合、男が目に入っても認識できない疑惑があるから、
正確に把握できるかは怪しいんじゃないかな。
青:その理屈ですと、私はどう映っているんでしょう。
天:蜃気楼のように、そこにある気がする程度ですかね。
白:結局、他人にどう見られてるかなんて永遠の謎ではある。
天:さりげにアイドル業を全否定するような発言があった気がしてなりません。
彼女達はローカルアイドルとして活動していますが、具体的な台所事情については凡百の作品と同様、謎に包まれています。既にあるとは思いますが、収支等々を赤裸々に綴ったものは、ちょっと見てみたい気はします。売れてないとは思いますけども。
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2021
たんこぶと呼ばれるものがあります。生命体に出来た盛り上がりを瘤と書いてコブと読みますが、その俗な言い方です。狭義では、顔の上半分にのみ適用される印象があります。人体の場合、強打の影響で内出血し、血が溜まるのが主な原因のようです。頭の周辺は血流が多く、ほぼ直に頭蓋骨で衝撃吸収が少ない為に出来やすいのでしょう。マンガ、アニメなどでは、頭を叩いたことを間接的に表現する手段として用いられます。記号として馴染みすぎていて違和感を覚えないことも多いでしょう。しかし考えてみれば、たんこぶが出来るほどの攻撃といったら皮の薄い部分をぶつけるくらいしかありません。相当な暴力行為なのですが、何故か軽く流されがちです。お約束というのは受け手が分かっていてこそ成立するという好例なのかも知れませんね。
(・ω・) 同級生にたんこぶ作ったら、親御さん呼び出されても不思議じゃないよな
【アルテミスが放任主義というか作られた虚像を好まないからね】
白:思うに、中盤が盛り上がりに欠けるから、
何かしら演出を入れるべきじゃないかな。
ア:案がありますの。
白:やっぱり私の特性である肉を活かしたい。
天:前にも触れた気がしますが、アイドルとの相性は最悪に近いのでは。
亜:焼肉が好物ってだけでマイナスイメージになりかねないのに、
これ程の肉狂いが野放しになってるのが信じらんない。
【優先順位のブレなさは意志の強さと言い換えることも出来る】
白:この際、人類が肉食と草食、どっちに寄った雑食なのかって議論する?
青:それに結論が出たとして、意味や意義があるんですか。
白:食は三大欲求にして、生活三大要素でもある訳でしょ。
常日頃から考えないなんて、生きることへの冒涜じゃない。
天:ますますアイドルから離れていきます。
亜:本能のまま生きてんだか頭使ってんだか分かんないけど、
何にしてもアホの子ってのは間違いないと思う。
【好悪がハッキリ割れる方が向いてる業界ではある】
亜:お互いのファンが混在するんだし、アピールタイム作るのとかはどう。
青:意外にも、まともな提案ですね。
亜:私としては、真武の可愛さを延々と語りたいんだけど。
白:中身は残念だった。
天:姉バカを隠すつもりは無いのですから、早い内にバラすのも手なのでは。
白:それを温かい目で見守れる人だけが生き残るってことなら、
微妙に嫌な選抜試験だなぁ。
【集団心理を操れるものこそが最強たりえる】
ア:わたくしも、本気を出して良いんですの。
白:この、解き放ってはいけない猛獣の枷を外した感じと来たら。
天:普段とは違う層を狩場と出来る機会は限られてますし。
亜:まさかとは思うけど、私達が共犯ってことになんないでしょうね。
白:最初の頃、関わる人数が多い方が罪悪感は減るみたいなこと言った気がする。
天:人と人との絆はとんでもない力を生み出しえますが、
同時に巨悪となりうる危険なものでもありますよね。
考えてみたら肉食獣の極みみたいな動物である虎が人間をやってるというのがとんでもない話です。猫が人間に化ける創作物は少なくありませんが、食性がどうなるのかは気になってしまいます。
2021
七面鳥と呼ばれる鳥が居ます。シチメンチョウと読むのが一般的です。英語ではturkeyという名で、ターキーと表記すれば日本語でも通用します。語源はトルコで、この地方を経由してイギリスに入ったホロホロ鳥と見た目が似ていることで混同されたのだとか。和名である七面鳥は、感情などで頭の色が良く変わることから、七つの顔を持つ鳥ということで明治期に名付けられました。北アメリカ大陸の西半分くらいが主な生息域です。アメリカ合衆国ではクリスマスなどに丸焼きにして食す習慣があります。日本では手に入りにくいこともあってか、鶏の揚げ物で代用されることが多いようですけど。元々、欧州ではクリスマスにガチョウを食べる風習があったのですが、現代では逆輸入に近い形で七面鳥も並びます。飼育が簡単、安い、とにかく量がある、と庶民向けなところが定着した理由のようです。味については賛否ありますが、日本で流行らないのは合わないからなんでしょうかね。そもそも食ったことあるのかと言われると怪しい辺り、今後も流通する可能性は低そうです。
(・ω・) 年が明けてからクリスマスネタを入れる辺りが実に私らしい
【名字が変わるようなことがあったら入れ替えするんだろうか】
白:そういや結局、締めは私達ってことで纏まった訳だけどさ。
亜:個人的には納得してないけど、
私達のファン層は年上を立てるのを喜ぶから許したげる。
天:御年配が多いですものね。
亜:私の中では、五十音順ってことになってるから。
白:たしかにシャオメイメイとトリ・アステールなら、こっちが後か。
ア:出席番号の決め方みたいで、実に中学生らしいですの。
【全員分のギャラを受け取って分配する役回りから付いたらしい】
天:トリ・アステールだけに、トリを受け持つ的な。
白:絶対に触れてはいけない領域に足を踏み入れた感がある。
真:流石の青龍も、絶句してるですぅ。
ア:わたくし達のトリはギリシャ語ですが、
最後の演者という意味で用いられるのは寄席用語ですわよ。
青:冷え切った空気をものともしませんね。
白:そういった機微を読み取るセンサーみたいなものが、
最初から無いのか壊れてるのか、とにかく働いてないからね。
【ボケが多いと優先順位が分からなくなるんだよ】
ア:一緒に曲をやるのが流れたのは残念ですの。
白:時間が足りないから仕方ないじゃん。
ア:そうやってダメな理由を盾に先送りするのは、日本人の悪癖ですわ。
天:アルテミスさんって、日本生まれ日本育ちの日本国籍でしたよね。
白:父親がギリシャ人で容貌もそっち寄りだからって、外国人目線もどうなの。
亜:ってか白虎はこの国の人じゃないってのが、一番にツッコむべきとこのような。
【まず出身国の学校制度がどうなってるんだか】
ア:せめて何か一つくらいは共同作業をしたいですわね。
白:コントとか?
天:慣れていない分、余計に準備が必要そうです。
亜:大体、御高齢と学生、両方に受けるネタを誰が書くってのよ。
白:若い中でも小中高で、笑いのツボってかなり変わるしねぇ。
真:こいつがメンバーで唯一の外国出身ってのが、
最大のギャグに思えてきたですぅ。
トリ・アステールの面々が高校一年生なのはたしかですが、何月くらいの話なのかが良く分からなくなりつつあります。サザエさん時空に入り込んでるので、細かいことを気にしてもしょうがないって雰囲気で乗り切ろうと思います。
2020
仙人掌と呼ばれる植物があります。サボテンと読みます。覇王樹と書いてハオウジュと読む別称も持っています。とにかく名前にハッタリが効いています。初めて日本にやってきたのは、戦国時代後期というのが有力なようです。漠然と、中南米が原産で、樹として見たら柔らかい幹を持ち、水分の蒸発を抑える為に葉が針に変化したものの総称だというイメージをお持ちの方は多いでしょう。私も、その程度の認識です。調べてみると、針の付け根に刺座(シザ)と呼ばれる器官があることが、サボテンの定義のようです。あの白っぽいふわふわしたやつです。棘がないサボテンもありますが、刺座はついてるのだとか。形状からも推察できますが、乾燥に強い代わりに葉の面積を捨てた為、相対的にたくさんの日光が必要です。まさに彼の地に合わせた進化と言えましょう。どうでも良い話ですが、私にとってサボテンと言えばイコールで繋がるくらいメキシコが連想されます。理由は多分、スヌーピーの兄であるスパイクがサボテンと共に暮らしているせいです。でも考えてみたらスヌーピーがほいほい国境を越えてるとも思えないので、あれはアメリカ合衆国の南の方なのかも知れません。いや、大昔に母親があれはメキシコと言ってたような気もするんで、それで刷り込まれた可能性はあります。いずれにしても、人の認識なんて適当なものだなと、今更ながらに思わされます。
(・ω・) メキシコと言えば、タコスとマラカスの陽気な連中って印象もあったなぁ
【相思相愛なら何でも良いのかってのは別の話になるけど】
ア:では、本日も合同ライブの打ち合わせといきますの。
亜:それは良いんだけど、なんでアンタらんとこのリーダー、
隙あらば私に密着しようとすんの。
白:懐かない野良猫に、逆に愛着が湧いて攻略したくなるみたいな。
天:つまりは、アルテミスさんのお気に入りになったということです。
ア:悩みましたが、二歳下は倫理的に問題無いという結論に至りましたわ。
亜:年齢差がどうこう言うほどに不寛容なつもりは無いけど、
相手の同意を得るっていう大前提をないがしろにしてるよね。
【説得力と論理的整合性は必ずしも同水準だとは限らない】
白:博愛精神の持ち主だけど、平等主義じゃないってのが重要でさ。
天:曰く、墨の濃淡のように、愛情の濃い薄いは出てしまうものなのだとか。
ア:その上で、全ての女性に等しく愛を届けたいんですのよ。
亜:言ってること分かる?
青:思想には一定の理解を示しますが、現実的かと言われると疑問です。
真:歴史に残る大人物か、底抜けのアホのどっちかですぅ。
亜:もしかすると凄いこと言ってるのかなぁって思わされた時点で、
私達は負けてるんじゃないかって気がしてきた。
【そこまで行くとオーバーフローしてどうとでもなりそう感もある】
天:ですが、世間的にライバルと認識されているチームのリーダー同士が、
実は親密とバレてしまうのは営業的にどうなのでしょう。
亜:誰と誰が仲良しよ。
ア:敵対勢力という障害は、関係を育む上で適切な肥料とも言えますの。
白:ロミオとジュリエットを持ち出さないのは、片方が男だからかな。
天:アルテミスさんなら実はロミオが女性だったという、
超解釈脚本を書いても驚きませんが。
白:時代背景を考えると難易度が増して、悲劇がすんなり受け入れられるかも。
【魚じゃないのかとツッコミを入れたくなるな】
真:何かに使えるかも知れないから、二人がくっついてる写真を撮っておくですぅ。
白:姉に対する敬意を感じない。
天:妹への姉の過剰な干渉は、時に反発心を生むものです。
白:何故かは分からないけど、それを天照が言っちゃうのって感想が出てきた。
天:姉妹に限らず、家族間で起きがちな一般論ですよ。
白:それはそうなんだけど、喉に鶏の小骨が刺さったような違和感があってしょうがない。
当初は今年の番外編は月読教授で終えようかと思っていました。しかし前回のアルテミスのアイドル隆盛伝が合同ライブに触れてそれっきりというのもキリが悪いのでもう一話延長します。特に深い考えがあって始めたネタでもなく、もっと良い使い所があったんじゃないの感もありますが、いわゆるライブ感というやつで乗り切ります。ええ、アイドルものだけに。
2020
阿漕という言葉があります。アコギと読みます。アコースティックギターとは何の関係もありません。品性に欠け、図々しく、己の欲を優先する様を意味します。語源は、現在もその名を残す三重県の阿漕ヶ浦にあります。ここは伊勢神宮に供える魚を獲る為に禁漁区とされていました。しかし一部の規則をものともしない連中が密漁を行い、様々な伝承が誕生するに至ります。その一つに、阿漕の平次(平治という表記もある)が、母親の病気に効くとされるヤガラを捕獲するというものがあります。後に平次は自分の名前を書いた笠を落としてしまったことで捕まり、簀巻きにされて阿漕ヶ浦に沈められてしまいます。残された母も、力尽きこの世から去りました。美談の様な、間の抜けた話の様な微妙な感じではありますが、地元では同情する声の方が強いようです。しかし全国に広まる際に悪い部分だけが抽出される辺り、身内と他人の見え方は違うということなんですかね。昔の話で宗教的神聖さが比較にならないくらい強いということを考えると、悪人扱いも致し方ない気もします。何かが一つ違えば、やむにやまれぬ事情で悪事に手を染める的な使われ方をしたかと思うと、ちょっとした噛み合わせなんでしょうね。
(・ω・) まあ、平次は調子に乗って何回も魚獲ってたらしいんだけど
【人が人を採点するとか驕りが無いと出来ない】
月:芸術家とかスポーツ選手なんかで標準以上の実力はあるのに、
巡り合わせでプロとして扱われない層って居るよな。
黄:能力が圧倒的ならともかく、
中堅は人脈とか席が空いてたといった他の要素も絡むんだよぉ。
月:絵描き辺りは作品が死後に評価されるパターンもあるけど、
その場のパフォーマンスがメインなのは辛いな。
黄:いわゆる一般人だって正しい評価なんてあんましされてないし、
深く考えてもしょうがない気もするんだよぉ。
【それが可能ならもうちょっとくらいは世渡りが上手いはず】
月:その点、学術界隈は実力第一主義で素晴らしい。
黄:妄言もここまで来ると、逆に真実に思えてくるんだよぉ。
月:論文の著者が自己申告制なのはヤバイよな。
共著を強要したり、学生の代筆が黙認されてるっていう。
黄:更に狭い業界だから、ポストを身内でたらい回すんだよぉ。
月:私が教授界の最下層に居るのも、主として妬みが原因だし。
黄:ちょいちょい自虐なんだかヤケなんだか分からないネタを入れられても、
扱いに困るだけってのをいい加減に理解して欲しいんだよぉ。
【貴子の中で圧倒的に関連施設が少ないという事実】
月:人気作品のグッズに需要があるからと同程度の数を仕入れたのに、
特定のキャラクターだけ売れ残ることがあるじゃんか。
黄:なんか知らんけど、すげー腹立たしいんだよぉ。
月:設定上は同等どころかむしろ格上まであるのに、
消費者の受けに圧倒的な違いが生まれるのが残酷ではある。
黄:血圧が上がってきたんだよぉ。
月:どうして憤ってるのかイマイチ分からんが、
私も何故かイラッとしてるし、在庫品の生まれ変わりなのかも知れん。
【完全に見切られて生産されないよりはマシなのかしら】
黄:権力があったら、セット販売以外認めないルールを作ってやるんだよぉ。
月:最初からマーケティングをしっかりして、
売れそうな配分で製造すれば済むのでは無かろうか。
黄:それはそれで、相当に絞られそうでムカつくんだよぉ。
月:数十年後も知名度があったら、稀少価値でプレミアが付くやつだな。
黄:当時は欲しがる人が居なかったから美品が少ないんですよと、
解説される未来を想像するだけでハラワタが煮えくり返るんだよぉ。
今年は大学も直接的な影響を受けていたようですが、インドアな月読教授にはどれほど生活に違いがあったのでしょう。飲み会以外は、黄龍と会話してる時にアクリル板で隔てられている程度なのではと思わなくもありません。