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 キャットファイトという言葉があります。英語だとそのままcatfightです。文字通り猫の喧嘩のことですが、それそのものを意味することは少なめです。一般には、女性同士が物理的接触を伴うほどに激しく争うという使用法が多いでしょう。見たことある方には分かるでしょうが、猫と猫が戦う時は、まず唸り声を上げる威嚇から入ります。そして距離を伺いつつ前脚を振り上げて、殴り掛かるのを機として一気に取っ組み合いにもつれ込みます。この時もフギャフギャと鳴き声を出していることが殆どです。男同士が殴り合う時は睨み合いはあっても無言に近いことから、キャットファイトは女と女になったんでしょうかね。猫の場合はじゃれ合いの延長で、痛めつける気はあっても、殺したり重傷を負わせることは少ないというのもありそうですが。また興行として、女性格闘家達が対戦することもこう呼ぶようです。闘争は男の根源的な本能ですが、そこに性的嗜好を絡めるというのは結構なテーマかも知れません。好きな人に聞くと、エロとは別のスポーティなものと言い張るとも聞きますが、芸術もそう強弁されますし、信じられるかと言われると微妙なところです。

(・ω・) 闘犬、闘鶏と違って、闘猫が流行らなかったのはなんでだろう

【好機は自分で作るものって何処かの偉い人が言ってた】
朱:世界中で圧倒的人気を誇るヒーロー物はどうなんでしょう~。
玄:ああいうのって、宗教的逸話が雛形みたいなものですよね。
  化物退治したとか、カリスマで説き伏せた感じの話が多いですし。
黄:英雄的活躍は普遍性を持ってるんだよぉ。
玄:先代に宇宙人的な外敵を用意してもらって、私が始末すれば良い訳ですか。
黄:清々しいまでのマッチポンプだけど、
 世俗ってのは案外そんなものなのが如何ともしがたいんだよぉ。


【身の丈に合わない功績は自分を苦しめるだけだぞ】
玄:欧州方面でドラゴンは悪魔の権化という側面を持っていますから、
 やっつけられる立ち位置でしたっけ。
朱:つまりヨーロッパ遠征をして、黄龍さんを倒す芝居をすれば、
 それだけで評価が上がっていくんでしょうか~。
黄:しょうもないことに気付きやがったんだよぉ。
玄:悪玉が決まっている格闘技は多いですし、演出の一環ですよ。
黄:実力でどうにかしようって発想にならない辺りが、
 根本的に資質が欠けてる証左な気がしてきたんだよぉ。


【敢えて組織の五番手くらいを狙う戦略だったのか】
朱:四神は聖獣要素が強すぎて、物語部分があまり無いんですよね~。
黄:そのせいで、ビジュアルで格が決まるところがあるんだよぉ。
玄:これ以上の亀批判は、業界関係者からの突き上げを食らいますよ。
朱:ウサギとカメや浦島太郎さんの話からして、
 望んでそういうポジションを手に入れたようにも見えますけど~。
黄:下手に動いて鈍重枠から外れることになったら、
 むしろ玄武が集中砲火を浴びることになるんだよぉ。


【須佐之男の半分くらいは恥の歴史で構成されてる気がする】
朱:国内でのヒーロー化に失敗した月読さんは何が悪かったんでしょう~。
黄:とにもかくにも、宣伝不足なんだよぉ。
玄:何しろ性別すら諸説入り乱れるほど正しく伝わってません。
黄:美味しいところは須佐之男が持ってったってのも大きそうなんだよぉ。
玄:悪名でも知れ渡るだけマシと、早めに決断していれば違ったんでしょうが。
朱:マーケティングという考え方が希薄な時代だったことを考慮しても、
 悪手しか選択してこなかったってことですね~。

 亀のヒーローと言えばミュータント・タートルズですが、他に何も思い浮かばないってことは、やっぱりローカルなんでしょう。亀のくせに忍者で機敏って辺り、結局はスローリィな特性を弄られてるだけな気もしますけど。
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 オアシスと呼ばれる言葉があります。英語表記だとoasisになります。本来は砂漠などの乾燥地帯でスポット的に淡水が湧き出て、局所的に緑が生い茂っている場所を意味します。転じて、肉体的精神的に厳しい環境にある個人が羽を休められる拠り所としても用いられます。言葉としては実に古く、古代ギリシャでその原形を確認できます。更に古代エジプトにその元となるものがあったのではと言われているのだとか。原理としては砂漠の周辺に降った雨や雪が地下水となって、地形やらの関係で一点から噴き出すのだそうです。気化熱や緑化の影響で周囲より温度は低くなります。これをクールアイランドと称するらしいです。日本は基本的に高温多湿な地域で、砂漠と呼べるのは伊豆大島の裏砂漠だけです。なのでオアシスを和訳することは困難です。そんな長い単語でもないし、浸透しきってるからオアシスはオアシスで良い気もしますが、和製漢語に拘りがある方は挑んでみるのも一興というものです。

(・ω・) 水を入れちゃうやつは、センスが無いことになりそうだ

【下剋上ばかり起こる世界は乱世と呼ばれるのだ】
玄:世に名を売る為、話題作、注目作、人気作を、
 師匠である月読さんから聞いて研究する日々を過ごしていました。
黄:月読が関ってる時点でダメな匂いしかしないんだよぉ。
月:好きな作品が偏ってそうですしね~。
玄:ですが不当な扱いを受けてきた実力者が、
 大逆転する展開の潮流が来ているそうですよ。
黄:そういうのは割と昔から存在してるけど、
 あくまで創作だからエンタメとして成り立つものなんだよぉ。


【更に外側から見たら同じ穴のムジナ扱いなんじゃなかろうか】
玄:それはさておき、月読さんがどうしてああなってしまったのかと、
 売れた理由という双方から考察するのは意義があると思うんですよ。
朱:師匠に対する物言いとしてどうなんでしょう~。
黄:言って、不人気で結ばれた縁なんだよぉ。
朱:黄龍さんは、なんで微妙に距離を置いてるんでしたっけ~。
黄:単純に負のスパイラルに陥るだけってのもあるけど、
 外野から眺めることで少しくらい自戒できる気がしてるんだよぉ。


【最初からネジが緩んでるやつなら問題はない】
玄:具体的な例としまして、妖かしものはいつの時代も一定の需要があります。
朱:一つまみの非日常は、人生を彩るスパイスとなりえます~。
黄:たしかに、普通の生活をしている前提があるから、
 少しズレたのとの関わりが話として成立する部分があるんだよぉ。
玄:感性が地球人と掛け離れた宇宙人しか居ない設定は厳しそうです。
黄:それはそれでギャグかコメディとしていけそうだけど、
 作者の脳がじわじわと病んでいきそうなんだよぉ。


【聖獣として持ち上げられたのって扱いに困った結果なんじゃ】
玄:私達って、ちょっと強い妖怪くらいのものだと思うんですよね。
朱:玄武さんが人工物っていうのは、この際だから置いておきましょう~。
黄:そのパワーが世の理に影響を及ぼす水準だから、
 軽いノリで使えないってのはありそうなんだよぉ。
玄:出力を調整して弱くなれって言うんですか。
朱:見方に依っては封印みたいな感じでカッコいいかも知れません~。
黄:いずれにしても、蛇はともかく亀は絵的に地味さが拭えないし、
 前提となるモチーフに多大なハンデがあると言わざるを得ないんだよぉ。

 創作のあるあを弄るという古典的なネタをやりたくなったのですが、月読は既に使ってしまったので弟子である玄武でも良いかなということになりました。いえ、別に一キャラ年一縛りがある訳でも無いんですが、気分の問題です。

 丁稚奉公という言葉があります。デッチ・ボウコウと読みます。丁稚とはかつて日本に存在した職業というか、立ち位置のようなものです。一般には商家で見習いとして働く若年層を指します。最低限、生活の保障はしてもらえるものの基本的には無給で、たまに小遣い銭を貰える程度の収入しか無かったようです。農家の子供など、困窮した一家の口減らしという側面も強かったのだとか。待遇に関しては勤め先次第という、当人にとっては運命が決まると言っても過言ではないクジを引かされるようなものだったようです。肩書としての丁稚は近代化と共に消えましたが、その精神は根強く残っている部分がある気がします。若造の内は、薄給でどれだけコキ使っても良いと考えている経営者が掃いて捨てるほど居ることからも伺えます。悪習というのは世代を越えて受け継がれてしまう辺り、人間の根性は適度に捻じ曲がってると思わされます。

(・ω・) 自分がかつてされたことを下にするのは罪悪感が減るんだもの

【こうやって四神の権威は張子の虎を維持するのだ】
朱:宇宙の全てが詰め込まれてるというアカシックレコードを、
 メタトロンさんが管理しているという話を聞いたんですが~。
メ:世間的にはそういうことになってるらしい。
黄:これは部下にぶん投げてて、名義だけ貸してる言い方なんだよぉ。
メ:四大天使の担当範囲が広すぎることからも分かるけど、
 名前で箔を付けるのは一種の作戦だから。
黄:あまりに色々とやりすぎて信憑性が損なわれるから、
 業績を譲りまくってる青龍の前でも言ってみやがれなんだよぉ。


【かくも清く正しい生き様を貫くのは難しい】
朱:善行悪行含めて、個人情報が何でも載ってるって怖いですよね~。
メ:そうしないと、天国行きかどうかの判断が出来ない。
黄:東洋でいう、閻魔帳の役割があるんだよぉ。
朱:この段階で死んでたらプラス査定だったのに、
 みたいなことを言われるんでしょうか~。
黄:晩節を汚してアウトラインを跨いだ輩がどういう反応をするのか、
 ちょっと見てみたい気持ちはマイナス扱いになりそうなんだよぉ。


【一般開放されたら色んな業界が失業者で溢れるだろう】
黄:ネット事典みたいに、気軽に閲覧させて欲しいんだよぉ。
メ:情報量が膨大だし、脳に直接流し込んだら倒れそう。
朱:人類には早すぎるってやつですね~。
黄:とはいえ絞り込みしようとしても、公営ってことを考慮すると、
 検索機能がショボくて使い物にならない気がするんだよぉ。
朱:有志か民間のデバイス開発に期待するしか無さそうです~。
メ:そして不正アクセスの温床になってイタチごっこになるまでが、
 正しい人間社会のありようらしい。


【知る権利だけが横行する世界は健全とは言い難い】
朱:一人当たりの使用回数を制限したら、何を調べるんでしょうか~。
メ:人生観や個性がかなり出るだろうね。
黄:聞き方を間違えると、的外れな解答が返ってくるやつなんだよぉ。
朱:そういうところは悪魔さん的です~。
黄:使用権が一回いくらで闇取引されるのかも気になるんだよぉ。
朱:社会を掻き乱して楽しむ、天使さんにあるまじき所業になってきました~。
メ:やっぱり今まで通り天使の権益にすべきだなって、改めて思わされる。

 マモンを出すと頼ってしまうという私の悪癖が発露するので、我慢してみました。ちょいちょい悪魔いじりはしましたが、天使を語って悪魔無しは不自然なので問題ないと思います。

 超芸術トマソンというものがあります。トマソンだけでも、通じる方には通じます。前知識が無い状態だと、何を指し示す言葉なのか想像することすら難しいでしょう。これは想定されていた機能を失ったにも関わらず、撤去されずに残されている建築物を意味します。具体的には、扉が埋め立てられたのに取り外されない非常階段などです。由来はなんと、かつて読売巨人軍に所属していた助っ人、ゲーリー・トマソン氏だったりします。彼は一年目こそそれなりの成績を残したものの全体的に三振が多く、二年目は活躍できずに日本を去りました。その姿から作家の赤瀬川原平氏らが、『三振する姿は芸術的ですらあるけど実用性は無い』的なニュアンスで名付けたのだそうです。冷静に書き上げると、ひでー語源です。こんな形で名前が残るというのは、野球選手としてどうなんでしょうか。私が認識している野球史はその殆どが平成以降ですが、面白系の外国人選手も色々居たような気がします。しかし俗語として通用するほどとなると、すぐには思い浮かびません。野球の一般人気が落ちたのか、物書きの影響力が残念になったのか、或いはその両方か。新語の多くが自然発生的な流行か、マスコミのゴリ押しの二択に当て嵌まる辺り、そういった時代は終わったという気もします。

(・ω・) バースの再来は、阪神がバース級を引き当てるまで使い続けられる

【悪魔の歌声は洗脳系か精神破壊系と決めつけられそう】
朱:根拠はありませんけど、天使さんって歌が上手い印象があります~。
黄:天使の歌声という触れ込みで音痴だと、詐欺感は否めないんだよぉ。
メ:勝手な印象でハードルを上げられてる。
黄:世に放たれたイメージは、大衆によって暴走するものなんだよぉ。
朱:ちょっとだけ悪いことをした有名人が、
 時流次第で極悪人として糾弾されるみたいなものですね~。
メ:そういった心理を利用して布教してきた部分もあるから、
 否定しきれないのが辛い。


【祝福も過ぎれば毒へ転じるってことになるのか】
メ:ラララ~♪
朱:可もなく不可もなし、って感じですね~。
黄:身内のカラオケだったら褒めてもいいけど、
 プロとしてだったら金返せと言いたくなる水準なんだよぉ。
メ:歌わせておいて、この言い草。
朱:聞いただけで昇天しそうなのを期待するから仕方ありません~。
メ:それはもう殺戮兵器と変わりないって言っちゃいたい気分。


【働かないだけなら害は無いから平気だと思いたい】
朱:人間に対して、お目付け役の天使さんが配備されるって伺ったんですが~。
黄:いわゆる守護天使なんだよぉ。
朱:人口爆発して久しいですが、数は足りるんですか~。
メ:その気になれば平天使は幾らでも増やせるから。
黄:粗製乱造で質が低下しそうなんだよぉ。
朱:ハズレの天使さんって、
 実質的に悪魔さんと一緒って気もするんですがどうなんでしょうね~。


【取引先が一社じゃ心許ないにも程がある】
朱:この業界もグローバル化してますから、
 守護天使さん的な存在が各宗教から集まってきそうです~。
黄:百体くらいが憑いて、縄張り争いを始めそうなんだよぉ。
メ:肝心の守護に対してエネルギーを使わなくなる展開。
朱:八方美人はやめて、何を信奉するのか明言した方が良さげですね~。
黄:それはそれで大本の宗教が潰れた時に共倒れになりそうだから、
 三つくらいに絞って共生するくらいが妥当なのではと思うんだよぉ。

 天使or悪魔の歌声ってネタにしたことあったっけと検索掛けてみたら悪魔的ナースで使われてました。でもあれは番外編だし、話の流れも違うのでセーフでしょう。

 鴨という名で知られる鳥が居ます。御存知の通り、カモと読みます。マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモなど、何故か品種名になると濁ります。そして人に対して使う場合は、騙しやすい、扱いやすいなど、大抵は悪い意味で用いられます。どうやらこれは、鴨が鳥類の中では捕まえやすく、罠への対応能力も低いことから生まれた俗語のようです。おっとりとしている為にアホウドリなどと名付けられ、乱獲の末、絶滅の危機に瀕している鳥を思い出します。鴨を用いたことわざといえば、鴨が葱を背負って来るがあまりに有名です。鍋にする際、鴨と葱の相性の良さから、良いことがダブルでやってくるや、獲物が無防備に近付いてくるなどといった意味合いで使われます。他にも隣の貧乏鴨の味というのもあるそうです。これは、隣の貧乏、鴨の味と切るものらしく、隣人に悪いことが降りかかるのは楽しくてしょうがない的に使うのだそうです。他人の不幸は蜜の味と同義といって良いでしょう。鴨の立場からすれば、こんなところに俺を起用するなと言いたくなる気もしますが、存在感があるだけマシなような感じもありますね。

(・ω・) 慣用句の多さ的に、日本人は鳥が結構好きなのやも

【魂を調べたら売約済みとか書かれてたりして】
朱:死にそうな時に天使さんのお迎えが来るのは定番ですが、
 同業である悪魔さんがやってこないのは不自然な気がするんですよ~。
黄:死体の横で奪い合いをするのは、業界の信用を下げそうなんだよぉ。
朱:公務員的なものですから、民間を足蹴にしてるんでしょうか~。
メ:悪代官みたいに言われても。
黄:悪魔と生前契約してたんなら焦って来る必要はないし、
 その場で天使を選ばないやつも珍しいってだけの気もするんだよぉ。


【本人の希望が考慮される余地は無いのだろうか】
朱:死神さんがやってくるパターンもありますが、
 あれは天使さんが相手する価値もないっていうことですかね~。
黄:死神と悪魔は別物だから管轄違いだと思うんだよぉ。
メ:他の所のと鉢合わせて気まずくなるって報告なら聞いたことある。
朱:その場合、どうするんですか~。
メ:現場で対処すると宗教戦争に発展しかねないから、
 上に送って穏便に済ませる的な協定が結ばれてたはず。
朱:それで行き先が決定するというのも、モヤモヤが残ります~。


【ボケを全て拾う義務が存在してる訳でもない】
朱:と言いますか、魂を集めてどうするんでしょう~。
黄:根本的な部分を理解してなかったんだよぉ。
メ:数が多い方が、人気があるってことだからバックボーンになる。
朱:塾の合格実績みたいなものですかね~。
黄:喩えが常に俗っぽいんだよぉ。
メ:せめて得票上位のアイドルみたいな感じで。
黄:それはそれで大衆に寄りすぎだと言いたくなるけど、
 なんかもう、どうでも良くなってきたんだよぉ。


【現世に絶望してるやつは何処行ったってつまらないと思うけど】
朱:大体の宗教は死後にどうなるか設定されてる訳ですが、
 これってポイントや特典でお客さんを奪い合うのに似てると思うんですよ~。
メ:今なら期間限定で、出血サービス開催中。
黄:笑顔でとんでもねーこと言い出したんだよぉ。
朱:いつまでにお亡くなりになれってことですものね~。
メ:どうせいずれ落命するんだから、少しでも好待遇を望むのが人の性。
黄:確実に天国に行けるって話なら受け入れるのが多そうな辺り、
 天使と悪魔なんて大した違いは無いと再認識させられるんだよぉ。

 黄龍ちゃんなんかを書いてるせいか、私の死生観は一般人と比べてかなり変てこになってる気もします。こうも冷めた目で見てると既存の宗教にはハマらないようでいて、こういう輩が怖いんだとよいう可能性もありますね。


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