2022
ビタミンと呼ばれる物質があります。英語表記ではvitaminとなります。人類が摂取しなければならない微量な有機物を総称したものです。それなりの量が必要な、炭水化物、蛋白質、脂質の、いわゆる三大栄養素は含まれません。1912年に、ポーランドの生化学者であるカシミール・フンク氏がビタミンB1を発見しました。その際に、vital(生命)とamine(アミン化合物)を組み合わせたのが語源となります。後にアミン、つまりはアミノ基を含まないビタミンも確認されますが、名前だけは残った訳です。21世紀を生きる我々にとって、ビタミンが欠かせない存在であることは常識であるとさえ言えます。何かしら不足すると、激しい倦怠感、壊血病、脚気、夜盲、くる病、等々、明確な症状が現れます。しかしその認識が科学的に解明されだしたのが、僅か百年程前というのは、意外とも言えます。それまでは特定の食品を口にすれば治るかもという、ふわっとした対策しかされていなかったのです。病原菌説や衛生上の問題説、精神的な不安から来るなどの異説も根強く、定着には更なる年数を要します。人間は雑食を極めたような生態をしていますが、逆にこれさえ食べていれば問題ないというものが無いのは厄介な気がしてなりません。
(・ω・) 完全食は開発されてるけど、根付くんだろうか
【スパイダー系モンスターを同名で呼ぶのはこれが由来】
黄:アラクネの話は、メデューサに通じるものがあるんだよぉ。
朱:と言いますと~。
天:機織りの名人だったのですが、自身の能力を、
『アテナと関係なく才能と努力で得たものだ』と断言しました。
朱:筋書きが読めたんですけど~。
黄:想像通り、なんやかんやあってアテナが激高して、
罰として蜘蛛に変えられてしまったんだよぉ。
【作品が高位神を揶揄するものだったのも悪かったとされてる】
黄:アテナも聞きつけた当初は老婆に変身して、
『驕ってはいけませんよ』と忠告する優しさを見せてたんだよぉ。
天:ですが改めなかったので、織物勝負をすることになりました。
朱:少年マンガみたいな流れですね~。
黄:結果はほぼ互角、なんならアラクネの方が少し上とも言われてるんだよぉ。
朱:これで力量を認めて友情を育むのが王道なはずですけど、
ギリシャ神話は一味違うと思い知らされます~。
【ほとんどが身内だから気にしても仕方ないのは否定しない】
朱:アテナさんって、とにかくプライドが高いんですね~。
ア:それが、高貴さに拍車を掛けている一因ですの。
天:ふと思ったのですが、『お前の父ちゃんゼウス神』と言うのは、
自尊心に触れたりするんでしょうか。
朱:最高神なのに、扱いが酷いところがあります~。
黄:アルテミスも血縁であることは認めても距離を保ってるし、
あんまし触れて欲しくないのが本音っぽいんだよぉ。
【それが好意的なものであるかは考えないでおこう】
ア:お姉様の魅力を、理解頂けたと思いますわ。
朱:実にアルテミスさんのお姉さんでした~。
黄:こんなのが上澄みだけで十二柱も居るのはヤバいんだよぉ。
天:同じ多神教として、日本神話も個性を磨くべきと痛感します。
朱:変な方向に触発されてませんかね~。
黄:元々は月読を振り向かせるヒントを欲していたはずだけど、
考えてみればこれだけキャラを立てれば嫌でも視界に入るんだよぉ。
アテナのこととか聖闘士星矢でしか知らないところがありました。しかしやっぱりというかなんというか、ゼウスの子の中でも重視されてるだけあって、中々のものです。沙織嬢がナチュラルに鬼畜なのも、無理からぬことと言わざるを得ません。
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2022
フラッグシップという言葉があります。英語表記はそのままflagshipです。和訳も旗艦と書いてキカンと読む、これまた捻りが無いものだったりします。元々は、艦隊の中で司令部が設置されている特定の艦を指したものでした。文字通り、指揮官の証として旗が立てられていたことに由来します。戦術的に重要な拠点であると同時に部隊全体の心の拠り所でもあり、落とされることが許されない中枢と呼べる存在です。ただ、現代で大規模海戦なんてものが発生しうるのかという疑問はあります。かなり前から広範囲レーダーで捕捉して、追尾ミサイルで各個撃破するのが基本という印象なんですが、実際のところはどうなんでしょう。故事みたいなもので、昔はそうだったんだよと言ってしまえばそれまでではあるんですが。転じて、集団の中で最も重視される物品などに用いられるようにもなりました。複数店舗を構える小売であれば、中心的なそれを旗艦店やフラッグシップショップと呼びます。メーカーの商品なら、売り込みの優先順位が一番であるものをフラッグシップモデルと称します。コケたら一蓮托生でまとめて沈むという意味合いだと考えると、良く出来ている気もします。扇の要みたいなもので、無くなれば成立自体がしない部品というのは少なからずあるものなのですよ。
(・ω・) でも一つの艦に全てを託すのは、やっぱり時代に合ってない気がする
【結局は冷静に対処する胆力を鍛えるべきなのかも】
ア:お姉様の親友であるパラス様との物語は、涙なくして語れませんの。
朱:色んな意味で警戒してしまうんですけど~。
黄:その感性は大事にすべきなんだよぉ。
天:最悪の展開を想定しておけば、精神的損耗は抑えられます。
黄:とはいえ、それを飛び越えてくるのが現実ではあるんだよぉ。
朱:想像力を養うのは大事ですけど、何事にも限界があるものです~。
【爆発オチに匹敵する万能感を覚えないこともない】
ア:パラス様は海神トリトンの娘で、お姉様と武技を競う程の腕前でしたわ。
朱:ライバルって良いですよね~。
ア:ある日、ちょっとしたすれ違いで戦うことになったのですが、
父が援護としてイージスを投げ込み、メデューサの力で石になりますの。
朱:またゼウスさんじゃないですか~。
黄:最高神がほぼ諸悪の根源って、凄い構成だと再確認してしまうんだよぉ。
【不老のせいか落ち着くということを知らないからな】
天:文字通り、子供のケンカに親が出た訳です。
黄:安易に手を出すとロクなことにならないと教えてくれるんだよぉ。
朱:まず神器を使うのが反則ですよね~。
黄:トップクラスの神様が決闘する時は、
ステゴロが基本と設定すべきな気がしてきたんだよぉ。
天:それ以前に残念な理由で争うなと言いたいところですが、
下手な人間より悟りから遠い面々なので諦めましょう。
【弟の須佐之男も大概じゃろがと言いたくなってきた】
ア:お姉様はこの悲劇を忘れない為、パラスの異称でも呼ばれることとなりましたわ。
天:名前を受け継ぐという部分だけ見れば感動的とも言えるんですが。
黄:死因の何割かが本人のせいだから、サイコパス感があるんだよぉ。
朱:御父上のトリトンさんはどう考えてるんでしょう~。
黄:力関係で言えばアテナが上だから、泣き寝入りと予想するんだよぉ。
天:偉ければ多少の過ちは有耶無耶になるということなら、
公正な裁きが如何に難しいかと思わされますね。
結局、アテナとパラスが何で武具を持ち出す程の大喧嘩に至ったかは、良く分かりませんでした。生涯未婚を誓っているアテナに、パラスが結婚すると言い出したとか妄想すると、色々な可能性が湧いてくる気もします。
2022
海月と呼ばれる生物が居ます。クラゲと読みます。御存知の通り、海中に漂う半透明の生き物です。円形の種が多く、海に浮かぶ姿がまるで満月のようということで字が当てられました。一方で、カイゲツと発音することもあります。これはクラゲの異称になりますが、海に映った月も意味するので、文脈から察しないといけないようです。クラゲは自力でそれなりに動けますし、捕食もするので分類上はれっきとした動物です。しかし、我々脊椎動物からすると、かなり奇異な生態をしています。まず脳と心臓がありません。なんなら血液と血管すら持ち合わせていません。神経の反射だけで活動し、栄養も運動に依る水流で行き渡らせます。人間との関係はといえば、海に入ると刺してくる厄介なやつというのが最初に来るでしょう。エチゼンクラゲのように巨大なのも少なくないので、漁の邪魔になるという部分は外すことが出来ないやも知れません。東洋では古来より塩漬けにして食す地域も多かったようですが、害の方が大きいという認識が主流になりそうです。ふわふわふよふよとした様は愛らしく、観賞用とするケースもありますが、人類史から見れば極めて最近の話のようです。なにせ温度を調節し、水を循環させ、餌となるプランクトンを供給しないといけない訳ですから。技術が発達した現代でも高難度に分類されるらしく、軽い気持ちで手出し出来ない雰囲気がありますね。
(・ω・) 英語ではジェリーフィッシュだけど、フィッシュの範囲が広すぎると思う
【所詮ゼウスの娘だぞで封殺できそうだ】
黄:アテナといえば、メデューサの逸話は外せないんだよぉ。
朱:どんなエピソードなんですか~。
黄:とある三姉妹の末っ子でキレイな髪が自慢だったんだけど、
『アテナより美しい』と吹聴したらキレられて化け物にされたんだよぉ。
朱:ちょっと器が小さくありませんかね~。
天:どのように擁護するのか、アルテミスさんの見解を伺いたいところです。
【一連の行動を姉達が後悔してるかは定かでない】
黄:姉二人が猛抗議したら、まとめて変化させられるんだよぉ。
天:頭から蛇が生えていることで知られる、ゴルゴンという怪物です。
朱:とばっちり以外の表現が出てきません~。
天:ケンカを売る相手は選ばなければいけないと教えてくれます。
朱:メデューサさんがとんでもなく高飛車な性格だったと補完しても、
功罪が釣り合ってるとは言い難くなってきました~。
【ここまでやりたい放題でこそオリンポス十二神と言える】
黄:更に、目が合うと石と化す力まで付与されたんだよぉ。
天:それもあって、後に英雄ペルセウスに首を撥ねられます。
黄:この旅に、アテナ自身も同行したとされてるんだよぉ。
天:生首となった後も石化能力は失われず、
己の盾であるイージスに嵌め込んで強化したとか。
朱:弁護は、どうやっても無理ということだけは理解しました~。
【道端の石に蹴躓いてマジギレすることも稀だろう】
ア:お姉様は、最も美しいとされるアフロディテ様に張り合う程の自信家ですもの。
侮辱されたら、お怒りになるのは当然ですわ。
朱:女の戦いは恐ろしいです~。
天:アルテミスさんだったら、笑って流しそうなところはあります。
黄:但し相手が女性であれば、なんだよぉ。
朱:男の方でしたら存在自体を軽く扱いますから、
大事にはならない感じがしますけどね~。
メデューサの髪云々は異説で、アテナの神殿でポセイドンと浮気したから怒りに触れたというのもあります。いずれにしてもここまでの罰を受けないといけない罪かと言われると、首を傾げてしまうんですけどね。
2022
カリギュラ効果と呼ばれるものがあります。カリギュラというと、ローマ帝国第3代皇帝、ガイウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスの俗称として知られています。彼は甥であるネロと共に、横暴にして残虐な為政者であったということになっています。2000年も前のことなので、実際にどうであったかは諸説入り乱れていますが。そしてこの場合のカリギュラは、1980年に公開された映画のタイトルです。題材として彼を使用しているのですが、その内容があまりに過激でした。一般向けにカテゴライズされていたものの、上映を差し止める地域が出てきます。しかしその規制がむしろ興味をそそり、話題を呼ぶ結果となりました。このことから、禁止されるとやりたくなる心の動きをカリギュラ効果と称するようになったのです。但し、これは日本だけの使い方とされています。人間なんて天邪鬼なもので、やるなと強く言われれば反発しますし、販売中止になってから買い求めようともします。こういった心理を応用して、需要を生み出そうとする企業も出てきます。無い物ねだりをやめれば、この手のことに踊らされることは減るでしょう。しかし色々な変革も止まってしまう気がするので痛し痒しというやつですね。
(・ω・) 二度と手に入らないと言われると、興味が増幅されるのは恐ろしいことだ
【生物学的にそれで済ませていい範疇なのだろうか】
ア:フクロウは、お姉様の象徴とも言える存在ですの。
朱:そこのところは、詳しくお願いします~。
黄:鳥に反応し過ぎなんだよぉ。
天:そういえば、鳥類扱いでしたっけ。
黄:地球の生態系から外れてるから忘れそうになるんだよぉ。
朱:大抵のことは突然変異という便利フレーズで解決すると、
どなたかが言っていた気がするので差し障りはありません~。
【言葉にすると安っぽくなる問題は避けて通れない】
黄:アテナは知恵の女神としても名が知られてるけど、
智者であるフクロウのイメージと結びついたって聞いたんだよぉ。
朱:森の賢者さんとされてますものね~。
ア:そう、実はお姉様ってば賢いのですわ。
天:その言い方は、アホの子を取り繕うものでは。
朱:やれば出来ると言われ続けている私としては、
考えさせられるものがあります~。
【戦闘狂のアレスさんとは比較されがちな関係である】
ア:同時に、芸術と工芸を司ってもいますの。
天:守護女神ですから、都市を平穏にし、
社会を育む役割を担っている故と推察します。
朱:玄武さんと、どこで差がついたんでしょう~。
黄:必要があれば反撃してぶちのめすのはでかいんだよぉ。
天:殻に籠もってやり過ごすのが是とされるのなら、
私も日本随一のヒッキーとイジられることは無かったはずです。
【印象には残るから成功してるとも言える】
朱:美人さんで、強く、賢く、文化への造詣も深いって、
設定がおかしなことになってませんかね~。
天:客観的に見て、盛り過ぎです。
黄:その分をトチ狂った行動で薄めるのがギリシャ神話なんだよぉ。
朱:ゼウスさんの破天荒さには、そういった意味があったんですか~。
天:本音を言わせてもらえば異様性が際立つだけに思えるのですけど、
追求するのも野暮ということで目を逸らしておきます。
アテナのシンボルアニマルとして、蛇も挙げられることが多いようです。ずる賢いという印象が強いですけど、ギリシャ神話的には好印象なのかも知れませんね。
2022
トタン板と呼ばれる建材があります。薄い鉄板に亜鉛メッキを施したものの総称です。亜鉛はポルトガル語でtutanagaになり、これが語源である説が有力視されています。日本では波型が多く、外壁や屋根に用いる印象が強いかと思われます。一見するとペラペラで頼りない印象があったりしますが、腐食に対しては鉄そのものより遥かに強い耐性を持っています。しかし、金属としての酸化しやすさでいうと、鉄より亜鉛の方が上です。亜鉛が大気に晒されると化学反応を起こしますが、それが皮膜となって全体への侵食を防ぐというのが、錆びが目立たない理由です。梅雨から夏に掛けて高温多湿が続くこの国に向いているとも言えます。一方、ブリキと呼ばれる加工金属があります。こちらは鉄に錫(スズ)をメッキしています。錫は鉄より錆びにくいので単純なガードとしては良いのですが、引っ掛けたりして表面が削られると話が変わります。傷口に水が付くとイオン化傾向の関係で先に鉄の方が溶け出してしまうのです。なので過酷な環境に無いオモチャや缶詰の裏側で使用されるようになりました。いつものことながら、先人達の工夫と知恵には、頭が下がる思いなのです。
(・ω・) その上で、やらかしが多いってのも紛れもない事実だけど
【日本に太刀打ちできる逸材は居るんだろうか】
ア:まず、お姉様の生い立ちから行きますわ。
黄:アテナは、ゼウスの最初の子供って説は聞いたことあるんだよぉ。
朱:重要な立ち位置っぽさを感じます~。
ア:母であるメーティス様が身籠っている時、
『男子であれば父親を超える』と予言されて母子共に殺されかけましたの。
黄:相変わらずの、最低親父なんだよぉ。
朱:その手の選手権があれば優勝候補の一角ですけど、
世界の神話はぶっ飛んだのが多いですからどう転ぶか分かりません~。
【母親がメーティスでなければセーフという解釈らしい】
ア:父自身がわたくしの祖父に当たる方から最高神の座を奪ったので、
警戒していたのはあると思いますわね。
黄:そのくせ子沢山なんだから、アホとしか言えないんだよぉ。
天:キリが無いと気付いちゃったんじゃないですか。
ア:是非はともかくとしまして、今のところ脅かす子は出ていませんの。
黄:伊邪那岐は忘れ形見である天照に託して引退したというのに、
権力にしがみつく哀れさを感じなくも無いんだよぉ。
【描写次第でコミカルっぽくも出来そう】
ア:命の危機を乗り越えたお姉様は、父の頭から生まれましたわ。
朱:両目と鼻から誕生した三貴子さんに似てます~。
ア:頭痛がすると斧でカチ割ったら、
完全武装した大人の姿で出てきたと言われてますの。
朱:想像していたよりスプラッタでした~。
天:ここまで荒唐無稽でツッコミどころ満載だと、
ナンセンスギャグに分類するのが妥当に思えてきますね。
【男児だったら簒奪されるってそういうことだったのか】
ア:その後は、長子として愛されたと聞いていますわ。
朱:経緯を考えると、納得がいきません~。
黄:実際に誕生したら手の平を返す男親は多いんだよぉ。
天:頭部が欠けている状態で、
武具を纏ったのと争いたくないというのもありそうですけど。
黄:或いは、そこでゼウスの息の根を止めていたら、
あっちはもう少し平和になってたかも知れないんだよぉ。
ギリシャ神話の最高神はウラノス、クロノス、ゼウスと3代ですが、全て男の神様です。更に4代目候補とされたザグレウスなんて少年神も居たので、そもそも女神に継承する権利が無い可能性はあります。