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 三行半という言葉があります。ミクダリハンと読みます。元は江戸時代、夫から妻や、その家族に向けて渡される離縁状を意味しました。文章の列という使い方での行に換算して、三つと半分くらいに収まることから名付けられたとされています。内容は離婚の確認と、再婚の許可です。夫側の都合で別れることになったので嫁さんは悪くないですよというのが書かれていたのだとか。これは庶民の慣習で、武士階級は別の手続きがされていたようです。転じて、関係を断つこと全般に用いられるようになります。用法としては、三行半を突きつける、或いは三行半を叩きつける、辺りが一般的です。書状であったことを考えると、三行半を言い渡す、なんかは少しズレている感じがあります。なんにしても、かなり強めの拒否表現ですので、手渡されることのない人生の方が平穏であることは間違いなさげです。

(・ω・) 見栄で、こっちから三行半したと言い張る人も居るよね

【天使と悪魔がズブズブなのが見え隠れするからじゃ】
マ:せやったら、悪魔の使い魔になるいうんはどないや。
朱:黒猫さんとか、毛色の濃い方しか仕事が無さそうですけど~。
マ:白地が多いんはイメージに合わへんな。
メ:そっちは、天使サイドで働いてもらう。
朱:それは良い提案ですね~。
黄:対象が増えて実に素晴らしい申し出のはずなのに、
 何故か腑に落ちないのが不思議なんだよぉ。


【こいつらを超える巨大な何かが襲ってきたら共闘するレベル】
猫:みゃーご。
朱:『双方で待遇に格差はねーだろうな。
   うちは情報共有してるから、揉めるのは御免だぜ』と仰ってますね~。
黄:ますます談合っぽくなってるんだよぉ。
マ:血みどろの抗争始めてもたら共倒れになるからしゃーないで。
メ:第三者に掻っ攫われるくらいなら、適当なところで折り合わせる。
黄:天使と悪魔が対立して長いけど、
 いつになっても決着しない理由をまざまざと見せ付けられたんだよぉ。


【紐的なものがあったらとりあえず飛び掛かるを忘れてるぞ】
亜:そりゃ、猫の手も借りたいくらい忙しいけどさ。
  猫ってボルト留めとか出来たっけ。
黄:何、普通に助手として雇おうとしてるんだよぉ。
朱:適性を無視するにも程がありますよ~。
亜:物を掴めない、飽きっぽい、抜け毛が油に絡みつく、
 って並べてみたら、向いてる部分が一つも無いかも。
黄:猿やカラス辺りはともかくとして、
 猫が道具を使用した事例をあんま聞かないのも納得なんだよぉ。


【観察するだけなら猫カフェ辺りで充分な気もする】
猫:なーぎゃ。
朱:『障子の穴開けと柱の研磨を応用した技術なら任せとけ』ですって~。
亜:もはや、役に立たないことを隠そうともしてない。
黄:猫を飼う上で、これを許容できるかは重要なポイントなんだよぉ。
亜:別に同居したいって訳でも無いんだけどなぁ。
  あ、でも猫の思考アルゴリズムは謎が多すぎて解明してみたいかも。
黄:理解し難い行動はちょいちょい見掛けるんだよぉ。
朱:実験動物扱いは、さすがに拒否されると思いますよ~。

 腑に落ちないと書こうとしたら、ふにふに、と予測変換が出るのはどうなってるんだと思わなくもありません。お前が普段から書いてることだろと言われると、全くもってその通りではあるんですけどね。
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 蒙古斑と呼ばれるものがあります。モウコハンと読みます。乳幼児の臀部から背中に掛けて発生する青あざの様なものの総称です。大半は幼児期を終えると自然に消失します。日本語で経験不足の若者を、ケツが青い、青二才などと表現するのはこれが由来とされています。語源は、かつてベルツという医師が、蒙古斑はモンゴロイド(黄色人種)特有のものだとしたことにあります。御存知の通り、蒙古とはモンゴルの異称です。実際、東アジアからアメリカ先住民などに良く見られ、コーカソイド(白色人種)ではレアです。ですがネグロイド(黒色人種)にも高確率で確認されるらしいので、時代的に知見不足だった名残とも言えるでしょう。極稀に成人しても残るケースもあるそうですが、身体的健康に直接の影響を及ぼすものではありません。しかし見た目が気になる場合は、治療を勧められることもあるようです。ともあれ、こういった事情を考えると西洋系ファンタジーでは関連語を使うのを躊躇いたくなりますが、その世界では白人っぽい人種にも出るんだよと言い切る寛容さも肝要です。

(・ω・) ちなみに当時の西洋人は、虐待の痕跡だと誤認したとか

【そう考えると貴族のサロン的な立ち位置の気すらしてくる】
朱:こういう時は、色々な方に聞いてみるのが良いんじゃないでしょうか~。
黄:ヒント集めは大事なんだよぉ。
猫:うにゃーご。
朱:『下手に借りを作るのは性に合わないから、
 ちゃんと謝礼は支払うぜ』と主張してますが~。
黄:かつてここでの会話に金銭の遣り取りが発生したことがあったかと、
 つい記憶の糸を手繰り寄せてしまったんだよぉ。


【誰もが自活できる程の収入を得られる訳でもないし】
白:話は分かったけど、そもそもそこらの猫が金を稼いでどうすんのさ。
猫:なーぎゃ。
朱:『良い飼い主に当たったんなら問題は無いが、
 いざって時に独立できる気概を持つに越したことはない』だそうです~。
黄:家族の経済力に依存するのは危険みたいな話になってるんだよぉ。
白:正論なんだろうけど、そこいらは考えないことにしてる人も多いしなぁ。


【初期投資を抑えられてダメなら撤退もしやすい】
白:お約束なところで、サーカス的な興行とかどうだろ。
黄:運動神経が良い子にオススメなんだよぉ。
猫:みゃーぎゃー。
朱:『悪くは無いが、猫は小さくて見えづらいからな』ですって~。
黄:結局は動画のアップがメインになりそうなんだよぉ。
白:今の世の中、それが手っ取り早いってのは間違いない。


【四神が副業可能なら明日からでも実行しそう】
白:給料増えるなら、私がやりたいくらいだけど。
猫:なーぐぉ。
朱:『団長として雇ってやっても良いぜ』と提案してます~。
黄:まさかの引き抜きなんだよぉ。
朱:虎さんに率いられる猫さん軍団は、それだけで人気が出そうです~。
黄:絵面としてはカルガモの親子っぽくてあざといけど、
 それだけに需要があるのは確かなんだよぉ。

 白猫の鳴き声が同じ話の中では被らないようにしているのですが、日に日におざなりになってる気がしてなりません。大事なのは朱雀の意訳と言えばそれまでではあるんですけど、これで良いのかと思わなくも無いのです。

 吸血鬼と呼ばれる怪物が居ます。英語ではvampireと表記され、バンパイアの名前も浸透しています。文字通り、血を吸う人外の存在で、和訳が誕生したのは明治期とされています。それ以前にもvampireという単語は入ってきていたようですが、当初は蛭と訳されていたのだとか。ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』が知名度を上げた一因ではありますが、西欧では刊行される百年以上前から取り沙汰されていました。その大きな要因となったのがペーター・プロゴヨヴィッチとアルノルト・パウル、二人の事例です。ペーターはセルビアの農民でしたが死亡し、埋葬されました。しかしその後、一週間の内に九名を殺害したという記録が残っているのです。被害者が死に至ったのは、彼が血を吸った結果ともされています。更に二ヶ月以上が経ってから教会の立ち会いで遺体の検分がされましたが、腐敗が全く進んでおらず、むしろ代謝が止まっていないという結論となりました。アルノルトにも似たような現象が起こり、人に非ざる者の怪異として、広範囲で大論争になりました。これが吸血鬼伝説の雛形となったのだそうです。そこに串刺し公として知られるヴラド三世のイメージなどを盛り込み、創作界隈での定番となりました。十字架、ニンニク、杭、日光など、弱点が多すぎるとネタにされますが、訳の分からないものへの対抗手段が無いと人心が落ち着かないことの裏返しなのかも知れませんね。

(・ω・) 折角だから権威付けに利用してやろうくらいの貪欲さは重要である

【事務上の手違いで入れる器を間違えた説すらある】
猫:みゃーにゃー。
朱:『世界経済が激しく動く前に、新事業を展開したい』んだそうです~。
黄:猫の派遣業が安定してる癖に貪欲なんだよぉ。
猫:うるにゃーご。
朱:『儲かって余裕のある時期にやるのは、むしろ基本だ』と言ってますけど~。
黄:本当、なんでこいつ猫として生まれてきてしまったのか、
 そこら辺の役所仕事も適当なのが伺えるんだよぉ。


【猫ほどの個人主義者も珍しいはずなんですけど】
黄:具体的に、どんなことをやりたいんだよぉ。
猫:みぅにゅー。
朱:『雇用を創出し、社会的意義があって、
 利益になるんであれば特に拘りは無い』ですって~。
黄:志の高さがヤバいんだよぉ。
朱:昨今の、自分第一な方々に聞かせてあげたいくらいですね~。


【忘れがちだけど大中華の主要幹部なのですよ】
朱:何と言っても、猫関係のコネクションを有効活用すべきでしょう~。
黄:動員力が半端ないのは認めざるを得ないんだよぉ。
猫:みぃうみゃー。
朱:『愛玩系の業務に向かないやつにも仕事を与えないとな』らしいです~。
黄:経営者の鑑なんだよぉ。
朱:ここまで来ると私の耳にも痛いはずなんですが、
 別の世界のお話のようで実感が湧きません~。


【あまりに生々しいとドン引きするのが人の習性だし】
黄:とはいえ、猫に出来る仕事ってのがピンと来ないんだよぉ。
朱:食う寝る散歩が本業みたいなところありますものね~。
黄:配信でもすれば小遣い稼ぎくらいは出来そうなんだよぉ。
猫:うみーにぃー。
朱:『寮みたいなもんを作ってひたすら流せば、
 運営費くらいはなんとかなるかも知れんな』って言ってます~。
黄:人間でやると揉め事ばっかり起こしそうなのに、
 猫だと微笑ましいものとして見られそうなのがモヤモヤするんだよぉ。

 リアルワールドはわちゃわちゃしすぎて、商機なんだか、耐える時期なんだか良く分かりません。黄龍ちゃん世界もそれは変わらないのかも知れませんが、思考のスパンがやたらと長いので多少の変事くらいにしか考えていない可能性はあります。

 ボーンヘッドという言葉があります。英語のboneheadをそのまま輸入したものです。間抜けや愚か者といったニュアンスで、注意不足に依るやらかしといった使われ方が多くされます。骨の頭で、なんでこういった意味になるかというと、骨だけの頭部で脳がまともに詰まってない、からだそうです。脳味噌まで筋肉で脳筋という俗語の親戚と言えるでしょうか。少なくても、人の思考や判断の大半が脳に由来するものだというのが世間に浸透していないと確立されない用法です。西洋は知りませんが、東洋では長らく心臓も大きく関わっていると考えられていた訳ですし、歴史的には浅めだと推察されます。日本ではスポーツ、特に野球での凡ミスに対して用いられることがあったのですが、若い世代には通じないかも知れません。微妙に長い単語を忌避するのは、日本人の習性な気もしてきますね。

(・ω・) ボンヘと略すと、ボンバーヘッドが優先されるもんな

【アップデートで壊滅的になるソフトの例で反論しよう】
真:お姉様に勝つこと自体に障壁は無いですけど、
 加減をしないと拗ねられるから面倒なのはあるですぅ。
朱:ナチュラルに見下してますね~。
黄:一説には演算能力で十倍くらい差があるらしいんだよぉ。
玄:表面的な数字に縛られるとは、黄龍さんも見識が足りません。
黄:プログラムとかで効率的に処理できるのかも知れないけど、
 真武が後継機なことを考えると、大幅な差はつかなさそうなんだよぉ。


【かつての黄龍はそうだったんだろうけど何故か説得力が無い】
朱:兄弟姉妹で才能が違いすぎると、こじらせやすいんでしょうね~。
黄:生きた見本が月読みたいなところがあるんだよぉ。
月:何を語っても矢が飛んでくるな。
白:私達みたいに、大差ないのが平和なのかも。
窮:と、お姉ちゃんに思わせるのが円満の秘訣ってやつで。
黄:ドラ猫二号の戯言はともかくとして、
 力を大っぴらにすると関係がややこしくなる部分はあるんだよぉ。


【月読と玄武辺りはガチっぽくなかったですかね】
朱:それでは、総評をお願いします~。
ア:姉も妹も、最高に素晴らしいという感想しかありませんわ。
黄:ひでー茶番だったんだよぉ。
天:私達は何の為に戦っていたのでしょう。
白:戦争映画の締めみたいな台詞を聞いた。
真:こうなることを予想できなかった輩は、
 社会生活を送る上で深刻な問題を抱えていると言わざるを得ねぇですぅ。


【積極的に三枚目を演じておけば傷付く恐れは少ないんだ】
月:まあ、月が太陽と互角であったと思えば大健闘であろう。
黄:前向きなようでいて、微妙に残念な考え方なんだよぉ。
玄:何とも言い難い選挙結果の見出しで用いるやつですね。
窮:精神的に、そして対外的に負けを認めたくない訳か。
月:終わったはずなのに集中砲火ってどういうことだ。
朱:ある意味で美味しいですし、勝者と言えなくもありませんよ~。
黄:世界を動かしているのは道化だと思い込んでおけば、
 それこそ心を安定させられるというものなんだよぉ。

 真武が玄武を何て呼んでたか思い出せないので調べてみるハメになりました。なんと『お姉様』という言葉を発したのは五年以上は前だというのが発覚し、そりゃ記憶に無いよと妙に納得してしまいましたよ。

 本将棋には、反則負けになる行為が幾つかあります。劣勢だからといってちゃぶ台返ししたり、こっそりと駒を動かしたりというのも含まれるのでしょうけど、そういうことではありません。あくまで、指す上でやってはいけないルールの話です。有名所には、二歩があります。マス目を縦軸で見た時、同列に味方の歩兵を二つ置いてはいけないというものです。これは飛車がある列に歩兵を幾らでも並べられてしまうと、攻守ともに大味になってしまいゲームバランスが崩壊してしまうことが根拠なのだそうです。他にも、指定されていない駒の動かし方をしたり、連続で二手指してしまうなどがありますが、これらは分かりやすいでしょう。そして王手放置も、やってはいけない事柄なのだとか。将棋という遊戯の目的は玉将(王将)を奪うことなので、次のターンに取られてしまう状態である王手が掛けられたら、逃げるなり防御するなりしないといけません。これは義務です。放ったらかして玉将を取られてしまったら、ゲームに負けたのではなく反則負けの扱いになるのだと最近知りました。プロ棋士でも僅かながら前例があり、考えすぎると大前提が抜け落ちてやらかすのは何の業界でも変わらないんだと思わされます。

(・ω・) やっぱ業界じゃ、引退するまでイジられ続けたんだろうな

【割と最近の話っぽいし着る前に気付きそうなもんだが】
朱:姉妹と言えば、衣服の貸し借りを良くするそうですが~。
月:体格とセンスが合えばな!
黄:何をいきり立ってるんだよぉ。
月:姉さんの服を拝借した時にダボダボ過ぎて、
 『背が伸びると大きめの制服を買った学生みたい』と言われたことは忘れない。
黄:完全なる逆恨みなんだよぉ。
朱:この方、本当に日本でも屈指の高位神なのかが疑わしいですよね~。


【こういった時に人望とやらが如実に出るな】
朱:逆に天照さんが月読さんのを着たらどうなるんでしょう~。
月:私が姉さんに貸すと思うか。
  下手なことをされないよう、厳重な管理下に置いている。
黄:この潔いまでの自分本位っぷりなんだよぉ。
月:着用する以外の目的で使いかねない方にも問題がある。
朱:それが事実であるかはともかくとしまして、
 可能性を感じさせるだけでアウトですね~。


【既に敵対しきれてないのが漏れ出てませんか】
玄:それにしましても、師匠とこういった形で相対することになるとは。
朱:そういえば御二方は不遇同盟的な意味での師弟ですが、
 月読さんは妹で玄武さんは姉でした~。
黄:心の底から、どうでも良いんだよぉ。
月:バトルものっぽくてテンション上がりまくるのが普通だよな。
玄:この浪漫が分からぬとは、黄龍さんには少しばかり失望しました。


【戦記物で頻出する出世と保身しか興味が無いタイプだ】
玄:姉サイドが勝った暁には、私を師と崇めてもらう道もあるでしょうか。
月:まさかこんなリスクがあろうとは。
黄:そりゃ、前線に立てば傷を負う危険は付いて回るんだよぉ。
月:私の理想は、何があっても破壊されないシェルター本部で、
 参謀に無茶振りをして戦果だけ頂く立ち位置だ。
黄:最低の司令官なんだよぉ。
朱:発想がこれだから、のし上がる機会を失い続けてきたんでしょうね~。

 天照、月読、須佐之男は、日本人の国民性とでも言うべき根性無し、マニア、イキり癖を分配したところがありました。しかし月読のチンピラ感が増してしまった為に須佐之男の役割が減ってしまったような気がしてなりません。


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