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 民主党の見事とも言える自爆で、無党派層がガシガシ増殖中の模様です。この民主党を見限った層が、どれくらい民主党を嫌いなのかが、参議院選を決する重要な要素になるような気がします。それでも自民よりはと、民主に入れる層が多いのか、民主に入れるくらいなら自民に入れるのか、或いは、他党に流れるのか、選挙にさえ行かないのか。現段階では何処も決め手に欠ける状況なんですかね。

( ・ω・) まあ、政治思想をちゃんと持ってるなら、無党派自体は悪く無いとも言えますよね

「結局、ネクロゴンドの中でも、裾野の部分を探りながら奴らを鍛えるしかねぇんだろうよ。
 ちっ。徹底的に調べてやるつもりだったってのに、出鼻をくじかれたな」
「クレインって、何だかんだで面倒見が良いんだね。
 折角だから、僕に魔法と剣術も教えてくれない?」
「そこまで手が回るか!」
 えー、名目上、弟子ってことになったんだから、そのくらいしてくれても良いじゃない。
「あ、そう言えば聞く機会が無かったんだけど、クレインってダーマ的にレベル幾つなの?」
 強さの目安にしかならないとは言っても、気にならないと言えば嘘になるからしょうがないよね。
「魔法使いで三十八、戦士で二十二だが、それがどうした」
「……」
 こ、心が涙を流しそうだなんてことは、無いんだからね!
 ってか、魔法使いがそろそろ神域に差し掛かってるとか、分かってたつもりだけどやっぱり凄い人なんだなぁ。人間的には全く尊敬出来ないけど。
「そういうてめぇは……そうさなぁ。あのメラを見る限り、魔法使いで二十前後ってとこか。戦士はその三分の一として……勇者レベルは五に満たないくらいかねぇ」
 う、何、スキャニングもしてないのにその的確な判断能力。
「もしかして、七大老の後釜狙ってない?」
「ねぇよ」
 たしかに、宮廷魔術師さえドロドロしてて面倒とか言い出すクレインに、権力の巣窟であるダーマの幹部は無理かも知れないね。
「ま、所詮は参考程度の数値だからな。てめぇの魔法使いとしての才は、俺が保証してやるよ。
 そこから何処まで伸びるかまでは、知ったこっちゃねぇけどな」
 何だろう。第一印象が最悪で、言葉遣いが乱暴な反動か、クレインが凄く良い人に見えるんだけど。

 

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 中国の、いわゆる春秋戦国時代に、覇者というシステムがありました。平たく言うと、有力な勢力が諸侯を集めて、『いざって時はてめーらを守ってやるから、貢ぎ物を寄越しやがれ』というものです。
 ん? これってつまり、今の日本なんかとアメリカの関係と殆ど一緒じゃないのか?

( ・ω・) 人類、やっぱり殆ど進歩してない説が濃厚に

「やっぱり、クレインには一緒に来て欲しいけど、個人の意見は尊重しないとね」
「体の良い厄介払いだろうが!」
 流石はクレイン。僕が言いたかったことを、一言で纏めてくれたよ。
「じゃ、そういうことで。僕達は自分の部屋に帰るから。
 今後の身の振り方については、じっくり話しあってね」
「あ、逃げんな、コラ!」
 只でさえ混沌として訳が分からなくなってきてたのに、これ以上、引っ掻き回されちゃ溜まんない。
 ここは一時戦線離脱という名目で、距離を置かせて貰おうと思うんだ。

「あ、クレイン、おはよう。清々しい朝だねぇ」
 翌朝、相も変わらずお酒が残らない僕に対して、クレインは下手な二日酔い以上に疲弊しきっていた。
「てめぇ……良く俺の前に面ぁ出せたもんだな」
 生まれた時から勇者の息子なもんで、ある意味、打たれ強さは鍛えられてるよ。
「それで、どう纏まったの?」
「ネクロゴンドには行く。が、あいつらは置き去りにする」
「成程」
「ってのを真っ先に思い付いたんだが、よくよく考えてみりゃぁ、行き先がバレてんだから後を追ってくるだろうな」
「かもね」
「あいつらの強さで、生き延びられると思うか?」
 う、うーん。あんまはっきり言うのははばかられるけど、ダーマ準拠で一人前にもなってないとなると厳しいかも知れないなぁ。
「第二の方策として、てめぇらの乗ってきたっていう船に押し付けるってのがあるんだが――」
「何、その僕達の意志をきっぱり無視した発想」
「これも考えてみりゃ、あいつらが逃げ出しゃそれまでだって気付いて諦めた」
 僕達を気遣った訳じゃないっていうのが果てしなくクレインらしい。

 

 横綱朝青龍が各界から弾かれるようにして引退を余儀なくされましたが、まあ、個人的な見解としては只の外国人排斥なのかなぁと。王選手の55HRを破らせない為に敬遠を指示した若菜元コーチ以来、日本のスポーツ界に、そういう真っ当な精神は求めなくなりました。けっ、何が伝統だよ。道を守りたいなら、華道や茶道みたいに、流儀を作って閉鎖的にやりやがれ。NHKで全試合中継して、優勝者を賞賛しておいて、尚且つ伝統を守るなんてことは不可能なんだよ。エンターテイメントである以上、朝青龍くらい強くて人気があって、でも素行に問題がある異端児が現れんのはしょうがないだろうが。

( ・ω・) つーか、日本の国技って、野球だと思ってるんだけどなぁ

「うん、でもクレインってこの中で一番強いのは間違いないけど、さっくり死にそうな意味でも一番だよね」
「てめぇも敵か!」
 あ、分かった。更に、この中で一番、いじりがいのある性格してるんだ。
「クレイン。何処かで悟らないと、結婚どころか人間関係構築も無理だと思うよ」
「その、捨てられた子犬を憐れむような目はなんだ!?」
 いや、何ていうか、境遇を理解しちゃった以上、同情せざるを得ないって言うかさ。
「何にせよ、これはお嬢様としての命令。拒否権などあるはずがない」
「お嬢様なら、それ相応の態度をとりやがれ!」
「姉さん、お嬢様って、何?」
「……」
 あーあ。ついに触れちゃった。まあ、うまく誤魔化す手段も思い浮かばないし、考えてみれば僕は無関係な訳だし、静観するしか無いよね。
「聞いて驚けリオール。私達は何と、かの大賢者メロニーヤ様の、実の子供である可能性が濃厚となった」
「冗談は、笑えてこそ冗談なのだと思うんだけど」
 リオール君の反応は、至極真っ当な物だとは思うんだよね。
「たしかに、今は状況証拠しか無いやも知れぬ。しかし、近い将来、法的にも親子となり、財産を全て手に入れるとここに誓おう」
「すげぇ殴りてぇ。つーか、女じゃなきゃ、間違いなく殴ってるな」
 あれ、シャンパーニの塔で、シスのこと気絶させてたよね?
 もしかして、シスって女として数に入ってないのかな。
「そして、僕のことも、そんな目で見てたんだね?」
「てめぇは一体、何を言ってやがる」
 ゴメン。自分でもちょっと、悪乗りが過ぎたって思うよ。

 五行聖獣の知名度をざっくばらんに表すと、
 青龍≧白虎>朱雀>>>(色々と残念な壁)>>>玄武>>(四神の壁)>>麒麟>>>(現役の壁)>>>黄龍
 くらいだと思うのですが、どうしてこうなったんでしょうねぇ。青龍と黄龍なんて、色しか違わないのに。まあ、四神は平安京や江戸でも考慮されたらしいんで、四神と中央の壁は分からないでもないんですが。でも、じゃあ、玄武さんは何でこんな悲しいことになったのかと、色々と考えさせられます。

( ・ω・) そんな黄龍が主役な作品は、多分、『それゆけ黄龍ちゃん!』だけ

「!」
 言葉の意味を、理解しかねた。
「何……それ」
 何しろ、時代が時代だ。滅ぼされた町の話は幾つも聞いたことがある。だけど実際に目の当たりにしたことがない為に、声がうわずってしまう。
「まあ、私も、見た訳じゃないから、それとグリーンオーブに繋がりがあるかどうかは何とも」
 それもたしかに、道理だ。少し、ここを足掛かりに、情報収集してみるしか無いかな。
「ネクロゴンド、か」
「クレインは、どうしたの?」
「俺ぁ、ちょっくら、探りを入れに行くことにするかね」
「ネクロゴンドに?」
 繰り返すまでもなく、ネクロゴンドは魔王バラモス城直下の、いわばお膝元だ。徘徊する魔物もそれに見合った強さを持っているはずだから、僕としては真っ先に後回しにしたんだけど――。
「心配すんなよ。俺ぁ、バラモス以外だったら、大抵の魔物にゃ、負けやしねぇよ」
「べ、別に、心配なんてしてないんだから!」
「……んだぁ、それ?」
「アクアさん監修、正しいツンデレさん講座のたまもの」
「相変わらず、ロクなことしねぇアマだな……」
 その件に関しましては、リーダーとしてノーコメントを貫かせて頂きます。
「もう少し声を震わせて、視線を外すと尚良しですの」
 しまった! ノリでやっちゃったけど、これは本筋の話が進まない流れだ!
「ふむ。ネクロゴンド」
 あれ、シルビーさんはどうしたの?
「これで私達の次の目的地も、ネクロゴンドと定まった」
「はぁ?」
 いや、そりゃクレインじゃなくても、変な声あげちゃうよ。
「やはり、仮にも孫弟子として大師匠様が死地に赴くのを黙って見ている訳にはいかないであろう」
「勝手に殺すな!」

 

 民主党石川衆議院議員を含む、小沢氏の元秘書三明が起訴され、小沢氏の不起訴が決定しましたが、それと同時に、石川氏の離党が内定したようです。
 え、マジ。そんな露骨な尻尾切りやっちゃうの? 矛先は無くなるかも知れないけど、旧態依然の組織だって強調しちゃうんじゃないの?
 そりゃまあ、中期的に見りゃ、国民は忘れるかも知れませんが、『いざって時は平気で切り捨てる』上に、ついていく人は居ないんじゃないかなぁ。

( ・ω・) まあ、反小沢と呼ばれる人達が、本気出すやも知れないってことさ

「そ。今はお頭やってるらしいよ」
「……」
 シスの話は、いつだって予想を遥かに上回ってくるよね。
「ん、赤ってことは、レッドオーブがあるかもってこと?」
「そだね」
「あー、そういや、いつだったか、凄く綺麗な赤い宝珠を手に入れたって、自慢げな手紙がきたことあったなぁ」
「……」
 えーと、ちょっと待ってね。言いたいことを簡単に纏めるから。
「何でそんな大事なこと、今まで話さなかったの?」
 レイアムランドで話を聞いた時点で、すごーく関連がありそうな情報だよね。
「すっかり忘れてたから」
「……」
 あー、そうだった。シスは何処までも感覚の人で、僕とは根本的に頭の構造が違うんだった。
「とりあえず、御飯食べたら手紙を書いてみようか。今でもあるのかっていうのが気になるし、大きさと形で大体の見当は付くだろうから」
「それ、多分、無駄だよ。基本的に、あんま話聞いてないって言うか、質問に対して、真っ当な返事が出来るタイプじゃないから」
 シスにそっくりだなぁなんて思っちゃったけど、よくそんな人が良くお頭なんてやってるなぁと、割と本気で考えちゃったよ。
「ま、それでも一応、お願いするよ。行くとすれば世界半周の話だし、裏は出来るだけ取っておきたいから」
「りょーかい」
 さて、と。もう一つ、並行で考えなきゃならないことは、と。
「誰か、テドンってどういうところか知ってる?」
 僕は、一年前までアリアハンから出たことがない。しかも、この旅路で近付いたことがないせいもあって、この地方のことはさっぱり知らないっていうのが本当のところだ。
「言う機会を、逸していたのだけれど」
 不意に、シルビーさんが小さく手を上げた。
「その町はネクロゴンドに程近いということもあって、五、六年程前、既に滅ぼされている」

 



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