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2010

0625

 蓮舫氏が東京選挙区の改選組だと知ってふと思う。まあ、五人区だから95%くらい当選はするんでしょうけど、民主系の票が一点に集中しすぎて、もう一方が不利なんじゃ。民主1、自民1、共産1、公明1、みんな1って展開もあるやも知れません。或いは、蓮舫氏自ら、『もう一人もお願いします ><』って恥ずかしい演説をするんでしょうか。オラ、ワクワクしてきたぞ。
 比例の掘り起こしという観点では1000万有権者の東京は魅力的なのかも知れませんが、だったら始めから比例で出せば良いんじゃないかなと思ってみたり。

( ・ω・) まあ、ここまで知名度上がると、誰も思ってなかったとも言う

「安心して。痛みを感じないまま四肢を切り落としたりなんてしてないから」
「んな真似、人間に出来て溜まるか!」
 そうかなぁ。トウカ姉さんクラスなら、割とあっさりやりそうな気もするけど。
「今の僕に出来るのは、これくらいだよ」
 一陣の風が、舞い込んだ。
 ふわりとマントがたなびくと共に、チンピラ達のズボンがパラリと地面に落ちる。そう、僕は今の一撃で腰紐を切り落として、留めボタンを弾き飛ばしたんだ。
 劇なんかで良く見る演出だから一度やってみたかったんだけど、本当に出来るとは思わなかったなぁ。出来ると確信したから、身体が勝手に動いたんだろうけどさ。
「しっかし甘いよねぇ。折角だから下着の紐も切っちゃえば、晒し者に出来たのに」
 はい、シス。年頃の女の子がそんなはしたないこと言っちゃいけません。
「まだやる? まあ、次はあの子が言った様に、本当に下着までずり落とすことになると思うけど」
「ち、ちくしょー! 憶えてやがれよー!」
「大丈夫、大丈夫。あんた達が視界から消えたら、綺麗さっぱり忘れる自信があるから」
 片手でズボンを抑えつつ、不恰好に走り去ろうとするチンピラ達にそんな声を掛けておいた。あ、片一方が裾踏んで転びかけた。
「何か、昔読んだ小説だかで、毎回、特に理由もなく襲ってくる小物達が居たのを思い出したよ」
 イヅナを腰の鞘に収めつつ、そんなことを口にした。そう言えば、今のがこの剣にとっての初陣になっちゃった訳だけど、そういう意味ではどうだったんだろうね。

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2010

0624

 2010年参議院選の公示がされたとかされないとか。まあ、今回は主要9党、自民、民主、公明、国民、社民、共産、みんな、たちあがれ、改革、比例で何処も1議席は獲得しそうなので、比例は投票先を選ぶ甲斐がありそうですよね。首長連合は……マスコミ戦略で完全に遅れをとった感が。小沢前幹事長並のステルスモード。選挙でステルスは、何の意味も無いよ! 幸福実現党? そんなのありましたっけ?
 選挙区に関しては民主党の支持率が盛り返したので、面白味は無さそうです。一人区は民主と自民の一騎打ち、二人区は民主と自民が分けあい、三人区になってやっと公明党辺りが食い込めるみたいな。親民主、反民主の構造になりそうですね。小政党に民主の票が流れるのか、自民の票が流れるのかが良く分からないところが、話をややこしくしています。

( ・ω・) 正直、獲得議席予想は恥を掻くだけだからやめておこうぜ!

「それで、今日は御礼参りですか」
 はぁ、あんだけ実力差見せておいて、掛かってくるなんて、これだから程度の低い人達は困るなぁ。
 いや、僕達がバラモス倒そうとしてるのも、似た様な無謀っぷりって感じもするんだけどさ。
『マホトーン』
「んあ?」
 不意に、呪文を封じ込められた。
 な、何だ? こいつらにそんな真っ当な知性があるとは思えないし、大体、奴らより後ろから――。
「へっへっへ。昨日、てめぇにやられたのは、猪口才な強化呪文のせいよ。純粋な体力勝負なら、ガキ一人と女二人に遅れをとる俺達じゃねぇ」
 身体的な強さなら、僕よりシスやアクアさんの方が上かも知れないって言うべきかなとも思ったけど、面倒だからやめておいた。
「ま、何でも良いや。ほら、掛かってきてよ」
 世の中、話せば分かるなんて能天気なことを言う人もあるけど、僕の考えはちょっと違う。と言うか、話して分かる相手の方が少ないんだから、そういう時は力で圧倒した方が手っ取り早い。
「舐めんなよ!」
 良い剣は、場合に依ってはその持ち主よりも的確に戦いの場を心得てる様な気がした。
 僕がその空気を理解するよりも早く、僕の右手はイヅナを引き抜いていて――電光石火の様な一閃を、襲い掛かってくる二人に浴びせていた。
「……」
「……」
 時が止まったかの様な沈黙と硬直が場を支配した。
 一振りで、空間さえも変質させるような威圧感。軽々に力を誇示することすら躊躇われ、ある種の畏怖さえ覚える程だった。
「てめぇ……一体、何をしやがった」
 全身を固まらせたまま、チンピラの片割れがそう口にした。

2010

0623

 世論調査を見ると、期待する閣僚の一番人気は蓮舫氏なんだそうです。これって、逆に考えたら、誰も民主党の政策には期待してないってことなんじゃないですかね。だって、彼女は政策屋ですらない広報担当と言うか。更にぶっちゃければコンパニオン、レースクイーンと言うか、キャンギャルと言うか。ゲーム会社ですら、美人の広報使う時代に、未だに釣られる人が居るんだなぁと。

( ・ω・) ふわっとしたイメージだけで選挙は勝てるのか、一種の社会実験と化している

「ああ、そこら辺は、適当にやってくれ」
 言って、バーネットさんは中途になっていた鞘作りを再開する。
 邪魔をしてはいけないかなという建前と、どうしたものか分からない本音が交錯して、僕達はとりあえず一礼だけして、鍛冶屋バーネットを後にしたんだ。

「今更だけど、本当に貰っちゃって良かったのかな?」
 店を出て小半刻くらい町を散策した末に、本当に今更な疑問を口にした。
「いーんじゃないのー。剣なんて換金しないなら使ってナンボなんだし。
 剣の方だって、あんなじーさんより、アレクみたいな若者の方が良いって思ってるだろうしさ」
 シスって時たま、発想がオヤジ化することがあって困るよね。
「良き剣は良き鞘を選び、良き僧衣は良き僧を選ぶという言葉もありますわ。きっとイヅナも、アレクさんに出会う時を待っていたのではと思いますの」
 何かこう言われるとアクアさんがちゃんと聖職者に見える辺り、人間って不思議だよね。
「やいやいやい、てめーら」
 不意に、声を掛けられた。
「えーと、どちら様ですか?」
 声の方向を向いてみると、品の良くない青年が二名――あれ、何処かで会ったことあるっけ?
「てめぇ! ジョージの店でのされたのは昨日の話だぞ!」
「ああ、すいません。町のチンピラとか、山賊、海賊の類は、似た様なのが多すぎて、顔を憶えるのを諦めてるもので。
 ほら。頭の容量の無駄遣いじゃないですか」
「こいつ……とぼけた顔のくせに、とんでもなく口が悪いぞ」
 良く言われますけど、気にしないことにしたのです。

 

2010

0622

 菅首相曰く、『消費税が実際に上がるのは二、三年後で、その時に衆院選もやるから』らしいのですが、そこまで議論を煮詰めた状態になっていれば、衆院選の結果如何に関わらず、上げることが確定している状態の様な。そして民主党はあと三年、解散しないと明言している訳で、結局、この参議院が事実上の信任選挙ってことで、消費税が焦点ってことになりますよね。民主党は、嫌がってますけど。

( ・ω・) 大体、民主党は選挙さえ勝っちまえば、『民意』で押し切るからな!

「だが、その理屈も一理ある。何処まで行っても、俺は俺。誰かの代わりにゃ、なれねぇってことか」
 言葉が、心に突き刺さった。
 僕は勇者の代わりとして、故郷を旅立たされた。トヨ様に言われた通り、今でも尚、兄さんを越えることは難しいという引け目も感じている。それでも、僕は僕なりに勇者としてやっていくと決めたんだから、この道を歩き続けるしかない。
「『イヅナ』は、持っていきな」
「へ?」
 この、予想してない展開があると頓狂な声を漏らしてしまう癖を治したいです。
「言っただろう? てめぇと俺の好みが一致したらくれてやるってな。
 何だかんだ言って、俺の半生はそいつと一緒にあったんだ。もう、カミさんみてぇなもんだよ」
「いやいや、そんな素性だったら、簡単には受け取れませんって。しかも師匠の形見とか、何ですか、その重さ」
「くれるというのであれば、断らないのも礼儀というものですわよ」
 流石は一般的な常識を全て打ち砕く破戒僧のアクアさん。普通、ここは立場上、止める局面でしょうが。
「良いんだよ。今までの俺は、ちと師匠とイヅナに拘りすぎてた。齢六十を間近で伸び代があるとしたら、そいつらから離れたところでしか有り得ねぇ」
「な、成程」
 何となく、勢いに押されて納得した様な気分になっていた。だけど頭の中はこの剣が自分のものになるという事実で混乱していて――次の言葉を構築することが出来なかった。
「で、では、ありがたく頂戴させて頂きます。今はどういった形が適切か分かりませんので、御礼は後日ということで」
 もう完全に事態を飲みきれなくて、何を言っているかも良く分かってないよ。

 

2010

0621

 何だか、各報道機関での世論調査で、菅内閣の支持率が概ね、急落したそうです。まあ、小沢氏の参考人招致すらしない、荒井氏が訳分からない金の使い方をしている、国会閉幕が強引すぎた上、色んな法案を投げ出した、そして何の脈絡もない消費税増税提案と、複数要因ですから、あと三週間あればまだ落ちそうですけどね。
 選挙して生まれた内閣って訳じゃないので、三ヶ月のハネムーン期間は無しってことですか。50%前後って、鳩山内閣だと一月水準くらいだったような。発足二週間でここまで下げるってのも、逆に凄いことに思えてきました。

( ・ω・) こうなったら投票一週間前にまた総理を代えるしかあるまいて

「そいつぁ、俺の師匠が作ったもんだ」
「は?」
 只今、状況を整理中――。
「何て面してやがる。全部、俺が作っただなんて言った憶えはねぇぞ」
 せ、セコイ。頑固な職人がこんな引っ掛けをするだなんて、もう、誰も信じられなくなるよ。
「そいつは、『イヅナ』と言って、形見分けで貰ったもんだ。俺の職人としての半生は、そいつを超える為のものだったと言っていいだろうよ。
 だが、自信作と思っている四本の剣でさえ、遠く及ばねぇ。てめぇみたいなヒョロガキに、一発で見破られるほどにな」
「シス、そんなに違う?」
 自分の感覚を信じきれない辺り、僕ってとことん小市民だなぁって思うよ。
「聞かれなかったから言わなかったけどねー。平たく言って国宝級だと思うよ。このじーさんが悪い奴だったら、間違いなく盗もうって思うくらい」
 さらりと、酷い発言が混じったことについては聞き流すことにして。
「時たま思うんだ。一生を費やし、積み重ねてきた技工の全てを注ぎ込んでも越えられない壁がある。生きるってのは、こんなもんなのかねぇ」
 うーん。こんな重い話題を振られるとは思ってなかったから、どう返していいか分からないや。
「別にいーんじゃないの。そりゃ、市場的な価値とか、武器としての値打ちで見りゃ勝ち目無いかもしんないけどさ。じーさんにしてみれば大事な生きた証でしょ?」
 し、シスが人をフォローしてるとか、明日は天変地異でも起こるんじゃなかろうか。
「へんっ! こんな嬢ちゃんに励まされるたぁ、俺も耄碌したかね」
 弱音を漏らしておいてその言い草もどうなんだろうと思ったけど、名誉の為に黙っておいてあげようと思うんだ。

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